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[乗っけられた、ので、真っ赤になった顔は見えなかった。
けれど、言葉の響きには確かにあせりの様な困惑が見えて、
なんだか少し嬉しいような得意げなような気がするのは]
……もしかして俺美少女してる?
[ふふん、って感じで口にした、のだけど]
下を確かめる……、
いや、えっ、それはちょっとやっぱり、
……恥ずかしい、か も?
[言われて思わず想像してしまった、
つまりはリエヴルに脱がされたり、確かめられたりするということで、
追い討ちをかけたのは、抱きしめられた腕だ、妙な緊張と動揺とに覗かれた顔がちょっと熱い]
甘い
[澄んだ甘露にゆらゆらと尻尾が踊る、
もっと、と強請る思いは新しい傷を探す、
頬から肩、腕、指、加減のない衝動で手繰り
雪解けの瞳が痛みに揺らぐ度、
滲む蜜を嗅ぎ付けては執拗に。]
……リエちゃん、なんか珍しい、ね?
[いつもは、自分が勝手に纏わりついてぎゅーとかしてるだけだから、
抱きしめられるのは何か違和感というか、少し驚いたというかやっぱり緊張する。
覗き込まれた顔も、近いし。ものすごく近いし、って]
へ?
[何を忘れろ、なのか、と思って、訪れる行動に理解する]
――……あ、
[掠めていった口唇と言葉に、2回目。2回目――?
確かにそうだ、確かあれは従姉妹のドレスを拝借して遊んでた時で、
その頃の自分はそれは恥ずかしげもなく、言ってた気がする]
――俺、大きくなったらリエちゃんをお嫁さんにする!
[ドレス着て言う言葉としては、
根本的に間違っていたが、幼いなりに真剣だったのだ。
今の今まですっかり忘れていたけれど]
それ、なんか間違ってないか?
[素直につっこみをいれた。
けれど、まぁ、そのあとは、おかしそうに笑む。]
/*
しかし、清々しいまでに嫁といちゃいちゃし倒している。
他のペアさんにも絡みたい欲はあるけれど、
嘗て無いほどのコミュ障っぷりと、
眺めているだけでほわほわ出来ると言うエコっぷり。
ログが楽しみだなぁ。
― 回想 ―
[囁きに目を見開く。
予想出来たそれは、だが耳に落ちれば酷く甘く響いてまた泣きたくなった。]
っ……
[行き場に迷った手は拳を握り、男の胸の上に乗る。
引き寄せられる力に逆らう事はせず、間近にかかる熱に目を閉じて、重ねるだけの口づけを交わした。]
[告白への返事は返せない。
返さない代わりに、胸の上に乗せた拳を解き胸の上に添え、そのままゆっくりと背中に回す。
力は、あまり込められなかったが、頬に添えた手と唇が離れるまでの長い間、自ら腕を解こうとはしなかった。]
いや、昔そう言ってたの、思い出しただけだよ。
……リエちゃんは忘れちゃった?
[自分もまあ今の今まで忘れてたわけだけれど]
― それより更に昔の回想 ―
[どうしよう、どうすればと尚も押さえつける力に抵抗しながら、思考は絶望的な未来を思い描いていた。
民を偽った罪人として、アムドゥスキアの仇敵として晒され殺されるか。
あるいは―――英雄シュテルンとは関わり無しとして切り捨てられるか。
どちらにせよ、生き延びる未来が見えずに、怒りは冴え冴えとした恐怖へと変わる。]
[同じ場所で生き、浅い人生の殆どを共に過ごした4人のシュテルンの結束は固く、この戦争の果てにある物を語り会い、幸せな未来を夢に見た。4人もいる英雄がどうなるかなど、その時は考えもせず、またそれは杞憂でもあったが。
英雄は一人ずつ死にたくないと夢を語りながら死に、自分の代わりに生きろと後のシュテルンに未来が託された。
最後に残ったシュテルンの肩には、英雄としての責務だけでなく、仲間の想いも重ねられている。
だから絶対に死にたくないと思いながら、だがこの状況を覆す方法は見つからずに、時折腕の下でもがくことしか出来ずにいた。]
………。
[無言の肯定との声に、僅かにだが眉が動く。
肯定を促すような仕草だが、どれももう今更だろう。]
[睨み上げる男は静かに、何かを考えている様子でもあった。
何を考えているか、思い計る余分はない。今はその様子を余す所なく見つめ、隙を伺うしか他にない。時間は無いのだ。
だが第三者の声が遠くから聞こえると、びくりと体が跳ねた。]
ぁ…
[悲鳴の代わりに声が零れる。零れる声は確かに女の柔らかな物で。
程なくして自分は引き出されるのだろうと、心臓は先ほどから、恐怖と緊張で鳴りっぱなしだった。]
………。
[だが予想は違っていた。
やって来た部下の足を止める命令に目を見開く。]
(何を考えて…)
[唇が問うように動きかけるが、静かにしろとの相手の命令じみたそれには、言われた通りに大人しく従った。
囚われた自分に他に方法など、なかった*]
そんな面白言葉、忘れるわけがないだろう?
というか、あの時もこう返したんだ。
忘れたか?
[そして、手の力を緩める。
茶化されて返された気もしたからだ。
少し、正気に戻ったともいう。]
[時折、半端に霞む視野が不快で瞼を擦る。
痛む表情を、
己に食まれる事を感じる貌をもっと見たくなったから
五指を絡めた手を視界の高さに持ち上げて、
眼をを合わせたまま白く薄い甲の皮膚を啄んだ]
[――――その時、
助けて…、
と、小さな声が沼から響いた。
時を惜しむように視線だけを其方へ投げかければ、
そこには先ほどまで追われていた若い水精の姿。
水色の長い髪は光沢を喪い、幾度も焼き鏝押し付けられた白い肌は見るも無残に爛れていた。
散々、衝槍に玩ばれたのだろう体躯は、所々欠けてもいる。
詰まらないものを、見つけてしまったとばかりに
嘆息した自身に構わず、水精は懇願を迸らせた。
精霊界に戻りたいと、どうか慈悲をと、
己の力を確信してから媚びる様は、実に見苦しい。
長々続きそうな声色に、興味が動かされることは無い。
寧ろ、今は見失ってしまった残りの魔物が気がかりであり、
何より―――、妻の下に早く戻りたかった。]
……そ、そうだったっけ?
[忘れてた、そう忘れてたのは、
確かその後で厳しい現実を知らされたからだ。
お前達は結婚できない、とそれはさらっと言われて。
リエヴルの手の力は緩んだけれど、
じぃっと見上げたまんまで、
それからふっと、指先で口唇を押さえた]
……ねえ、も一回して?
そしたら、ちゃんと思い出すかも。
残念ですが―――…、
[ふぅ、と煩わしさを溜息で払い、微笑んで向ける言葉。
はい…っと威勢よく縋ってきた相手を裏切り、ヒタと向ける大鎌。]
―――…今は、妻と行楽の最中なのですよ。
[己の吐き出した言葉の意味を計りかね、「は?」と間の抜けた声を、喉から搾り出す水精は、男の狂気を知らない。
精霊力を飢えさせ、みすぼらしい彼にも、
なけなしの力を絞って分けるだろう愛妻を思えば、生かす得も無い。
いいや、なにより。
―――彼女が身を按ずるのは、自分だけで良い。
昏い思考は、大鎌を同種に振り被ることで行動に変わる。
驚愕に彩られ、喉に悲鳴を溜める水精へ、何ら、躊躇いなく。]
[寧ろ、憂いを削げて良かったとばかりに安堵が浮かぶ。
彼女の一滴とて、誰かに渡すのは腹が煮えること。
妻の力の一欠片とも、釣り合わぬとばかり、
怯えて水色の瞳を見開く水精を闇の鎌が撫でた。
己の力は、精霊種へも消滅を齎す強烈を孕む。
彼女へ向ける執着は時として、賢しくも愚かしく働き。
沼に事切れて沈み行く精霊は、最後の希望も立ち消えて、
生まれた場所にすら還ることなく、男の傲慢に踏み躙られた。
―――沼を囲む深い霧が、男の悪辣をそっと包み隠して。*]
ちゃんと思い出す?
何を思い出すんだ?
[幼い頃のたわいない会話がきっとそれまで。
ただ、唇に手を当ててねだるようすには首を傾げて]
したいなら、自分で背伸びしてごらん。
[顔は近づけるけれど、その前で止めて。]
/*
>>691
妻が可愛くて私は本望です。
キラキラしまくっていて、本当に眼福。
なんで、こんなに泣き顔が可愛いのか…。
Sではないのに右腕が疼くうぐぐぐ。
/*
在籍ボタン、凄い便利なのになんでこうも忘却しちゃうんだ。
健忘症なのか、うぉぉぉ…。(今オンに変えた)
/*
えっ。
えっ。えっ?
旦那様、容赦ない………!!!
ある意味純粋過ぎて、もう……!
見えてたらどうしたかしら、確定で隠してくれてるとこに配慮を感じつつ、ときめく…(歪んでる)
戻ったら忘れる、なら、いいでしょ?
ちょっとくらい、思い出しても。
……あの頃の、気持ち。
[仕舞いこまれたものが、確かにある。
今だって彼のことは大好きだけれど、
ドレスを着て無邪気にそんなことを口にしたその時と、
今とはもう取り巻く全ては違うから]
え?
[ねだった唇は寸止めされた、
けれど背伸びすれば届く位置で――、
自分のいってることも、行動も変だとは思ったけど]
リエちゃんの意地悪……、
[爪先立ちで、重ねる口唇。
やはり重ねるだけだけれど、
つま先立ちを保っていられるまでは、そのままで]
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