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― 教会→路地 ―
[目覚めると、見慣れない木製の天井に石造の壁が目に入る。
体を起こすとはっきりしない頭を振り、状況を整理しようとする]
(ここは…教会か。…ここで何してたんだっけ…
昨日、は…確か、チョコレート作って、オムライスたべて…
ああ、確か事件があって呼ばれたんだ。どこで、だったっけ?
その後…その後…なにがあったっけ…)
[その後なんだかとっても疲れて、戻るなり寝てしまった気がする。
とりあえずいつもの様に出勤しようと、ふらふらと部屋をでて、人気の少ない早朝の路地を歩き出す。
図書館の前を通ったとき、いつもの癖で、きょろきょろと白猫の姿を探した]*
[
月の魔法
ルーナの魔法
天使にいたずらしたルーナの魔法
天使は町を見守っている
この村にも一人 天使
普段の姿は 小さな白い猫
時折ルーナが 人の姿へ
ほんとうは ほんとうは ]
― >>+8 ―
……
[フィオンが図書館の前であたりを見渡した時、
足元にふわりと毛の長い白い猫が座っていた。
きらきらした光が背中を輝かせている
それが羽根<なに>かは、わからないかもしれないが]
…にゃーん
[猫は鳴いた
寂しそうに鳴いた]
/*
カークさんに負縁故の件了解とお伝えください。
もっと言うと本人も死んだ旨も伝えてくれると何かとスムーズのような気がしますw
― 図書館前 ―
わっ……スノウ?
[いつのまにか足元に来ていた白猫>>+10に驚く。
しゃがみこんで撫でようと手を伸ばせば、幽霊は天使に触れることが出来ただろうか?]
ほら、煮干し煮干し…あ、そうか、昨日全部…
そ、そんな鳴き方するなよーまた持ってきてやるから、な?
あれ、スノウの背中キラキラしてる…雪…?
そういえば、さ。昨日ここで、スノウと同じ名前の女の子に会ったよ。なんだかスノウに似てたなあ。
その子と色々話してさ、予定外の夜勤明けだったんだけど…ん?
夜勤して、何か調べていた気がする、えっと、確か…
[考え込みながら、キラキラの辺りを手で払おうとする。
羽根は無事だろうか]
― >>+12 図書館前 ―
……。
[猫は保安官を寂しげに見つめる。
振れられた背中の光は、ふわりと彼女の手を包むように瞬いた。
そして、]
……にゃー <Fiona>,
[呼び声は名前と鳴き声と重なって聞こえただろう]
止められなかった
気がつくのが遅かった
[背中に翼を生やした猫は、ぽろぽろと涙を流した
背中に光を背負った少女は、ぽろぽろと涙を流した]
う、うわ、え、ちょ…
[あわてて手を放すと、重なる少女と猫の輪郭を呆然と見つめる。
柔らかな光を放つ白い少女の姿は、天使のそれだった]
…はは、その名前、よく知ってるね。恥ずかしいから内緒だよ?
ねえ…そんなにさ…泣かないでよ。ほら、大丈夫?
[ハンカチ代わりに袖で涙をぬぐおうと、その濡れた頬に手を伸ばす]
嬢ちゃんとここで話した時…確か、行方不明者のファイルを漁った後で……そうだ、事務所、行かなきゃ。
ねえ、一緒に来る?私はまだ、何か残している気がする。
[自分に起きたことをうすうす察しつつ、それを確信できない]
[涙を拭われながら、ふるりと首をふった。
天の使いにしては未熟すぎ、猫としては人間に近すぎて]
……内緒にすることなんてないのに。
綺麗な名前だよ?
……うん。
スノウ、スノウって名前きにいってるの
[真っ白だからスノウ
地上におりたての自分に名前をつけてくれた女のこ]
だから、ねぃちゃんのしたいことつきあうよ
さいごには、まだちょっと時間あるから!
[なぁん]
[そうしてがんばって笑った。
ああまたひとつ星が消える。
ちょうど最近話した人が消えてしまうなんて、天使ではなくて死神かもしれない]
よーし、じゃあなんで恥ずかしいか教えてあげよう
私、長女なもんで、生まれたとき両親はすっごく喜んでくれてね。
テンション上がりすぎて、うっかり出生届け出す時に最後の a をつけ忘れたらしい。…ね?恥ずかしいでしょ?
[にやりと笑って、再び頭をくしゃくしゃと撫でた]
よし、泣き止んだかな?私は正直まだ実感がないなあ…
…ありがとう、スノウ。時間がないなら急がないと、ね。
[そういって、事務所の方へ駈け出した]
― 保安官事務所 ―
うわあ、私ホントに死んでるんだ…
[署長室に黙然と座っている署長の禿頭をスパーンと叩きながら、信じられないような声を出す]
ほら見てスノウ、ほら!全然気づかれない!
…って、こんなことしてる場合じゃなかった。
[何やらあわただしい事務所へ戻る。
自分の机の上に目を走らせると、積み上げられたルーズリーフには、さまざまな苗字の「シェイ」に関する情報]
……っ!そっか……ごめんね、シェイ……
私にはもう、何も……
[がっくりと肩を落とす。
その間白猫はどうしていただろうか。署内は昨日の新たな一家殺人事件やなんやらで大騒ぎしているだろうが…]*
……はずかしい?
というよりかは、……ふたりはねぃちゃんがうまれて
とっても幸せだったってわかるよ
[涙をぬぐいつつ、くすりと。
鼻のおくがつんとしたけど、人間だって我慢してるのにこちらがこれじゃあ、と気を取り直す]
ん…ん?
すごいいい音したぞ…
[ハゲヅラをみつめてぼそり。
妙にはしゃいでるフィオンへうろたえながらも]
わかる人がいたらその人に犯人いっちゃえるのにね
[微妙にのんきなことをいった]
…犯人かぁ…
うーん、私、覚えてないんだよね、死んだときのこと。
自分の死体も見てないから死んだって実感ないし、犯人もなぁ…
それに、中途半端に話ができても、寂しいだけだしね。
[諦めたような笑みを小さくうかべ、ぽつりと呟いた]
そういえば、スノウは天使なの?猫なの?猫の天使なの?ずっとここにいるの?
私の体のありかとか犯人とか嗅ぎ分けられない?
[ひょいっと机に腰掛けると、ワクワクといった感じで問う。
手慰みに卓上のペン立てに手をひらひらと透かしている]
そうなのか…
[>>+23 少しばかりそわそわしたようにあたりを見渡す。
誰かに見つかりはしないか、と]
エート…
ねこ ねこだった、 だけど天使になった
…昔はねこだった、でもお呼ばれした
[たどたどしく説明する]
匂い…
[90>55成立で犯人の手がかりを得られる]
[あたりをうかがってみる。
あらかたのものは現世での捜査のために持ち去られているようだが]
赤い匂いした
あのね………シュテラの家の"屋根裏"と同じ匂い
でも伝えられるかどうか…
勝手なことすると怒られたりするかもしれにゃいし…
ねぃちゃんがするぶんには、問題ないんだけど。
[個人的にはフィオンの他の「できなかったこと」も気になる*]
お呼ばれ…?じゃあ、もともとは猫だったんだ。
よかったあ、私ずっと天使に煮干し食べさせていたのかと思って、ちょっと怖かったんだ!
そっか…スノウも、「お仕事」してるんだね。
私も、よく勝手なことしてさっきの禿頭に何度怒られたか。
…いっつもいっつも、ながーいお説教してくれちゃってさ。
赤い匂い、か…でも、シュテラさんは…違う、彼女じゃない。
ね、もしさ、もし怒られないのなら…それが、誰から、もしくはどこからしたのか教えてくれないかな?
…本当はシェイのそばにいてあげたいんだけど。何も出来ないし、ね。
なんでもたべるよ!
クッキーもチョコレートも大好き!
[煮干しの件についてのフォローなのか単に事実なのかは不明]
おしごとっていうかー…
でも、うまくいかない…
[しょげたところで、匂いの場所を聞かれれば]
…シェイ。
…それから、シュテラの家に来たにいちゃん…
[伝えるのが憚られたのか、]
……こっち
[フィオンを連れて、カークのいる場所へと向かうだろう。透けた二人?組は壁際あたりからそっと見守るはずだ]
動物同士だと、スノウの匂いでわかっちゃうかも…
狼がいないと、いいんだけど
ねぃちゃんは、頑張ってたよ…
みんな、それをみてたし…
[>>+29 再び首を振ったとき、カークに唸るフィオンが目に映った]
…。
同じ匂い……
ほんとかは、わからないけど…
[なんともいえない表情でしばしカークを見つめる。
そして>>+30 心配されたと見るとへへらと笑った]
だいじょぶ!
猫は素早いし
たぶんねこには興味ないさ
[ぽむ、とフィオンの背中を叩こうとしたが、手が届かなくて腰辺りに]
にゃ?
[と、霊圧でパンチを繰り出すフィオンを見て]
ふふ、あはは!
[少し笑った]
[きっとカークはお腹を壊すだろう]
ふー、すっきりした!
あ、でもしまったな、お腹下せって方が逃走妨害になったかも。
[満面の笑みで戻ってくると、手についた汚れを振り払うような仕草]
…ありがとう、スノウ。そう言って貰えると、救われるよ。
ねね、神様にさ、今度伝えてくれるかな?
私は私に出来ることをしました、あとはお願いします、って。
[励ますように叩かれた腰あたりに、暖かいとか柔らかい、に近い不思議な感触を感じた気がした]
ありがとう、少し溜飲が降りたよ。
さあて、これからどうしようかな。スノウはどこか行きたい所ない?
今なら嫌なヤツに幽霊パンチしてあげるよ?
…そっか、よかった
ねぃちゃんすっきりしたなら、嬉しい
[ホッとしたような表情を見せる。
これからどうしようかな、と問われれば]
…むしろ、
…ねぃちゃんがいきたいところはないの?
ぱんやの…とことか…
今じゃなくてもいいんだけど…
[うずうず。ちょっと気になったので]
!
あと、黒髪のにいちゃんとことか
[取り繕うようにエーヴァルトのことを出した]
えっ、ああそうか、“あの”スノウもきみだったよね、そういえば。
そうだな、どうしようかな…ううん、やめとく。
話も出来ないのに会うだけ、ってのも…
[なんて話をしていると、ちょうどメレディスが入ってきて>>79]
わっ……ほんと、読めないヤツ。
そういえば、昨日教会にオムライス持ってきてくれたっけ…
[教会の台所で、下らない軽口をたたき合ったことを思い出す]
…バレンタインチョコ、今年のあれで最後だからね?
来年になって1点とか言ったことを後悔しやがれバーカ!
そんで早く本命見つけろよ、仕事以外でな!
[曖昧な気持ちは最後まで曖昧なまま。
それを自分はあと何時間覚えていられるのだろう。
憎まれ口を最後に残して、それ以上顔を見ないで済むように店の外へとび出した]
[店の外へ出ると、しばらく上を向いていたが、すぐに笑顔で]
…よし、ここはもういいや。
でも、あの様子だと、私が死んだのってまだ伝わってないのかなあ。
[少し複雑な表情をする。未だに通報がない、というのはやはり…
そもそもいつ死んだっけ?と曖昧な記憶をたどる。
教会へ行き、チョコを作り、オムライスを食べて…]
エーヴァルト。エーヴァルトの家で事件があったって呼ばれて…!
[そこから先が、分からない]
スノウ、さっき言ってた黒髪の、ってエーヴァルトだよね?
あいつの所、何が起きたのかわかる?
[何があったか知りたいという思いに駆られたが、近くにいる、と約束したシェイのことも気にかかる。
どちらに行くか決めかね、取敢えずスノウと共に道を歩き出した]*
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