情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[人混みをすり抜け、周りを見渡しそっと自室へ。後ろ手にドアを閉じると]
OO、現れた。
「あれ」はどうみても感染者のそれだ。
………感染源が、いる。
予想通りとは言え、いいものではないな。
早いところ原因の大元を突き止めなくてはならないね。
打たれた抗体もいつまでもつのやら…、君も十分気をつけて。
私はかつて人の行き交いが多かったというコテージ跡を調査しようかと思っている。
OVER
[FFからの無線で飛び起きれば]
っ…
[現れた。その言葉が意味するもの。
つまりは死者が出たということ。
誰が、という疑問と不安が頭を巡るが頭を落ち着かせる]
そうか…了解した。
早いとこ調査しないと誰も生きて帰れないなんてことになりかねないからな。
俺らも絶対安全とは言い切れないから、調査の際は気をつけて。
コテージ跡…西か。
…俺は、東を見てみようかと思う。
取り敢えず展望台、出来るならその先も。
オーバー
[大浴場跡で小さな鍵を拾った後]
こちらは予定とおり東側の調査を行った。
展望台、旧炭鉱、大浴場跡。
展望台は特に何も見つからず、だ。
旧炭鉱には入れなかった。もっとよく見れば入りこむ場所はあるのかもしれないが、時間がなくてな。
大浴場ではどこかの鍵を拾ったが…どこの鍵かは不明だ。
あまり収穫がなくてすまない。
俺は一旦引き上げるよ。
オーバー
―コテージ跡地―
[ダーフィトの気配が消えれば隠れて小型無線を取り出す]
すまない、応答が遅れた。OO無事だね?
こちらはほとんど収穫はなかった。
パネルと、花火と、ああ歴史書があったか。
診療所についても書いてあった。
中尉殿については少しだけ解った事がある。
OVER
[大浴場跡からの帰り道、暫く後に応答が入れば]
ああ、俺は探索中に特に負傷などはしていない。
パネルと花火…は、役に立つかはわからないが、歴史書は収穫かもしれないな。
宿泊所の書庫、あれを昨日調べたんだが不自然に数が少なかった。
特に歴史書は一冊を残して全く見当たらなくてね。
診療所のことが書いてあるなら特に。
…場所の見当がつきそうなことは書いてあったか?
中尉のこと…何かわかったのか。
俺はまだ会話すらしていなくてね。というか顔を合わせていない…。
後で聞かせてくれると助かる。
オーバー
今自室に戻った。
歴史書には。
戦争中期に炭鉱が見つかった事。
元より軍の診療所があった事。
いつしかその診療所は軍付属ではなく島全体の物になった事。
その診療所で予防検診なども行った事。
…診療所が島民から大変感謝された事。
そんな事が書いてあったな。場所まではわからなかった。
察するに。
その島全体への「予防検診」とやらが臨床実験になっていたのではないかな。もう少し詳しく知りたいね。
歴史が捻じ曲げられているのか、無知の物であるかはわからない。
どちらにせよ…あってはならぬ事だ。
ふむ、俺が読んだ歴史書にはあまり診療所の話は書いていなかったからな…
場所がわからないのは残念だが、ありがとう。
…なるほど、予防検診と言えば不審に思われずに島民全体が募れるし投与も出来る。
それなら効率が良いだろうな。
…残酷な話だが。
俺の方も報告がある。
大浴場から持ち帰った鍵、あれをローズマリーに見せたんだが、彼女は地下室に行ったらしくてな。
鍵がかかっていたようなんだが、そこの鍵じゃないかと言われた。
宿泊所の地下室はノーチェックだったが何かあるかもしれない。
鍵が合えば、だが、調べてみるつもりだ。
オーバー
まああくまで予想だが、さほど遠くないと思う。
大規模な人体実験という訳だね。
…恐らく、明日も感染は広まるだろう。
幸い、というかなんというか、我々は明日も顔を合わせる事が確定している。
OOも無理はしないで。
そうだ中尉殿は、どのような経緯かまでは解らないが、検死が出来る様だ。
管理人は感染症の元となる菌の保有者ではないと断言していた。
この島へはその為に呼ばれたのかもしれない。
ああ、そうだ。
中尉殿自身も菌は持っていないとの事だった。
…変な話だが。
私が先に死ぬようなことがあれば、抗体を打っていることも明白になるだろう。
できるだけ、OOとの繋がりは見せぬ方がいいかもしれないね。
鍵か。なるほど。
そこで当たりかもしれないね。
…もしやローズマリー女史と鍵を開けに行くのではないのか?
[やや意地悪く聞いてみた]
OVER
明日も恐らく。
…そうだな。早く感染源を見つけないと。
ああ。俺たちはまだ抗体の効果もあるし、調査で無茶さえしなければ死にはしないだろうからな。
もちろん、任務遂行の為にも命を一番に行動するよ。
…中尉が検死を。
なるほど確かに医療に長けているようだったな。
管理人は誰かから感染させられた、つまりは船で来たメンバーの中に感染源がいるのは確かってわけか。
そしてそれは、俺にFF、中尉以外の誰か、か。
…そうだな、検死をされるような事態にならないことを願うが、俺らの繋がりは見せないようにしておかないと、か。気をつける。
身の危険を感じたら無線機や証拠になりそうな物は破棄するつもりだったが検死が出来る人物がいるならそれもあまり意味がないからな。
ああ。何故宿泊所の地下室の鍵がとは思うが、当時の大浴場は賑わっていただろうからあの館の主が落としたのかもしれない。
っ……?
ま、まあ、鍵だけ見せびらかして連れて行かないのも悪いだろう。
それにあちこち歩き回られるよりは彼女自身の危険が少ないとも思うから、な。
…オーバー
…そうだな。
船員の誰かが感染源なのだろうな。
中尉殿は緊急で呼ばれたのだろう、オリエンテーションにいなかったのも説明が付く。
…この旅自体が軍によって仕組まれているのではないかとさえ思ってしまうな。
[いや実際そうなのだ。自分は軍の駒の一つなのだろう。]
そう言えば…中尉殿は「免疫のない者が感染すれば即死」という言い方をされていたな。
…免疫物質が存在するという事だろうか。
その辺は解らないが、よくよく考えたら感染源は一人とも限らない。
中尉殿の検死を頼りにする部分も出てくるかもしれないね。
[うーんと考えながら言った]
[ローズマリー女史に話に及ぶと、ははとひとつ笑い]
彼女の危険ね、OK,
まあ何かあれば君がいた方が心強いか。
ただ、もし君が。
臨床記録を発見した場合は、持ち帰って来てくれよ。
彼女の事は全く知らないが、誰の正義もみな同じという訳ではない。
あれが闇に葬られては、島民たちがあまりにも浮かばれないのだ。
[言いながら、だが少し考え]
いや、君と私の正義も違って当然か。
君の正義を信じるとしよう。私は元よりそのつもりで来ていたのだ。
OVER
よし、今日はそろそろ休むとするよ。
明日には禁止区間の探索も視野に入れねばならないかな。
一筋縄でいくとも思えないが・…。
ではまた明日。
OUT
この旅自体が仕組まれたもの…か。
…まあ、俺らも人体実験の被験者に近いんだろうな。
抗体の効き目も含めてさ。
免疫が無いもの…あるなら即死には至らないってことか。
…そうだな、感染源を一人見つけたところで解決にならない可能性もある。
手っ取り早く全員調べられたら苦労はしないのにな…
それが無理だからこんな任務にあてられてるわけだが…。
何にしろ中尉に頼る部分が出てくる可能性があるなら、彼にも死なないよう気をつけてほしいところだ。
そこは、FFに任せたいが…あまり人と行動を共にしないようだから難しいか。
…勿論、任務は遂行するよ。
[彼女や、ユーリエ、他のメンバーもだが…情が移ってないと言えば嘘になるが、と考えながら]
俺の正義、か。
それがFFの信ずるに値するものなら良いな。
俺も貴方の正義を信じたいと思ってる。
禁止区域に行くなら気をつけてくれ。
別の場でも怪我人が出ているしな。
では、また明日。
アウト
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新