情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[双子はニンゲン社会に紛れてお仕事をすることが多いので、逆に名前呼びに慣れてしまっていた。その癖が抜けず、しばしば標的を名前で指し示してしまう。
祓魔剣という聞き慣れない言葉には長耳を傾げたが、説明されないので知らなくていいモノだろうと結論づける]
あはっ。会えたらヨセフも喜ぶと思うよ。
『息子にとっても会いたがっていたもの』
先生もなんだかご機嫌。
『ワタシたちも嬉しくなっちゃうわ』
[先刻の怖い雰囲気はひとまず引っ込んだようだ。
勿論まだ怒りは静まっていないだろうけれど――愉しげな様子に、双子はほっと胸を撫で下ろした]
[そのコエが、ヨセフの虚ろな呟きを伝えてくる。>>*90>>*96]
おい、 殿下の様子がおかしい。
どこにいる? シラーか?
─ 閑話休題 ─
[くぼみに置かれた、ごく軽い感触が何なのかはツィーアにはわからなかった]
誕生日?
[我が王がそれ以上は何も言わなかったので、夜が長い日の謎もそのままになる]
私はいつ生まれたのだったか──
[気がつけばただ退屈だった。
アーティファクトに意志が宿った明確な瞬間などなかったのかもしれない]
お前が現れる前の世界など数えようもない
……お前は?
私を見出すより前はどう過ごしていたのだ
[ツィーアが未来ではなく過去へ関心を向けることはほとんどなかったから、これは珍しい部類の問いだった]
ディーク!
[ 焦りだけを募らせていた中、聞こえた友のコエに、我に返る ]
ヨセフは...恐らく今は、1人でミュスカの森かフェール湿地に居たんじゃないかと思う。
[ グリフォンの速度を考えれば、その筈と伝え ]
ディーク、そこから...
[ ヨセフの後が追えないか、と尋ねようとした言葉は途切れた。
彼も又、重要な交渉を担って敵陣に在る。それを半ばで放り出せとは言えない ]
あ、そうだ。
『皇子サマにアイジンっているの?』
さっき女のヒトのコエが聞こえたから。
『ちょっぴり、そうなのかなって』
[否定されたらされたで、なーんだ、と残念そうに舌打ちする。
なお…一応、皇子サマの大切なひとチェックという“お仕事”を兼ねてはいたのだ。好奇心だけではない…断じて。]
俺は今、鉄… 森エルフの村を訪っているところだ、 届かない。
[素早く言い換えたのは、瞬間、網を仕掛けてみようかと気持ちが働いたためだ。>>*100
コエを傍受できる魔軍側の術者がいるのか否か。]
呼んでいる名からして、向っているのはそっちだ。
なんとか身柄を確保して、縛っとけ!
ともかく、普通じゃない。
アイジン??
[ コエとして投げられた意味不明の単語は、どうやら先程のアイリの声を指しているらしい ]
ああ、リーは、俺の妹だ。愛人じゃない。
[ アイリと呼べば、双子にも或いは、その素性が判ったかもしれない。だが、男の呼び方はコエを通じても一貫している ]
森エルフ?
[ ディークの返事に、首を傾げる。が、何か考えがあるように思えて、そこには言及せず ]
ああ、今斥候を出した。
そうだな...見つけたらすぐに拘束するしかないか...
[ あまり気の進まない手段だが、やむを得ない ]
― 閑話休題 ―
おまえがいつ生まれたかは、さすがに知らないぞ。
だが今のおまえが生まれたのは、我がおまえを目覚めさせた時だ。
それは間違いない。
[興味を持ったらしきツィーアに、そう言う。
こちらに向いてきた問いには、小さく首をひねった。]
さあ。何をしていたと言うのかな。
物見遊山かなにか。
気が向けば人でも魔でも狩って好きに過ごしていたが。
[道楽であった。
生まれ持った力を背景に、思いつくままに生きる日々。]
─────……テディ、
そうだ、 テディも
私が 私の手で
奪い返さねば ころさなければ
[新たなるコエ、新たなる名。
抱く目的がコエとして零れ行く]
[ 届くコエを、今は敢えて意識に入れず、目の前の敵に集中する ]
(ヨセフ...)
[ けれど、胸の内側...魔将の残した傷の最後の名残とも言える楔の先端がきりきりと、刺すような痛みを、男に伝え続けている* ]
物見遊山…それは楽しかったか
[問いのようで問いでない波動]
つまりお前が私を見出した時に、私と共にあるお前も生まれたのだな?ならば好い
お前が変容させた私は、私の誇りだ
私はお前のためにあろう
お前の死を得る時までは
[永遠を誓う宣を告げる波は、嬉しげに揺らいでいた]
……、…ねえ、先生。
『…お願いがあるの』
次の誕生日の…おくりもの、
『おねだり――してもいいですか…』
[途切れ途切れになりながらも、繋がりたくて…声を、紡ぐ]
あのね、…このお仕事を終えたら、
『先生のお傍に…もどったら、』
ボクと…ローズマリーの……頭を
『……なでなでして、ほしいな――』
[それはニンゲンの…ヨセフの家で見た光景だった。
ヨセフが、ヴェルザンディが、息子二人の頭をいとおしそうに優しく撫でている風景――。
なぜか、それがずっと心の底に残っていた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新