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[手当てに関しては全く持ってその通り、な部分も多々あるのでそれ以上の反論は諦めつつ。
こちらの評への反応にあれ? と首を傾いだ]
んー……。
[少女の内なる葛藤までは知らぬ身、そう思う所以は想像もできないけれど]
大事にするって、さ。
どっちが上とか、どっちが凄いとか、そーゆーの関係ないと思うんだけどなー。
だって、そんなの、言いだしたらきりないし。
どっちも大事にしてるんなら、お相子でいいんじゃね?
[そんな簡単に割り切れる事ではないのかも知れないけれど。
少なくとも、少年にとってそこはシンプルな図式が出来上がっている所だからそう告げて。
その後のなれるのかな、という呟きに赤の瞳を瞬いた]
[少女が変わり者扱いされているのは知っている。
そして、彼女に付き合う自分もやや、異端視されているのは感じていた。
もっとも、こちらは元々外部の者である事と、必要な技術をもたらす鍛冶師の倅、という事で、表立って何か言われたりされたりする事はないのだがそれはそれとして]
ホント、パメラってしんぱいしょーだよなぁ。
[立ち込めた微妙な沈黙をどうしようか、と考えて、口にしたのは殊更おどけたような物言いの言葉と]
……だいじょーぶだよ、きっと。
[先なんてどうなるかわからないんだから、不安がるなよ、と。
そんな思いを込めた言の葉、ひとつ。
その後は、誘われるままに稽古を再開して。
帰ってからこの話をした両親の微妙というか呆れたような表情の意味は、結局理解できないままだったとか。**]
そうだね。リュカはセクシーよりは可愛いのほうか。
[弟子だからかっていう欲目もあるかもしれないが生真面目に返す子は可愛いとなるのは仕方のないことだろう]
やめてください。からかうのは……。
[師の思う壺のような気がするが、反応せずにはいられないようだった]
私ももう20歳超えてるんですから。
[可愛いと言われるような年齢ではないと主張する]
み、ぃ、ね?
そんな楽しそうな事するんだったら、わちきにも教えなさいな。
[風と共にふわりと届くのは、からかうような、声]
さぁて、昔は風呂に一緒にいても気づかないぐらいだったしね。
[師匠に隠し事をしていたので、これぐらい弄っても罰は当たるまい。そんな悪い大人]
それにしてもそうか……リュカとお酒が飲めるようになったわけか。年月の流れを感じるねぇ。
[しみじみ年寄り染みた呟きをする。
その期間、リュカがどこにいたのかは理解している。再会してすぐのやり取りでどのように振る舞っていたかもわかったが]
リュカ、リュカなら、どんな願いを抱くかな?
[巫女として神魔にあうという話ではなく。捨てられた名であるリュカと呼んでその願いを聞いた]
いぃさま。 面白いひと、見つけた!
戦ってたのに、みぃのことにもすぐ気が付いて、でも全然平気で話し相手になろうって言うの。
[邂逅の時は余裕なかったが、移動することになってそんな報告を入れ。
狩りと料理について行くのだ、というところまではちゃんと自分の意思で伝えていた、のだが…]
[私の反応に、イェンスくんもまた首を傾げて。
言われたのは、どっちが上とか関係ないということ。
どっちも大事にしてるなら、お相子でいいんじゃないかという言葉は、やっぱり私の中にはなかった考えで。
ぱちり、ぱちりと繰り返す瞬きは、頬の赤が増すごとにゆっくりになって]
…わたし、そんなふーに
かんがえたこと、なかった。
イェンスくんは、すごいね。
[ふにゃ、と和らいだ表情は、その後のだいじょうぶという言葉でも、同じように浮かんだものだった]
[その後、イェンスの両親から、息子がすまなかったね、と謝られたのにはきょとんとした顔になったけれど。
結局、なんで謝られたのか理由は教えてもらえなかったので、わからずじまい**]
ぅ、ぁぃ。
[やっちゃった、という意識全開でモゴモゴと呟く。
張り切ってた分、自己嫌悪]
ごめんなさぁい。
それは、あの時はまだ……。
って、怒りますよ本当に。
[結果的に気付かれなかったとはいえ、あの年頃のこと、色々変化やら思い悩むこともあった訳で。
隠していたことによる自業自得と言われればぐうの音も出ないので、結局は口で抗議するに留めたのだった]
お酒……。言われてみればそうですね。
[しみじみとした言葉に答えて言う。
神事としての酒は口にしたことはあっても、嗜好品として飲んだことはなかったのだった。
その辺も師の造詣は深いのだろうな、と思っていた所に、本来の名を呼んで向けられた問い]
私の願い、ですか?
[俯きとやや長い沈黙があったのは、やはり迷いがあったから]
私は……やっぱり故郷が大事だし、お父さんやお母さんには元気で暮らしていて欲しいし。
それに、あの時黙って帰っておいて、今更なんですけど……。
[ぎゅう、と服の裾を握る。
叱られはしないか、という不安の表れだとは、かつて共に旅をした時に知られているだろうか]
もう一度、旅がしたい。
もっと色々な所に行きたいんです。
[そう、零すように本音を口にした*]
いぃさまも、お肉とか食べる?
[移動報告よりかなりの間が空いてから。
バツ悪そうに、蜂鳥にも囁いてみるのだった]
へえ、それは確かに面白いね。
[ 蝶と蜂鳥から届く気配を手繰りながら、魔人は若き眷属の声に軽く首を傾げる。 ]
着いて行くのはいいけど…
[ 外の事をあまり知らないミーネには、多分、全てが珍しく楽しいと感じられるのだろう。
けれど、深入りしすぎれば、と、考えかけて、肩を竦め ]
迷子と食べ過ぎには、気をつけて。
[ そんな軽い忠告だけを返す。 ]
(可愛い子には旅をさせろ…だったっけ?)
[ いずれにせよ、森の全ては神魔の懐の内なのだから。 ]
お肉かい?ずーっと昔に食べたきりだね。
今は、食べたいとも思わないけれど、どうかしたの?
[返る声、その響きと内容に神魔は楽し気な笑みをこぼす]
ふふ、謝る事はないんだよぉ?
主は外からの客人と会うのは、初めてだしねぇ。
距離がつかめなくても、仕方ないさね。
でも、懐きすぎちゃあいけないよ?
主はウチの子、客人は外のひと、なんだからねぇ。
[心傾けすぎれば存在に軋みが生じるもの。
触れるを妨げる気はないが、それが行き過ぎぬように、と気を……使っているのだが、わかりにくいのはいつもの事、だったりする]
そうだね、リュカをからかうのもこの辺にしておこう。
[にこやかに、そして堂々と悪びれもなくいった。
思春期のアレコレを弄らないように適度に引いたともいう]
ま、流石に今は楽しめないからね、いずれかの時にとっておこうか。
[お酒がないとはいわない。ただ現状で酒盛りをしようとするほどダメな大人ではないのである]
難しい問題だね。
リュカにとって守るものがある以上、そこに力を尽くすのは仕方ないことだ。
[国のことをいえば、特に恨みなどを持つ様子もなく。ただ現状というのをシビアに考えた上で、更にその立場によるものから考えての言葉を口にしたが、続く言葉におかしそうに笑う。]
なんだ、リュカも私と同じじゃないか。流石弟子だね。
わざわざ神魔に願う必要がないことじゃないか。
[俯いたリュカの頭をぽふりと撫でた*]
美味しいお肉の食べ方、教わったから。
今度、かぁさまとも一緒に食べたいなって。
[ダメ?と小首傾げる時の声音で囁く]
はぁい。
ミーネはかぁさまの子。
お客人は、外の人。
[復唱して心に刻む。
どこまで正しく理解できているかは分からねど、この楽しい時間にお別れすることも決意する]
そうですね。
では……ここを出た後にでも。
[試練の結末がどうなるかはわからない。
けれど成否はともかく、それをする猶予くらいはあるはずだ。
――それよりももっと先のことは、今は考えないことにして]
[考えた末に吐露したこちらの心情を、師は理解してくれたようだった]
悩めるだけ幸運だし……我儘なのはわかっているのですけれどね。
[師の故郷は見捨てられ喪われたのだし、現在の国内にだって親しい者を亡くしたものはいるだろう。
だから救いの手段をと言われればまだ答えは出ないのだけれど。
師はと言えば恨み言も言わずこちらの立場からの考えを言ってくれて、その上で]
そ……れは……。
[同じだと、神魔に願う必要もないと言う師。
ふっと一瞬心は軽くなるけれど、それでもやはり先の迷いに立ち返る]
簡単に……言わないでください……。
[あえての、という部分を心の奥底では理解しつつも。
撫でられるがまま、そんな言葉を師にぶつけた*]
[ 美味しいお肉の焼き方、という、言葉に、くす、と小さな笑い声が漏れる。 ]
そうだね。姉さまが、食べたいと言えば、構わないんじゃないかな?
[ 決めるのは神魔の意思次第、と、あっさり告げる。 ]
[立場によってはものの見方によっては変わっていく。
自分の立場でいえば、喪われたものであるが、リュカにはリュカの立場があり、グリュングレースにはグリュングレースの立場があるのだ。
そう捉えるようにしているとはいえだ]
おじさんの可愛い弟子に大きな責務を負わせたというのは……腹ただしいことだね。
[そんな普通の願いを我儘といわせてしまうことも、そのような絞り出すような声をあげさせてしまうことも]
そうですね、おじさんは出来るだけ軽く生きていますからね。
リュカ…重いものを背負ってよくここまできましたね。
[簡単にといえば、リュカからみればそうかもしれないし立場という観点からして間違ってもいなかった。
ただ今回のことは一つ切欠になるだろう。
神魔にあえるということも、試練を受けるということも、そしてそれが、他国の部外者にその対象者が大勢いるということも、それがどこまでかは知らないが]
少なくとも今回は見届けることはできますからね。
[前と違って言えるのは試練を一緒に受けるということかな。と、なんとも頼りないものだと内心で苦笑しつつリュカへと伝え、そのまましばらく頭を撫でた後に手を離した*]
うん!
美味しいだけじゃなくて面白かったし。
みぃ、免許皆伝だからね!
[魔人の一番は神魔。それは流石に理解しているつもりで。そして神魔なら食べなくても見てはくれるだろうと思って。お土産作戦は実行されることになった]
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