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……、そろそろアヴェさん、
倒されちゃう頃なんじゃないですかねぇ。
[彼は逃げ帰ってきた同じ補佐の魔女を宥めるのも程々に、そろそろ上級ディアボロスが倒される頃だろうかと思案する。
やはり補佐として立ち会おうか。
土産屋の方へ向かおうと、足を踏み出した瞬間。]
えっ、あっ、え、ちょ、ちょっと……!!
[突如として身体が宙に浮く感覚>>#0。]
[困惑も一瞬。
直ぐに彼は試練のギミックか何かだろうと思い当たり、]
リミテッドさん、っ! つ、捕まって!!
これ何で僕達もなんですかぁあぁあぁ!!!!
[するりと、同僚魔女の方に手を差し伸べて叫んだ。
もし桜色の彼の手を彼女が掴んでくれたとすれば、
共に飛ぶ先は35(37x1)。*]
― サンデッキ ―
[緑色の彼女はさて、共に居ただろうか。
気付けば船の一番上。
午前中、ゆるゆる煙草をふかしていたあの場所に飛ばされ。
海を見ようと軽く視線を動かせば、
普段美しく広がる青の代わり、見渡す限りの赤、赤、赤。]
うわぁ……、見たくなかった。
ただでさえ暑いのに余計に気が滅入るよ……。
『ぼくちんも溶けそうですぜ。』
[ごぽごぽ音を立てる溶岩にゲッソリ。
苦手な属性の舞台。 影響は彼も受けてしまうもの。]
[へろへろ、気怠い時は動かないが吉。
その場で彼が体育座りでもしていれば、
ふとした時に現れる見習い魔女>>73>>85。
直後に出現したディアボロスとの交戦を眺める。
涼しそうな魔法を放つ様を彼は羨ましく思ったり。]
わぁ、派手にやるなぁ。
[床をぶち抜き、ディアボロスが落ちて行く姿>>87は魔法の効果か。
彼の口からはそんな感想が、ぽつり零れたのだった。**]
う、うぅ……やっぱあれ生理的に無理……
[全速力で戻ってきた時、彼はまだそこにいたようだ
遅れてエルがやってくるも、その目はきらきらと雫で覆われていて]
「お、俺、もう帰りたい」
待ってよぉ!私のこと置いてかないでよ!
「いつまでもいたらアイツにやられるぞ!?もう俺思い出しちったからやだよぉ……」
[なんとも似た者同士なこの2人
暫くし、宥めてくれている桜の魔女にお礼を言った]
わ、わ!?
[ふわり、感覚が風切を襲った
彼の声が聞こえると、咄嗟に手を差し出す
手は 2(2x1)
1:何とか彼の手を取ることができ、共に同じ場所へ
2:空を切り、エルと共に6(37x1)へと飛ばされた]
―酒場―
[感覚が過ぎ去ると、酒場の中にいた]
えっこれドア開けたほうが早くなかった……!?
「確かにな……あの、エドワードだっけか?あいつは別の場所に飛ばされたみてぇだな」
うーん、大丈夫かな
[先の戦闘を思い出し、不安感に駆られる]
[その時、酒場の隅で蠢く影
カウンターの奥から出てきたのは8体のグラスと、1体のバーテン]
ちょっと、あんたは私が約束したバーテンさんじゃないでしょ!
「本物見つけて一杯作ってもらわねえとな。俺もあの人の酒は飲んでみてえんだ」
[窓の外には煮え滾る溶岩が見える
属性がわかれば、こちらもそれに応じて魔法を変えるだけだ
外の景色と同じ、燃えるような魔力を溜め込み、そして――]
[一気に両足が赤々とした炎に包まれる
自分の色味と相反する赤は、舞台属性故かいつもより轟々と燃え盛っていた
グラスのうち、4(8x1)体をジェムに変えると、続け様にバーテンディアボロスに一撃をお見舞いした]
って、や!
[炎撃は計5体のディアボロスをジェムへと変える
残ったグラスが隊列を組み、一気に襲い掛かってくる
2(4x1)体はジェムに変わったが、残りは風切へと襲い掛かり、腕や腹を傷つけた]
う、いてて……
[やはりまだ初級のディアボロス、ダメージは少ないものの、細かい切り傷が地味に痛い
やがて全てをジェムへと変えたら、3個使い、万全の状態へ]
……さて、エドワードさんどこ行っちゃったんだろ?
[残りをポケットにしまいつつ、酒場を出た**]
[さて再び東階段の前に来た時、急に体が重くなった
属性変化だろう、それも、自分の苦手な]
……最悪
[ぽつり、呟く
いくら魔女として強くなろうと属性の影響には勝てないのだ
ちょっとテンションが下がる
そんなこんなで向かった先は 23(48x1) ]
[適当な客室にでも入ろうかと2階へ上ると、人集りならぬ魔女集りがあった
戦闘でもしていたのだろうか?
何気なく近づいた時、1人の男性に目が留まった
あかい、軍服の――]
え――
おまわり、さん?
[事故に遭った時、取り調べに来たおまわりさんと、あの軍服の男性が、とても、よく、似ていて
暫く、立ち尽くした]
……
[何も言わず、3号室に入る
いや、何も言えずに
それは二重の意味を含んでいて
おまわりさん、なんで?
ベッドに腰掛け、静かに考え込む**]
― 惚気『再会の話』 ―
[彼女と再会したのはあの雨から間もない日だった。
彼女にしては珍しい思い悩むような表情をしていた。
何故あの日姿を表さなかったのか。
普段通り、あの図書室で談笑した日々と同じ様に。
問えば彼女は哀愁纏い、口開く。]
「逃げ出してきたのよ。
私、もう――――、」
[彼女の余命は、数ヶ月との話だった。
彼は、何も言葉を返せなかった。
初めて会った日、投げかけられた問いの答えがまだ見付からず。*]
― サンデッキ ―
[気付けば頭上に輝くは綺麗な星。
いつの間にか一人の見習い魔女は、場から姿を消しており。
ぺたーん、とサンデッキに寝そべり空を見上げる。]
ホロ君、
『どうしたんですぜ?』
今回は何人が合格するんだろうねぇ。
[乗り越えた試練を思い出しながらゆるると、彼は笑った。**]
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