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[ ファミルの決断は「焼き払う」だった。]
この後、ゆっくりお風呂でも入りたかったのですけど、もう一頑張りしますか。
[ ところで、火を放った後、どこで兵を再編するつもりでいるのか。
ファミルに直接、聞けばいいのだろうけれど、まずは自分で戦略的に考えてみる。]
そうだね。
もうひと頑張りしてもらうよ。
学園の後庭が火除地に使える。
周囲の建物を打ち壊して、今日の野営地にしよう。
火と霧が収まったなら、残った建物を打ち壊して撤収だ。
今夜は燃える学園を肴に、宴会だな。
了解しました。
それでは、我が隊も火を放ちながら向かいます。
[ よかった、今度は間違いなく彼の元へ辿り着けそうだと、声に安堵と喜色が乗る。]
早々に宴会の衣装を見繕わなくては。
……え。
[隠れ里への移動の途中、聞こえてきた声>>=5に、惚けた声が落ちた。
思念の乱れ自体が無自覚だったから、何故、そんな事を言われたのか一瞬わからなくて]
……ん。
ありがとな、フレイ。
[けれど、その言葉が、込められた想いは素直に嬉しくて。
返す声は少しだけ、柔らかさを帯びていた。*]
[目覚めの後に零した、愚痴めいた思念。
それに返された言葉>>=7の意味は、最初、上手く掴めなかった]
……あー……うん。
いや、寝込んでた事じゃなくて、その。
[少し間を置いてから、やや決まり悪げな口調で紡ぐ]
……やっぱ俺、まだまだガキだなあ、って、さ。
そう思ったら、かっこわりぃ、って思ったんだ。
[続けて零すのは、先の愚痴の理由。*]
[愚痴に対し告げた言葉は、少々的を外していたらしい。
決まり悪げな言葉>>=9を聞いて、うーん、と小さく唸るような声を出す]
……そうなの、かな。
私は、そうは思わない、けど……。
[贔屓目は、ないとは言えないけれど、自分にはリトが子供だとも、かっこわるいとも思えなかった。
けれど彼には、それでは納得できないものがあるのだろう、とも思い]
それは、力が未熟、ってことかな。
それとも、冷静じゃなかった、正しく判断できなかった、ってこと?
[責めたいわけではない、というように、ゆっくりと言葉を並べて]
……リトは、リトなの。
急に大人になったり、全部正しく出来るようになんて、なれないよ。
こんなことになったから……そうも言ってられないのもわかるけど……。
みんなきっと、「今のリト」を信じてる。
……それで、「今のリト」に足りない部分は、他の人がきっと支えるから。
それじゃ……駄目、かな?
[彼の重責は自分には想像もつかないもので――このままでいいのかという自戒も、少し、ある。
それでも、今掛けられる言葉を探すように、そう語りかけた*]
[明かした理由に最初に返ったのは、唸るような声とそうは思わない、という言葉。>>=10
続けて、ゆっくりと並べられた言葉に小さく息吐く気配を返し]
それもある、し。
……結局、せんせーたちのフォローのおかげで何とか無事でいるとことか……さ。
雛鳥言われても文句言えねーなって。
[雛鳥扱いされるとすぐに噛みついていたのは、学園では有名な話。
その様子を年長者が「また嘴で突っついてる」、なんて揶揄されていたのは知られているか]
……俺は、俺?
[そんな感じで、止め処なく続きそうだった自嘲は、思わぬ言葉に遮られた]
…………。
[綴られる言葉。
『今の自分』を否定しないそれは、すとん、と内に落ちていく]
そっか……そ、だよな。
どんな歌でも、一朝一夕で自分のものにできるわけじゃない。
それと同じで……今すぐ、なんでもできる大人になれるわけじゃない、もんな。
[呟きは、自身に言い聞かせるが如く。
声音は先よりも持ち直しているとわかる響きを帯びていた。*]
……そうだったね。
雛鳥……。
[その言い回し>>=13に、自分たちを逃がしてくれた教員のことを思う。
彼だけでない、前線で戦った教師や、自室で最期の時を迎えたであろう学長も。
――生かされたのだ、という事実を、今更ながら自身も噛み締める]
[ただ。
教員たちに突っかかっていくリヒャルトの姿は、後輩として純粋な"憧れ"の眼差しで見ていたのだけれど、それは胸の内にしまっておくことにした]
――忘れちゃいけない、ことだとは思うよ。
[それは自戒も込めた呟きだった。
自分たちが子供であり、多くの大人たちの力で生かされていること。
それをしっかりと自身でも受け止めた上で]
それでもやっぱり、出来るのは一歩ずつ、前に進むことだと思うから。
[リトの在り方を認めていると、その思いを最大限に乗せながら。
少し持ち直した響き>>=15に、安堵の表情を浮かべた*]
[自分に向けられていた眼差し、その意味などは知る由なく。>>=17
知ったら知ったで、惚けた反応をしそう……というのは余談として]
うん。
自分が、まだまだ足りてない、って事は、忘れちゃならない。
[忘れずに、けれど、ただ護られるだけではなく]
でも、前に進まねぇと。
……託されたものに、ちゃんと、応えるためにも。
[向けられる声、そこに宿る思い。
それが張りつめていたものをだいぶ緩めてくれるのを感じつつ]
……ありがとな、フレイ。
[告げるのは、思い多々込めた短い感謝]
(……かーさんたちの言った通り、だなぁ)
[声には乗せず、ふと、思うのはこんな事。
離れても繋がる絆の声。
それは、とても大切なものだと実母も養母も言っていた。
言われた時は感覚でしか掴めていなかったそれが、何となくだが理解できてきたような、そんな気がしていた]
[……なお、このやり取りのおかげで、後々の話し合いの時に色々と吹っ切れていた、というのは、余談の余談、である。**]
[自分なりに必死に紡いだ言葉。
それに返されたのは、短いけれど思いの詰まった感謝の言葉で>>=19]
どういたしまして。
……よかった。
[自分が何かをできていたなら、と。
彼が内心に思う所>>=20は知らず、ただ、深く安堵していた**]
[
そうですね、行きましょう。
私は壁の花には向かないですから。
[ 将軍と飲んでる、ではなく話してる、あたりがファミルらしいと思った。]
あと、あーん、もやめろよ。
子供みたいじゃないか。
[文句を言いながらも、ドロシーから差し出されたものを拒否したことは、ほぼ無いのだった。]
[嬉しいと告げるドロシーのこえに心を傾ける。]
そういうのは、好きな奴が持っていればいいからな。
[喜んでいるおまえのこえは、気持ちいいし。
とは、絆の声にも出さない内心だ。]
ええ?! 間違えないでください。
すぐさま、こんなところでしてくれて、嬉しいじゃないですか。
[ 水いらずでするのも楽しいし、結局、ファミとならどんな状況でも自分は愉しめるのだろうと思う。]
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