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え、手錠の鎖だっていざとなれば切れるだろ。
[武器によります]
それか、手錠だって別に鍵しないでおいて、カサンドラに針金持たせて、『手先器用だから頑張ってピッキングしました』ってことにするとか。
シロウ教官。
人間工学的に無理なことをいってはいけない。
第一手錠をされているときに手錠の鍵穴にねじこめる針金の確度がだな(略)
― 回想 ―
[通信機をどうやって復活させたか>>*66を聞いたら、詳しく思い出したかもしれない。
6年次の授業の後、どうしても不調の直らない魔法銃を挟んでヴィンセントと議論していたら、ふいに手が伸びてきた]
あっ。
[そして目の前で、45度にグリップを机に、ゴン。
装填した状態でやったら自殺行為なのは当然として、そうではない時もそれでいいのかと目が点になったものだ]
繊細かつ大胆にって、これは言葉通りすぎませんか?
[ただ、今でも時々おまじないのようにやることがある。
装填する前の銃のグリップを、軽くではあるがトントンと]
― 回想 ―
魔力というものはそもそもどこから来るものか、というのは諸説あるが今のところどれもはっきりとした証拠がない。
第一に、死した生き物の魂の化石である説
第二に、鉱石が結晶化し安定な構造をとるときに余剰に生まれたエネルギーの貯蓄
第三に、未だ我らが知覚し得ない次元より毀れ落ちてきたエネルギー
他にもいろいろあるが――
魔力の通りの悪くなったモノに物理的・そして気合を込めた刺激を込めたら直る、という経験則は一番目の仮説に当て嵌まるとは思わないか?
[>>*79 そう今の段階では理屈では説明できない現象に、そんなろくでもない真理の近似を語ったこともあった]
……そういや、カサンドラせんせは蛇平気なんだっけか?
[さきほどのマムシの話題を思いだし]
栄養剤にする前の、マムシとイモリの干物ならいくつかあるから、食うなら分けるぞ。
なるほど。
実際引き金の重さが変わりましたし。
[魔力の起原には諸説あり、どれが優勢というものでもなかった気がする。けれど、教官の口から滔々と語られると>>*80いかにもそれらしく聞こえるものだった。
相手を尊敬していれば、なお]
そういうことなら、必ずしも不調ではなくとも。
より循環を良くするかもしれませんよね?
[教官に問い返しながら、どう思う?とヴィンセントの意見も聞いた。絶対的なものではないと、その時から思っているけれど]
[手錠の話。それから干物がどうのとか。
時折通信から流れる教官同士の掛け合いに応対しつつ、時に聞き流しつつ、作戦に向けた手配を進めている。
恐らく会議後から、シロウの告白までの短い間のことだったのだろう。]
>>*81
目の付け所がよいな、ウェルシュ。
物理的刺激は魔力の流れがよくなる。
だが――尤も魔力の流れのよい状態、というのは石の中に在る状態ではない。
石から開放されてゆく状態、だな。
魔力の巡りをよりよくしようと思えば、それは破壊を伴う場合が多いのだ。
興味があるなら放課後私の部屋に来るといい。
魔石屑をハンマーで潰す実験をしよう。
[放課後破壊クラブの誘い。
魔石愛好家や売り物としてのそれらを扱っている人はどう思っただろうか――]
[今も昔も、カサンドラは変わらない。
求められた科学知識について、口を封じるということはたとえ相手が誰であってもしないという点については]
少なくともオレは呆れてないから大丈夫だ。
むしろそれでこそカサンドラ、的な。
[即答よりも、少しあきれたろう、というセリフの方に笑みがこぼれた]
大丈夫だ、塩コショウがあれば酒のつまみにはなった。
[試したことがあるらしい]
あ…… そういうことか。
なんだ。
部下に指示出しながらだったから、聞き間違った。
あー、よかった。
[謝罪を入れながらも、ほっとしたような声色は隠せない。
教官がたをどんな目で見ているのか、という話だ。]
安定状態から解放状態へのエネルギー移動?
そうか、だから火薬ほどは威力が出ないけれど、エネルギー形態の変遷が起きて副次効果が生まれることもある。
奥が深いなあ。
それは勿論喜んで。
[お誘い>>*82には二つ返事で参加させてもらった。
ちょっとした壊したい放題。ヴィンセントも一緒だったなら、途中眉を顰めることもあったのかもしれない]
― 同室になった頃のこと ―
[同居人が卒業して一人で部屋を使っていたある日のこと。
下級生がその空いた場所にやってくると寮監から話があった]
あああああーーーーーー!
リエヴル・フェルセンってあの有名人の!
ん?ええ、いいですよ?
俺、あいつのこと結構気に入ってるし!
[そんなこんなでリエヴルを受け入れることになった]
よろしくな!
えーっと、俺の名前はトール・ベルゲルード。
って覚えてるよな?
前、学年合同練習の時に手合わせしたの。
[リエヴルはどことなく不貞腐れた顔だったが、
当時は元々そんな顔のヤツなんだろうと思っていたので、
それを気に止めてもいなかった]
俺、あの時すっげえ楽しかったからさ。
お前と一緒の部屋になるの、わくわくしてるんだ!
[一気に捲し立てると手を差し出して握手を求めた]
>>*83
副次効果の制御についての研究も進んでいてな。
これは魔法陣と同じ要領で、単一の効果を発揮することもぼちぼち可能になってきている。
もう光だけがやたらと派手だが威力のない魔法弾とは言わせない。
[そうして実際魔石屑を潰す時に、魔法陣を描いているものとそうでないものなどいろいろなバリエーションを試して実験を行った。
実際に魔法陣加工を行うのに、平坦ではない屑石で真円を描く様は職人のようで。だがやっていることは雷の火花を散らすマッドであった。
これが後の食生活に響くのはいうまでもない――
しかし本人は、食堂のお塩おいしいです状態になっても、悔やむことはなかったという…**]
――同室になった頃のこと――
ど、どうも……。
[元気な挨拶が返ってくれば>>@37
複雑な表情で応えてしまう。
なんでこんなに嬉しそうなんだろう。
自分と同室なんて、貧乏くじを押しつけられたようなものなのに。
が、予想外の言葉が聞こえれば、むしろ驚いて面食らうのだった。]
わくわく……?
え、俺と同室になることが……?
[何を言ってるんだ、この人は……と、まじまじ相手の顔を見つめてしまった。]
― 回想 士官学校6年時―
うーん…これ、芯が壊れているんじゃないかな。位置がずれていて、装填してもまともに反応しないのだと思うのだけど…
[ウェルシュと共に、不調続きの魔法銃を囲んで考え込む>>*79。2人で思い浮かぶ限りの整備方法を試してみたのだが、ぷすりとも動かない。]
カサンドラ教官…これ………
[言いかけて、目の前で起こった大胆な修理方法(物理)に絶句。]
[今まで出会った上級生といえば、生意気だと言われたり、どん引きしてたり。
そんな相手ばかりだった。
喧嘩を売られれば、力ずくでねじ伏せ。
相手が避けるようになれば、ふふんと鼻で笑いながらその横を優雅に通り過ぎる。
そんなやり取りが日常だったというのに。
こんな風に喜ばれ、そして手まで差し出されると、どう反応していいのかわからなくなる。]
………………こ、こちらこそ。
あの時は、どうも……。
[ありがとうございました、と言うのも癪で。
でも、それ以外にどう言ったらいいのか。
結局、言葉を濁してしまった。]
[少しだけ悔しさが滲みはしたが。
この人はこういう人なんだろうな、とか。
悪気なんてのは欠片も見られないな、とか。
それより、なんで俺と同室になってこんなに嬉しそうにしているんだろう、とか。
そんな想いが色々と浮かんで。]
……………………。
[少しだけ、表情が綻んだ。]
[リエヴルが部屋に持ち込んだ手荷物は、大半が本でしめられていた。
壁際に本棚を置き、そこに戦術書や歴史書、学術書が並ぶ。
なるほど、彼の得意がよくわかる状況であった。
そして、何よりも紅茶である。
共に過ごす部屋は、小難しい本に囲まれながらも
ほんのり優しい紅茶の香りが漂うこととなった。]
>>*80
…魔力って…目詰まりを起こした灰みたいなものなのでしょうか…
[何かが違う。イメージしていた魔力とはものすごく違う。
しかし、目の前の結果は事実。微妙な表情で魔法銃を眺める。
ちなみに、自分が実家で学んだときは鉱石結晶化による第二説が有力だと教えられていた。]
…え、本当なのか!?
治って…いる……??
[>>*81 引き金の重さが変わったという友人の言葉にまじまじと、カサンドラと銃を交互に見た。]
―――そうか…既説にとらわれ過ぎていた。
魂の…化石、の可能性…か…
そうだね。銃に油を差して手入れをするように、物理刺激が平常時においても魔力における油の代わりを成すということは充分に考えられる。
[中身の入っていない引き金を引く。明らかに軽く、扱いやすく…45度の衝撃が効果的であったことを物語っていた。]
[放課後破壊クラブ>>*82。この超物騒な名前の集いと魔石屑の粉砕実験。
名前を聞いた瞬間、まず目を大きく見開いて…
実験の日には超きらきらとしたいい笑顔の同じ顔が二人。
兄のルートヴィヒまで話を聞いて参加していた…]
>>*82
……すごい…な……あれを、丸く描いた…。
火花の散り方が違う…ね。
[途中、この石高いぞ値段大丈夫か…と元の値段を大体知っているだけに眉を顰めることもあったかもしれないが、好奇心が優先されたのは仕方のないことだった。**]
[握り返した手の温かさは、今も忘れることはない。
誰かにそんな風に求められることも、受け入れられることも。
養父母以外では、初めてのことだった。]
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