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[恋に生きる友はどうも開国云々だけでなく、巫女姫と言うシステムそのものをどうにかしようとしているらしい。
確かに、そこが解消されれば開国にも繋がるかも知れない、が]
お前は次々ハードルを上げるなぁ…。
俺が思うに、この国に於いて巫女姫と言う存在は必要不可欠。
民意による開国となっても、このシステムは残る…と思う。
これは言わば宗教的な意味合いが強いと思うんだが、どうよ?
森の民に接触出来たのは、ルディのお陰かな。
完全なる仲直り、とまでは行かなかったけど、まぁ概ねそんな感じ。
ルディの真直ぐな心に動かされた感じだな。
…ただ、森の民と街の人達の確執は根強いな、と思う。
アレイゼル卿が歩み寄りをしたい、って姿勢を見せてるらしいんだが、森の民はまだ警戒してるようだった。
ま、森を削られ続けてたんだから無理もねーけどな。
巫女姫なんてシステム、実権をとりたい官僚たちが王を不在にしておくために作ったんじゃないのか?
でも、こうして続いて来た今、巫女姫が現人女神みたいなもんだってことはわかるよ。
開国したら、何を司るかは変わってくるのかも知れないけど。
…攫って逃げたらマズいよなあ。
「私が唯のシルキーでしたら」── ああ。
[届いた手紙──もうすっかり暗記してしまったその短い言葉を呟く。]
最初はそうかもしれない。
でも日を追うごとに意味合いが変わるものが在る。
巫女姫はそういったものだと俺は思うぜ。
攫って逃げたら普通に国際問題だろうよ…。
[ああ何か囚われてる、と。
カナンの様子にそんなことを思う]
(……これが向こうの作戦だとしたら、怖いな)
[カナンは見事に心を鷲掴み状態。
あちらが思っている以上に強かだったら───]
[そんな思考が一時、過ぎる]
おかげで向こうの士気は上々すぎるくらいだ。
人数もけっこういるな、1万くらいか。
[溜息には呆れが多いが、若干の焦りもある。
持ちこたえられるか怪しくなっていた。]
気が強いもあるが…
お前に執着してんのかもな。
何となく、だけど。
そんな感じがする。
[声を聴いて、すぐには返事が出なかった。
巫女姫親征の、数で勝る相手となるとそれは厳しいだろう。]
…ん。
無理だと思ったら早目に下がっていいからな。
……?
俺に、執着? 巫女姫がか?
[あっけにとられたという感で、声が途切れる。]
[森の民の話に別の名が出た。
そこの領主なのだから、意外というほどでもないが──]
アレイゼル卿が森の民に?
その働きかけは以前からあったのかね?
それとも、このタイミングでか──
だとしたら、ホントにいろんなものが地滑り的に一斉に動き出しているな。
[歴史の蠢動を感じる。
こういう時には得てして──多くの血が流されるものだ。]
[「攫って逃げたら普通に国際問題」と指摘され、]
いや、もちろん同意の上でだな!
[律儀に弁明する。
シメオンに心配されていることはわかったけれど、自分では、まだ自制できているとは思っている。
少なくとも、使命を忘れてはいなかった。
この国は、開かれねばならない。]
いや、恐らく今だからこそだと思う。
前々から働きかけがあったなら、森の民ももうちょい頭柔らかいんじゃねーかな。
ああ、一気に動き出してる。
そんな感じがする。
当人が同意の上でも、周りがそうはいかねーだろ。
[律儀に弁明されたが、本当に友は大丈夫だろうか、と思ってしまう。
突っ走ってしまっているわけではないため、まだ大丈夫なのだろうとは思うが**]
[それから暫くの間、呼びかけられたとしても無言だったが、ふいにまた声が落ちる。]
うん、やっぱりお前に執着してると思うぜ。
今お前宛のすげーラブコールも届いたし。
[とは楽しげに。
たった今死出の道を歩き出したとは思えないほどいつも通りだった。]
ああ、構わないさ。
予定の変更はよくあることだろ。
人生、うまくいくばかりじゃつまらない、って。
[軽口を叩いてみるが、いつもより早口だったかもれしない。]
…無事に戻れよ。
[言わなくてもいいひとことまで付け加えてしまった。]
…………。
……………。
… ガート、
[声が聞こえてこないことが気がかりで、
戦闘中なのだからと呼びかけを控え、
それでもただ待っているだけの手持無沙汰で
声を投げかけてはやめて。
それを繰り返していたころに、
何でもないような友の声が聞こえてきて]
[>>~26無事に戻れ、の返事には聞こえないふりをして答えない。
時折聞こえる呼びかけにもまた同じように答えなかったが。]
姫を守るはずの力で姫を迎え撃つとか、
ほんとご先祖への冒涜だよな
[たまに独り言のように関係のない言葉は落ちた。]
「王府を壊したいなら、正面から来る気概を見せろー」
ってわざわざ言いに来てたよ。
[だから前に出た、とは言わなかった。]
慕われてるなー羨ましい事で。
いちいちそれで怒ってたら、おまえんちのご先祖様は、今頃10回は墓の中から出て来て恨み言言ってるよ。
[聞こえてきた言葉を拾って返す。]
もうすぐ、こっちも出発できそうだ。
[だから頑張れ、と、続く言葉は出なかった。]
そーりゃ 元気だな、俺の先祖
そんだけ元気なら、……
[返る言葉に何時もの調子で、
そろそろ返せたのは途中までだった。]
ん、そか
頼んだ、多分
半分くらいは、行けてる
[いつもの声が、不意に色を変える。
ずき、とわけのわからない痛みが胸に走った。]
ガート?
なあ、ガート、
[ざらりと、ひきつるのは自分の声。]
半分、ってなんだよ。なんのことだよ。
おい、ガート、
こんなときに変な冗談やめろって。
[掠れる声の意味から、目を逸らして]
おいってば
なにやってるんだよ。
[幾度も、呼びかける。]
ばーか、んな 呼ばなくても聞こえて…
[もう半分の意味も説明できないほどに声は細かった。
それでも、最後の力を振り絞るように]
…なぁ、クロ
お前と 一緒に
それ、
見たかった …なぁ
[果たせぬ夢を、惜しむように。
最後の言葉は、ほんの少しの後悔で濡れていた**]
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