人狼物語−薔薇の下国


13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B

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【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

― (意識の深い底) ―


だいじょう、ぶ……俺には……「お守り」が……あるから……


[右手で自分の胸元をまさぐろうとするも、]


……身体が……


[鉛のように重たく、まったく動かすことができなかった]


 

(+5) 2013/06/15(Sat) 03:24:13

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

 
 >>92
 
 
      ……ソマリ……?
 
 
 

(+6) 2013/06/15(Sat) 03:25:06

【見】公国軍中尉 カーク、メモを貼った。

2013/06/15(Sat) 03:37:27

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[次に聞こえたのは、皆の笑いさざめく声と、波の音]

[次に見えたのは、皆の笑顔と、陽光きらめく穏やかな海]


――ああ、海に来てたんだっけ。

[そう思いながら体を起こす。いつの間にか、眠ってしまっていたようだった。
ずいぶん長い時間が経ったような気がしたけれど、まだ日は高い。
ぼんやりする頭を振って、永久水晶を収めた器に手を伸ばす]

カーク先輩、今アイスティー作りますね。
……僕も飲もうかな。

[胸の辺りが、べたりと重い。
手で触れながら見てみれば、大きなわかめが貼り付いていた]

……ノトカー。

[近くでわかめを手に戯れている旧友を、軽く睨んだ**]

(+7) 2013/06/15(Sat) 08:22:22

【見】公国軍少尉 ステファン、メモを貼った。

2013/06/15(Sat) 08:28:17

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

― シュヴァルベ・公国側前線 ―

 「カーク」

[懐かしい人の声>>92に呼ばれた。>>+6
 ……どのぐらい意識を失っていたのだろうか。
 やや遠くに感じる騒音は、軍靴と馬蹄、そして爆ぜる火薬。]

(そうだ、敵襲があって、我が隊は西へ退却し……)

[身体中が焼けるように熱い。まったく動かすことができない。]

(アーベルが逃げ遅れて、目の前が光って、)

[爆発したのだ。腹も右脚も、何もかもが熱い。苦しい。]


(……もう俺は……長くない。)

(+8) 2013/06/16(Sun) 10:22:54

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

(苦しい……早く、終わるといい……)


[霞がかかった視界の向こうに、なぜか父親の顔が浮かぶ。

 貴族としては歴史が浅いバウムガルテン家の名を上げるために、
 息子が士官となることを切に願っていた親父は、名誉の戦死を喜んでくれるだろうか。
 それとも、たったひとりの跡継ぎを失って、少しは悲しみにくれるのだろうか。]

 (……)

(+9) 2013/06/16(Sun) 10:26:19

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク


[次に浮かんだのは、15年前に亡くした母親の顔だった。]

(かあさん……もうすぐ……会える……)


 『カーク、焼けたわよ』
 「わーい! 母さんのマドレーヌ、大好き!」
 『待って、食べるならちゃんと手を洗ってからね』
 「はぁい」


(苦しい……かあさん……助けて……)
 

(+10) 2013/06/16(Sun) 10:30:00

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク


[失った右脚をはじめ、身体のあちこちから血液が流れ、急速に身体が冷えていく。]


(早く……)


[まもなく、目の前に蒼氷色の光>>139が現れて、]


(ソマリ……)

(+11) 2013/06/16(Sun) 10:31:47

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

[自分が公国軍に士官した当時、先輩士官にどうやら彼らしき人物が見当たらない時点で、帝国軍に居るであろうことは容易に想像がついた。
 そして、彼ほどの力量と器の人間なら、大いに活躍し出世しているであろうことも。

 後方支援中心の補給部隊にいる自分と、部隊を率いる高位の帝国士官であれば、前線で交わることもなかろう、だから二度と会うことはないだろうと、開戦してから胸をなでおろしていたのだが。

 「なぜ、ここに」という思考をつむぐ力も、既にカークには残されていなかった。]


(ソマリ……頼む、早く)


[学生時代、いつも近くに居て、支えになってくれた友に、ただただ、救いを求めていた。]


(……逝かせてくれ……)

(+12) 2013/06/16(Sun) 10:40:58

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

[その最後の思念をくみ取るかのように、彼が耳元で囁く。]


"Goodbyeさよなら forever my soul friend我が友よ"


[”敵”でなく、”我が友”と。
 あぁ、そうか。彼が終止符を打ってくれる。
 これで、すべてが終わる。]



(……ありがとう。)

(+13) 2013/06/16(Sun) 10:44:04

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク



[かくして、本人の意にそぐわず軍人となった男は、菓子作りを職とする夢を叶えることなく、旧友の手により、旧友の胸の中で、息絶えた。

 フェーダ公国軍 第5補給部隊隊長
 カーク フォン バウムガルテン中尉、死亡。
 享年25歳。

 右脚の欠損をはじめとする遺体の損傷は激しく、その右手には焼けた革紐の切れ端と、蒼い石が握られたままだったという。**]

 

(+14) 2013/06/16(Sun) 10:45:54

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

― 深く青い世界 ―

[生けとし者が知ることがない、海のように深く広い青が広がる世界。
 若くして命を落とした青年の魂は、その中を海藻のように安らかに漂っていた。

 例えるなら、青き若布のように――]


ここは……海?


[かつて、みんなで来たような。いや、来たんだった。
 海辺での実技特訓という名目のもとに。
 ……そう、俺は、アイスティーが飲みたくて。]

ありがとう。ステファン。
あぁ……美味しいな。さすがは名高い生徒会の紅茶だ。

[見れば、彼の胸元には大きなワカメが貼りついており>>+7、思わず吹き出しつつ、はがすのを手伝った。]

(+15) 2013/06/16(Sun) 10:47:57

【見】公国軍中尉 カーク、メモを貼った。

2013/06/16(Sun) 10:53:54

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

あ、ありがとうございます。

[>>+15わかめを取り除くのを手伝ってくれた上級生に礼を言い、はしゃぐ友人達の姿にため息をつく]

……実技特訓に来たんじゃなかったでしたっけ。
泳ぎはともかく、わかめをばらまくのは何の訓練のつもりなんだか。

[カークへ向かってぼやきながらも、顔は笑っている。
訓練というのは、生徒会が動く上での名目上のこと]

(+16) 2013/06/16(Sun) 11:46:08

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

せめて、少し泳いできましょうか。

[夏の太陽を白く眩しく照り返す砂浜。
キラキラと輝きながら打ち寄せる波。
皆の笑い合う声。誰かがまた悪戯をしたのか、時折上がる悲鳴も楽しげなもの]

砂浜を走るのもいい鍛錬になるでしょうけど、あまり楽しくないし……。


[何でもないような会話をしながら、
その光景に、違和感を覚えていた。
自分でもその理由がわからぬままに、周囲を見回す]

(+17) 2013/06/16(Sun) 11:46:42

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

どうして、会長がここに。

[テントの陰で涼しげな顔でアイスティーを口にするリエヴルの存在に、首を傾げる。>>0:502
いや、何の不思議も無いはずだ。
そもそも、こうして海へ来ることになったのも、ダーフィトやリエヴル>>0:489の主導で――]


……ちがう、だって、
急にいなくなって、あんなに悲しかったのに……

……ここは、いったい……?

(+18) 2013/06/16(Sun) 11:47:43

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[――いつの間にか。
誰がどうやって運んできたものやら、大量のスイカが砂浜に並べられていた。

トールが、シロウが、他にも皆が次々と、木刀を手にしてそれへ向かって行く]

…………!

[いとも簡単に叩き割られていくスイカ。
白い砂浜は赤に染まり、

地面にはいくつもの、無残に打ち砕かれた果実が転がっている]

(+19) 2013/06/16(Sun) 11:48:19

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[皆の姿も、海辺のテントも、兎も猫も紅茶も珈琲も、消えていた]

[荒れ果てた海岸]

[波打ち際には船の残骸らしきものが打ち寄せられ]


[砂浜にはいくつもの、無残な――]


『ああ、現地部隊からの情報は届いている』

[そんなはずはない]

『市街地も校舎も打ち壊され、緑は焼き払われ酷い惨状らしい』


[だって自分は、戦場となったシュヴァルベをこの目で見ていないのだから**]

(+20) 2013/06/16(Sun) 11:48:54

【見】公国軍少尉 ステファン、メモを貼った。

2013/06/16(Sun) 11:50:58

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

[海ではしゃぎ回る学生たちの様子を呆れて…否、面白そうに眺めている後輩>>+16の肩をポンと叩いて、外したわかめを砂浜へ投げながら]

ははは、ノトカーのアレなぁ。
わかめを大量に撒いて相手の進度を止める作戦、に対応するための特訓だったりして。

……いや、冗談だ。

(+21) 2013/06/16(Sun) 17:40:19

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

>>+16
そうだな、本当なら衣服を着たまま泳いだ方が訓練になると思うんだが。

[泳ぐのは、ステファンが淹れてくれた冷たくて最高に美味いこのアイスティーを飲み終わったら……と思案していたら、大柄の人影が眩しい光を背中にしょって、大きな木刀を持って近づいてくるのが見えた。]


……寮長?
 

(+22) 2013/06/16(Sun) 17:41:40

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

>>537
「ステファンがそっちにいくことがあったら、 追い返してくれるとありがたい。」


……はっ?

(+23) 2013/06/16(Sun) 17:42:23

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

追い返すって、学校に? いや、そんな訳ないですよね。
あ、鬼ごっこしてる、とか? いや、ステファンさっきまでここにいましたし。

なぁ、ステファン……?


[振り返れば、さっきまでにこにこと優しい笑顔を振りまいていた後輩の姿はなく、]


……!?


[気づけば、目の前に居たはずのトールも消え、砂浜も消え、そこにあったのは、
 深い青色の闇の中で大量に飛散する、砕かれた西瓜の破片と海藻たち――]

(+24) 2013/06/16(Sun) 17:44:08

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

― 深く青い世界 ―

[ここがどこなのか、またわからなくなって、眼下へ視線を移す。
 ぼんやりと広がる視界は空からのもの。
 見えたのは、薄暗い荒地に横たわる一つの遺体、そして、その傍にかがんでいる馬を連れた騎兵の男。>>501


……ディー先輩……

[先刻、海で懐かしい姿を見かけたせいで、「ベルンシュタイン大佐」と呼ぶべきを、つい昔の呼び名で呟いてしまう。
 先輩が見ているアレは何だ、誰かが死んでいるんだ、あれは、]


……俺だ。


 

(+25) 2013/06/16(Sun) 17:59:15

【見】 【墓】 公国軍中尉 カーク

[じっと、ディークが瞑目する姿を上から眺める。
 まるで他人事のようだったが、彼の声が自分の名を呼んでいる>>503のを聞いて、ここがどこだか悟る。]


…… 死者の魂が集う場所ヴァルハラ、か。


ありがとう、先輩。俺はここに居ます、安らかな魂として……。


[公国軍を率いる勇猛なる佐官となった尊敬すべき先輩に、最期の敬礼をした。**]

(+26) 2013/06/16(Sun) 18:03:09

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[――誰かが泣いている]

(+27) 2013/06/16(Sun) 20:04:19

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[戦場の海の景色も消えて、今立っているのは暗い森の中。
戦場でもない。平和な頃のシュヴァルベでもない。
童話の中にいるような、影絵の森。

どこかで、誰かの泣く声がする]


[目をこらせば、蹲る影ひとつ。
ひとりぼっちで泣いているのは、法服姿のオオカミだ]

[仲良しだった少年を食い殺してしまったのだと、泣いている。
暗い、暗い、森の中。たったひとりで泣いている]

…………。


[伸ばした手が、オオカミに届く前に。また、何も見えなくなった]

(+28) 2013/06/16(Sun) 20:04:47

【見】公国軍中尉 カーク、メモを貼った。

2013/06/16(Sun) 20:15:45

【見】公国軍中尉 カーク、メモを貼った。

2013/06/16(Sun) 20:22:49

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[辺りは闇。
自分の存在さえ溶け消えてしまいそうになる濃密な闇]


[ここがどこかはわからないけれど、
ここにいてはいけないのだと、強く思う]

……でも、どこへ行けば。


[当てもなく歩き出す。
足の裏に感じる地面らしき感触はあったが、周囲はただ真っ暗なまま]

(+29) 2013/06/16(Sun) 21:27:05

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

…………。

[足を止め、ため息をついた時。
頭の上からぶふん、という音とともに生暖かい空気が降ってきた]

!!?!?

[振り返れば、暗闇の中に僅かな光――つぶらなふたつの黒い瞳があった]

…………君は。

[手を触れて確かめる。
滑らかな毛並み、豊かなたてがみ。しなやかに引き締まった首と背中]

ナハトフルーク……!

(+30) 2013/06/16(Sun) 21:27:35

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[学生時代に、訓練でよく騎乗した馬。もちろん自分の所有ではなかったけれど、親しい人々からはパートナーとみなされるほどに、互いの相性は良かった。
まだ若い馬だったから、自分の卒業後も訓練用の軍馬として健在だとは聞いていた]

……乗れって?いいの?

[青毛の牝馬が、服の襟を噛んで、軽く引き上げる仕草を繰り返す。
促されるままに、その背へ跨がった。
懐かしい感覚。

夜間飛行の意味を持つその名にふさわしく。
暗闇の中を、彼女は躊躇いなく駆け出した。

――そして、導かれた先は]

(+31) 2013/06/16(Sun) 21:28:11

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

あれ、カーク先輩。

[馬に任せて進むうち、ぼんやりと、周囲が明るくなってきた。
前方に見えるのは、ついさっきまで話していた相手の姿。

でもあの海辺の光景は、幻だったのだろうと思う。
そこでは互いに海水着姿だったけれど、今はどちらも軍服に身を包んでいて、]

……ナハトフルーク?

[青毛の馬は、カークにまっすぐ近づいていく]

(+32) 2013/06/16(Sun) 21:28:27

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

[ステファンが5年生の終わりに受けた、エンデュランスの実技試験の日。
ナハトフルークに振り落とされたことがあると言うカークに、彼女はバターの香りを嫌うのだと話した。
その時は、たまたま朝食にでもバターを口にしたのだろうと思っていたけれど、後に彼の趣味が菓子作りであることを聞いた。
その後の生徒会行事や卒業パーティでも、何度もその腕前に頼ったものだ。

学生時代の彼に関する記憶は、いつもバターやバニラの香りと共に在った。
そしてナハトフルーク号は、一度も彼に近づこうとしなかった]

(+33) 2013/06/16(Sun) 21:28:55

【見】 【墓】 公国軍少尉 ステファン

…………。

[馬が足を止めた。カークの隣に、ぴたりと身を寄せるようにして]


[カーク・バッカーことカーク・フォン・バウムガルテン。
バウムガルテン男爵のひとり息子で、現在は公国軍中尉。

軍服に身を包んだ彼からは、もうバターの香りはしないのだろう。
馬を下りてから、呼びかける]

先輩……いえ、バウムガルテン中尉。
右脚、どうかされたんですか?

[辺りはだいぶ明るくなっていたけれど。
カークの右脚だけが、靄に包まれていて見えなかった**]

(+34) 2013/06/16(Sun) 21:29:42

【見】公国軍少尉 ステファン、メモを貼った。

2013/06/16(Sun) 21:32:49

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生存者 (5)

ディーク
55回 残14528pt(8)
南側・右翼オフ
ソマリ
45回 残16579pt(8)
南側戦場オフ
ジェフロイ
16回 残16965pt(8)
臨時執務室オフ
レト
3回 残18977pt(8)
拠点オフ
ベリアン
49回 残14674pt(8)

犠牲者 (7)

カシム(2d)
0回 残20000pt(8)
カレル(3d)
15回 残16829pt(8)
戦場オフ
トール(4d)
3回 残17398pt(8)
中庭オフ
カサンドラ(5d)
0回 残15793pt(8)
青い学校オフ
ミヒャエル(5d)
4回 残18331pt(8)
学校跡地オフ
ヴィンセント(6d)
18回 残17585pt(8)
ダーフィト(7d)
24回 残11736pt(8)

処刑者 (6)

シロウ(3d)
0回 残18576pt(8)
もふとお酒の天国オフ
リエヴル(4d)
6回 残18536pt(8)
ノトカー(5d)
5回 残15077pt(8)
フレデリカ(6d)
9回 残16731pt(8)
停留地付近オフ
クロイツ(7d)
20回 残12790pt(8)
ウェルシュ(8d)
60回 残14892pt(8)

突然死者 (0)

見物人 (0)

退去者 (3)

カーク(1d)
9回 残17633pt(8)
ヴァルハラオフ
ステファン(1d)
23回 残17789pt(8)
病院オフ
シェットラント(1d)
14回 残18639pt(8)

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