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[――それから…結局もう無理と先に音を上げたのはこちら。
と言うのも噛まずにはいられなくなり、噛まないようにするのが困難になったからである。
噛まずにこれだから、噛んだらどうなるか…それは興味があるが恐ろしくも感じる。
なぜかと言うと、一晩中と言うのもありそうだから…。
それでも、飲みたいと言う欲求がなくなる事はないから]
…今度、噛まれたらどうなるか…試してみます?
[誘い掛けて、そう言えば恐れていたよなと思いですから]
安心してください。記憶を覗いたりはしませんから。
[本当はもうずっと前に、力を制御して血を吸っても記憶を覗き見る事をしないようにできていた。
だが、あいつらにそれをわざわざ教えるぎりはないし、教えたら教えたで変な風に使われる気がしたから。
だからその事を誰かに教えるのは初めてである。
そしてどんな反応をするのかと、伺うのであった*]
やっぱり、血を吸いたい気持ちになるのか?
[ぐったりと横たわるカサンドラの髪を優しく撫でながら囁く。
自分も彼女を求めても求めても欲しい気持ちが治まらなくて困ったが、吸血鬼の方は噛みたい衝動の方が抑えられなくて困るらしい。
約束を破り、牙を立てたりしないで必死に抑える彼女をますます愛してしまう。
自分はこんなに性欲が強い人間だっただろうか。
童貞をこじらすと恐ろしいことになる、というのが本当だったのか、カサンドラが悪いのか。
まだ子供に毛が生えたような年代の少年を魅惑していた、過去のカサンドラが魅力が悪いことにしておこう。
それにしても吸血鬼の性衝動と吸血衝動は近いところにあるのだろうか。
それなら、思う存分血を飲ませたら、性衝動は収まるのかもしれない。
血さえ手に入れればよいのだから、当家にいる使用人に限定せずに献血かなんかを金の力にものを言わせて買い上げて提供してもらえば、カサンドラは楽に生きられるのではないだろうか、と思う。
それが催淫毒が出るようなやり方をするのは、やはり、淫猥な宴に耽りたいという、父や祖父の思惑があるのだろう。
いったいどんな毒なのか、知りたいような知りたくないような]
記憶覗かれても……あんまデメリットはないかな。俺は。
でもカサンドラが絶望してしまうかもだしなぁ。
[カサンドラに知られて困るとしたら1つだけ。
彼女が誤解しているだろうことの真実。
もし血を吸って彼女が真実を知ったらどうなるだろうかを考えて、結果、もし彼女の愛が醒めたとしても、どちらに転んでも自分はこの世に存在してないだろうから、大した問題ではないと思った]
じゃあ、俺と全力でエッチしたくなったらその牙を使うといいよ。
楽しみにしてるから。
[そう爽やかにほほ笑んだのに、どうしてだろう、彼女がその顔を見て引きつった顔をした気がする*]
― 到着前日 ―
カサンドラ……これを。
[船内で配られていた小さな灯篭を彼女に渡す。
気球のような形をしたそれに願いを書いて、中の蝋燭に灯をともして空に飛ばすらしい。
なるほど、上昇気流を利用した凧揚げというところか、というロマンスの欠片もない感想を抱いた。
願い事を考えてるようなカサンドラに先にペンを譲り、その美しい横顔を微笑んで見つめていた。
彼女をエスコートして歩く姿も様になってきたような気がする。
あれからほぼ毎日、昼夜なく彼女にはアンドロイドの「被験者」を頼んでいるが、その検査には最後には自分も混ざることになるのはどうしてだろう?
最後の最後はアンドロイドの機能を停止させていることも多いのだけれど。
おかげで、自分によく似たアンドロイドは、「愛」ということに関しては詳しく覚えたようだ。あいにくプレゼンには使えないような内容ばかりなのでプロテクトは厳重にかけるつもりだが]
何を書いたんだ?
[そう覗こうとしたが、ペンを先に押し付けられてしまって、自分の願いを書くように言われてしまう]
願い、か……。
[願いは、もう叶っているようなものだしな。と考え込む。
プレゼンの成功とか仕事のこととかは願う気にもなれない。
カサンドラのことも、早いうちになんとかなるだろうと思っているし]
ああ、そうだ。これしかないか。
[一つ思いついて大きな字で堂々と書く。
カサンドラに見えないように隠し、そして火を借り受ければ蝋燭に灯す。
中の空気が温まり、宙に浮かび上がる願い。
神様しか聞き届けられない願いは、彼女の人より優れた視力では読めたかもしれない。
読めたのなら、セクハラだ、と叱られるかもしれないが。
夜空に吸い込まれていく気球に書かれた「子宝祈願」の文字を思い返し、目を細めた*]
[無礼を働いてしまったハズなのに
元気だと褒められてしまった。予想外。>>_195
縦の関係ではなく
本当に対等な関係を望んでくれているんだと
そんなところからも伝わってきて、
とても嬉しい。
素直なヤツも喜んで
「こっちも元気だよ!」と主張するけど
今、とてもイイとこだから、シーーーーー!めおん。
頬から後ろに回った手に引き寄せられて>>_196
近くなる双眸に魅入りながら]
はい、…喜んで
[そっと近づいて、触れるだけのをひとつ。
下唇を挟むようにして
軽くついばむのを、みっつ落とす。]
[それから、ほんの少し
表情が見えるくらいに離れてから
さっき貰った 幸せな提案への答えを。]
では、ディーク様の前でだけ
素のままの自分で、居させてください。
取り繕わない自分は
あまりに崩れてしまうから
貴方に相応しくなくなってしまって
引き離されてしまいそうで、…怖いです。
それと───、
もし、も
僕をたくさん自由にさせてやろう、って
思ってくれるんなら
これからも、こんな
二人きりの時間をいっぱい作ってクレムリン宮殿
………って、 へへ
[後者の理由も
半年間、貫いてきたスタンスを崩すことも
あまりに恥ずかしすぎたから
もう1度キスして誤魔化そうとしたら
勢いが付きすぎて
鼻がぶつかって、ちょっとだけ痛かった。*]
そうですね…。
昔はそんな事はなかったと思いますが…。
ただ最近は、血を吸えばやって、やっている最中も噛みついたりしていましたから、それが癖になっているのかもしれません。
[顔をしかめながら答える。
それが当たり前の事になっていたから、抑えると言うのに一苦労したように思えて。
そうしないようにすれば、もしかしたらだろうが、それは一苦労しそうだし、彼と離れ戻ったら元の木阿弥だと言うのも解るからこそ難しい。
それに…戻った後、そう言う事をしているのに対して、どう思うのか…。
それは今からでも恐いと感じてしまう]
絶望するような何かと聞いて、覗く勇気などありませんよ。
[わざわざ絶望する気はない。
それとも、そんな事をするように見えたのだろうかと、首をかしげている]
……解りました。
[記憶を見るだけでなく、飲むのも躊躇うのは絶倫そうだなと思ってしまう。
顔が引きつってしまうが、きっとその血の誘惑には勝てないだろうと…。
覚悟をいつ決めるかの問題だけな気がした*]
― 到着前日 ―
ありがとうございます。
[こんなイベントがあるのかと思いながら、ペンを受け取る。
数日だけと言ってもこの船での出来事は大変濃いものであった。
この旅に同行するにあたって言われていた「被検体」の意味についても理解はした。
しかし、これをする意味は何なのだろうかと、何度疑問に思った事か。
疑問に思っても、大事な事だと言われると、納得するしかない。
そう言う分野については、何一つ詳しくないから、作り手が言う事は正しいと思って。
そんな濃い日々ももうすぐ終わりで、そして終わればまた…。
そう思えば気持ちも暗くなる。
だからこそ書く事は一つだけ
『彼の傍に居られますように』
と…早くと、長くと…どちらを付けようかと思ったが、どちらもだと思えい、ただ傍に居る事を願い書く]
内緒ですよ。
[覗きこもうとされるから、ペンを渡して遮る。
かれはどんなことを願うのか、気になるが自分が教えないのだから、気にしないようにする。
気にしないようにしていた…が、気球みたいなものを飛ばすとき、つい探してしまい見えたものにしばらく止まる。
驚きとともに、嬉しさもあるが…同時にどれだけ睦み合えば出来るのか…。
身体、もつかなと思ってしまうのは仕方がない事である*]
[ 意識が螺旋に巻かれて伸び上がり、一点に向かって集約されてゆく。
その根源にも頂きにもシグルドがいた。
ならば、怖くない。 ]
シグ── !
[ 昔と今をつなぐ呼びかけに応えて、魂を解放する。]
[ 阿頼耶識の崖を翔んで、その先へ。
無我夢中の中で、かろうじてネクタイピンを離さなかったのは褒められていいだろう。
物理世界では、自分の肉体が灌頂の喜びに雄々しく吠えて、白を迸らせていた。
それもまた現実であり、同等に味わっている。
めくるめく悦び。]
おまえが いる
[ 深く咥え込むように、脈打ち求める。]
[ぶつけてしまった鼻を
ごめんなさいって、ぺろっと舐めて]
じゃあ、占いのお告げのとおり
深く深く丁寧に…
ええと、小指くらいから試してみます?
[持ってきたローションを
手元で揺らして、にっこり笑う。
自分が入り込む方だと信じて
疑いもしないから
バスローブの裾を割ろうとするだろうけど
ディーク様に受け入れてもらえたのか
それとも、熾烈な左争いのゴングが鳴ったのか…?!*]
(……想われているのだな)
[彼が秘めてきた想いは
ひとつとて明確な言葉にはされないものの
表情も行動も身体も実に雄弁であった。
中でも――覆い被さられた体、
腿を圧迫してくる下腹の熱には
少しだけ照れてしまった。>>_209]
[目蓋を下ろしてゆきその時を待った。>>_209
――今度は、塩っぱくない。]
…………ぁ、……待って、
[甘やかで、頭の奥がジン……と痺れるよう。
離れていく下唇を包んでいた感触を追いかけて
自分からも柔らかな肉を甘く食んだ。]
(キスってこんなに……気持ち良かったんだな)
[街中でするカップルを見かけては
そんなに良いのかと首を傾げてきたが――、
理由がわかった気がする。
今後も人前でだけはする気はないけれど。]
(……、……たったこれだけで)
[上に載る彼を押し上げるものがあったから、
口づけを大層気に入ったことは
きっとバレてしまっただろう。
この先もきっと、沢山の気に入りを共有していく。
提案への返事に耳を傾け。>>_210>_211]
……ふ、何だそれは……あだっ
[ジョークに笑っていれば鼻に衝撃が走り軽く呻いた。]
それが本性か? 悪くない
何も怖がる必要ないぞ
[懸念>>_210は杞憂で終わるだろう。
だから、くすくすと微笑ってしまう。
曝け出されて引き離す必要のある相手なら
一目見た時から関わることもしなかったというもの。
彼の方はまだ己を侮っている様だから
それはこの先時間をかけて教えてやらねば。]
二人きりの時間は嫌って程つくろう
だから
もっと魅せてくれ お前自身を
[そうしてオレのことももっと知って欲しい。
求め、求められる幸せを知り
少年のように笑う貌は
ベッドで抱き合う大人のシーンには
些か相応しくなかったかも知れない。*]
[解き放ち、没入する。意識を繋いで飛翔する。
彼とひとつになっているという認識が、全てを可能にした。
今や自分たちは彼岸と此岸の両側に存在している。]
うまくいったようですね、カーク。
[カァ、と鳴いて翼を広げる。
白い烏は一回り飛んで、もう一度鳴いた。]
[あの瞬間は、快感で意識が飛びそうなくらいだった。
今はむしろ、普段よりも思考がクリアになっている。
繋がっている悦びは、今も自分の中にあるというのに。
否。だからこそ、だろうか。]
カーク。あなたとだから、こうしたかった。
あなたの力になりたいと願ったのです。
これからも、ずっと、共にいてください。
[意識体というものは、肉体の中に在る時よりも隠し事ができなくなるものらしい。
言葉がすらすらと烏の嘴から流れだす。]
では、さっさと片付けてしまいましょうか。
あなたと私の初仕事です。
今のあなたの敵ではありませんよ。
なにしろ、私が側にいるのですから。
[白い烏は未来を見通し、魂を導くもの。
これからもただ一人の主の為に、*飛ぼう*]
[ 白く輝く鳥が導く。]
初仕事だからといって手加減はしないぞ。
[ 儀式を通して漲る力が、それを可能にしている。]
[ それに、帰った後も二人の時間は続くから。]
迅速にケリをつけよう。
[ 意識の腕を鳥へと伸ばし、重ねた。*]
うむ。小指から試すのだな。
[任せろ、とローションを受け取ろうとしたら
バスローブの裾が割られた。>>_218]
……?
[キスで兆していた部分を晒され
顔を染めながら首を傾げる。
バスルームで既に色々見せ合った仲とはいえ
流石に少し、恥ずかしかった。]
……オレが抱かれるのか!?
……、……別に構わないが
[自分が抱く側だと思って疑わなかったので
相手の希望を察すれば驚きの声をあげた。
しかし、女役は痛そうなので押し付けるのは……と
思ってもいたことなので、
受け入れてもいい意思を示しつつ。]
オレを抱いてもかわいくないぞ……
[シメオンはかわいいが、と言外に伝えるのだった。**]
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