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[唯一人へと愛を捧ぐなど考えもしなかった。
悋気に惑うなど、喜劇にもならない。
――― 重ね合わせた唇を、甘く吸いたてるなど。]
君の言い分も分かる。
自律とはその先の快楽を甘く変えるスパイスだ。
しかし―――、
[彼の制止に己の主張を乗せても、責め苦は止まなかった。
太い質量は媚肉を掻いて捲り上げ、再び狭隘に衝撃を走らせる。
彼を内側から満たす愉悦が、あまりに悦い。]
……ぅ、
―――……君への引力に、逆らえなくて、ね。
[掠れた声を出して、誘っているのか。
音を上げた振りをして、乱すつもりなのか。
彼の一挙一動が、頭の回転数を下げてくれる。>>_256]
[己が必死であるように、彼もまた必死だった。
彼が吐精を堰き止めたのは、悦の高みを知る為か。
長く己と繋がりたがる故か。>>_257
精を幾ら吐き出しても、直ぐに体内で生成が始まる。
腹に刻んだ徴は精を浴びるほどに濃く変わり、悦を共有させる。
人の精神構造ならば、狂っても足りぬ快楽量。]
―――― ん…ぅ、 カレル、レン、
[契約の徴は己が貫くたびに胎動し、熱を身体中にばらまいた。
彼としか至れない高みは、癖になるなと云う方が酷。]
花の香りがする―――、
君の、香りが――――、
[熱に浮かされ、視界が霞む。
ネロリの香だと感じた馥郁は、彼の滴りから薫った。>>_258]
[彼と共に小さな死を迎えるのは何度目か。
出逢ってから然程時も経たぬのに、既に両手では足りない。
いずれ、己の触手の数でも足りなくなるだろう。
鼓膜を震わせる声が愛しかった。
在る筈の無い心臓を締め付けるような呪文。
彼の呼び声が嬉しくて、
[どうやらイグニスを追い込んでしまったようだ。
余裕を失った声をあげ、イグニスはこれまでより強く銀の髪を掴むと、動きを封じられた口腔へと熱源を咥え込ませる。
時間をかけすぎたか ── 否、やりすぎということはないと思う。
その証拠に、イグニスは「欲しい」と言ってくれた。それも「全部」だ。]
は 、 ン っく
[不意打ちの動きに身体を硬くするけれど、受け入れ難いわけではない。
むしろ、何をされるかわからないことで興奮しもする。
この前の時は、足指で扱かれ、胸の先端をこねられた。
思い出せば、焦れてくる。]
[見透かしたかのように裡を埋める蛇が暈と長大さを増し、はみ出た尾で肌を打ち据え始めた。
乱れ打ちの快楽があちこちで弾け、ますます身体が蕩けてゆく。]
おぅ… お
[柔らかな粘膜に牙をたてないため、頬張った肉棒にすがりつくように吸いついた。*]
[ 変わっていく事が躾なのだとするならば
恐らく成功しているのだろう。
無垢には最早戻れない。
しかし叡智により映る世界は同じものでも
異なる色彩を放つのだから
たった一人の存在が如何に大きなものか
実感してしまった。
沈黙>>_259と泳ぐ視線>>_260
開かれた唇が漏らした音は存外低かったが
何処と無く困ったようにも映った。 ]
かわいらしいと、思う。
[ その様をどのように形容すれば良いか。
正しい答えなど何処にも載っていない。
結果、自分が咀嚼して一番近しい感想を
彼に告げながらも、
心情をそのまま伝えるような振動に
身も心もまた揺さぶられていった。 ]
[ この愛は異端、なのかもしれない。
それでも二人合わさって囀る音>>_261を
耳を塞いで拒絶する道など既になく。
びりびりと肌を刺すような快感>>_262に
戒めを握る力が加わる。
腹に刻まれた徴は肌を合わせる毎に熱く
奔流の中に擡げるような、燻るような、
重い情愛をその身に浴びせてくる。
息がじょうずにできそうにない。 ]
…………あなたの、咲かせた花だ。
[ 幾度となく続く頂。
それらを内側で受け止めながら吸い尽くす
花ではあるが、
陽の光も月の眼差しもよく知った花だ。
途切れ途切れに身悶えながら泡立つ繋ぎ目に触れた。
霞む視界の中でも鮮明に映る赫色>>_263
何度も死に、その度に吹き返す生を味わいながら
囁く唇に祝福を。 ]
クレメンス、あなたの香りがする。
[ 心臓に音がしなくとも曝け出した手で
触れる左胸を撫でながら ]
あなたの生きている音が、する。
[ 息を吐いて、吸い込んだ。 ]
それってとても、尊いことだ。
…………消えないで、よかった。
……ありがとう。
あの時あなたに会えて、
[ ちいさく綻ぶのは月下の元。
続きの言葉は全て唇で隠してしまった。
草木を濡らす一筋は閉じた瞼より。
広い背に回した両腕。
枷のなくなった体はそのまま、
跳ねて彼の胸の中で眠るように縋り付いた。 ]
[アルジュに含ませた雄は、前よりも大きかったことだろう。
存分に時間を掛けて愛撫を受け、既に臨界が近い。
舌と口に包まれる熱さが背筋を突き抜け、乱れるアルジュの声が心を煽り立てる。
切なく甘くうねる肢体を見下ろしながら吸い付かれれば、引き金を引かれたも同然だった。]
は、 アルジュ…!
出すぞ、 全部、 ―― 受け取れ ッ !
[アルジュの頭を掴んで動かし、弾みをつけて。
吐き出した精は、やはりこれまでのどの交わりよりも多かった。]
[絶頂の後の放心は心地よく、アルジュの頭を抱えたまま温もりに身を任せていた。
吐精の瞬間には膨れ上がり激しく震えた蛇も、元の大きさに戻って這い出ている。]
アルジュ。
――― 愛してる。
[もろもろの抜け落ちた真っ白な心から、言葉がほろりと零れた。*]
恋人……
――伴侶
[ 左手の指を彩る黒水晶>>@27見つめながら
ぽつりぽつり、彼の言葉を繰り返す。
一つ一つ、なぞるように呟いたその言葉は
雨粒のように胸の奥へと染み込んで]
……でも、私は
後に繋ぐことは、できませんよ?
[ 堕天使である彼がどうなのかは、知らない。
ただ、己が子を孕むことはない、とだけは知っている。
それでも良いのかと、形ばかりの問いかけの後]
[熱り立ち膨れ上がったものが震え、白濁を吐き出す。
イグニスの荒々しい悦びの発露に身を委ねながら、零さず呑み干した。]
っん、 ん…っふ
[同調して果てた蛇が抜け落ちる感触に切なげないろを宿しつつ、
名残を惜しむように、咥えた鈴口の奥まで啜り上げる。
堕天使の精によって糧を得るべく作り替えられた身は、真珠色のきらめきにふわりと包まれた。]
[生きている、という実感が漲る。
一方で、解毒(?)の効果もあったのか、酒のもたらした酩酊が消えれば、今しがたの行為が酷く恥ずかしくなってきた。
己はそんなに貪欲であったか。
と、イグニスが、安らぎ、柵を解除された態で言葉を落とす。
「愛してる」と。]
── …、
[魔界でそれを聞こうとは。]
[こつりと、額を堕天使の肩に乗せる。
間違っていた。
己も、イグニスも貪欲だったのではない。
愛あるゆえに、偽らなかったのだと。
なんという至福か。]
鎖を解いてほしい。
これではおまえを抱きしめられない。
[真摯な声で要請する。]
[そして、しっかりとイグニスを捕まえて、見つめよう。]
わたしは、愛されていることを誇りに思う。
そして、わたしが全身全霊をかけて愛するのもあなただ。
[もろもろの魔よ、見そなわせ。
これは、肉の交わりによってたてられる新たな
[窓から差し込む蒼い光が、天蓋のついた豪奢な寝台を照らす。
城主が伴侶と共に毎夜を過ごす褥は広く、頑丈だ。
幾重に下りた薄絹の内でシーツは波打ち、浮かぶは異形の影。
天使の翼を大きく揺らさせ、その身に百幾の軟体が這っていた。
蛇に似た、蝮に似た、ぎょろりとした一つ目を持つ触手の群れ。
群がる先は、麗しき翼の持ち主。
邪眼の怪物の伴侶。
綺羅綺羅と輝かしい金糸も今や粘性の糸を引き。
彼の唇を大小の触手が潜って出入りを繰り返す。
触手を醜悪な性器にも見立て、奉仕を強いるは左右の掌にも。
この為に態々用意した絹手袋には、魔物の体液が染み。]
[常ならば、ここらでひとつ、揶揄か甘言が混じる所。
彼を虐め、弄り、苛む低音域が鼓膜を擽る筈。
だが、此度ばかりは音が無かった。
他の触手よりは細いとは言え、
既に二本を孕ませた後孔へ、三本目を迫らせても。
萎えることを赦さず、彼に細管を巻きつけても。
声は無く、在るのは―――、凝。]
[彼を苛む触手の基は、安穏とした男ではない。
狼よりも二回りほど大きい、紫がかった球体が触手を操っている。
チキン質の外殻を割り、彼を捉えるのはつるりとした眼球。
瞳孔は昏くも赫く、彼の姿を絶えず投影する水晶球。
彼に与える眼圧は、抑圧を知らない邪視。
本性の姿は理性と本能が逆転し、力の抑制は無為と化す。
食い入り見つめるほど、彼は純正の魔力で焙られ、汚染を受ける。
シーツに溜まった体液の小池は、さて、どちらのものか。
その上、男は本性を晒すと、彼に無茶を働く。
化け物の交接が本来、常識の内に納まる筈もないのだ。
普段、無意識の抑していた箍が外れ、赤裸々に彼を求めて。]
[屹立の先端から螺旋を描いて潜り込む細管。
鞭毛めいてざわめかす触手が、彼の胸を攫いだす。
吐き出す精も、汗も、涙も、それぞれ触手が啜り上げ糧とする。
最初の内こそ、彼の肢体を寝台に縫い留めていたが、
今や、宙に浮かせて、数多の角度から視姦していた。
脚を拓かせ、翼を拡げさせ、秘所をくぱりと覗きこむ。
伴侶の痴態を視る怪物は、その時、十全に満ちていた。
彼を獲物のように蕩かし、精を喰らって多幸を得る。
眸だけでしか意思表示出来ぬのに、注ぐ視線は熱く、尊い。]
―――――、
[気配だけで彼の名を呼んだ。
声帯が無いのは不便だが、その分、視覚と触覚が鋭利になる。
じゅるる、と彼の身体中に鬱血を残し、貪った。]
[邪眼の怪物としての正体を、彼に晒すのは危うい。
うっかりすれば、本能と衝動が結託し、彼を真実喰らいかねない。
だが、それでも男は彼に知って欲しかった。
愛と云う名のエゴを以って、己の全てを。
卑しくも醜い正体を。
彼に焦れて狂う眼差しを。
触手の一本一本、或いは、己の悪徳を。
全てを重ねて満ちていく。
彼は深い沼のよう。
触手が肌を這いまわる音色と、浅ましい水音。
それに、彼の嬌声で満ち足りた褥。
いつも、いつでも、いつまでも、赫の眸は彼を魅ていた。]
…──もし、セレスがシルキーのことで
心に痛みを抱えているのなら
その痛みをオレと半分こしてくれよ。
[いつか一緒に口にした、林檎の実のように]
[甘いあまい、恋は
ときにトロトロに蕩けてしまう。
はふっと発情しきった吐息は、彼の熱源に掛かる。いけない格好も、いけない言葉も幼稚ながら学んで育った唇は彼を飲む。じゅぶっ音をたて逸物を舐めて咥えて。頬を染めた。恥かしい。
という感情を教えたのは彼。愛を、恋を教えたのもねえ
全部、彼だった。――]
……べりあん……
[べリアンに、メレディスは丸裸にされた。
親にしたいの。と以前聞いたことがあるけど、これじゃ、彼が親のよう。白い肌と白い翼、白銀の髪を乱し。見上げた彼の顔。ちゅっと唇が逸物にキスをする。そのまま彼に抱き着くように近づいて
笑みと共に、唇を舐めた。躰は火照っている。
シーツはすでに乱れ、水滴が頬を伝い、顎から落ちる。頬をなでる手は彼の目をじっとみつめ。その秘密をしりたがった
彼が自分の動きを止めたのは最初のほうだけ
彼の弱点をメレディスはしらない]
[ 時たまこういう日がある。
満ちた月が一層赫く輝く夜半の頃だと思う。
普段は静寂に包まれた天蓋付きの寝台の上
シーツに波立つ跡は濃く。
ねちゃりと水音の立つ音が響いた。
それらは短く上擦った吐息の中を這い回り
両掌、膝の隙間など数多に群がっていた。 ]
ッん、……――ふ、ぅ、ふ
[ 塞がれた唇から垂れるのは飲み込みきれない唾液。
閉じる事の出来ない脚は固定され
声無き存在>>_279を視界の中、映す。 ]
[――盲目の恐怖、躰を蝕む病の存在。
べぇと赤い舌がでて彼の眼球を舐めた。そうして、肩に手をおいて、求めるのは性と精。発情しきった顔がうっとりと微笑んで。
でも、恥ずかしさを宿して。]
………、俺さ、べリアンの事もっとしりたい
俺の事をべリアンが知っているみたいに
[最近、覚えたのはおトイレという言葉。
白いものとえっちなもの以外にも人間は排泄するらしい。ただうまく出来なくてベッドの上で粗相を何度もしてしまっている。彼に教えてもらわないと駄目なんだっておもうけど恥ずかしくて。こっそり彼が出かけた後にしてしまい、シーツを洗っているないしょ。]
( くれめんす、 )
[ こんな時彼ならどんな事を囁くだろう、などと。
余所見をすればきっとこの触手の機嫌を損ねてしまうのだろう。
などと考えながらも彼≠ワた紛う事なく彼であり。
粗相をしたように濡れた絹手袋を動かせば
くちゃりと音が鳴る。
彼が擦り付けたものだと思っていたが、違う。 ]
…………ふ、……はは、
[ 彼によって引き起こされた本性と本能>>_280
それは同じように普段はなりを納めている
牙を剥き出しにさせた。
本能のままに生きて、赤裸々に欲しいと
雄弁に語る赫い瞳を知って、
卑しくも醜く貪欲に己を求める彼の
ひたむきで切ない情愛をその瞳から盗んで。
その時だけぼくも、彼と同じくして求め合う。 ]
[使い魔を通して知られているかもしれない
いや、きっと知られている。だから――俺もべリアンのこと
もっとしりたい。仕事場に入ることはできないけど、彼の口から聞くことは出来るから。はくはくと啼く淫花をくっつけて。焦らすように先端を何度か擦る。媚薬に酔ったときに覚えた、ものだ。
すりすり胸粒と胸粒を合わせて
『教えてくれなきゃ――焦らすから』
ってほんのすこし。悪い顔で微笑んだ。
けど、抑えがきかなくなるのはどっちだろう**]
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