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ー狭間の世界ー
[目を開けると、暗闇だった。
眠りを誘うような、穏やかな闇に、意識を委ねたくなる。
目を閉じて、そのまま]
『…エドワード』
[思わず飛び起きる]
[ふと、何かの気配を感じたような気がして、振り返る]
…誰か、いるの?
[返事はあるだろうか?
どうやら、しばらくはこのまま、この場にとどまることができそうな気がするので
返事があってもなくても、ゆっくりと過ごすことにした**]
[…何故、命を賭したのか。
カスパルは気づいているだろうか。
斬撃の記憶には、一つ、ピースが足りない。
自分の身代わりに
カスパルが牙にかかるのは、なお許せなかった。]
…『狂信者』は、気質だったんだなあ…
[呟きが闇に溶けた**]
−『かわ』の向こう側−
雪だるまつくろう なんで来たの? まだ出来ることは たくさん あったはずよ…!
悔しいけれど それでも 希望はあるの…!
雪だるまつくろう
時を待とう…
[夢の中なのだろうか、それとも現実なのだろうか。
はるか遠く、おそらく自宅があったであろう方角から聞こえた気がした、懐かしい妹・アリーセの『なんで来たの?』と問うた歌声に、続きを紡ぐ。
目を開けると、自分の身体が回収されるのが見えた>>2]
…そっか…解剖でも、されるのかな…?
悲しむ人がいると、いいことなどないと…わかっていても。
…私には、これしか思い付かなかった…
ホントは、静かに来るつもりだったのにな…
[謝罪など、求めていない。
運命には抗えない、受け入れるしかない。
ならばひと暴れしてやろうと思ってしまった、新兵の行く末なのだから。]
…お疲れ様。
僕は、君の潔白を『知っている』から。
気を張らなくていいよ。
ゆっくり、していよう?
[手を差しだした。嫌がらなければ、握るだろう*]
…そうだ。ひとつだけ、聞いてもいいですか?
フィオン殿は、なぜ『知っていた』のですか?
私には、フィオン殿に敵意はないことくらいしか、わかりませんでした…
[ふと、降って沸いた疑問に、フィオンは答えてくれるだろうか。
答えがなかったとしても、知らなくていいことなのかもしれない、と自分自身を納得させて、駐屯地の行く末をゆるりと見守ることに。*]
[問われ、目を伏せ、微笑んだ。>>+11]
僕は昔、…そうだね、サシャと同じか少し若い頃。
狼化病を発症したことがあるんだ。
[何が起こったかは、いくら兵士とはいえ
年若い女性に言うのは躊躇われたので、黙っておく]
その時所属していた部隊とか、人間関係とか
いろいろあって。
発症を抑える薬の、治験者に選ばれた。
薬はよく効いてね。普通に暮らせるようになったよ。
ただ…完全には抑えきれなくて。
狼になった時の力の一部が、残ってるんだ。
僕の場合は、鼻がいい。
とはいえ、血と発症者に匂いを感じるだけ、なんだけど。
サシャからは、どちらの匂いも全くしない。
だから、君は、犯人じゃない。
[犯人を知っていることは、あえて伏せた]
…なるほど?
『人体実験』てところでしょうか。
それとも、直感のようなもの…?
[どちらも何か違う気がするが>>+11、『狼化病』と聞いて妙に納得してしまうのであった。]
『隠して生きる』ってムズカシイ…
[そんなことを言っていると、下界に弟分の姿を見つけて降りていき>>30、その銃身に身を宿す。
相手には、当然見えないのだけれど。]
おっ、いいね!
迷いを振り切った、かな…?
そう、考えちゃだめよ。
…感じるの。
…力を抜いて…
的は…標的は、どこにある?
…何もかも、今更だね…
[以心伝心、とまではいかないかもだけど。
自らの手で、自らの意思で。この選択をしなければ、おそらくやっていたであろう行動を取る。*]
[そしてドロシー中尉とカシムが話し始めると、銃身からそっと身を離す。]
これは、あなたが決めたこと…だものね。
[届くはずもない声を零し、再び空へと昇っていく。
…それにしても、このサシャという名の幽霊、落ち着きのないヤツである*]
[そんなサシャを面白そうに見守りながら
どこからともなく紅茶とチョコレートを取り出した。
霊体が飲み食いできるのかなどという
野暮なことを言ってはならない]
ふぁひりゃはらふぃふぇはい、はんほふぇんふぃはほふぇひょう!
(あちらから見えない、なんと便利なのでしょう!)
[もはや観戦者気分なのがここに。
紅茶とチョコレートとウサギりんご(※食べかけ)を囲んでいるとは誰も思うまい。シリアスどこ行った]
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