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リンデマンスの兵は下げるけど、良いよね。
[問う形だが事後承諾の上に覆らせない意志を含んだ声を友に向ける]
参戦を望む人もいるかも知れないけど……メレディス殿の願いだもの。
うん、勿論。
王様の意思は尊重してあげないとね。
彼が戻った時に民が損なわれていては、可哀そうだろ。
その分は僕らが補えばいい。
美味い野菜の礼は、しておかないとね。
[野菜の分の労には報いなければならない、と。>>0:104
その気持ちには、今も変わりはないのだから。*]
うん、分かってる。
分かってる、けど、
─── 悔しいよ。
[間に合っていたなら戦況は変わっていたかもしれない。
仮定は仮定でしかないが、悔しさは残った]
メレディス殿は、特に民を愛しているからね。
やっぱりさ、彼には戦いは似合わないよ。
彼の手は緑の手なんだから、武器なんて握っちゃダメだ。
戦うのは俺達の役目。
…うん、俺達が補えば良い。
[確かめるように言って、よし、と気持ちを切り替えた]
……………、そうだね。
[悔いを滲ませる声>>=4には、ぽつりと。
余人には見せることのなかった思いを滲ませて応える。]
でも、メレディスさんは生き残ったんだろ?
マルールの指揮官が余程の暗愚ではない限り、恐らく彼の身柄は無事だ。
なら、メレディスさんはやれるだけのことをやってくれた。
僕はそれを嬉しくも思う。
もっと彼を助けられたらとも思うけど───…
仕方ないですよぉ。って、言うんじゃないかな。
彼は、きっと。
────、だからさ。
うん。僕らは彼の想いにも応えなきゃいけない。
それが精一杯、似合わない戦場に立ってくれた彼への礼だ。
やろう、クリフ。
そして…、この戦いが片付いたら。
またリンデマンスの美味い野菜をご馳走になろうよ。
[きっと、そんな未来を彼の王様も喜ぶだろう。
確信を抱いて、微笑みを乗せた声を友へと響かせた。*]
[ 誘う声に身を乗り出しそうになる。
この高揚。だが、これは純粋な喜びから来ているのか。あるいは、]
まだ遊ぶ算段をしてあるのか?
満足したら王都方面で羽を伸ばしてきてもいいぞ。
[ 体力を鑑みて、無理はするなと、言外に伝える。
彼らは充分に撹乱してくれた。助かった。]
メレディス殿を捕縛した将がいれば、身柄は安泰だと思う。
ナイジェル・ソン・ベルク。
彼は、紛うことなき騎士だ。
その彼が、メレディス殿を不当に扱うことは赦さない。
俺はそう思ってる。
[敵将でありながらその辺りは信頼出来ると、以前の出来事も交えて共に伝える]
ふ、ふふ、
確かに言いそうだ。
[友がしたメレディスの真似を聞いて思わず笑って]
そうだね。
そのためにも、頑張ろう。
[願う未来を掴み取るために*]
そう?
あとちょっとで向こうの指揮官に届きそうなんだけどなー。
[戦場を離れてもいい、との言に、まだやれると主張する。
ただ、体力面がかなり不安なのは確かだ。
今は戦場の興奮が疲労を上回っているから、動けているけれど。]
タイガの役に立ちたいんだ。
なんだってして見せる。
[風は繋げずといえども、今は自ら宿る場所を選んでいる。]
おまえがそこまでせずとも勝てる。
[ ここでレトを行かせたら危険だ、と漠とした予感がある。]
ルーリーが疲れるほど働いたりすると、明日は嵐になるぞ。
[ あえて軽い揶揄で翻意を促した。]
わかってる。
[ レトがそこまでしようとしているのは、戦功のためでない。
知ってはいたけれど、素直で真摯な想いを"声"に紡がれて、鼓動は跳ねた。]
…わかってる。
[ 認めよう。求めよう。
おまえはおれのために生きていい、と。]
あは。うん。嵐になったら困るね。
[軽い揶揄の裏にあるのは、こちらを気遣う情だろう。
それを振り切って飛び出すほど鈍感でも勤勉でもなかった。]
じゃあ、軽く王都見物してくるよ。
待ってる。
[無事で、と告げ、兄の心遣いを受け入れることにした。]
まだ頭も撫でてもらってないもんね。
[待ってる、は、帰るよ、でもある。
ちゃんといるべき時、いるべき場所にいるように。
今は兄に任せよう。]
なあタイガ。
王都って今入れるかな。
[先頭の真っただ中、指揮に忙しい兄へ投げる言葉としては暢気もいいところだろう。]
中まで入って、街のひとの顔を見てこようと思うんだ。
俺たちが戦ってるのを、どんなふうに見てるか。
[けれど、思い立ってしまったからしょうがない。]
[ 羽を伸ばしてきてもいいと言ったのは自分だが、レトは本当に王都に行く気になったらしかった。]
門を開いてくれるかという意味ならば、"否"だろう。
だが、おまえが入りたいと望んで入り込めぬ場所など、なかなかないだろうな。
[ 彼の性格と能力はわかっているつもりだ。 ]
人を見る、か。 なるほど。
[ 王都はいわば中立地帯である。
部外者を見かけただけで叩きのめすほど追い詰められているとも思えないし、さしたる危険はないと考えた。]
別の視点からなら見えるものもあるだろう。頼む。
[ いつものように、彼のしたいことは自分の願いであると胸に落として解き放つ。]
ありがと。
[こちらがやりたいことをしているだけなのに、兄は頼むと言ってくれる。
それだけでどこか誇らしい気持ちにもなる。]
タイガが戦っているところも見たいけど、さすがに間に合わないかな。
馬を飛ばせばもしかしたら?
あっ。でも無理したら駄目だよ?
そろそろみんな疲れてるだろうからさ。
[まさか兄が自分のために戦闘を引き延ばすなんてしないとわかっているが、ついそんな心配が声に出た。]
俺さ。不思議なんだよね。
なんで王妃さまとあっちの王子さま、両方国を出たのかって。
どっちかが追い出されたなら、残りが国を纏めてるはずなのにさ。
だから実は、追い出した連中が中にいるのかもなーって。
単にどっちも、自分の国の兵に傷をつけずに済ませたいって思ってるなら、それはそれですごいなと思うけど。
[予想が正しいのかとか、王都に行ったからと言ってなにかわかるのかとか、言い出したらきりが無いけれど、だからこそ行って、見るつもりだ。]
二兎追う者は一兎を得ずというぞ。
[ 王都に行くと言っていたその口が、今度はタイガが戦っているところを見たいなどと言う。
まったく自由な心だ。
だが、こっちに来なくていいといえば、かえってそそってしまうかもしれなかった。
ゆえに、軽く流す。 ]
[ この戦場において、自分は戦っているというより、"戦わせている"というべきだろう。
今の自分は、いつもより厳しい顔をしているに違いない。
レトが見る必要のない顔だ。]
ああ、気をつけておく。
[ レトの声に混じる素直な心配が温かい。]
ラーシュは、そこがひっかかる、か。
[ 継承争いの当事者どちらもが国を出るという非常事態。
第一王子が王妃らを追い出し、それも原因となって臣民の共感を得られず第一王子は逃げ出したと、自分では結論づけていたが、これから現地へ確かめに行こうという者に先入観を与えるべきではないと口をつぐんでおく。]
解決の糸口が見つかるといい。
[ それは、本心から思う。]
だね。
なにか見つけてくるよ。
[何も見つからなくても、見るという行為は自分とタイガの世界を少し広げるだろうから。
まっさらな状態で現地へ送り出そうと口をつぐんだ兄の心遣いは知らずとも、背中を押してくれる気持ちは感じて、心強い。]
王都かぁ。
なにが美味しいのかな。
[感謝しながらも、負っと出た言葉は全然関係ないことだった。]
前線が破られそう。
敵将が一人、一騎打ちに来た。
勿論勝ったよ。
[投げられた声に短く状況を返す。
一騎打ちの話は友をぎょっとさせたかも知れないけれど、告げた声色は比較的明るいものだった]
前線を”開く”よ。
[誘い込む意図を伝えて、包囲の助力を示唆する]
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