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[曇天の空で荒れ狂う海に揺られながら彼女は報告を待つ。須臾のうちに通信機から音が聞こえる。その直後、彼女は目を見開いた。]
アイヤー!?ウェルシュが殺られた本当アルネー!?
[どうやらアーヴァインの側近が彼が怪しいと勘づいてたらしい]
チッ………されど、まだ我々の協力者は居るアルヨー
そう彼女は呟くのであった。
ー病院に向かっている間にー
…殺られてはいないよ、殺られては。
[急に入った物騒な言葉に苦笑しつつ。]
病院に入っていく形になるかな。投与する予定だったものはそのまま持っているんだけど…数人人を用意してもらっていいか、見舞いの時の為に。あぁ勿論既婚者で構わない。
…やるつもりだったことは、現場で見てくれれば何となく察しそうだから此処で言うのは止めておこうかな。漏れても嫌だから。
[そう言いつつ、病院へと向かうのだった。]
ー病院へ>>*0ー
……えっ、と。重かったかな。
[ちょっとだけだけど、離れなくてはならないから。
今言えることを本気でって思ったのだ。
もし妹みたいな立ち位置だと思っていたと言われたなら…完全に否定こそしないだろうけど。年下的な可愛さがあるのも事実だから。
でも、こう。何枠みたいなものではなく。純粋に2人を好きでいたから。アリーセの想定とは少しは違ったのかもしれない。
まぁ、何にせよ。後悔させないようにするだけだと思う。]
ーアリーセと>>*1ー
口にするのって恥ずかしいんだけど。妹としてだけだったら好きだって言わないだろうな…その、女性としてだから。
[うわっ、口に出したらやっぱり恥ずかしい。でも、伝えたい何かはあって。]
どういう「枠」だとか、そんな事を決めてなんていなくて…アリーセが言っていたように、幸せを目指そうと思ったとき、それは2人共を愛する事だと思ったから。
自信をもって、と僕が言う事ではないのかもしれないけど。その…少なくとも、卑下とかはしないでほしい。
ー病院ー
[病院に到着すれば、「あれ」の様子をまずは尋ねて。怪我の状況やら何やらを取り敢えず頭にいれる。だって、僕の「治療」にはそれが必要だから。
特に銃器などを借りる事もなくかの病室へ行けばノックして。見たくもないような「それ」と対面した。顔だけは笑顔で。]
初めまして…ですね?アーヴァインさん。一応医師と言うことで見舞いを兼ねて診察しに来ました。怪我の状況とかは今見させて貰うのと、あとちょっと栄養剤打ちましょうか。
[仕事をする時と同じような、仕事用の笑顔でもって一つ一つ傷口を確認していく。聞けるならば、どの攻撃を受けたかも聞いていったが……それでも死なないのかという感想しかでない。]
これが検査用の血液採取の注射と、これが特製筋弛緩兼毒薬栄養剤です。
[注射を嫌がっているみたいだけど、動きはしないみたいだから注射自体はしやすい。手早くどちらも片付けて。]
えっと…後。僕は医術師ですから、そう名乗ることが出来るだけの魔術でもって治療しましようか。
[クスリ、笑って。アイリさんに頼んでおいた人が自分のすぐ近くにいることを確認してから詠唱を開始する。]
Я принимаю Вашу боль,Но это не будет принято
Так, чтобы Ваша боль была вылечена И я не надеюсь на такое.
[唱え終えるやいなや、全身を痛みが襲い始める。
怪我をした本人の怪我に対応する痛みだから、実際にミサイルで打たれることの痛みとは全然ちがうけれど、それでも意識は最初から遠くなりかける。
……でも、でも。もっと。肉体損傷でダメなら痛みによるショックはどうなのか。病院長と開発した魔法の一つである、強要された時に唱える「ふり」して当人に倍返しで戻す魔法の効果が出るまで、もう少し。
そして「あれ」の口から漏れる苦痛に満ちた声。それを確認してから。]
……上手く逝きますように。
[気を張るのを辞めて、飛びそうな意識そのままに任せ意識を失った。
……これで、医療行為失敗のペナルティで痛みは余計に酷くなるはず。ただの自爆攻撃だが。後は読んでおいた人たちができとうに運んでくれるだろう。]
ー病院へー
…お前が例のアーヴァインって奴か…成る程、見るだけで悪寒が走る。
[彼の存在はローレルの口調をも変えるらしい。虫酸が走るような感覚があった。顔を引きつらせながら、ウェルシュの治療を見守る。その髪にはギィから貰った髪飾りが。]
ー「医療行為」より前に>>*2ー
……っ。
[嬉しいと言われてから、更に頬が赤くなるのを感じた。それも仕方のないことだろう、声が可愛いとか思ってしまうから。]
そうだな、また後で。
[そう言ってから自爆攻撃医療行為をしたが、その時は自分の通信機は切っていたし。ローレルさんの通信機から仮に多少音漏れがしていたとしても、 倒れるようなことをしているとは恐らく分からないだろう。]
ハァックション!…噂でもされたかなぁ。
[大きなくしゃみをしてガバッと起き上がれば、個室の病室に寝かされていた…タキシードのまま。特に皺も付いていないしどうなっているんだろう。
ここに来たってことは取り敢えず見舞いは終了でいいだろう。さてそうなると……ちょっと、手持ち無沙汰かもしれない。]
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