タイガは言動のタイプ的にながえさんでもしっくり来るけど、直近のはちょっと本人では言えない
あと多分村建てさんだし自分で自分を吊る村を立てるほどながえさんは狂ってないはず
以前のこと、とまとは夢の中でながえとなった。喜々としてながえになりきっていた。
自分でも楽しくて心ゆくばかりにくっころと天丼していた。とまとであることは全く念頭になかった。はっと目が覚めると、これはしたり、とまとではないか。
ところで、とまとである私が夢の中でながえとなったのか、自分は実はながえであって、いま夢を見てとまととなっているのか、いずれが本当か私にはわからない。
とまととながえとには確かに、形の上では区別があるはずだ。しかし主体としての自分には変わりは無く、これが物の変化というものである。
タイトル:ターミナル
ジャンル:コメディ、ロマンスベースのヒューマンドラマ
監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:トム・ハンクス
ながえ評価(5段階評価):3,5
おすすめ度(5段階評価):3
ヒューマンドラマといえばトム・ハンクスでトム・ハンクスといえばヒューマンドラマだよな。
というのはさて置き、私は基本的にヒューマンドラマが好きなので以後、トム・ハンクスとスピルバーグのセットは何度か登場するはずだよ。
さて、映画についてだがざっくりいうと。
空港から出ることができなくなってしまった男性の空港から出るまでの生活を描いた作品。
うん、ざっくりしすぎ。だが本当にこれだけ。
主人公のビクター・ナボルスキー (トム・ハンクス)はとある目的のために母国のクラコウジア(架空の国)からアメリカにやってくるが飛行機がクラコウジアを離陸した直後にクーデターによりクラコウジアは無政府状態に。
結果、ビクターのパスポートは効力を失い。空港から出ることも母国へ戻ることもできなくなってしまう。
空港の入国ゲートは監視が厳しくなく。不法入国ではあるが強引に出ようと思えば出れる状態だった。
しかし、真面目で善人なビクターはそれを頑なに拒み、空港の中で生活することを選択する。
かくして彼の生活はスタートするが持ち前の人格もあり。空港の職員たちに助けてもらいながら生活していくこととなる。
・本作の見所として
全体的に雰囲気が暗くないのが挙げられる。
割と洒落にならない題材ではあるが明るい雰囲気で見ていられるのはとても見やすくてベネ。
展開として所々ご都合主義・勧善懲悪的であるのは否めないが個人的には2時間強の映画なのだからコレくらいわかりやすいほうが話が頭に入ってくるので良いのではないかと思う。
トム・ハンクス演ずるビクター・ナボルスキーはちょっと抜けているが抜け目のない人間で真面目で善人。
困っている人が居るなら自分の立場も顧みず助けようとする。
見ている私達は最初は「どこか抜けたアジア人だよなーいるいるこんな人wwww」
とか思っていたのがいつの間にかビクターを認め、好きになっている。
人物の描写がとても丁寧。
個人的には空港から出る段になって今までビクターを監視していた空港警備員の人が
「外は雪が降っているから冷えるぞ」とコートをビクターに着せてあげるシーンがとても好き。
私が一番最初に好きになったヒューマンドラマで
この作品からヒューマンドラマというジャンルにハマりました。
映画をあまり見ない方にもおすすめ出来る読後感(視聴後感?)が良い作品です
タイトル:キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:スティーブン・スピルバーグ
主演:トム・ハンクス、レオナルド・ディカプリオ
ながえ評価:3
おすすめ度:3
ざっくり紹介
フランク・W・アバグネイル・Jrという実在の世界的詐欺師の自伝を元に作られた作品で主人公のフランク(レオナルド・ディカプリオ)とフランクを追うFBIのカール・ハンラティ(トム・ハンクス)の鬼ごっこを見る映画。
と言ってしまうとそんなんおもろいんかい。とか突っ込みたくなるがこれがおもろいんです。
主人公、フランクは元々裕福な家庭に生まれた恵まれた少年だったが父親の事業が失敗し破産してしまう。
これにより彼の人生は一変する。
元々リアリストだった彼の母は夫と息子のフランクを捨て新しい男の元に言ってしまう。
残されたフランクと父親だが生活が出来ない。
そう、フランクは生活するために小切手詐欺に手を染めたのだった。
詐欺の才能を開花させたフランクは巨額の資産を手に入れるがそれが小切手偽装事件を捜査していたカールの目に留まる。
かくして詐欺師のフランクとFBI捜査官のカール。二人の逃走劇が繰り広げられるのであった。
・本作の見所について
詐欺師とそれを追うFBIの映画だが見るべきは詐欺の手口の鮮やかさとか逃走の緊張感とかではなく。
雰囲気はどちらかというと暗め。
登場人物の人間性とその背景。
これはフランクとカール、二人の物語を見る映画なのだ
故にヒューマンドラマなのです。
フランク少年は父親の破産というイベントにより裕福な家庭から一変してどん底へ
母親と違い父親はとても息子思いな人間であったが
フランクは詐欺師として生きるために父親の元を離れる。
大人になる前の多感な時期に詐欺師として一人で生きていくことにしたフランクはどこか子供っぽさの残る人の温もりを求める大人へ
そんな彼は自分を捕まえようとするFBI捜査官のカールにもうひとりの父親の姿を求める。
父親とも友とも言い切れない。そんな複雑な感情。
そしてカールもまた一人のFBI捜査官と詐欺師という関係を守りながら人としてフランクに対し息子とも友と言い切れない感情を抱き更生の手を差し伸べる。
とても長い時間を人生の鬼ごっことして共有した二人は無二の友となる。フランクはカールの助けもあり最終的には詐欺の知識と才能を利用した小切手詐欺のセキュリティ・コンサルタントとして更生するのであった。
フランクの寂しさとカールの優しさ。二人の立場故のすれ違いはとてももどかしい。
どこかルパンと銭形警部を重ねてしまうのは日本人故か
「嘘の中で生きるほうが楽だ」はとても悲しい名言だが本作をよく表した一言である。
コミット成立したか。
2作品しか書けなかった。残念
「最強のふたり」
「最高の人生の見つけ方」
「40歳の童貞男」
映画ではないが「FLASH」辺りは書きたかったんだが。