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[何がずるいのかと首を小さくこてんと傾げて。
ようやく俯くのを止めて顔を上げた。]
……頑張って慣れるわ…
[捕らえようによっては、慣れれば押し倒してもいいというふうに聞こえなくもない。
勿論本人にはそんなつもりはないのだが。]
…幸せって、こういうことをいうのね。
[ぎゅっと抱きしめられながら、幸せそうに笑って。
そっと自身もウェルシュを抱きしめるように力を入れるのだが、あまり力はなかった。]
んー……慣れなくても、いいけど?
そうしたくなったら、止められても押し倒すし。
[くくくっ、っと。忍び笑いをこぼしながら、そんなふうに耳元に囁く。
腕の中の暖かさを、壊さないように、そっと、きつく。力を入れなおしながら。]
幸せ、ね。
……そうだな、きっと。
[指先で、アイリの髪の毛を弄びながら。
常の声色で言葉を落とした。]
[耳元での囁きと忍び笑いに、それが冗談に聞こえず肩を小さく跳ねさせた。]
…もしそうなったら、逃げるかもしれないわ。
[半ば冗談だ。
今自分を包み込む暖かい人から一時でも逃げるなんて、出来る自信がなかった。]
……あったかい…
[知らずのうちに、暖かさにすり寄るように抱きついて。
そのまま少しずつ意識が遠のき、彼の腕の中で安心しきったように眠ってしまっただろうか**]
逃げられるものなら、どうぞ?
逃さないけどな。
[小さく跳ねた肩に、だいじょうぶだよ、と声をかけて。
もう一度、しっかりと包み込む。
そのまま、しばしののち。]
……ねちまった、か。
ん、ゆっくり、おやすみ。
[落ち着いた寝顔で眠るひとを、そっと撫でて。
かすめるように、その頬に熱を落とした**]
[...はまだ、ハーランとシュテルンがお見舞いに連れて行かれたことを知らない。]
[後にその事実を知った時には、彼らとあまり多くの会話が出来なかったことを非常に悔やむことになる]
[そして、現在この集会場にいる参加者の中には何となく入っていきにくいと、疎外感を感じたりするのだった]
――俺の嫁になって、俺の子供産めよ。
[ふわふわなぬいぐるみを二人の間の子供の様に見立てながら、シルキーに嫁になれ、と命令口調でプロポーズをした。]
[胸が詰まって、何も言葉が出てこない。
真っ赤な顔のまま、小さくこくんと頷いて。
けれどプロポーズの返事がこれではあんまりだと、必死でうるさい心臓を宥めて。
それでも真っ赤な顔したまま、フェリクスを見つめた]
わたくしで、よろしければ。
……喜んで。
[小さな声で、やっとのことでそう返事して。
そこで耐え切れなくなって、真っ赤な顔を隠すようにフェリクスの胸に顔を埋めた]
[しかし、報告に、少しよくわからないことがあった]
シュテルンさんが、男の娘だった?
「娘」と書いて、「こ」と読む?
って、どういう意味ですかしら?
[お嬢は、そういう話にとても疎かった]
……まあ、いいですわよね。
毅然と対応なさったというのは、なによりですわ。
[そして深くつっこむことなく、あっさり流した。
しかし、シュテルンが無事お見舞いを切り抜けたという報告にほっとする程度には、病院組を気にかけてはいるのだ]
[ヴェルナーからの報告で、シュテルンが男の娘だった事に、反射的にツッコミを入れよう。]
おいおい、シュテルン男かよ!
そこは……まぁ無事だったらそれで良いけどさ。
[嫁がそういうのに疎そう>>*2なのは助かったと思いつつ、ふとある事を思い出して、ヴェルナーに確認をさせようと。]
ヴェルナー、アレを渡したり病院内に置いたか?
[アレとは通信機の事だ。
ヴェルナーが病院に向かわせる際、病院に送られた参加者と連絡が取れるように、と頼んだみたい。
部下は、既に近くに居た参加者に渡していたり、部屋に分かりやすい所に置いていたりしたそうだ。
もし、新しい参加者が病院へ向かわされても、ヴェルナーが渡すなり、置いてあるのを拾って使えば、何時でも此方と通信が出来るだろう。]
[次に目を覚ました時には、目の前にフェリクスの顔があって。
昨夜のことを思い出すと、眠気が瞬時に吹き飛んで、反射的に逃げ出そうとしてしまうのだけれど。
多分それは、あっさり阻止されてしまうのだろう]
/*
中会話失礼しますのよ。
赤と墓下がどの程度お互いの状況を把握できるのか、認識のすり合わせをしたいのですわ。
わたくしは、一応完全に筒抜けではなくて、墓下の大まかな流れはフェリクス様の部下の方から報告されて、意図的に連絡を取ろうとした時は会話して伝言、くらいに認識していたのですけれど。
もしかして、皆様の認識だともっと筒抜けな感じですかしら?
正直、赤会話は全部墓下に筒抜け、という設定ですと、ちょっと恥ずかしくていたたまれないかなって…w
/*
了解いたしました。無粋な中会話失礼いたしましたのよ。
明日以降、生存赤がわたくしだけになってしまうので、色々気になってしまいました。
何かあればお気軽にお声掛け下さいね。
よろしくお願いいたします。
……2人とも、大丈夫かな。
無体なこととか、されてないよね。
シュテルンさんだけだったら心配だけど、ハーランさんもいるし…。
…大丈夫だと、信じたいわね。
[シュテルン一人ならあれだが、もう一人いるのだ。
危なくなったら助けてもらえるはずだしと、フレデリカの声にこたえるよう呟く。]
嫌な目にあってないといいけど……。
[はぁ、と一つ溜息がこぼれる。]
フェリクスさんと、シルキーさん。
ウェルシュさんと、アイリさん。
ディークさんと、フレデリカさん。
それから、ハーランさんや、シュテルンさんも。
・・・皆さんに、幸せが、訪れますように。
[演奏の途中、思うのはそんなことだろうか。]
[そこに、自分自身の名前が無いことには、気付かない]
……大丈夫、ですよね。
病院には後でディークさんたちも行くんですし、それまで頑張ってもらえればきっとなんとか?
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