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[更新前に村建て様の発言に挟まったので恥ずかしそう]
始まったわね
さぁ、恋天使の力を受け取ったのは誰?
見届けましょう*
ー朝・郊外の館ー
朝になり改めて館を見渡せば、山奥に建つ建物と思えないほどに大きく、また綺麗に掃除がなされている。
村の中でも感じた違和感ーあまりにも新しい…まるでこの“試練”のためだけに作られたようなー
をこの洋館にも感じる。
宿泊用に作られた建物らしく
二階には人数分のベッドが並ぶ。
一階に行くと、お風呂、キッチン、トイレ…必要な設備は一通り揃っていた。
そして、大広間らしき部屋に入ると、そこには大きな投射機とスクリーン。
スクリーンには村の内部の様子が写し出されていた。
ー信じたい、でも信じられない、そんな不安気な目をした村人が写っているー
カタカタと音のなる方を見ると、そこにはタイプライター。自動的に発言を紙に起こしているようだ。これを見て過去の発言を確認しろ…って事か。(なんて用意周到な…)
[吐き出された100枚近くの紙を見て]
みんな、よく喋るのね。これからが楽しみだわ。
ー回想・村外施設ー
[施設に到着すると、すでに何人か人がいた。
うち一人はカサンドラだと分かる。
……大きな建物だ。>>+1
中に入ると、各々自由に2階の部屋へと入っていった。
俺はそれをそれをぼんやりと眺め、1階を見て回ることにする。
風呂、トイレ、キッチン。
……待て、キッチンはあっても俺は飯を作れない。
その事実に軽い絶望を感じながら、次の部屋へと足を向けた。]
……何だ、この部屋。
[広い部屋の中央に、幅広の紙が立っていて、そこに光が当たっている。
その中で人間が動いている事に、俺は驚いた。
たんまつに、めーるというものが届いたらしい。
足元に、ひらりと舞った紙に記載されていた。
慌ふためく者や、落ち着いている者など、さまざまだったが、皆一様に不安そうな顔が映っている。]
てれびに似ているけれど……違う。
[明日、ドラに聞いてみようと思いながら、俺は2階の適当な部屋で眠りについたのであった。]
ー昼過ぎ・施設大広間ー
[ふぁ……寝過ぎたか。
1階へと降りていくと、何やらいい匂いがする。
どうやら、料理をした人間がいるらしい。後でご相伴にあずかろう。]
[昨日気になっていた大広間に行くと、そこにはカサンドラ。
「それにしても…スクリーンに投射機なんて……レトロね。」と呟く。]
(成程、この装置はすくりーんと、とうしゃきと言うらしい。)
ド…ッ……
[思わず名前を呼びそうになったが、今の『俺』とは、初対面。
その声に不思議そうな顔をして、こちらを振り返るドラ。]
"はじめまして"俺はフランツ。……あなたは?
[カサンドラの視線が、俺の首の赤い輪に止まったことなんて、知る由もなかったのである。**]
回想・昼前
フンフンフン〜♪
[鼻唄をうたいながら、キッチンで料理をしている。Angel's Tale。父が家でよく歌っていた曲だ]
えーと、
今この屋敷にいるのは、私とホストっぽいチャラ男とケロケロ鳴く女の子(昨日食べていたのは何だったんだろう…?)と、可愛らしい青髪の男の子と
…広間でモリモリ食べていた青年。
[フフッと昨日彼が美味しそうに料理を食べていた姿を思い出し]
多めに作った方が良さそうね♪
…
出来上がった料理は6人で食べるには多かった。
それはもう明らかに多い。
パン、スープ、サラダ、魚のムニエル、鶏の唐揚げ、お刺身、色とりどりのフルーツゼリー
…軽く10人前はあるだろうか?
(猫ちゃんも不思議な物を食べてた女の子も、そんなに食べ無さそうだしな〜…)
昼過ぎ・大広間
[パンとスープを食べながらくつろいでいる]
「ドッ…」
[振り向くと、ワイシャツを着た青年が降りてきた。フランツと言うらしい>>+4]
あら、フランツというのね、こんにちは。
私はカサンドラ。気楽にドラとお呼びください。
(今、ド…って言いかけたけど…私の名前知っていたかしら?)
料理、たくさん作ったから、食べてくださいね♪
[とニッコリ微笑むが、フランツのワイシャツから覗く首元には赤い輪が見えている]
(チョーカー…?にしては形がおかしいわ。それにあの色どこかで…)
あー!貴方もしかして!?
[脳裏には、この村へ来た晩に一晩中一緒に居てくれた犬(抱き着いて放さなかったとも言える)、翌朝頬をなめて得意げな表情を見せ出て行った犬…そしてその犬が付けていた赤い首輪が浮かんでいる。*]
<夜・広間>
スクリーンに映る人たちが増えてきたわね
占い師の二人が一生懸命話しているのが素敵だわ
[そしてタイプライターから次々と吐き出されている紙の束(200枚以上はあるだろう)を見て絶望する]
と、とりあえずお風呂行ってこよ…*
(見ちゃダメよ、フランツさん♪)
ー回想・昼の広間ー
[「あー!貴方もしかして!?」とドラが大きめの声を出す。
彼女のそんな声は聞いたことがなかったので、少し驚いたが、寂しそうな声よりは100倍イイ。
ドラがそんな声を出すとは、何の話だろうか?]
ん?……あ!!
[ドラの視線の先には赤い首輪。
すっかり隠すことを失念していた。
しかも、咄嗟に手で首輪を隠すように触ってしまい、自ら仮定を肯定してしまう。]
……まぁいいか。
やたらと言いふらしたりする人間ではないことは分かっているし。
俺もドラの秘密を勝手に知ってしまったから、これでおあいこ…な?
あ、犬の姿ならドラに撫でて貰えるから、俺の方がラッキーかな。
[俺は、そう軽口を叩いた後、ドラの手元に視線を落とした。
たくさんの種類の料理が、少しずつ。
あの匂いは、この料理の匂いだったのか。]
(…美味しそう。)
[俺の心の声が聞こえたのか、口に出してしまっていたのか、はたまた顔に書いてあったのか。
ドラはクスクスと笑って、「たくさん作ったから食べてくださいね?」とキッチンを指差した。
早速頂くとしよう。]
ありがとう。いただきます!
ー 夜・広間ー
[たいぷらいたーという機械から出てくる大量の紙は…見ないことにする。
…今日は、見ない。
目をつぶっていると、ドラが「お風呂。見ちゃだめよ?」だってさ。>>+7]
ははは、見ないよ。
(…見ちゃだめよ?と言われると、俄然見たくなるのは、男の性か?)
[とはいえ、(犬の俺なら一緒に入ってくれないだろうか…)と一瞬真剣に考えた自分にがっかりする。]
[俺はのそのそとドラの後をついて行き、その扉の前で、犬の姿へと戻る。(人間の姿だと、何か悪いことをしている気分になったのだ。)
そして扉の前でペタリと伏せ、番をすることにした。]
ー 夜・村の道 ー
[ドラが風呂を上がったのを見届ける。]
さて、そろそろ仕事の時間かな。
[この施設に来て、案内役と言う意味を把握した。
この施設と、村との間は、実はそう遠くない。
風に乗り村の声が届くこともあれば、嗅いだことのある匂いが届くこともあるからだ。
村へ戻ろうと思えば戻れる距離。
だがそれは、『俺』の耳と鼻だからであって、気付いている人間は、ここにはいないだろう。
しかし、組織の人間は念には念を入れるようで…この施設に追放された人間が、再び村へと戻ることのないように施設までの道に工夫を凝らした。
複雑に曲がりくねる道、方向感覚を鈍らせる大量の樹々、少ない光しか差さない森の中。
案内するのが俺の役目だ。]
さて今日は誰が追放されて来るのだろう。
[俺は村の外れで、一つ吠えた。
それが追放者、誘拐者を置き去る場所の合図になっているらしい。]
どうやら今日は1人のようだ。
さて、誰がくるのやら。
[俺は木の影で、僅かな時を待つことにした。**]
回想・昼間
[暗に肯定したような反応を見て>>+8]
これで”おあいこ”…ね♪
[とイタズラな笑み。]
(犬が人間になる何てあり得ない?
でも、世の中には不思議なことなんて山のようにある。私はそれを身を持って知っている。ここに恋天使がいる位なのだから)
本当にあのワンチャンなのね
料理も喜んでもらえて嬉しいわ!
(人間の姿の方が話しやすい、でも犬の姿をワシャワシャする感覚もたまらない!)
どちらでも好きな姿でいてくださいね!
回想・お風呂
イタタ…
[包帯を取って現れた傷は、白い光に照らし出され痛々しい]
でも…
[放浪中には全く癒えなかった傷が、ここに来てから急速に治ってきている。これもこの村の人たちの多くの【愛】に包まれたおかげであろう。]
特にフランツ。おいしそうに料理を食べていた姿と、一晩一緒にいてくれた事は忘れない
[暖かい気持ちでお風呂を出ると、扉の前で伏せをしているフランツ(犬)と目があった]
…キャーーーーー!!!??
[思わず大量のお湯をぶっかけた]
二人ともパニックになり、大騒ぎして後方付けをしたことは言うまでもない
そろそろ1日目が終わる時間だ
今の[恋天使]の運命の相手も決まっていることだろう。
恋人には敵が多い…
どうか、生き延びてほしい。
[元恋天使]として、そう願わずにはいられなかった。
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