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それを聞くと、カルボナードの連中が気の毒になってくるな。
[信じるゆえに送り出す。背中で見送る。]
年寄りが珍しく働く気になってるってのになあ。
[ぶつぶつと零す調子は、しかし本気のものではない。
張り詰めるほどの緊張の中、宙に張り渡した糸渡るように慎重に空気をかき混ぜていく。
余裕を失ったら終わってしまう。今はそういう時であった。]
ふむ。まあ…、誘ってみるか。
慣れればお前さんの歌も、悪くないしな。
[最後、これはあまり意識した言葉ではない。
それは意識のうちに、”酔ってない”彼の歌が響いているが為でもあったであろうが、やはり、ゲオルグはタクマの歌を”あまり嫌いでは”ないのであった>>1:=10
まあ、それと酔っ払った彼を殴り倒す倒さないはまた別ではあるけど]
[ 離れた場所で、男も今や綱渡りの真っ最中だ。だが、それは、まだ声には乗せず ]
珍しく?むしろ働き過ぎですよ、あんたは。
自重って言葉知ってますか?
[ まるで、詰るような言葉はけれど、明るい響きで届けられる ]
皇帝陛下は意外と乗ってくれそうですしね。
でも扶翼官殿はきっと...
[ 青くなって止めるような気がする、と、男は笑い ]
[ 慣れれば悪く無いという言葉を聞くと ]
何か悪いもんでも食いましたか?
[ 思い切り、素で聞き返した// ]
やだねえ。俺は、そもそも怠け者なんだ。
出来りゃ昼寝でもして過ごしていたい。
[しみじみとした音が落ちる。
誰だ、軍隊では年寄りの方が働かされるなんて言った奴は。
だらけたいと口にする、その真逆に事態は進みつつあるわけなのだが]
扶翼官殿が?
なんだ、お前さん、あの坊ちゃんに歌を聞かせたことなんてあったのか。
[初耳だと、少し驚いた声が返った。]
………、…。タクマ、
[続く素の問いかけには、珍しく少し間が空いて。]
嫌なら、お前さん相手に酒を呑んでるわけがないだろ。
[少し呆れたような声が返った*]
ルッツ、
提督から戦闘を停止したいと申し入れがあった。
通達が回って以降は問題なくカルボナードまで行き着けるはずだ。
この戦争がどのような終わり方をするかは、そこからの交渉次第になる。
[ゲオルグから提案された内容とアレクトール自身の回答を伝えておく。]
むろん、それに義理立てする必要はない。
おまえなら、より良い道も見出せるだろう。
…というほど丁重な申し出ではなかった。
おまえのカルボナード行きを止めろという話だ。
俺も甘い。
戦闘停止の申し入れ、ですか?
[聞こえてきた声に、いささか拍子抜けといった気配纏う声を返す。
ただトールが無事であるらしいことには胸をなで下ろした。]
わかりました。
では通達が来るまでこちらも戦闘を停止して待っていましょう。
交渉の方はお任せください。
[告げたのちに、聞かされた会談の様子に、暫し沈黙した。]
………つまり、ウルケルは最初から帝国に勝ちを譲るつもりだった、ということですか。
[いくらか気配が冷えた。]
帝国も、舐められたものですね。
譲られた勝利に喜ぶとでも。
[呟くほどの声で言ってから、纏う気配を払う。]
いえ。
実利を取るならばそれでもかまいません。
そのように調整してみましょう。
[複雑な心を胸の内に収めたところで、甘くなかったと言われて首を傾げた。]
要は、現時点でおまえと元首を交渉の場につかせたくないんだろう。
[続けて、ゲオルグの主張を伝える。]
俺はおまえの誇りとか聞いたことがないな?
そうでしょうね。
私が直接カルボナードに行けば、交渉の権限は提督から離れますから。
[トールの見解に同意を示す。
相手の主張を聞けば、やや首を傾げた。]
友情や誇りと金銭の間には、少し相容れない要素があるとは思いますが…
何らかのケジメが必要という事でしょうね。
この戦いを清算し、海峡を開くに足る何かが。
[暫し対策を黙考するが、]
私の誇りですか?
それは、帝国の、そしてあなたの扶翼官であることですよ。
[それらを穢されることがすなわち、自分の誇りを穢されるということ。]
ケジメ、そうだな。
今、提督もそんな趣旨のことを言っている。
俺の旗艦に単身で乗り込んできて、すでに勝ったつもりの圧で交渉をふっかけてくる、その実直さはやはりウルケルの柱というにふさわしい男だな。
───そうですね…。
私たちの理想を実現するためには、海峡の完全に自由な航行、という項目は外せません。
いえ、それ1点のみ、ともいえるでしょう。
これに対してウルケル……提督が誇りを言うのでしたら…、
我々は"誓い"という形でこれに応える手もあるかと。
未来永劫に、帝国はウルケルと敵対しないこと、
ウルケルの独立不羈たる精神を尊重し、
無二の友人として共に歩むことを、
あなたの名で、そして帝国そのものの名で誓うこと。
なんなら、帝国の代々の皇帝が守るべきものとして制定してしまっても構わないでしょう。
その誓いを疑うのは、私たちの誇りを傷つけることと同義である、とも。
何も出てこなくても言ってやるよ。
で、提督が納得してくれるか、ぶつけてみた。
[了解も得ずに事後報告。]
昼寝なら、これが終わったらいくらでも。
俺もいいかげんに、休暇が欲しい。
[ 男は請け負った。それが成るように、シロウやヴィクトリアを昇進させようという目論見は、極めて真剣に検討されている ]
...西側の戦闘は、一時止めてくれてます。
[ ふ、と息を抜くようにして伝える。止めたではなく、止めてくれた、と。
少なくとも、今、これ以上の命が、この場所でこぼれ落ちる事は無い、と ]
急がないでください、提督。
[ルートヴィヒの意表をつくとワクワクするのはどういうわけだろう。
勝手に言葉を借りたが、それすらも「あなたの役に立てたのなら、嬉しい」と言うルートヴィヒに早く会いたくなる。]
安心しろ。力になっているに決まっている。
[ 嫌ならば、共に呑むはずがない、と伝わった言葉と、想いに、笑みが深くなる ]
...待ってます。
[ もう一度、そう告げた** ]
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