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ならお前は、お前が失踪したと聞いた時、どんな思いをしたのか…知ってるのか?
すぐ叶える?そんなものは口だけじゃなくて実行してからいいやがれ
[ユーリエの言葉を借りる形となるが、事情があったのだろうが、わざわざ隠し立てしていたのならば、それはそれで腹が立つためか揶揄るようにいうが、それは今はいい。]
俺はあいつの…ユーリエの理想なんて見たくないな。俺が見たいとしたらそれは村娘みたいに…ファミルちゃんみたいに生きること……もうこんな暗い世界で生きなくていいことだ。
[口にこそしないし告げる気など毛頭ないが、だから自分は、聖女なんていう括りがあれば徹底的に破壊するように望んで、彼女の中に渡そうと願ったもの。誰があんな理想を抱かせたかは知らないが、そいつらが責任を取るだろう。とぐらいに思っている。]
元々こういう職業なんだ。仲間だろうと話せなくなっちまうことなんて承知している。
[一つ一つ否定する言葉を紡ぐ。それが嘘ではないが]
でももっと生きていてしたいことはある。望みなんて抱けばきりがないものだからな。
[先に述べた自分の言葉への否定を口にする。それに一つ否定できないものもある。
やれるだけやったつもりで、ある程度の納得はできている…つもりだが]
……もう俺の中、結構ギリギリなんだぜ。なのに無茶ばっかいう…
[言い放たれた言葉>>~6が、己を打った言葉にまた揺れる。
だがギリギリはギリギリだ。しかもギリギリオーバーのほうのギリギリだ。そうじゃなきゃ、あんなことになりはしない。]
肉体ももうねーし、なのにこれであっちに戻るなんて奇跡だぜ?ありえるか
[否定だらけ述べてしまう自分は本当に優しくないが、これが他のものの言葉ならばそこで切り捨ててしまいだったが確かに迷っていて、迷ったときはどうする決める指針は既にあった。]
俺は未練たっぷりに見えるか。命なんて一つしかない儚いものだって知って醜く生きてきたのに更にズルして生き延びるようなことしていいのか。
それに俺、人間でいるの。好きなんだよな。ああ…後、誰かに犠牲を強いるとかも嫌だ…というか犠牲がでなきゃ起きない程度の奇跡なんて願い下げだ。
[つらつらと言葉を述べる。それが何をするかは知らないが、幼馴染も他の何者の犠牲もあればそれを俺は拒絶する意志を乗せて見据えて]
[どうせ迷うくらいならば、結論は安易なほうがいい。
時として自分のほうがわからないことがある。ならば信頼できるものに委ねるのも間違いではないだろう]
頼む
[短い言葉にあらゆる意味をこめて、幼馴染の手を取った]
[言葉と言葉の間は何かあると感じさせる。
抱擁はいつしかほどけ、アデルは其処を立ち去ろうとする。]
――――…。
[引き止める事は出来ず]
そうか。
[呟くような声を零して、その背を見送る。]
[ややして、バルコニーに居るジークムントからは
アデルの姿が見えなくなった。]
――…ずっと君に隠し事をしていた。
[ぽつりと離れた彼に声を向ける。]
私には、身体的な欠陥がある。
吸血鬼となる前から
魔の者と言われてもおかしくないほどの歪を宿している。
アデルは、私が全てと言ってくれたけれど、
君が思うほど私はよいものではないんだよ。
[姿見えなくなってから言うのはずるいと分かっていたけど
彼を前に言う勇気などありはしない。
ジークムントにとっては言葉にするだけでも苦痛を伴う事で、
言い終われば重い息を吐き出して目を閉じる。
それは断罪を待つかのような時間だった。*]
[――魔物である自分を、伴侶として迎え入れる。
兄と父を一人で兼ねた城主の前で、そう宣言した男は、早速邸宅に自分を連れ帰った。
魔を屠るべく育った男の行動は、予想以上に決然としたもので、逆にこちらが狼狽える一幕もあった。
過保護な両親の許を離れたかと思えば、過保護な男に囲われる身に落ち着いた。
同族のいない人里で、頼る者は伴侶たる男しかいない場所。
その腕の中に囚われた時のように、唯一の居場所として馴染みつつある自分が、少し不思議でもある]
[野茨公と交わした約束は、教会の改革――それと、もう一つ。
一歩を既に踏み出し、毎晩執務室に籠もる男。
邪魔をせぬよう別室で寛いでいると、今宵もお呼びが掛かった。
隻腕となった彼に、自分が手伝える唯一の仕事があった。
義手を付ければ容易い事だが、欠落を遺す事こそ彼にとって意味があるのだろうと、求められる侭に幾度も代筆を果たしてきた]
うぐ…。
[>>~9残された側の気持ちは、確かに残した側の男には分からない。連絡を寄越さなかったのも、完全に男の不手際で。
其処を突かれると、男に返す言葉はなかった。]
…ユーリエなら、望む全てを手に入れてしまいそうな…そんな気がしたんだよ。
あいつの望むような、ファミルみたいに普通に暮らす事が出来ればどんなに良いかと思ってる。
[大人が動かず、子供に大きな期待を寄せるのは間違っていると思うが。
――彼女なら或いは、と。
何の根拠もないのにそんな思いを抱いている自分がいた。]
……。
[幼馴染の口から否定の言葉が一つ一つ紡いでいかれれば、男の勢いは削がれていく。
やはり余計なお節介だったのだろうか。
重い気持ちを、押し付けてしまったのだろうか。]
[けれど今宵は、書類の代わりに、誘うような掌が差し出された。
疑問を挟む前に自然と手を預けるのは、既に習慣に近い。
この手を彼に委ねる事に躊躇いはないが、相変わらず、手を引かれる先は読めない。最早行動を読むことも諦めつつある男が、今宵導いたのは、月明かりの下。
誘う掌も、ショールを纏わせる仕草も、ごく優しいもの。
強引だと彼のエスコートに下した評は、取り下げるべきかと思いながら、本人に告げるのは、もう少し様子を見てからにしようとも考える]
[>>~10けれど次に紡がれた言葉は今でのものとは性質が違っていた。
それを聞いた男の瞳に再び活力が戻る。]
だろう!
[もしも尻尾があったならば振っていただろう。
幼馴染が生を選んでくれた事が堪らなく嬉しかった。]
……俺が支えるのじゃ駄目か?
[残念ながら、そう言う事くらいしか出来ない。
自分が肩代わりできれば、どんなに良いかと思うのだが。]
あぁ、身体がネックなんだよな…。でも今なら俺がいる。
生き返る俺の身体を門にすれば、一緒に魂が現世に戻れる可能性はある。
[正直、こんな事態は初めてで、おまけに手掛かりにする術も初めて展開するものだった。
母親の目を盗んで暇つぶしに読み齧った文書で得た知識を正しく組み立てれば。
肉体がない身でどれだけの事が出来るか、一体何処に飛ばされるかは予想がつかないが。]
[現実主義者だと思っていた男は、存外にロマンチストで情熱家なのだと、再会を果たして早々に理解した。
花の盛りを待つ庭園へと誘う横顔にも、やはり月に映える男だと感慨を抱くだけ。
こちらを振り返った顔に、見慣れぬ色が滲むのを目にして初めて、自分の身に起きる事を薄らと肌で感じた]
――…ソマリ、
[重ねた掌から伝わる緊張が、名を呼ぶ声を掠れさせる。
そうっと指を絡め、息を潜めて男の言葉に耳を澄ませた]
[――彼が自分の全てを乞う時は、美しく飾り立てた言葉を捧げられると思っていた。眼前で紡がれる誓いは、一句一句に、飾らない真摯な響きが籠もるもの。
待ち望んだ問いの前に、するりと左の薬指を囲ったのは、二人を重ね合わせた色を宿す円環]
――…ねぇ、貴方。
断らせる気もなければ、断られるとも思ってないでしょう?
[己を乞い願う響きは、甘やかで、どこか切ないもの。
傲慢で自信過剰な男の影は潜めているのに、つい憎まれ口が真っ先に零れた]
[託された指輪をそっと握り、差し出された掌を手繰って、薬指に唇を寄せた]
―――私の、全てを。…貴方に。
[捧げます。と囁く声が、微かに震える]
……。
くそ、間に合え…!
[決して離さぬようにと幼馴染の手を握り締め、男は空いた手指を組んで印を結び、呪文を紡ぐ。
現世に存在する自分の身体を門として、現世へと繋がる術を結ぼうと。
奇しくもそれは、現世でユーリエ達が復活の儀式を行う頃だった。*]
――…貴方の全てを、私に。
愛させて下さい。ソマリ。
[強請る声は、何処か甘えた響きで。
ゆっくりと時間をかけて伴侶の薬指に通した指輪に、また唇を落として、微笑んだ*]
どれほど望もうとも、おまえは私の血から離れられない。
そういうものだ。
私は、おまえが抗い続ける姿が見たい。
そうして、私を惹きつけ続けるおまえを見ていたい。
おまえの抵抗をことごとく折り、
おまえの心のよりどころを踏みにじって、
なおも壊れぬ美しき輝石を愛でたい。
―――その果てに、私はおまえを…
いや。
すべて蹂躙しつくされたと思ったあとにこそ、
おまえは、自分が真に自由であったことに気づくだろう。
おいで。私のものとなる子よ。
おまえが気づくまで、何度でも壊してあげるよ。**
あの子ならな…可能性を秘めてるってのは同意するが、なんでもかんでも押し付けるわけにはいかないだろ?
[ユーリエについて>>~15なにかを協力するのかといえば謎である
彼女の言葉を聞いても、自分は生きていたら、魔を狩って金を稼ぐという生業から離れることもそうそうないだろうし、むしろ邪魔な気はしている]
とりあえず…またおかしくなったらぶんなぐってくれ。
[支える。という言葉にまずそれだけ>>~16いっておく。他はいつも通り、当たり前に支えあえればよいだろう。とにもかくにも任せたのだ。術式のことを聞きながらも、言い切ってしまうシメオン>>~17にやれやれとわざとらしい笑みを返して]
[耳に届く声に眦が熱くなる。
今後、どれだけ先までも、ジンと胸と薬指が震えるだろう。]
ありがとう、アプサラス。
[嬉しそうに笑う男は、軽く吐息を散らし、そっと瞼を伏せた。
此処から始めよう、月下から始めよう。
天女に恋をした男は、そっと、彼女の唇に接吻を落とす。
柔く食むように、唇が開き―――]
[体が引きずられるような感触を覚える。
どこかに消えてしまうような離れていくようなもの。だが確かに己の体に芯を通すその手だけは離さずに、呪と儀式の成果をとりに向かった*]
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