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美しい……
[いい言葉しか聞かないなあ、とお嬢様のことを思いうかべる。
まったくもって外見の特徴はつかめないけれど、人形を元に描いていけば、なんとかなるのかなあと、なぜだかひどく楽観的に考える。
この場所の、不可思議な現象が、自分を楽観的にさせる。]
違う……?
……………えっ!?
[楽しそうな声に、思わず声を上げる。]
[少し間があってからの、続いた言葉には]
……ちがうの?
[と怪訝な声を出して。
病気で寝ていて、幽体離脱的なものだろうか、などと考える。]
うん。
進めるなら、よかった。
未来。
フィオンの、未来も。
ねえ、猫ちゃん。
いまって、あなたどこの部屋にいるの?
[聞いたところでたどり着ける訳でもないのだけど]
うん?
今は1(2x1)(+1)階の、屋根裏部屋にいく通路…かな?
いやあ、ボードゲームのコマが動き出して大変だったよ!
それよりおやつだって。
あなたは誘われてるの?
そうなんだ……
[と言われてもこの人庭と浴室しか行ってないのでよくわからない]
おやつ?
ひょっとしたら私がいま手掛けているものかもしれない。
え、手がけてるって…作ったの?
それとも、持ってきた…?
[頭のなかにはてながいっぱいだったが、
>>4にてキッチンに佇む相手を認めて]
あっ!
文通の人と会うのってこんな感じなのかな?
[>>32 などと盛り上がりもして]
私、ゴーストバスターじゃなくて
ゴースト…こう…
ゴーストネゴシエイターとかめざそうかな!
いつでしたか
はて、夢か幻か
光の粒になってゆかれるのをこの目で見たような気がしたんですけれどね…?
ええ、もちろん、このわたくしに目なんてあるわけがございません
あれもそれもきっと不思議な魔法なのでしょう
その幻は、今でもわたしの胸に深く刻まれています。
なみだを最後に流したのも、あの時だったように思うのです。
あれはなんと美しい―――刻の終焉であったことか――
私達がお嬢様を思うあまりに。
お怒りになって出ていくのをとりやめられた?
[それぞれの人々に。
少しずつ残っていた、彼女の"刻の粒"が。
魔法のようにお嬢様を蘇らせたのか]
ふふ、そうですねえ
しかし、生きとしいけるもの…彼らの時は、止まらないからこそ美しい、かと
じじむさいことを仰らないでくださいましよ
ソルだってピチピチじゃあありませんか
そうですね……
はて、私たちの時も動いたり動かなかったりしますよ?
ぴ、ピチピチ……!
それはもちろん、この屋敷の中ではまだまだ若輩者ではありますが。
しかし……難儀ですね。
後継を作ろうと思って残したメモが、
お嬢様以上のおてんば娘に渡ってしまったらしい。
[ふーやれやれ、なんて]
何があったか手紙でおしえあうの!
[もうシックスセンスは響き合わないけど、
確実な出会いを経て]
お、いいね!
メル友!!
私がゴーストになったらバスターしに来てね!!
なんて、冗談だけど。
[じゃあここの住所をきちんと覚えとかなきゃ、と]
うん!
なんだか楽しみだ!
っていやいや、バスターしないよ。
バスターしちゃったら会えなくなっちゃうし。
[からからと楽しげにわらったら]
約束っ
[小指を出して。
結ばれた約束で、またひとつ思い出が屋敷に残る。
それは過去に縛られるものか?
いいえ、それは、たしかな未来*]
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