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男の姿よりはマシ、といったところかな。
泣き顔はさてな、保証はしてやれん。
[新たな問いに返すのはそんな言葉。
けれど最初ほどの拒絶が無いことは悟られようか。
顔つきは同じであるのに、今の方が表情も艶かしく見える。
笑みから覗く牙すらその一因となっていた。
こちらを覗き込む姿はまるで絵画のよう]
試すかね。
[そう言ってしまうくらいには、相手に魅入られつつある**]
>>_44
そうだ。其れで良いのだよ、リミテッド。
漸く、その願いを真に叶えてやる時が来た。
[とぎれとぎれに零れ出た懇願の言葉。笑みを深めた魔王は、彼女の両脚を抱え上げ、見せつけるようにして自らの先端を花唇へ宛がう。
そのまま止まることなく硬く太い熱の塊で媚肉を穿ち進んで、最奥まで辿り着くと――組みしだいた少女を見下ろす瞳が一瞬、真紅に輝いた。]
――≪奴隷<serva>≫。
[ ただ一言、唱えられた呪言。
それは呪いを成就させる最後の一押しとなる。
白い光がリミテッドの首を取り巻き、嵌められていた首輪を赤く染め替えていった。]
>>44_>>_50
[脚を抱え上げ、身体を二つに折らせるような姿勢で抽送を繰り返していく。深々と突き入れ抜き出す度に結合音と水音が地下牢の中に木霊した。]
今までにも増して、はっきり感じられるだろう?
お前を支配する我の存在、我の感触が。
自ら奴隷であることを認めた、最初の恩恵だ。
好きなだけ、達するがよい。
[囁きかけては再び、ずぶりと奥までつらぬいて、笑う]
……くくっ、蕩けた顔をして。
心地よいだろう?
我に隷属する、奴隷となった気分は。
[もっと好くしてやろう。
そう告げて、抱き合う形で身体を起こす。腰を軽く突き上げれば少女の身が浮くほどに、魔王の陽根は巨きさを増していた。
ベッドから離れた臀部をつるりとなでて、後孔を指先で弄る]
此方も、満たしてやろう。
我ではなく、触手でだがな。
[その言葉に合わせ、白いシーツに垂れた愛液の染みから肉色をした触手が延び上がる。姫騎士の肌をつかの間まさぐると、棲みかを見つけたように嬉々として、菊座へと先端を潜り込ませていった**]
ああ・・・入ってくる・・・主様のが・・
おっきい!!へあぁぁ・・・。
[もう崇高なる目的も高貴な誇りも投げ出して、淫靡な笑みを浮かべながら自身を貫いて押し入ってくる男根を受け入れる。
身を投じるようにして快楽の奈落へと堕ちていくのを嬉々として受けながら施される呪いですらもう悦びでしかなかった。]
奴隷です。気持ちいい・・・気持ち良すぎ・・・て
あ。。。あうッアアーッ――。
[深く突き刺さった主のソレが余すことなく子宮を押し上げて、そのたび、大きく嬌声あげる。 パチパチ目の前は火花があがるばかりで引き攣るような快感の嵐、脳を何度も痺れさせながらぎゅうぎゅうと蠢く歪つな欲を締め付ける。]
擦れてる・・・擦れてます・・・主様・・・うっあ、あ、あ・・・
[限界はすぐに次次とやってくるのに止まらない、右も左もわからなくなってただ熱気を追い求めて自分の腰も降る。
淫魔に憑かれたように散々に精を貪りたくて、抱きかかえられるのを両手と両足で必死にしがみついた。]
へ、はひ。ありがとう、ございます。
至高の悦びが・・・私・・・このためにきっと産まれて・・・
あ、アハァ―!!
[奥から更に強く押し上げられて暴力的な刺激に腰さえももう動かせなくなるほど痙攣は繰り返す。お尻からも新たに艶かしくそれだけで癖になってしまいそうな刺激が加わって、真っ白な世界で意識だけの世界でのたうちまわった。]
い、イク・・・・今までで一番・・・も、もう。
ヒイっ!!ひいあああああ・・・
[これまでで一番情けなくはしたない嬌声を上顎をあげながら長く響かせながらあげると、尾を引く痙攣のあと、グタリと反応をなくして意識を失った。*]
>>_52
[やがて、リミテッドが意識を取り戻した時、赤い首輪の他にもう一つの装身具が与えられていることに彼女は気づくだろう。左右の胸の頂きを飾る銀色のピアスリング。
紅色の宝玉があしらわれたその環に継ぎ目はどこにもなく、爪先で弾きながら魔王はこう笑うのだ。]
我からの贈り物だ。
王国最強の騎士が、我が奴隷となった今宵を記念してな。
いつ、どこに居ようと我の魔力を感じられるように。
[そうして、改めて。
快楽と堕落の宴が開かれていくのであった――**]
──ためそうか
[男の襟元を寛げ、裾を引き出して衣類乱す手も、深く口接して絡め合う舌も、本来は帳に覆われた寝台で交わすのが相応しかろう房事そのものの趣。
椅子の背凭れにかけた指が滑り、男の後頭部あたりでゆるく髪を握った]
ラストノートまで馨しいコーヒーだね
飲み物は、やはり熱くともこのくらいが良い
[混じり合った唾液を舌の窪みに溜め、相手へ朱唇を開いて、喉奥へ飲み込む様を見せる。
黒銀の薄布一枚で飾った肢体は、内なる昂揚に色づいて燭の焔のように揺らめいた]
[テオドールの体躯には、吸血鬼の概念世界には乏しい、年輪という羨むべきものが刻まれている。
幾つかの旧い傷跡。引き締まった筋肉がまとう膚は手に馴染む軟らかさを既に宿していたが、意外なほど若々しく張り詰めてもいた。
血管を探っては隠された拍動を呼び覚ますように、首から鎖骨、胸の中央へ指を押し当てて滑らせる。
梟の華奢な輪郭の腰へ、男の腕は招かれたか。
カウチへ抑え込むように跨った腿の上へは、体重だけでなく、危うき秘蹟の湿りをも預け]
あまり、興奮させると。
手加減できなくなってしまうよ
[大輪の乳房と男とが触れれば、まるみある白い輪郭がふくりと圧に沿って形変えた]
[紅榴候の細い指がかっちりと着込んだ軍服を乱していく。
次第に露になる胸元と腹部には無駄な肉は付いておらず、適度に鍛えられた筋肉に覆われていた。
古傷は体温の上昇を受け、緩やかに赤味を帯びていく。
受け持つ艦の私室での情事、戦場と同義語の場所でのそれは背徳めいた感情を呼び起こした。
だがそれもまた、今は高揚の一助となるだけ]
お気に召したかな。
火傷しない温度と言うのも悪くないが……
私は火傷しそうな気分だよ。
[先程と体位を変えての口付け。
先程よりも深い、舌を絡めての唾液の交換を終え、見せ付けるように開かれた紅い唇の奥。
喉奥へと流し込む様は煽情的で引き込まれそうなほど。
首をなぞり降りてくる指の刺激に、ぞわりと身体が反応し、小さな身悶えを一度だけ起こした。
連動して鼓動が一度大きく鳴る]
[皮膚を滑る指が胸の辺りへと降りてきた頃、テオドールは左手で紅榴候の細腰を引き寄せた。
己の腿に座らせるよう誘い、相手を見上げる]
加減出来なくなるのは困る、が。
この姿を目の前にして何もするな、と言うのも難しいぞ。
先程から煽られてばかりだ。
[たわわな胸の膨らみがテオドールの胸へと落ち、柔らかく形を変えた後に再び離れ行く。
それを追うように右手を持ち上げ、左の乳房を掌で撫で上げようとした//]
了解。あんたに応援されて負けるわけにはいきませんね。
[ 負けない自信も、もちろんある、と笑う気配を送る ]
男姿よりはマシ、か?
[おもては殲滅戦も収束してきているようだったが、それでも砲撃の振動が時折艦を揺らす]
そう、では貴方の血に私達の酒を注ぎ、温めて
それから味わうことにしよう
──手加減できずとも、命までは奪らぬようにね
[望むままに触れるをすべて許して、男の掌へ自らの官能を預けた。
揺れる艦、カウチの脚が軋む]
[重なる影、陰陽の合一に耽溺するひとときのあいだ。
吐息、口付け
粘膜を介して塗り込めたのは、
痛覚を遠くする媚毒と、体を作り替えずに血肉を一時賦活させて治癒力を高める妙薬]
[幾度となく兆しに触れ、情を呑んで、擦り合わせた頬には髭の感触。
男の体から力が抜けても余韻を遊ぶように暫く抱擁を続け、やがて再び組み伏せるように覆い被さり、濡れた瞳に爛酔の熱を宿した]
……『贖い』を為せ
部下達を怯えさせては気の毒だ
声を上げぬように
[──続いたのは人間にとっては暴虐であろう、収穫。
肉を穿ち引き裂く、淫蕩なる音が私室内に響く。
猛禽の牙は、筋肉が薄く柔らかい箇所を狙って食い荒らした。
あかに染まる肌の上へ手を滑らせれば、艶めいて甘く香り立つ澪が描かれる**]
マシ、なんてものではないな。
こちらが良い。
[魅入られてしまっているテオドールは正直な想いを口に上らせた。
部屋全体を揺らす振動はカウチを伝い身にも届く。
乳房に触れた右手にも振動は伝わり、不規則な刺激を与えた]
あぁ ──── それはありがたい。
貴女の満足行くように ────
[触れるごとに形を変える双房を何度か撫で上げた後、房の下辺りを撫で下ろす。
滑らかな肌は年月の経過は感じられず、張りのある若々しい弾力があった。
妖しの雰囲気漂う白肌がほんのり色付くのは見間違いではないのだろう]
[触れ、重なる合間の口接。
施されたものには気付かず、その効力を知ることも無い。
ただ、確実にその効果は身体へと染み込んでいった]
[やがて、繰り返しの交接の先でテオドールは紅榴候の胸に頭を預けた状態で身体の力を抜いた。
意識はやや朦朧としたもので、落ちる直前といった態。
しばらくはそのまままどろんでいたが、不意に身体が反転した]
……あぁ ─── 、
[そうだった、と覗き込む瞳を見て思い出す。
これまでは相手にとっては戯れで、ここからが本題。
贖いを、と告げられて返せたのは短い呼応。
部下への気遣いに気を張らんとすると同時、鋭いものが身を貫いた]
っ、 ぅ 、 ……、 !
[穿つ痛みは然程ではなく感じたが、身の内を巡る紅が強制的に引き抜かれる感覚に小さな呻きが零れ落ちる。
それ以上の声を上げないようにと、必死に唇を引き絞った]
[長くも感じられる贖いの時。
途中まで保っていた意識は、再び朦朧の中へと落ちていく**]
[最も古式にして最上なる儀礼。
今や正しく執り行えるものも減った接吻の型には、血を捧げる側にも定めがある。
ただの獲物相手では為せようもない。
だからこれは、正しく捧げられた贄を受けるときか、同族同士で行われるもの。
この儀を大成させた過去の同胞に思いを馳せるが、つまりはそういうことなのだろう。
大いに、愉しめと。]
……ふ 。
[儀式の定めは只の形式ではない。
接吻ける行為を洗練させ、技芸の域にまで高めたもの。
傾ける首の角度は、膚に潜る牙の深度は、血蜜をより芳醇に変える。
温もりを持たない身体から、熱帯びる息が押し出された。]
[帳降りるように包む紅が、肌をそそけさせる。
梟の背に回した指で、翼の付け根の柔らかな窪みをなぞった。]
ゆこう。共に。
翔びながらの極まりは、
昇る心地がするのか、墜ちる心地になるのか、
確かめてみたい。
[尾のように足を絡め、腕を絡めて腰を引きつける。]
今この時の私は、全て貴方のもの。
貴方の領域で、散らされたい。
[蛇を空に攫うのは猛禽の特権。
裂かれ啄まれるを予感して、金の瞳は甘い戦慄を宿す。]**
─ 贖いを得て ─
[カウチの傍ら。長身の男は涼やかに笑った]
確かに、貰い受けた
数分もすれば動けるようになる。暫くは地に足つかぬ心地がするだろうが、見た目より若いようだからすぐ快復するだろう
…素敵な泣き顔だったよ?
私達に抱かれる血に染まった貴方は、実に可愛いらしかった
[後半は朦朧としていたようなのであることないこと耳元に囁いて。
首筋にだけ残された暴虐の名残──二つの牙痕に舌を這わせた後、元どおりにかっちりと着せ付けたテオドールの軍服の襟を整えて、満足げに赤毛をかきあげる]
動きがあったようだね
貴方達の艦隊は、この後は人間達の救援に従事するらしい
…およそ面白そうな闘いも終わっていることだし、私達は友軍の旗艦へご挨拶して帰ることにしよう
[御機嫌よう、それとも"分割"をご希望ならいつでも、と。
情を交わした後にだけ見せる寛いで馴れた表情で笑んだ**]
― 贖いの先 ―
[朦朧とする意識の中、男性の声が受諾の宣を為すのを聞く。
それが紅榴候であると理解するまでにいくらか時間を要した]
…… あぁ 、 そう かい
あなたが まんぞくした なら よしと しておこう ……
[鈍く、苦めの笑みを浮かべて掠れめの声を返す。
事実だと認めたくない言葉もあったが、それに反抗する気力も体力も残っていなかった]
[首筋に残る名残への一仕草は唇を引き結ぶことで耐えて、襟を整えられた後に緩く息を吐き出す]
…そうか、本来の目的を。
[伝えられた艦隊の動きに、指示を出さねばと思うが身体が動くのはもう少し先のこと。
辞す旨と、付け加えられた言葉に小さく口端を持ち上げた]
分割は、遠慮したい、が。
また、逢う機会があれば、とは思う。
このような形ではなく、な。
[贖いを目的としてではなく。
縁を得た者同士としての再会を望んだ**]
…そうだね
楽しみにしておいで
[どんな心地がするのか?
内から輝くような銀蛇の白い肌に絡まれ、絡み。
金の瞳を覗き込んで熱帯びた息を溶かしあった]
──きっと無重力だよ
[仄暗い闇の空は我が領域
夜の猛禽と蛇は飛翔し、朱の褥のなかで昇宙を極め、墜落を味わう。
麗しき白絽の身を裂き啄ばみ穿ち、芳醇の血をあまさずこの舌で奪い尽くして。
そして我が翼獄の中で、灰より蘇る貴方を幾度でも抱き締めよう。
今この時よ、永遠に止まれと──**]
― >>315からのif ―
我が愛し子よ
[ 睦言の響きで、闇が光を侵していく
いや、実は、とうの昔に、絡めとられていたのか? ]
ア、アア...
[ 縋るものを探す指は、己が腕を抱いて、既に傷だらけの表皮に爪を食い込ませる ]
やめろ......ヤ、メ......
[ 闇は心の奥へと染み通り、幾つもの喪失の記憶を掘り起こし、暴き出す...これ以上の苦しみを得たくなければ、心も意志も、全てを委ねてしまえ、と誘うように ]
いやだ...俺、は......
[ 渡しはしない、心も、命も、そう誓った...誓ったけれど...... ]
イ、ヤ......
[ 最後に暴かれる記憶、最も大切だった者を喪った、その... ]
ぐ…
[ 胸の奥、こみ上げる、痛み......誓ったのは、あの月にだった...けれど、もう...... ]
ウアァアアアーッ!
[ 心が千切れるような絶叫が闇に響く ]
俺、は......
[ 泣き濡れた金色の瞳は魔に侵され、闇色に染まる ]
ふ…く…ァ…ああっ!
[ 既にその身は魔の支配の下...けれど、胸の奥底に残る拒絶の意志が、蹲る身体を苛んで痙攣のように震わせた** ]
勝ちましたよ、ゲオルグ。
[ 嬉しげなコエが、届く ]
一緒に祝杯でもあげましょうか?
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