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えへへ、なんだか照れますね。
[ストレートに好意を表してくれるローレルに、くすぐったい気持ちになる]
でも、そうですね。
私も、大好きですよ。
[えへへー、両思いですねー、なんて冗談めかして伝えた**]
ええ、もっとも渡すのは私ではなく、あちらで待っている祖父か曽祖父あたりでしょうけど。
私はあくまでも、話し相手としての役割ですから。
[通信機についての問いには、周りに気づかれない程度に小さく頷く。
他の人がその仕草を見ても、ヒヨコ(?)に視線を合わせようとしてるだけに見えただろう]
5年前も、病院内では参加者の皆さんは外に出られない以外は自由にできていたし。
それぞれ仕返しをしに行ったり、恋人と出会わせてくれたお礼を言いに行った以外は、自警団員とシュールストレミングステロを仕掛けに行った関係者くらいしか近づいていない筈よ?
せやったら、そのお役目を全うすればえぇんと思いますえ。
仕事以外の話をすれば、幾分か気ぃ紛れるんとちゃうかねぇ……。
[ヴェルザンディの任務の詳細を聞けたし、自分のとは違う任務で且つコチラの仕事に支障をきたすものではない、と判断したので特には何も言うつもりはなかった。]
シュールストレミングテロ……。
まぁ、それはえぇとして。
例のあの人に会うのは強制やのうて、任意で大丈夫、と分かったわ。
おおきに、センセ。
[もし強制だった場合、自警団員に交渉して何とかその危機を抜け出そうか考える必要性があるのだが、その手間が省けたと思えば、ほっと胸を撫で下ろせる。]
曽祖父からは、そう言われていたけれど。
クレメンスさんのお仕事が何かはわからないけれど、多分病院側との橋渡し役も兼ねてたのかしら。
他に何か私で情報を流せる事があれば、何でも聞いてくださいね。
[曽祖父と元帥との直通回線はあるが、それとは別に実働部隊の必要な情報を流す役割もあったのだろう、と予想して告げる]
仕事以外の話、といっても。
私、仕事以外はあまり世間一般のことは知らないから、どんな話をすればいいのかしら。
[ヒヨコ(?)の世話などから、世間知らずな事はバレバレだろう]
最終目的は、このお見合いをぶち壊す事や。
例のあの人は殺さず……と言うか殺せない上に、他の参加者とは結婚させない様にしろとかなぁ……。
[詳しい方法は教えてもらえず、どうやったら打開出来るか模索しながら動いていたらしい。]
取り合えず、早々に終わらせる方法を考えたんは考えたんやけど。
それやと、此処におる人がまた連れて行かはるかも知れへん……。
まぁ、言える事は、「ここでどなたかとどなたかをくっつけさせた」後、うちの作戦実行すればええ、と考えてる訳。
[自分の策はヴェルザンディに明かす事はなかったが、大筋の話をすれば、彼女は自分の任務を理解してくれるだろうか。]
別に世間一般の話をしろとは言うてへんえ?
ま、センセがちょいとズレとるのは分かるんやけど……。
[ぽつりとヴェルザンディが世間知らずだ、という事を認識している旨を話してしまうが。]
……まさかセンセ、こんヒヨコをうちに預けるつもりではおまへんでっしゃろね?
[嫌な予感が的中するのか否か。
それは分からないのだが、ボソボソと通信機を通して彼女に確かめてみようと。]
― 昨夜・多分部屋に戻った後 ―
ああ、それは病院側も同じ方向性ね。
…………医者としては言っちゃいけない事だけど、あのゴk…アーヴァインさんを抹殺できれば一番早いけど、できないんですもの……
死神にも嫌われてるっていう噂は本当なのかしら。
[最終目的が見合いをぶち壊すこと、と聞いてうんうん頷いた後。
ロードローラーに潰されても、停車せずに通過するだけの新幹線の前に突き落とされ轢かれても、象3頭を即死させられる量の毒を盛られても、手足をコンクリートで固めて海に投棄されても、ミサイルやバズーカなどを620発喰らっても、未だに生きている事実を思い出せば大きなため息を零した]
どんな作戦かはわかりませんけど、協力できる事があればなんでも言ってくださいね。
………やっぱりズレてます?
[ちょいとズレとるのは分かる、と言われたら苦笑を浮かべて首を傾げる]
ー昨夜ー
死なへん分、なんぼ殴ってもどもないやから、ストレス発散にはええかも知れへんやけど……。
[鉄パイプや釘バットでメッタ打ちしてストレス発散には良いかも知れない、とヴェルザンディの方を見て、ふぅ、と息を漏らした。]
他の参加者達の後押しとかすればえぇだけだから……。
センセも誰か気になるお人がおれば、相談するとえぇよ。
[協力する事といったら、今言ったような事だし、特に何をしなければならない事は無いので、普段通りに任せようと思っている。]
さて、話しすぎたでっしゃろか。
今日の所はここまでにして、早よぅ休みまひょ。
[気が付いたらそれなりの時間が経ってる気がして、話を切り上げて休息を促してみた。]
[ローレルがこれまでどんな生活をしてきたかなんて、マリエッタは知らない。
知らないけれど、マリエッタの思う「当たり前の生活」をしてきたわけではないということは、なんとなくわかる。
温かい食事を喜んで、アイスクリームを知らない。
お酒に酔うということがわからない。
ジュース作りは重労働という発想をするということは、ジューサーも知らないのだろう。
それは、マリエッタに、普通のこととは思えない]
……ローレルさん、そんな風にうつむいて食べたら、せっかくの朝ごはんが美味しくなくなっちゃいますよ。
[どこまで踏み込んでいいものか。言葉を選ぶようにして声をかけた]
「知らない」ということは、恥ずかしいことではないですよ。
あえて言うなら、恥じるべきなのは、ローレルさんが「わからなくて恥ずかしい」と感じるようなことを、教えてくれなかった人たちでしょう。
[頭に響くマリエッタの声は暖かくて、優しくて。
お伽話の"お母さん"のような、そんな感じがしたけれど、年が近いであろう彼女にそれを告げるのは憚られて、小さく口ごもった。]
……あり、がとう。
せっかく美味しいご飯なのに、もったいないことしちゃいました。
[苦笑の乗った声が風に揺れる。
数瞬の躊躇いの後、ゆっくりと口を開いた。]
まだ、遅くないでしょうか。
これから知っても大丈夫でしょうか。
[頷いても、ローレルに見えるわけもなかったけれど、力強く頷いた]
当たり前じゃないですか。
私だって、知らないことなんて山ほどありますよ。
何かを知ることに、遅すぎるなんてこと、あるはずがありません。
教えられていないことを、知らないのは、当たり前のことです。
[それから冗談めかして]
何度教えてもらっても、道を覚えられない私の方が、よっぽどたちが悪いです。
[くすりと笑う]
ローレルさんに知らないことがあっても、ここにいる人たちは、誰もローレルさんを笑ったりしませんよ。
私の方向音痴だって、誰も笑わないでしょう?
[むしろ黙ってそっと誘導してくれる、そんな優しい人ばかりだ]
― 昨夜 ―
パンチングマシーン代わりにするなら、ぬいぐるみか何かを使うわ。
その為だけにアレに近づきたいとは思えないもの。
[ストレス発散については、そう応えて。
他の参加者達の後押し、という言葉にはそうねぇと頷いてから小さく笑う]
じゃあ、クレメンスさんも気になる方が居たら相談して下さいね?
ええ、そろそろ休むことにします。ヒヨちゃんも眠そうですから。
[休息を促されたら、鳥かごの中でうとうとしている様子のヒヨコ(?)を見て笑みを零し、自分も休むことに。
まさか起きたらヒヨコ(?)がサイズアップしているとは、この時点では思っても見なかった]
[マリエッタの言葉は柔らかな風のようだ。
不安や恐怖を簡単に攫ってくれる。
安堵に息を零し、微笑みが溢れた。]
そう、ですよね。
ありがとうございます。
これからいろいろ、知っていけたらいいな。
[帰る場所がないということは、前に進むしかないのだ。
見たこともないものや聞いたことのないものを知る機会も増えるだろう。
期待に胸を膨らませつつ、けれど気になることがひとつ――]
マリエッタさん、方向音痴なんですか……?
[初めて聞いた事実に目を瞬かせた。
優しくて、綺麗で、完璧だと思っていた彼女の愛らしい秘密に口角が上がる。
それは馬鹿にする笑いではなく、どこか安心したような笑みだった。]
ふふ、マリエッタさんにも苦手なことがあるんですね。
― 現在・広間 ―
クレメンスさん、今どちらです?
ヒヨちゃんのご飯の用意が出来たんですけど。
[困惑しつつ、通信機を使って声を掛けてみる。
病院側にもこの通信機の声は筒抜けだったりする為、あちらでは『ヒヨちゃんって誰』状態かもしれないが、そんな細かいことは気にしない!!]
ああ、そういえば、ローレルさんには言ってませんでしたっけ。
何を隠そう、私の方向音痴は筋金入りですよ!
[ヴェルザンディに相談したりしたから、皆知ってるつもりでいた。
全然威張れないことなのに意味もなく胸を張る]
苦手なことなんて、そりゃもうたくさんありますよ。
朝も弱いし、お料理もへたっぴです。
ふふ、知っていることが増えましたねえ?
[明日使える無駄知識をトリビアというらしいが、この知識は明日からも使えない]
ー現在:中庭ー
ん? 今、中庭におるさかい。
あまりに鳴くし、運動もさせた方がえぇと思ってたんえ。
[ヴェルザンディの心配なのを知らずに、あっけらかんとした口調で現在位置を彼女に教えて。]
準備、出来たんか。
ほな、今からそっちに向かうえ。
[もう準備が出来たならば、散歩の必要性も無いだろうと思い、来たばかりだが広間に戻ろうと思い始めた。]
― 広間 ―
ああ…ヒヨちゃんの運動、ですか。
そういえば私、大概ヒヨちゃんを抱えて歩いていたから、ヒヨちゃん運動不足気味だったかもしれませんねぇ。
[返答が来れば、納得して。
今からそっちへ向かうえ、という言葉に「お待ちしてます」という声を返す]
あとで、廊下かお部屋あたりで、ヒヨちゃんを少し歩かせてあげた方が良いかしら。
[中庭は木々にイタズラしたり、繁みにヒヨコ(?)が隠れてどこにいったかわからなくなったりするかも、という事で避けたほうが良いかと思った。
まさかヒヨコ(?)にリードをつけているとは思ってもみない]
[だからマリエッタとこうして話が出来ることが、神様がくれた最後のプレゼントなのだと思った。]
ふふ、はい。
マリエッタさんのことを、お友達のことを知れるのは、こんなに暖かな気持ちになるものなんですね。
[くすくすと笑みを零して、弾んだ声を返す。]
私、忘れません。ずっと、ずっと。
だからもっとたくさん、お話しましょうね。
[たとえ二度と会えなくても、かけがえのない思い出として胸にしまい続けよう。
にこにことした笑みは見えないけれど、声はきっと表情すらも表現していた。]
ー広間にたどり着く少し前ー
いや、今歩かせとるに、わざわざそないな事する必要ありませんえ。
[リードを付けて歩いている、という事をうっかり伝え忘れてしまっているが、その内見ることになるから、そこまで問題は無いはず!]
ちーっとだけ、時間が掛かるのは堪忍で。
[ヒヨコ?と一緒に歩いているので、それなりの時間は要する事はしっかりと伝えておけば安心するだろう、と思っている。]
― 広間で合流する前 ―
あら、そうですか?
確かにそれまで全然運動していなかったのに、急にたくさん運動したら、身体を壊すもとになりますものね。
じゃあ、毎日少しずつ運動させてあげるようにしないと、ですね。
[帰ってきた声に、納得して頷く。
時間が掛かるという言葉には「はい、お待ちしてます」と返事をして、1人と1羽が戻ってくるのを待った]
……?
縁起でもないこと、言っちゃだめですよ。
[「忘れません」だなんて、まるで別れの挨拶みたいじゃないか、と口をへの字にした。
まさかローレルがそんな悲壮な決意をしているなんて、そんなことを悟れるほどにマリエッタは聡くなくて]
まだまだ、これからなんですから。
このお見合いを乗り切ったら、みんなでパーティーをして。
一緒にお出かけしたり、美味しいものを食べたり、やりたいことはいっぱいなんですよ。
……ああ、そうだ。
[ふふ、と楽しげに笑う]
ローレルさんに、もう一つ、教えてあげますね。
仲のいいお友達は、お互いのことを呼び捨てにするんですよ。
だからこれから私のことは、呼び捨てにしてくださいね。
私も、ローレルって呼びますから。
これ、から……。
[初めて聞いた言葉のように、驚いた声をあげる。
ローレルにとって、次というものはないに等しくて、草笛を教えてくれたあの人も、籠から落ちたオレンジを拾ってくれた誰かも、大切な思い出に登場する人物はたった一度しか会えたことがなかった。]
え……あ、はい。
マリエ、ッタ。
[楽しげな声に釣られるように彼女の名前を音にすれば、胸に広がる温もりにそわそわした。]
マリエッタ、私と一緒にお出かけしてくれるんですか……?
お買い物したり、ご飯を食べたり、あとは、えっと、えっと……。
[お伽話の中の話、ただの夢。
口に頭が追い付かなくて、言葉を詰まらせた。]
当たり前じゃないですか。
私たち、お友達なんですから。
[楽しげに話しながら、本当は胸が痛かった。
マリエッタにしてみれば、当たり前のことを、ローレルはまるで宝物のように扱うから。
それはきっと、ローレルが今まで、そんなことすらも当たり前でない環境にいたということ]
お買い物に行ったり、甘いものを食べに行ったり、
……コイバナなんてしちゃったり?
[うふふ、と最後の言葉は冗談めかして]
できる、かな……。
私にもそんなことが、できるのかな……。
[マリエッタに向かってというよりは、茫然と呟くような声だった。
そんな、そんな夢みたいなことがあっていいのかな。
足元がふわふわする。]
ふふ、マリエッタの恋のお話、聞かせてくださいね?
好きな人とかいないんですか?
[冗談めかした笑みを、好きな人のことを考えていたのだろうと勘違いして尋ねる。
彼女が幸せだと嬉しい。だって世界で初めて、大切なお友達だもの。
頬を流れる涙にも気づかないまま、自然と笑みが浮かんでいた。]
当たり前じゃないですか。
ローレルが知らないなら教えてあげます。それって、当たり前のことなんですよ。
[夢の話をしているような、現実味を帯びないローレルの声に、思わずムキになる]
むむっ。さっそくですか!?
[と、投げかけられた質問に、ちょっとひるんだ。ほんの冗談のつもりだったのに、思わぬブーメランだ]
好きな人……好きな人、ですか……。
[声は少し、困った調子になる]
え……あ、ごめん、なさい。
[語調の強くなったマリエッタに怒らせてしまったかと、震えた声が零れた。
けれどすぐに普段の調子に戻った様子に、そっと息を吐く。]
あ、秘密にしたいならそれでも。
私、マリエッタのこと、いっぱいいっぱい応援します!
[勘違いをしたまま、気合の入った声で答えた。
拳をぎゅっと握りしめる様子が目に浮かぶほどだ。]
ローレルに怒ったんじゃないです。
だから、ローレルが謝ることないんですよ。
[震えた声で謝られると、困ったように笑う。脅えさせてしまって申し訳ないと思ったけれど、怒ったことは否定しなかった]
いや、秘密にしたいわけでは、なくて。
……ちょっぴり悩んでいるだけですよ。
[全力の応援には、やっぱり苦笑した]
[マリエッタの起こった理由が理解出来ず、けれど自身に対してではないことに安心した。]
悩んでいる……?
私じゃ、力になれませんか……?
[何も知らないけど、何も出来ないけど、何か力になりたくて。
そっと触れるように尋ねた。]
ローレルじゃ力になれないとか、そんなことはないですよ。
全然違います。
[それだけはきっぱりと言い切って、苦笑した]
考えても仕方のないことなんです。
ここに来た時に、言われたんですよね。
恋人ができれば、お見合いから逃れられる。吊り橋効果でそんな人すぐに見つかる、って。
……だけどそれって、裏を返せば、アーなんとかさんと結婚したくないから、吊り橋効果で好きになるってことじゃないですか。
そうじゃなくても、そう思われるってことじゃないですか。
それって……失礼な話ですよね。
[いつになく落ち込んだような声音で、ぽつり]
もっと、全然別の場所で、会えたらよかったのに。
[マリエッタの言葉に小さく息を飲んだ。
恋人が出来れば逃げられるなんてことを聞いたこと自体が初めてで、そんな考えは自身の中になかったのだ。]
それ、は……。
[そうすれば、自由になれるんでしょうか。
思わず零しそうになった言葉に自身が一番驚いて、口を噤んだ。
マリエッタの感情が綺麗で、対比するような自身の汚さに辟易する。]
……マリエッタは、別の場所で出会えたらって思う人がいるんですね。
きっとそれだけで十分だと思います。
貴方が恋をしている。
その事実はどんな事態になろうとも、決して翳るものじゃない。
好きな人にだって、その気持ちはちゃんと伝わりますよ。
[叶うなら、今隣にいる彼女の手を握り締めたかった。
けれどオズワルドに不審に思われてしまうだろうし、気持ちだけに留める。
言葉が上手く出て来なくて、こんなにも話し慣れないことを後悔したことはなかった。]
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