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ン…
[肩に触れる濡れた感触とそれがもたらす変化に、
押し殺した声が洩れた。
身を捩る動きは弱いもの。抵抗の意図よりもざわめく皮膚をもてあまして。
細めた双眸の緋色がじわりと濃くなった]
は
― >>425から>>430 ―
もういい
…コンラート?
[のろのろ首を振って、掠れ声で訴えた。
白い手首を捉えた指は離す事も出来ず、力を篭める事もせずにただ緩く握ったまま]
これ、何か なに。へんな
[もう一方の手は、二度もたついた後に慣れた動作を思い出す。ぎこちなく金具の音をさせてベルトを自力で解き始め。
逃げ場を浴槽の中へ求めながら、脇腹を執拗に這う舌には目許を染めて切ない息を吐いた]
あなたは
存在しつづけることに、どんな意味を感じているの?
[終わりなき生を歩む相手に、今、自分が一番想像できないことを問う]
恩義。
僕はこの生を享けたことに感謝をした。
それだけ。
……肉のある命に囚われたものと笑う?
……そう。
どんな命であれ、生きることに喜びを見出だせるならば、それは幸いであると。
……私は思う。
[長い生に飽いている様子もなく、恩義だと言う声にすこし羨望にも似た思いを寄せる。]
……、罰なのかもしれない。
死してそのみもとに行くことすら拒まれた結果が、永遠の命とは神は皮肉がお上手だ。
[少し笑う。
最後まで己に冷ややかだった世界を思う]
言葉は、鏡
[秀麗な面立ちに過ぎる微笑に口を開く。]
君は今、己の生に喜びを見出さず、
拒まれたという皮肉によって拒んだ。
……罰であることを望んでいるの。
[ゆらりと揺れる記憶。
半月近く日夜問わず魘された悪夢から、束の間解き放ったのは。
恐らくは、傍近くに在った自分以外の気配]
……、
[開き掛けた唇をすぐに閉ざし、そのまま背を向けた*]
詭弁だね
[さして感情も動かさず。]
結局のところ、罪も罰も、ただのルールに過ぎない。
しかもその適用はケースバイケース。
……ねえ、あなたは、このせかい、すき?
そうかな。どこからが詭弁だった?
[声を柳のように受けて、首を傾げた]
……僕は、事例そのものを斟酌しないルールは
森ばかり見て木を見ないと思うから、
そうであることが適切だと思うけれど。
僕の好悪を答えることは、君の助けになるかい。
……"良くも、悪くも"、ね。
[相手の言を肯定し、ただしそっと後ろにつけ添える。
思い出すのは、苦い記憶。
正当防衛、過剰防衛、何とでも酌量の余地はあったかもしれないが、何の咎めも無かったのは、実際のところ権力者の隠し子であると言う大人の事情。
罰されないどころか、まともに大人に向き合ってもらった記憶が無い。
そうして少しずつ、年を重ねるごとに、神を信じていた少年に見える世界の真実は歪んで行った。
軋む音から目を背ける。]
……なるかもしれないし、ならないかもしれない。
恩義、と言えるあなたの目から見える世界はどんな風に映っているんだろう。
ね、
また会える?
……その時私がまだ消えていなかったら、あなたのことを、教えてくれる?
[青褪めた顔で儚げに微笑む姿は、最初より幾分柔らかい。]
この世界はいつだってわがままで、理不尽な選択を迫り、
それが、現実として連綿と続いていく……
良くも悪くもあるけれど、好きなのだと思うよ。
[温室を去り際振り返って、被るフードを深く直した。
再会を請う声には淡々と]
構わないよ。
夜明け前には、中に入りなさい。
[強すぎる陽光から、その儚さを隠す理由になるのなら*]
[三度目の拒絶に、びくりと打たれたように退くは、酷く稚い、傷ついた子どもの顔。
縋る眼差しの暗いいろを、我が事さえおぼつかぬ幼子が感じ取れたかどうか。
が、それもつかの間、
白い面は伏せられ、すべての表情は垂れかかる前髪の陰に隠された。
その後は、自力で何とか衣服を脱ごうともがくディークの動作を、最低限補助するように手は動く。
そこにはもう、甘やかなものはなく]
/*
噛ませ犬前提で「ファミルさんを僕にください」がやりたくなって来る。
相変わらず本命に対してはツン性能を発揮しているのはまあゴフン
*/
[不可解な疼きをもたらす刺激が去り、
乱れた息は凪いでいく。
傷を癒すためにされたことだと、もたらされた結果の一つを素直に受け取って。
血で繋がった彼の心情を察するには、絆は薄い。まして、かつてのように人の機微に敏い耳目は残されておらず]
ありがとう、 …
そう。
[フードを目深に被りなおすその人の答えに、吐息のような返事をする。]
……わかった。
でも、もう少しだけ。
[是の返事に、添えられた言葉に素直に首肯し、黒衣の背を見送った*]
[距離が離れればそれはそれで、心許なく。
衣服との格闘の間も握り込んだままだった手首を離したのはしばらくして。
髪を流す間、浴槽に身を沈める間も、時折視線を動かしてはあかがね色がまだそこにいるか探した]
[所在を確かめるように時折こちらを向く、ディークの視線にも気付いてはいる。
それが、目を離した隙にふと親がいなくなりはしないかと案ずる幼児のようだとも。
けれども、彼我の距離を縮めることはしなかった。]
/*
どこに凸ろうかと思ったが、色々悩んで
よーし風呂か…風呂…風呂だな…?
と思ったところでどうやって入り込むか想像がつかなくて諦めたターン。
/*
爆弾を投下しました(白目)
もうこの振られる前提の当て馬ポジションが楽しすぎてだね
お姫の事はこの後甘やかそうね、そうしようね……
*/
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