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―― 夕方 ――
こっち多分迷子になった。
そんで敵も近そう、ある意味丁度よかったのかもしれんが。
あんまこっちから仕掛けたくねぇけどこの霧じゃ逃げられる気しねぇ。
なるべく交戦したくねぇけど、そうなったらなんとかするわ。
……相手と状況によっちゃ、そーもいかねー事もあるだろーが。
[突っ込みの連続に、つい、ムキになってこう返す]
戦闘目的で来てるんじゃねぇのは、忘れてないっつーの。
ファミルだ。
偵察隊から本陣へ。
キアラ、至急クレイエラの森にあるミリカ村を目指し出立せよ。
ミリカ村周辺にて不穏な気配がある。
どうやら騎竜師が居るらしい。
こちらにレトも居るが、万全を期したい。
出立後、森まで到着したら連絡を。
詳細な位置を伝える。
他の者達は引き続き警戒を。
騎竜に乗せられるのであれば、もう1人くらい来ても構わない。
では森にて待つ。
[要請と言うよりは命令に近い形で本陣へと通達をした]
五十歩百歩の言い合いだな。
[本陣への通信を終え、ジーク殿とレトの会話に更に割り込んだ]
この霧の中ならば一度見つかっても再び紛れることも可能だろう。
遭遇しても慌てず対処することだ。
万一この霧により他と離れた場合は、撤退を優先とする。
ミリカ村へ向かうか、森を抜けてキアラと合流するのを目指すこと。
その上で通信機でお互いの位置確認をしよう。
良いか、もう一度言う。
仮に吹っかけられても霧に乗じて撤退するんだ。
分かったな?
[状況を利用して動けと、提案ではなく命令として言葉を発す。
この天候なら必ず隙は突けると、そう考えてのこと]
[五十歩百歩といわれて、僅かにむくれるものの。
続いた言葉に、大きく息を吐いた]
……了解。
[声に不満げな響きが宿るのは已む無しか。
それでも、今は騒ぐ時ではない、というくらいはわかっているから、それ以上は言わず]
りょーかい。
[そう、ファミルに短く返事した後、
レトの「了解」がむくれてるみたいだと感じ、
ことさら元気よく声をあげる]
……だーいじょうぶだって。
一度撤退してもまた霧にまぎれて突っかかれるって。
その時には僕はもうルアルには乗ってないし。
思う存分飛び回れる!
シュテルンの探知に、精霊術が引っかかった。
あちらさんは精霊師つき、現在進行こっちに探知が伸びてるらしいぜ!
このまま進めば引っかかるらしいんだけど、どうする?
とりあえず、撹乱機動も考えるとあぶねーから、シュテルンそっちに下ろすのに一度合流するけど。
シュテルン、煽るな。
[元気の良い声>>=13を耳にして、睨むような低い声を紡いだ。
実際は声だけしか届かないため、本当に睨み付けているかは分からないだろうが]
交戦が目的ではない。
一度離脱した後にわざわざ蒸し返すような行動は避けろ。
[続く言葉はどちらかと言えば不満げな声を紡いでいたレトに向けてのもの]
合流承知した。
こちらは一度足を止めよう。
[レトの言葉>>=16に対し、森に来ている3人に限って通信を入れて、この霧の中で行き違いにならないように足を止めることにする]
――恐らく、相手にも気付かれました。
[通信機に向けた言葉は、僅かな震えを帯びていた]
どうしますか?
相手を避け方向転換するのか、それとも――
[その先の言葉を濁したのは、自ら提案はしたくないという意思の表れだったかもしれない]
アリーセ落ち着いて、大丈夫俺もいるから。
[声が震えていて、落ち着かせようとそう声をかけ。]
もう気づかれてるなら方向転換して背後からぐさってのは避けたいな。
やるならこっちから突っ込むか、それともここで待ち構えるか、だな。
えええ?!五十歩百歩はねえだろ?
俺は馬で、レトは竜だぜ?かっ飛ぶ距離が段違いだ。
[突っ込み>>=11への反応は彼の方が派手だった。が、問題が激しく掏り替わっている]
[ だが、さすがにそれ以上、不毛な争いを続ける気は彼にも無く、ファミルの命にも、素直に「了解」と頷いた ]
あちゃ、精霊師まで居たか。
[ そんなところへ、シュテルンの探査の結果を聞かされ、顔をしかめる ]
― 朝:通信 ―
ここまで中立の立場を取っているようではな……案外両陣営共に出身者が居るのかもしれない。
まあ、どちらにも与さない交易ならばまだ余地はあるかもしれないが……。
[>>~10ローの言葉に返すのは、少し濁した言葉。
そして、>>~11言葉が聞こえれば。]
ああ、出る……んだが。森はどうにも天候が芳しくないらしい。
2人とも、城門の辺りで待っててくれ。……まとめてウシャスで往く。3人乗り……は、初めてだが……馬より少しは早いだろう。
[溜息と共に、砦に残る2人へと声を掛けて*]
乗り物の差は関係ないだろう。
[ジーク殿>>=21にはさらっと返した。
問題点はそこではないから、強引に戻しておく]
了解した。溜息ばっかしてたら面白くないぜ。
ああ、それとウェルシュ。先ほどエリザは馬舎近くにいた。もし探してるならまだそこ辺りにいるかもしれない。
[ラートリー>>~17には軽く茶化すようにいいながら、ウェルシュにはそう伝え、既に城門前にいるのはただ待つことに]
……チャンスだと思ったのになー。
[声色に落胆が滲むのは、避けられなかった。>>=18
投げやりっぽい再度の「りょーかい」>>=20に、
ちらり、と苦笑を見せもしつつ]
………。
な、なんでもないよっ。
気になるけど気のせいかもしれないし。
[まさか、聞かれていたのか。>>=17
動揺を示して声は小さく揺れる]
!?
[突然の全方位通信が聞こえた時には驚いた。>>=5
すぐにファミルの否定も入て、残るは二人。>>=6]
(でも、どっちかといえばレトが似合ってるかな?)
(シュテルンは鉄砲玉というよりはビックリ箱だよね)
[世話になっているうちに敬称の外れた二人のことを話す声が、自動受信モードを切り替えるのに手間取って拾われなかったのは、行幸だったかもしれない]
[詰所の外に出ると決まれば、いつ連絡が入ってもいいようにと立ち上げた所でその通信>>=5を拾った。
誰に対してかははっきりと言われてはいなかったけれど]
まぁ、レトでしょうね。
[呆れ半分溜息半分で落とした呟きは、通信に拾われる程の音量は無かった、はずだ]
……………。
じゃあ迷いの芽になりそうなものは摘んでもいいのか!
[再び舞い上がるルアルとレトを見上げながら、
レト>>=28だけに聞こえるよう言葉を返す]
さっすがレト! ありがとー!
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