人狼物語−薔薇の下国


208 守護天使は暗闘する

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【墓】 御霊の声 シェイ

   嗚呼、近付いてくる


御使いの気配に目を開く
すぐ傍に澱んだ水があった

 強く眩い光の主
 天使が、近くにいる


気配が近付くにつれ、周囲の空気に漂うエーテルの濃度は濃くなり
糧を失って弱っていた体に 力が戻る

指先を丸めるようにして胸の前へ引き寄せた
祈る形に

(+13) 2014/06/23(Mon) 18:34:27

【墓】 御霊の声 シェイ

開いた扉

天使達の頂点たる天使長の姿を認めて

    ゆると瞬いた


『……… 』

 音のない吐息を零す
身を起こそうと試みながら、視線をめぐらせた


ここは澱んでいて
人の子達の魂は信仰という光を得られぬまま
   闇の惑いの内

(+14) 2014/06/23(Mon) 18:38:20

【墓】 御霊の声 シェイ

―山賊の小屋―

 だれだ!

[突然開いた扉に、俺は椅子から腰を浮かせる。
いつでも掴める位置にあった蛮刀を握り、仲間と共に誰何の声をあげた]

 …おんな?

[背中が寒くなるような威圧感。どう見てもまだ若い小娘なのに、膝が震えた。
強そう、というより、ガキの頃おふくろに一度だけ連れて行かれた教会で感じたわけのわからない恐怖のような。

その娘の視線が、青い石の化け物の方へ向く。
俺は震えて声もでないのに、仲間の見張りは嘲るようにがなった。
  『てめぇ何しに来た、お宝は渡さねぇぞ』 ]

 …お、い
 こいつ、  こいつら  なんか なんかおかし、いぞ
 平気なのかよ

(+15) 2014/06/23(Mon) 18:41:13

【墓】 天使長 シルキー

 …もう少し静かにできませんの?

[人間とはこんなに騒ぎ立てるものだったかと、>>+15誰何の声を上げる彼らを見据えて困惑気味に。
誰だと問われても返答は思い浮かばず、やはり目線はシェイの方へと。
視線をめぐらせるその顔を改めて見つめても、やはり何者かまでは思い出せず。]

 ……矮小で下劣な人の子よ、今すぐその者を渡しなさい。

[お宝とは一体何のことかと疑問を持ちながらも、命令するようにそういった。
蛮刀を握りしめ、1人震える男に気付く。
震えているなら都合が良い、がなる者達よりもきっと話はつけやすいはずだ。]

(+16) 2014/06/23(Mon) 19:03:01

【墓】 天使長 シルキー

素直に従ってくださいませんか?
 私、穏やかなことが好きなのですけど。

[にこり、場にそぐわない微笑を浮かべた。
シェイを安心させる目的でそうしたのだが、彼らにはどう映るのだろう。]

(+17) 2014/06/23(Mon) 19:03:10

【墓】 御霊の声 シェイ

 だ…だめだ

[口が渇く。
刃を握る手から力が抜ける]


 渡さねぇ。 逃がしたら俺が、殺されちまう

[武器の一つも持たず、まるで絵の中みたいに綺麗に笑う女が怖かった。
ガタガタ震えながら、必死に顔を上げる。

もう一人の見張りはまるでこの威圧感を微風ほども感じていないように、
下卑た嗤い声をあげてその女に掴み掛かろうとしていた。
気紛れで女を捕えて弄ぶ、いつもの調子で]


   ───おい、待

(+18) 2014/06/23(Mon) 19:12:07

【墓】 天使長 シルキー

 …殺される?

[震えながらも、必死に顔を上げて言葉を紡ぐ男>>+18を見やった。
殺されたくないから、誰かを捕える。
やはり人間は利己的だ。澱んだ気分の悪いこんなところに、利己的でない人間なんているとは思わないが。

自分の肩を掴むのは、下卑た嗤い声を上げるもう一人の人間。
それを阻止するように男の手首をつかみ、微笑みを消し去り]


 その穢らわしい手で私に触れることを許可した覚えはありませんわ。


[唱えるのは護りの奇跡。範囲の調節をしたためか、光はせいぜい小屋の中を照らす程度。
穢れた魂の人間はこれに弾かれるのが常だが、果たして。]

(+19) 2014/06/23(Mon) 19:29:58

【墓】 御霊の声 シェイ

 …!

[燭や松明とは明らかに違う、眩しい光。
俺は今度こそ武器を取り落として、その場に尻餅をついた。

おかしい、おかしい。こんな光、小屋の中が真っ昼間みたいに]

 あ、うぁ

[娘に掴み掛かった仲間が悲鳴を上げてのた打ち回るのが見えた。
全部が幻みたいにゆっくりとした光景の中、床からゆらりと立ち上がる青い目の化け物──ばけもの?]

 …あんたら、ちがう、

[呻いてのたうつ仲間を見下ろして、そいつは哀しそうに涙を零した。
青い綺麗な石が床に落ちて、高い音が]

 化け物じゃ、ねえ  何者だよ…!

(+20) 2014/06/23(Mon) 19:57:29

【墓】 御霊の声 シェイ





[   ───。
奇蹟みたいに綺麗だった。
光だけじゃなくて、空気そのものが明るくなったみたいで、
ずっと抱えていた変な気分が強くなる。

そいつが不気味で、怖かった…違う、恐れてるんじゃなくて俺は、

   本当は畏怖していた**]

(+21) 2014/06/23(Mon) 19:58:33

御霊の声 シェイ、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 19:59:11

【墓】 御霊の声 シェイ


弾かれて苦しむ人の子を見下ろす
  涙が零れた

 この人は澱みに目を塞がれ、自分が何をしていたかわからないだけ


低い嗚咽が聞こえる
もうひとり  水をくれた親切な人の子が泣いていた

   神よ、と 呟く声

ゆるり 瞬いて、歩き出した
天使の長のもとへ
 近付いて、覗き込む

(+22) 2014/06/23(Mon) 19:59:56

【墓】 天使長 シルキー

 ……大丈夫、ですか。

[ゆらりと立ち上がった天使>>+20が自分のもとへ歩き出して、のぞき込んでくる>>+22
哀しそうに天使が零す涙は、青い宝石へ。
手に握ったままの宝石と交互に見比べると、二つは同じものだった。]

 ――どうして泣いているんですの…?

[男が問いかけてくる。
化け物ではないのなら何なのだと、その言葉に再び彼へと視線を戻して]

 貴方は天使を信じますか?

[その言葉で、答えを与えたつもりだ。
信じるか信じないかは相手次第だけれど。]

(+23) 2014/06/23(Mon) 20:08:28

天使長 シルキー、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 20:16:33

【墓】 御霊の声 シェイ

大丈夫、と問われて曖昧に瞬いた

脆いエーテル体の天使は天界でしか生きられない
人に良く似た肉体を備えても、この身もやはり弱いもの
 衰弱して動けなくなっていた
 けれど強き天使の波動の近くあれば、おそらくは大丈夫

    謝意を表すように微笑んだ

(+24) 2014/06/23(Mon) 20:31:38

【墓】 御霊の声 シェイ

 ほろほろと零れる涙は 哀しみ


迷い、恐れ、苦しみ、怒りと憎悪に嘆く者達を前にしても

 救いをさしのべる奇蹟はこの身にはない
 罰し滅ぼす奇蹟もない
  それらは他の者の役目

御霊の器として生まれたこの身は、ただ意志なく漂い
 祈りを捧げるだけ

(+25) 2014/06/23(Mon) 20:33:14

【墓】 御霊の声 シェイ

出よう、というように
天使長の袖をそっと引いた

残るのは、目の当たりにした奇蹟に打ちのめされた男達


   彼ら あまねく神の愛を受け入れ
     光射す道を歩まんことを*

(+26) 2014/06/23(Mon) 20:34:15

【墓】 天使長 シルキー

[袖を引かれ>>+26、頷いてその手を引きその場を後にする。
打ちのめされた男たちに心の中でただ一言、呟いたのはただの気まぐれ]

(――貴方達に、神の導きがありますよう)

[人間は穢い。それは今でも変わらない。
けれど彼らには心があって、愛がある。
天使にも心や愛はあるけれど、それとはまた違ったものを彼らは持っていることを、知っていたから。]

(+27) 2014/06/23(Mon) 21:02:43

【墓】 天使長 シルキー

[小屋を出て少しした頃、忘れていた体の痛みが再び現れる。
背中が痛いのは折れた翼のせいだろう。
打ちつけられた個所も痛む。
自分の隣にいる天使の存在はどこか淡い。一刻も早く天界へ戻したいところだが――]

 …貴方、1人で帰れますか?

[少し不安そうな顔で、そう問いかけた。]

(+28) 2014/06/23(Mon) 21:02:55

【墓】 御霊の声 シェイ

不安そうな顔へ小さく首を傾げた

痛みを、感じ取って蒼い目を細める

『…』

背へ片方の腕を伸ばし、掌を柔らかく押し当てた
 癒しの力はないけれど

(+29) 2014/06/23(Mon) 21:14:04

【墓】 御霊の声 シェイ

瞼を閉じて、胸の前で指を組む



    ふ  と背後に薄い緑色の光が灯り

 透けた蜉蝣のような翅が
    陽炎のように刹那 現れて消えた


『………、』
眉尻を下げて、緩く首を振る
 ──飛べない

(+30) 2014/06/23(Mon) 21:16:46

【墓】 天使長 シルキー

[自分の背に、天使の掌が柔らかく押し当てられる。
気遣ってくれたのだろうか。
癒しの力はなくとも、その行動が何だか暖かくて口元を緩ませた。]

 ありがとうございます、……ええと。

[名前は何と言うのだろう。
声を一度も聞いたことはないが、もしかして喋れないのかもしれない。
そう思うと、尋ねるのは憚られた。]

(+31) 2014/06/23(Mon) 21:29:24

【墓】 天使長 シルキー

[天使の背後には薄い緑色の光が灯る。
瞳を閉じ、指を組みながらの光景はどこか幻想的にも見えて。
自分たちのような純白の翼とは違う美しさがあった。

しかし翅は、現れてすぐに消えてしまう。
眉尻を下げ首を振るのを見れば、その意味を悟って頭をふわりと撫でる。]

 本当は、私が天界に連れて帰るのが一番いいのですけど――翼が傷ついて今は飛べませんの。
 …ごめんなさい。

[とりあえず、飛ぶ以外に帰れる方法を探そう。
天界の者達が気付いてくれるのが一番早いのだが、霧の混乱の中ではどうなるか分からない。]

(+32) 2014/06/23(Mon) 21:29:54

【墓】 御霊の声 シェイ

笑顔になる天使長へ、映すように口元を綻ばせる
  名を尋ねられたと理解はする

指先を宙へ向け、そのまま空を滑らせた
 
 牧人の杖───シェイベット、と文字を描く


頭を撫でられてひくり、首を竦め
 一瞬間を置いてから楽しげに笑んだ

 このように誰かに触れられたのは 初めて

(+33) 2014/06/23(Mon) 21:52:45

【墓】 御霊の声 シェイ

謝罪の意を示す言葉に瞬いて
 彼女も飛べない、という事実に

   そっと手を伸ばし彼女の頭を撫でた



小屋を離れ歩き出すのは、森の中
あてがあるのかないのか  漂うように

(+34) 2014/06/23(Mon) 21:53:41

【墓】 天使長 シルキー

 …シェイベットと…申しますの?
 では、シェイとお呼びしても?

[シェイベットと、空中で指を滑らせながら描かれた文字を理解して。>>+33
首をすくめたのを見ると嫌だったかと思うも、楽しげな笑みに変わればほっとしたようにまた笑う。]

 ……貴方は、とても優しいのですね。

[ああ、気遣わせてしまっている。
頭を撫でられ>>+34、自分自身へ気付かれないよう一瞬だけ苦笑を浮かべた。

街はいけない。人間が多すぎて、シェイにどんな影響が及ぶか想像が出来ないから。
万が一悪い方向に事態が進んでしまっても、今の自分にどうにかする術はなく。]

 ――困りましたね。
 せめて誰か、他の天使がいれば……。

[一番マシなのは教会だろうが、どこにあるか分からないのではどうしようもない。]

(+35) 2014/06/23(Mon) 22:04:08

【墓】 天使長 シルキー


 ……神よ、どうかお守りください。

[遠くから敬愛を捧げるだけになってしまった父なる存在へ、祈りを。

いつまでも森にいるというわけにもいかず。
シェイの様子を見ながら、森を抜ける道を歩んで行く]

(+36) 2014/06/23(Mon) 22:06:46

【墓】 天使を騙る者 シメオン

――地上・名も無き草原――

[緩く瞳を開くと、目の前に広がるのは広大な草原だった。

天界のそれとは明らかに異なる、貧相な野草が蔓延る物寂しい景色。
所々に混じる紫や白の質素な花が、唯一目を慰めてくれるようなそれ。

訝しむように眉を潜めて、直前の記憶を辿る。

泉の畔で打ちひしがれている内に、漂う霧がじわじわと濃度を増してきた。
手を伸ばせば手触りさえ感じられそうな、濃密な白い闇。
それに方向感覚を惑わされ、急速に目眩を感じたのが、手繰り寄せられる最後の記憶]

(+37) 2014/06/23(Mon) 22:07:40

【墓】 天使を騙る者 シメオン

……おや、これはこれは。
紛れ込んだ不純物と悟られて、地上へと弾き飛ばされましたか。

[広がる景色を見るともなしに眺めながら、悔やむ風でもなくそう呟いた。
この風景、そして清浄さを欠いたこの空気。
ここがまだ天界だと信じるのは、あまりにも難しい。

……呟いた直後に、口から出たのが猫語じゃなくなっていた事に心底胸をなで下ろしたのは、怪しい雰囲気をまとった魔性の者、というイメージを守るためにも見なかったことにしていただきたい]

(+38) 2014/06/23(Mon) 22:09:46

【墓】 天使を騙る者 シメオン

[ともあれ、猫語のあれそれで色々ぶち壊しになっていたイメージを再構築するべく、コホンと一度咳払いした。
表情を引き締めると、神経質に眉を潜めて瞳を緩やかに伏せる]

天界へ再度忍び込むのは、なかなかに手間なのですがね。

まぁ、仕方ありません。
これも自らの未熟が招いた結果です。

[シメオンのような魔性の者が、天界に忍び込むにはそれなりに力も時間も費やす。
天使達に気取られまいと考えるのならなおのこと。
面倒なことです、と胸中で独白した。今更、真面目に深刻ぶる。

吹き抜ける風が波のように野草を揺らし、葉の擦れ合う乾いた音を響かせた。
風にローブの裾を遊ばせながら、空を仰いで嘆息する]

(+39) 2014/06/23(Mon) 22:10:58

【墓】 御霊の声 シェイ

天使の傍から、必要以上に離れることはしない
まとう清らかな波動で消耗がおさえられ、疲労せずに歩くことが出来た

 ゆらり
  足運びも慣れて来れば、滑らかに


いつしか森のはずれが見えて来て
 途切れた樹の向こうの、くすんだ色彩に唇を開いた

『…… 』

  少しでも、天に近付けるだろうか
  神の御許へ

(+40) 2014/06/23(Mon) 22:21:40

天使を騙る者 シメオン、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:23:20

天使長 シルキー、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:26:55

天使長 シルキー、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:34:02

御霊の声 シェイ、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:41:44

天使を騙る者 シメオン、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:50:27

【墓】 天使長 シルキー

―名もなき草原―

 ……っ、あら?

[てっきり抜けた先に人がいると思っていたのだが。
広がる草原に目を瞬かせ、零れ落ちたのはどこか気の抜けた声。]

 …私、こんなところに出ようとは思っていなかったのですけれど。

 迷子……いえ、考えるのは止めましょう。

[誰もいないようなこんなところで、事態を進める鍵が見つかるとは思えない。
浮かんだ可能性をすぐに打ち消すと、とりあえず探ってみようかと真っ直ぐに歩んで行く。]

(+41) 2014/06/23(Mon) 22:52:19

天使長 シルキー、メモを貼った。

2014/06/23(Mon) 22:53:01

【墓】 御霊の声 シェイ

導き手である御使いが揃って、迷子とは


しかし気にも止めぬよう
 ゆらりふらり

  褪せた花の色を嗅ぎ
  痩せた蟲が飛ぶを眺め


真っ直ぐ進む天使長と距離があけば
小走りになってその後を追った

(+42) 2014/06/23(Mon) 23:02:44

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宮殿?オフ

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