人狼物語−薔薇の下国


168 グラムワーグ・サーガ

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【赤】 魔王 テオドール

― 夜襲前 ―

[ これまで押さえて来た物を放つように激昂したテオドール>>323は、
 天幕の外まで漏れそうな声でそう叫ぶと、ふいに力を抜いてソファに身を預けた。 ]

 ……過去へ戻るのは。
 この時間軸で7度目になる。

[ それは6度も失敗したと言う告白に他ならない。
 自嘲じみた笑みが浮かんだ。 ]

 戻れるのは決まって……今からで言うと3年前になるか、その春嵐の日。
 それが……1周目の俺の生まれた日だ。

 ……だが、やり直せるのもたぶんこれで最後だろう。
 俺の体はもう持たない。
 ベリアンに、俺を屍鬼化するように言ってあるゆえ、
 それが間に合えば、これからも何度でもやり直す事は可能かもしれぬが。

(*30) 2014/04/01(Tue) 02:55:23

【赤】 魔王 テオドール

[ ……ひとつ、ため息をついた。 ]

 いや、お前が聞きたいのはこんなことではないだろうな。

(*31) 2014/04/01(Tue) 02:56:08

【赤】 魔王 テオドール

 ……1周目には、俺はお前には出会わなかった。
 2周目。15歳の時、俺は騎士団に居て、お前は年上の悲しげな眼をした女性だった。
 ある日、ふっと居なくなってしまって、探すうちにカスパルやアランとの因縁を聞いた。
 俺ならば両方助けるのにと。
 そう思ったその時の俺は、まだ青かったのだろう。

 3周目。俺はお前が居なくなってしまう前にと急いでプロポーズをした。
 20歳だった。
 断られた。
 何度も口説きに口説いて、最後は泣き落した。

 結婚式では、騎士団の皆が祝福してくれた。
 お前がアランにシャンパンをぶっかけたのは、実に痛快だったな。
 息子も出来た。トーマスと名付けた。

[ テオドールの普段は昏い目が、今だけ懐かしそうに揺れる。
 楽しげに大事な思い出を語る。 ]

(*32) 2014/04/01(Tue) 02:57:10

【赤】 魔王 テオドール

[ しかし、その続きには少し間が空いた。 ]

 5周目、俺は騎士団に居なかった。

 魔物をまとめ、人間と戦わせようとしていた。
 ことごとく失敗した。何もかもうまくいかなかった。
 魔物は騎士団に敗走させられ、俺は怒った魔物どもに追われ、どこにも行き場がないままに、
 アニーズの町はずれに蹲っていた。

 ……そこで、この周ではまた行方不明になっていたお前を見つけた。
 その時の俺は38歳だった。
 年上になった俺に、お前は優しかった。
 俺とお前は再び夫婦になった。

(*33) 2014/04/01(Tue) 02:58:29

【赤】 魔王 テオドール

 お前との思い出は以上だ。
 ……まだ聞きたいならばいくらでも話せるが、
 それは結局、別の選択肢を生きた別のイングリッドだ。今のお前とは違う。

[ 4周目と6周目を飛ばし、テオドールはそんな風に締めくくった。 ]

 ……これを聞いて、
 お前はどうしたいと思う。
 俺は、こんな思い出を持って居てもなお、
 部下としてお前を扱える魔王だ。

[ イングリッドを見つめた。 ]
 
 失望したなら出て行け。
 今なら追わぬ。**

(*34) 2014/04/01(Tue) 03:01:56

【鳴】 騎士 シェットラント

おつかれさん。

[人の波から視線を戻して、ヤコブへと向け直す。
彼の周囲を囲む人垣に加わらないまま、心だけ向けて]


 …良くやったな。

[声よりも良く感情を良く伝える”声”には、
間違いなく静かな喜びの色が乗った]

(=11) 2014/04/01(Tue) 09:12:43

【鳴】 騎士 ヤコブ

― 立ち合いの後 ―

 ああ。……まあな。

[シェットラントから届いた声に意識を向ける。
声を返したが、息も絶え絶えなのはバレバレだろう。]

 は…。おまえにそう言われるなんて、変な気分だ な

  でも、悪く な  い   …

[意識が途絶えるのと同時に、声も途切れた*]

(=12) 2014/04/01(Tue) 12:43:28

【鳴】 騎士 シェットラント

っ、

[目の前で気を失われるより、突如途切れる”声”というのは、
どうもあまり心臓に良いものではないらしい。
途切れた声>>=12に、ハッとなって振り返った。

人に阻まれてやはりヤコブは見えなかったけど、
どうやら単に気を失ったらしきに息を吐いて再び歩き出した]


 …ふん、

[妙な気分はこっちだって同じだ。けど、別に悪くない]

(=13) 2014/04/01(Tue) 14:20:05

【鳴】 騎士 シェットラント

ヤコブ、

[気になっているのは]


その鍵の使用期限…あとどれくらいか分かるか?

[砂時計の砂が落ちきるまでの時間]

(=14) 2014/04/01(Tue) 15:30:06

【鳴】 騎士 ヤコブ


 鍵の?

[聞かれて、自分の手を見る。
腕に絡みつく文様は、鎖のひとつふたつが欠けていた。]

 いや。わかんねえ。
 これが消えたらしまい、ってのはわかるが、
 時間で消えてるのかどうかもわかんねーな。

[1日1つ消えるなら、あと1、2か月かそこらというところだろう。
鎖の数を目算して、むうと唸る。]

(=15) 2014/04/01(Tue) 16:02:42

【鳴】 騎士 シェットラント

…ん、そうか。

ああ…時間で消えるとも限らなかったな。
流石にそこまで詳しく伝承も残ってない、か。


[やれやれと肩を竦める調子で頷いた。
いざとなれば、己を含めた全軍すり潰してでも、
ヤコブは門に向かわせなければならないと考えている。
もっとも、些か不穏にすぎる考えは未だ胸の裡。
最後の手段というやつだ]

厄介だな。

(=16) 2014/04/01(Tue) 16:30:30

【鳴】 騎士 シェットラント

ところでヤコブ、

[そういえば。と思いついた調子で話題を変えた]

今夜の戦い、俺を自由にさせておいてくれないか?

[どうやら親衛隊の配属は変わらない。
ならばヤコブに話を通してしまえば手っ取り早い]


…ちょっと相手方魔術師の様子が見たい。

[身軽に動きたいのだと、朝とは逆のようなことを言った]

(=17) 2014/04/01(Tue) 16:40:07

【鳴】 騎士 ヤコブ

[不穏な考えが聞こえなかったのは幸いだろう。
それを聞いたら、今すぐにでも飛び出していきかねない。]

 おとぎばなしなら、英雄王は長く戦いましたって言ってるしさ。
 そうさっさと終わりになるものでもねーだろ。

 わかんねえものは考えてもしかたねえ。
 全力でいくだけだ。

[絶対間に合う。間に合わせる。
そんな、妙な自信が声にこもっていた。]

(=18) 2014/04/01(Tue) 16:47:36

【鳴】 騎士 ヤコブ


 あ?

[唐突に変わった話題に、声が出る。
だが要件を聞くと、あっさり頷いた。]

 ああ。構わねえよ。
 おまえが必要だってんなら、好きにしてくれ。

[寛容というよりは、よくわからないから分が強い。
同時に、任せても大丈夫だという気持ちがある。]

(=19) 2014/04/01(Tue) 16:51:07

【鳴】 騎士 ヤコブ


 あー。
 ……俺も好きに動きてーなー。

[つい声に出たのは、ただの愚痴というやつだ。]

(=20) 2014/04/01(Tue) 16:52:34

【鳴】 騎士 シェットラント

[ヤコブが行けばやはり追おうとなりかねないわけで、
つまりは戦線ごと崩壊を招きかねない。
こうして戦いの前の危機は回避された。知らぬが仏だ]


長く、なあ…。

年寄りになるまでとかは、やりたくないな。
それまでには頼むから終わらせてくれ。

[考えても仕方ない>>=18とは、確かにその通りだ。
苦笑して返す最後は半ば冗談めいた]

(=21) 2014/04/01(Tue) 17:01:49

【鳴】 騎士 シェットラント

感謝する。

[即答に応じて頷いた。
目が不穏に楽しげな光を宿し煌く][けど]

(=22) 2014/04/01(Tue) 17:05:44

【鳴】 騎士 シェットラント


───シュテルン?

[続いて響いたぼやきに、もう一人の名前を呼んだ。
顔が見えずとも、大変にこやかな響きの声が続ける]

(=23) 2014/04/01(Tue) 17:06:40

【鳴】 騎士 シェットラント

あとは頼んだ。

[こいつを勝手にウロウロさせるなよと、笑顔の念を押した]

(=24) 2014/04/01(Tue) 17:07:24

【鳴】 騎士 ヤコブ


 俺も、年寄りにはなりたくねえなー。
 さっさと終わらせてえよ。俺だって。

[シェットラントに返す声は、軽い。>>=21
深刻になっても仕方ないし。
…とは、じいちゃんの薫陶だ。]

(=25) 2014/04/01(Tue) 17:42:23

【鳴】 騎士 ヤコブ

[シェットラントがやっぱり不穏な考えを抱いている>>=22のに気づくことは無かったけど、シュテルンに呼びかけるときの"いい笑顔"は、なんか見えた。とてもよく見えた。]

 あっ、てめー、なんてことを。

 …なあティニー。
 俺たち友達だよな?

[こういう相手に何を言っても無駄だ。
美しい友情に掛けるしかないとばかりに、こちらの声もシュテルンに向いた。]

(=26) 2014/04/01(Tue) 17:42:51

【鳴】 騎士 シェットラント

ヤコブ?友達を困らせるな。

[笑顔を保ったまま声をかける。
あくまで穏かににこやかに、有無を言わせぬ上から目線。
恵まれた容姿・資質から繰り出す得意技だ]

(=27) 2014/04/01(Tue) 18:02:42

【鳴】 騎士 ヤコブ


 っく……。

[なんだろうこの威圧感は。>>=27
世の中、なんか理不尽だと思いながら、押し黙る。]

(=28) 2014/04/01(Tue) 18:35:43

【鳴】 騎士 ヤコブ

[わけもなく]

 いいから。
 あいつの言うことは、聞かなくていいから。

[そーっとそーっと、シュテルンに小声で言うのも
全部筒抜けなのが、悲しいところだった。]

(=29) 2014/04/01(Tue) 18:36:05

【鳴】 騎士 シュテルン

[鍵の使用期限なんてその手のことには全く詳しくないので、続く彼らの話もなんとはなしに聞いているだけだった。

が、聞こえてきたのはヤコブの不穏な言葉>>=20
ついで、大変にこやかなシェットラントの声>>=23]

 えっ。な、なに?

[つい身構えた声で返事をしたのも仕方のないことだった]

(=30) 2014/04/01(Tue) 22:42:04

【鳴】 騎士 シュテルン

 うん。わかった。

[声は怖いが、シェットラントが言いたいこと>>=24はすぐに理解出来たので、同意する。
と今度は、ヤコブが美しき友情に掛けるように同意を求めてきた。
続く応酬を聞くと、さっと結論を出す]

(=31) 2014/04/01(Tue) 22:47:52

【鳴】 騎士 シュテルン

 わかりました。シェットラントさん。

[にこやかな声で、シェットラントに了承の意を伝えた]

(=32) 2014/04/01(Tue) 22:48:53

【鳴】 騎士 シュテルン

 俺とシェットラントさんが止めたいって思えば、止めて良かったんだよな?

[ヤコブにはそう念を押した]

(=33) 2014/04/01(Tue) 22:50:13

【鳴】 騎士 ヤコブ

 あーっ、くっそ。
 この裏切りものー!

[あっさりとシェットラントに同意したシュテルン>>=33に、思わず声を大きくする。
とはいえ、止められてもやっちゃうときは突っ走るんだけと]

(=34) 2014/04/01(Tue) 23:03:50

【鳴】 騎士 シェットラント

誰が裏切りだ、阿呆。

[騒ぐヤコブは素っ気無く切り捨てて]


シュテルン、頼りにしている。

[もの分かりの良い青年へと頷き返した]

(=35) 2014/04/01(Tue) 23:06:55

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67回 残13471pt(8)
カレンへ帰還オフ
シュテルン
22回 残17705pt(8)
カレンオフ

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ソマリ(2d)
81回 残8590pt(8)
まどろみオフ
ガートルード(3d)
35回 残17367pt(8)
まどろみオフ
リエヴル(4d)
28回 残15527pt(8)
泡沫ゆらり
ローズマリー(5d)
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まどろみのなかオフ
シェットラント(6d)
54回 残14441pt(8)
門の影

処刑者 (5)

ファミル(3d)
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まどろみ
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まどろむオフ
イングリッド(5d)
20回 残17048pt(8)
ふわふわ揺蕩うオフ
ベリアン(6d)
27回 残17262pt(8)
門の影
テオドール(7d)
40回 残13560pt(8)
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