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なんなんだよ、もうっ!
ごめん、とそれだけじゃ、何がなんだかわっかんねぇだろ!
ちゃんと返事して説明しろ、このバカ!
[勢い任せに言い放つ。
何もなければ、きっと、言い返してくるはずだから、と。
──言い返してくれるはずだから、と。
そんな想いを込めていたのに。
返るのは、ただ、沈黙で]
…あぁ、聞こえた。
シュテルン、キアラを連れて来れるか?
手が必要なら兵を派遣する。
相手がもう居ないならそれ以上の追撃は無かろうが…。
気を付けて戻って来い。
[シュテルン>>=0に対しそこまで言って。
最後の声にはこちらも安堵を宿して声を伝えた]
……そうだな。
それだけでも、御の字だ。
……頼んだ。
トルメンタも相当傷ついてるから、
竜を運べるものがあればそれも一緒に。
[キアラを運ぶため、兵をよこしてほしい旨を告げた後、>>=5
安堵を宿した声が返ってきて、思わず眉が下がる]
あっちの騎竜師……白い竜乗ってる方。
偵察で会った時やる気だったからさ、
まさか、ってやな予感もしてたんだけど、
良かった――生きてて。
トルメンタもか……了解した。
馬に荷台をつけたものを向かわせる。
それにキアラも共に乗せてくると良いだろう。
[シュテルン>>=6に返しつつ、兵にその準備をさせた。
場所の確認をして兵と馬をシュテルン達の居るところへと向かわせる]
……既知の者を手にかけるのは躊躇ったのだろう。
あちらとて、人の子だ。
[キアラと風刃は知り合いであることを口にし、小さく、短く息を吐いた。
キアラが記憶喪失であることは知る由も無かったが]
兵を向かわせたが、しばらく時間が掛かるだろう。
簡易的で良い、治療もしてやってくれ。
[そうシュテルンに頼んでおいた*]
― 霧が晴れぬ中の頃:通信 ―
[いまだ待機状態でいたところに先に受けたコンラートの報告の追加>>4:~2とラートリー>>4:~3>>4:~4が入る。]
まずは無事で何より。
コンラートが戦ったってのは、前いっていたキアラっていう騎竜師のことか?
[もう一人、騎竜師はあちらにもいるが通信機越しでもわかる重苦しい雰囲気からそちらかと思って確認するように聞く]
[それに対してまともな返事がコンラートよりかえったかはわからないが]
次が無ければな。…条件次第だができるだろう。
[ラートリー>>~3の言葉の重さとは違いあっさりという。]
コンラートのいうどうにかしたという度合にもよるが、その二度目を味わいたくないやつがしばらく動けない状態だっていうならば、その間にこの区域での争いに決着を着けることだ。
終わっちまえばそこまでだしな。単純だろ。
[すなわち敵指揮官≪ファミル≫の撃破を口にした]
知り合い、………そうか。
[兵と馬を待つ間に聞こえた声に、>>=7
通信具の向こうで眉が寄った。
この話を聞いてもなお風刃の騎竜師のことを「いいやつ」とは言えない、そんな気がして。
キアラの記憶喪失については、
いつの知り合いか判別がつかなかったから口には出さず]
了解、治療しつつ到着を待ってる。
[そう返信>>=8しておいた*]
―― 霧が晴れぬ中の頃:通信 ――
[こちらの内容に対する反応の差は予想通りと言えて思わず苦笑する。
苦笑する事すら痛みを覚えて、瞬間的に顔を歪めるが誰も見ていないのだから問題はなかった。]
……そうそう、お相手は細氷の騎竜師キアラ=メモリアだっけか。
そう名乗ってた。
[気を使わせている、そう感じて軽く返そうとするも言葉が出るのが一瞬詰まってしまって。
結局は重苦しさを払拭する事は難しかった。]
…相手がなぁ、戦えねぇくらい大怪我でも負ってればね、それがいいんだけどな。
治ったらまた出てくるってなら厄介だし。
ここでの戦いが終わったところで中央に行くかもしれんしなぁ。
ま、俺が中央に行くかどうかは知らんけどね。
ん、でもローの言う通りさっさとここの戦いは終わらせるのがいいと俺も思う。
相手の指揮官はガキだっつー話しだしね、大将首落とすんが一番早いな。
[実際に殺す必要はないが、まあ言葉のあやという事で。
敵指揮官の撃破に同意を示した。
アリーセが敵指揮官である少女と何かしらの縁があると知っていたら反応は違っていただろうが。
残念ながら知らなかったのだ*]
わざわざ中央まででばりたいやつならば何言っても無駄だろうから考えても仕方がない。
ただそれでも、早く済めばそれだけ犠牲もない。といっても、傭兵にとっちゃ仕事場がなくなる行為だがな。
[だから強く薦めもしなかった。なのに彼らの苦悩の解決になるかもしれないことをいったかといえば、おそらく気まぐれなのだろう]
とはいえ、俺たちの隊が次の戦いでどう動くかかんがえねーとな。
……みんなも、ごめん。
気、乱して、騒がせた。
[少し落ち着いた所で、通信回線を開いて声を送る]
でも、大丈夫……頭、冷えた。
[ここ数日の苛立ちで荒れた声に比べて、随分と凪いだそれは、内心の落ち着きを伝えるか]
あ……それ、と。
[帰りの道中、回線を絞った上でジークムントに伝えるのは、自身の出自。
これだけは、自分自身で伝えるんだ、と。
そんな意地は、ずっとあったから。*]
[通信機に届くレトの声>>=10]
落ち着いて何よりだ。
もうしばらくしたら休戦期間も終わる。
準備を怠るなよ。
[それは彼が事を為すための日となろう。
その日が近いことを告げ、私は小さく笑みを落とした*]
― 通信 ―
……随分気楽に言ってくれる物だな。
[>>~1それが意味する所は、一つ。
>>~3コンラートの言葉も続けば、浮かぶのは渋面。もっとも、声のみ届ける通信では、それまでは見えはしなかっただろうが。]
大将首を落とせば、とは言え。それはこちらも同じ事。
何より。大将首は落とされぬよう、護られている物だろう?
[アリーセと指揮官の縁までは知らない。
だが、返すのはあくまでも慎重論。]
……そうだな。中央に……。
[それは、“家”を護るなら必須の行程。
……だが。本当に、それだけが途なのか? と。いつかの言葉から、返す言葉は力無く。]
…………ああ。
早く終わらせるなら、まずは、目の前の事だ。
[捕虜の交換が終了すれば、再びの戦。
負傷者も多く、先と同じようには動けまいが。
……ふと。“指揮官を”という言葉に、思い当たったのは。]
……コンラート。
後で、アリーセの元へ行くのだろう?
[竜でも構わないが、恐らくは目立つ。
それになにより、小回りは効かない。ならば。]
――――…………空から、指揮官を狙えないか?
竜……というより、我々を囮に、アリーセに単独動いて貰う事とはなるが。
[恐らくアリーセも目立つには変わりないが、それでも、騎竜師が空中で飛行していれば其方へ視線は向くだろう。と。思いついたままに、問い掛ける*]
―― 通信 ――
…騎竜師なら中央から声がかかる事だってあるさ。
ま、俺には関係ねぇけどな。
[何やら複雑な思いがあるらしいラートリーの様子は気になるものの。
彼女の内面にまで踏み込む程の関係があるわけではない。
しかし続く言葉(>>~7)には考えるように暫く黙り。]
……俺は反対したい…が、アリーセが同意するなら。
そうだな、後で会った時に聞いてみる。
[本音を言えばそんな事はさせたくない。
それこそ真綿で包むように優しい場所に置いて、戦場などからは遠ざけてしまいたいけど。]
[隣に並んで一緒に戦う方が好ましい。
以前にアリーセへと言った言葉は嘘ではない。
ならばやはり大事に隠して、戦場から遠ざけようなどという考えは捨ててしまうべきだ。]
その前に俺が囮役ちゃんと出来るかのが心配だけどなぁ。
[渇いた笑みを浮かべてそう返し、通信を切る。
それ以前に大事に隠されてもくれないだろうしな、との呟きを聞く者は相棒たる白竜しかいなかった*]
へーえ、姉弟にしちゃ、あんま似てねえなあ。
[ レトの打ち明け話>>=11に、彼が返したのは、あまりにもふつーな感想だった ]
お前も女だったら、あのくれー美人に…いや、じょーだんだって!
[ 更にふざけた調子で言ってから、声を落とす ]
正直、俺は血縁をぶち切ってここに来たクチだからな、お前の気持ちを解ってやるってのは無理かもしんねえけど。
お前も、別にいいんじゃね?無理に頭で解ろうとしなくてもさ。
― 通信 ―
難しくいったって状況は変わらんだろう?だがどうやって落とすかは相談の末ってとこか。
[やはり気楽にラートリー>>~5への物をいって]
少なくともうちの隊はラートリーにコンラート、それにアリーセと機動力だけは申し分ないからそれを利用すれば……
[そこで通信が途切れる。単に考え事のため。その間にもアリーセを伴った作戦などがたてられているわけだが]
直接呼んで話したほうがいいと思うぜ?天幕ででも話すか。
[アリーセについてのみいえば、当人へと話を聞こう。だが通信具をもってないならば場所を移すか。と口にした]
頭でも、言葉を重ねても全部は理解できねえ、て、そう思ってもさ、剣を交えれば解るってこともある。
[ 思うのは、金と褐色の傭兵のことだったか ]
ああ、敵将と親戚とかってのは今更だなあ…
聞いて驚け、
俺の親父とか、海精軍の将軍だぞ?
[ 最後にあっけらかんと言い放ったのは、打ち明け話というにはあまりに軽いネタばらしだった* ]
― 通信 ―
……言っただろう。赤は目立つ、と。
そもそも竜は飛んでるだけでも、自覚以上に目立つらしいぞ。
[>>~9乾いた笑みに、その一言だけ返す。
夕暮れ時ならともかく、蒼天に紅は相当目立つらしく。隠れたつもりが矢や術の的となったり、雲に紛れたつもりが相手の騎竜師にきちんと見つかっていたのは、よくある話。
但し。“竜”と絞るならそれは、アリーセにも言えるのだろうが。]
……そうだな。
何はともあれ、皆が拠点に戻り次第だ。
まずは……済まないが、コンラート。アリーセに聴いてみて欲しい。もし問題が無さそうなら、天幕で詳細を練ろう。
[アリーセは通信具を持たない身。とは言え、その殆どはコンラートが対応している認識でいて。
>>~10場所を移す提案に、その言葉で通信を〆た*]
……頭、冷えたか。
じゃあちゃんと戻ってきなよ。
[放り出した衝撃で通信は切れる。>>=10
雑音めいた音を残して]
― 帰還途中 ―
……誰か、聴こえるか……?
[それは、決着が付いた後少しした頃合い。
拠点へ向け飛ぶその最中、傷を押さえる手に通信具を持ち。途切れる意識を繋ごうと、誰にともなく声を掛ける。]
上空 褐色の騎影
……閃影と、当たった。
負傷し、獲物を取り落とし た
戦闘不能 これより 拠点へと 引き返す……
……そちらの 首尾は……
[言葉を紡ぐが、声は幾つか形に成らずに*]
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