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[寝室どころか寝台に直行で戻った後は、即座に食餌をねだった。
いつもよりも濃密に、いつもよりもたっぷりと甘えて、
天使が機嫌よくなれば、ようやく"いつもの日"の始まりだ。]***
― 玩具講座 ―
[初夜を経て、名実ともに伴侶となった初めての朝。
荷造りを始めたタイガの隣で、天使は例の紙袋を開けていた。]
タイガ。
これは、食べ物ではない。
[声を掛けられて振り返ったタイガは、驚いたことだろう。
蛍光ピンクの玩具を、天使はぱくりと咥えていた。]
これは、練習用?
[幾度か口の中に出し入れしてから、濡れててらてらと光るそれを目の前に翳してみる。指先でつまんだりひねったりするうちに、どこか触ったのか、急に玩具はうねうねと踊り始めた。]
タイガ、タイガ!
うごいた!
[あわあわと取り落としそうになったものを受け止め、手の中でなおもうねうね動くものを眺めていたが、不意にタイガへと近づいていく。]
こう?
[そしておもむろに、うねうね動く先端をタイガの足の間に入れようとした。]
[ひと悶着あったあと、しゅんとした天使がテーブルの前に座っていた。
テーブルの上には、袋の中身が広げられている。
けっこう、いろいろ入っていた。]
そういう風に使う物だ、と。
[唆されたと釈明はするけれども、悪いことをしたという顔ではない。]
こちらの小さいものは胸に当てて使うといいそうだ。
それから、こちらは……
[玩具と一緒に入っていた絵入りの解説書もひっぱりだして、天使は説明を始める。タイガはそれからしばらく延々と、使い方についての解説を聞かされることになるだろう]
…ということだから。
[ようやく解説を終えて、天使はタイガを見る。
上目遣いに、ほんのりと微笑んで。]
試してみよう?
タイガ。今すぐ、したい。
[かくて、荷造りは少々遅れることになるのだった。]***
んっ…ふふふっ…
アイリ可愛かったよ…
大好き……ちゅ…
[びくびくと大きく体を震わせて果てるアイリ。
噴出してくる蜜まで受け止めて、果てた後もぬるぬるに濡れている秘所に舌を這わせて最後まで舐めとってあげる。]
えへへ、満足してくれたならよかった
ん……ふぇ…あっ、アイリずるい!?
それ、私の触手なのに…!
[唇を重ねてうっとりしている間に触手が言うことを聞かなくなっている。今まで彼女を襲っていたそれらが今度は私に向かって伸びてくる。
身体の上を滑る触手は徐々に締め付けを強くして、分泌液を私に塗り込みながら擦り上げ、生まれる摩擦が私を気持ちよくする。]
んっ…あぅ…そんな言い方ずるいよ…
アイリのために…なんでもしてあげたくなっちゃう…
[アイリのお嫁さん、胸の奥をずきゅんと撃たれる。
彼女の好みに染められるなら、それで彼女が幸せなら、私の身体なんて幾らでも差し出したい。
身体の力が緩むと、アイリを迎えるように両脚を広げた。]
― 共にいる理由 ―
[私的にも公的にも、天使は可能な限り常にタイガと共にあった。
けれども、時にはタイガ一人で出かけねばならないこともある。
国の顧問召喚師から後継者指名を受けている身なら、なおのこと。
この日、そうしてタイガが出かけていったあと、
彼が向かった方角を眺めながら、天使は屋根の上に腰かけていた。]
[朝。頭に止まって囀る鳥を追うでもなく、遠くを眺め続け、
昼。通行人に指差されながらも、微動だにせず、
夜。背後から闇色の鎖が伸びてきても、煩わしげに手で払うのみ。
手首を捕らえられて、初めて天使は視線を動かした。]
「エーデルモーントのネイバーだろう。
恨みはないが、消えてもらう。」
[声を掛けてきた人間の顔は覚えている。
タイガが召喚師として国に戻った記念の集まりにいた相手だ。
確か名をラザルスと言って、やはり最近召喚師になったと言っていた。]
「おまえがいなくなればエーデルモーントは召喚師ではなくなる。
そうしたら、俺が顧問召喚師だ。」
[勝手にしゃべる相手の言葉から、理由はおおむね察した。
愚かな、と思う。
今、天使に鎖を巻きつけようとしているモノは、ネイバーではない。
どちらかと言えば、カラミティに近い性質のものだ。
おおかた、邪法に手を出して妙なものを呼び出したのだろう。
あるいは、最初からカラミティに付け入られ利用されたのか。
どちらにしても、愚かなことだ。]
ソレで、私を消せると……
……あ。そう、だな。
私を消しても、タイガはまた別のものを召喚するだけだ。
[それよりもいい方法がある、と天使は囁く。
私を捕えて、タイガを脅せばいい、と。
こうして、屋根の上から天使は姿を消した。]
[翌日早朝。
脅しの文言を待たず、タイガは似非召喚師の居所を探り当ててやってきた。
辛うじて奇襲を逃れたラザルスは、彼のネイバーもどきを呼び出す。
禍々しい気配を放つなりそこないのようなそれに、半ば取り込まれる形で天使が捕らえられていた。
ラザルスの脅しなど、タイガの耳には入っていなかっただろう。
ぐったりと項垂れる天使だけを見つめ、呼びかける。]
「───ジークムント」
……あなたが求める時、私はあなたの傍にいる
[意識が繋がり、力が流れる。
顔を上げた天使の赤と銀の双眼が、タイガの強い眼差しと重なった。]
[後は一方的なものだった。
ラザルスが喚び出してしまったモノを処分し、ラザルスも衛兵に引き渡す。
事後処理も衛兵に任せ、天使はタイガの腕に運ばれて部屋へと戻った。]
「おまえが呼んでいるのが分かった。」
[タイガが告げるのに、天使は微笑んで頷く。
初めて出会った時に与えた加護。>>0:_0
あれば、探す者探される者双方の血を共鳴させ、位置を伝えるものだから。
だから、タイガがここを見つけ出すのは、わかっていた。]
もう、私を離さないで。
[抱かれ運ばれながら、天使は囁く。
もちろんだ、と愛しい唇が紡ぐ。
以降、タイガはどこへ行くにも天使を伴うようになったのだという。]***
[願いへの復唱に、何度も何度も頷く。
そうしてこれから訪れるだろう痛みと熱さ、
それ以上に耐え難い快感を思い描いて身を震わせた。]
うん、メレディスの、それ
ぁ、あぁあ、やあああぁあっ!!
[水に浸かって尚熱い彼の手の温度を感じながら、
縋るように顔を見上げる。
行為に及ぶ際の彼は、強い。
迷いも躊躇も無いその態は、欲を突き入れる力にそのまま
現れていた。]
――――ぁ、はぁ、あぁ
メレ、そこっ、イイ?
[見下ろせば、人間のものとは似たようで違う孔を
メレディスの剛直が行き来する様子が良く分かる。
揺れる水の中であってもはっきりと。
痛いだとか熱いだとか、そういった感覚よりも
幸せを感じて笑い、彼の頭を抱き寄せようと両手を伸ばし
自分の中の具合はどうかと尋ねて喘いだ。
互いに本能の赴くまま、ただの獣となって快楽に身を任せ
水が温くなるまで身体を重ね続ける。]
え、一度目って、ちょっ
や、まって、や、ぁあああっ!!
[それから程なくして、一度目。
何が一度目なのかを問いたかったが、そんな余裕は無く
放たれる熱を追って人魚も絶頂を迎えた。]
……ぁ、ぁ
はひっ……なにこぇ……
[しかし、生殖器は顔を出してはいるが、精は吐かず震えるだけ。
代わりに内側が何度も収縮を繰り返してメレディスを
締め付けて、一向に波が引く気配がしない。]
[おかしい、何か変だ。]
――――ひっ、やだ、もうだめだって、ぇっ
や、ぁあ、あはっ……いっ
[虚ろな視線を向け、訴えようとした所で視界が揺れる。
メレディスを収めたまま、彼を見下ろす体勢に変わり
人魚の秘孔はひくりと蠢いた。
水の中だから多少は緩やかになるが、それがむしろ
達したばかりの敏感な身には堪える刺激になる。
上に抜け、下に入る毎に声にならない声を上げ
今度こそ彼の頭を胸元に抱いて、何度も何度も身を震わせていた。]
[どのくらい繋がっていたかはもう覚えていない。
ただ最後に見たのが、いつだったかメレディスに買ってもらった
アヒルの玩具だったという事だけは何となしに覚えている。
物凄くどうでも良い記憶だと思うが、それしか頭に残らない程
浴室で繋がりあっていたと考えれば、それもまた仕方なしか。*]
[時間の流れを引き延ばす、ふたりの世界]
[びちゃり 跳ねる
穢れた水音が、本来は身を清めるための湯殿に響く。
鳴き交わす囀りと水と、糸を引く淫猥な粘液]
、隍ッ、セイ譯ケ、エュ、、タ
["声"ではあったが音声ではない、振動と圧と、あるいは匂いのような言葉
浮かされたように濡れて光る眼差し]
[床に折り敷いた肢体を貫き、弾みをつけて。ズンと最奥を叩く振動は腰骨を揺るがす強さだった]
レーチェ
[溶かされ、また引き裂くように手をかけられた襤褸布
──彼女は裸身だけでなく背徳を纏っても美しい。
秘所を隠す衣類も下着も綻び、既にその身を守る役を果たせず。
腰を打ち付けるたび、かき回され溢れ出した体液が溢れ出ては粘液を淫蕩に濁らせた。
こぼれてしまうことを惜しいとは思わない
それ以上に新たに注いで満たすだけ]
その身に、私の魂を宿して
決して忘れ得ぬように
[スライムの粘性は果たしてそのために創り給うた
と 振り返ってみてそう思うことを禁じ得ぬほど
粘土の高い水分に奪われた体温は
重なる肌から与えられ 擦れて生まれ 高まる
空間が震えたのはことばだったか、
それともこれは喘ぎだろうかと]
………かわいい
[ずっと言わずにおいていたことをついぞ口にして]
[頭部を胸に抱き、平原に伏せさせて
ほころびは誘うよう]
っ!
[ぐっ、という衝撃に白い喉をそらし
めり込む感覚は引き抜くたびに悦びを引き出す
注がれ 昂ぶらされ
それは幸い
願いになんども頷きながら]
ん――だから、来て、満たして
[ここにいるのにここにないかのような少年との交わりは
粘着く音と己の嬌声だけが俗物的で、それが少し恥ずかしかった]
あっ…ああ、あぅ
エディ、―――エディっ
[悦びは羞恥に抗えず、
粘液なのか己の体液なのか、それとも彼の人のそれなのか
すべて混ざり合ってしまって違いがわからなくなるほど掻き交ぜられて
だらしなくあげる聲は、その身に服の代わりにまとう液体と同じくらいねばついて
口の端からもつうと雫を零しながら、 瞼の裏にひかりをみた]
可愛い?
…あぁ、『かわいい』『レーチェ』
[くびれが引っかかるにまで引き抜き
奥深くを圧し拡げ
あたたかく包み込む粘膜に懐いては、朧を流し込み]
[同調する魂は、彼女の悦びをこの身にも映して残響しているのだと
言う代わりに、薫りたつ"声"を滴らせ
晒されたしろい首筋へ柔く歯を立てた]
[彼女の背がゆるりと反るのに前後して
少年は逆に身を丸めるように]
『レーチェ』
『わたし の』
[世界に見る、ひかり
閉じた瞼の端から雫が零れた。
無数の星が降り注ぎ、私たちを燃やし尽くす]
あ…は、 ぅ
[その豊かな平原──沃野へしなだれた]
[ひどくぬめる水分が発熱を冷ましてくれるか、
あるいはジリと、また燠火を照らしてゆくかも知れぬまま]
ひぁ
[立てられた歯の痛みは快感へ摩り替わった
縋り付くようにかぶり付くように掻き抱いて、
とろり溶け出しそうな瞳は半月を少しすぎたころ
宇宙になげだされたような浮遊感から、
堕ちるのは、地上へ
下腹部のひどく重い甘みを感じながら、
うつ伏せるエディの髪を指先で漉いた、無意識]
……
[皮膚自体が大分冷えたのに気づいたのは、足元に流れた普通のお湯
気づけば浴槽は湯で満たされ、互いに擦り付けた粘液いがいは流されてしまっていた]
さむいね
[囁き、まだ続きを欲しがる自身の体を、ぴたりと寄せた
浴槽で暖を取ろう そしてもう一度慰めてと耳朶へと零し 舐り
やがて気がつけばお湯を愉しんで、つづきはまた次の夜*]
私はあなたによって満たされ、あなたによって形作られる。
これまでも、これからも、
愛している、タイガ───
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