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中々、面白いものを使うな。
いろいろ予想外だ。
[一矢放ちつつ、落とす呟きは感嘆の響きを帯びたもの。*]
――ありがとう、ございます。
[感嘆の声。
一般的な竜神と召喚師の力の差を思えば、当然と流すべきことだったのかもしれない。
それでも、嬉しかったのだ]
[感嘆の声に、返る響きは嬉し気なもの。
あー、これはほんとに無垢だなあ、なんて感想は、心の内に押し込めた。
それでも、穏やかに笑む気配が零れ落ちるのは、止められないわけだが]
(……でないと寂しいだろう)
[そんな勝手な想いは、未だ不慣れな通信能力により、漏れ出たかどうかは、わからぬこと]
ぼくに出せる全力くらいあるんだろ。
それを出せって言ってるんだよ!
[本当の全力は竜同士でなければいけないことくらい分かっている。
曖昧に返された言葉>>46、彷徨う紅の瞳。
相手次第、と言う言葉を、侮られていると取ったわけではない。
上手く言葉に出来なくて発されなかった言葉は、別の形で相手へと向けられた*]
ぼくは……ぼくが産まれた意味をしらない。
生きる意味をしらない。
だから、ぼくは それをしりたい。
この舞闘会で、ぼくが生きる意味を見つけたい!
[叫ぶような声は、どこか涙ぐむ音が混じる。
伝えた答えはどこか漠然としたものだったことだろう。
だがその中には、自分なりに考えての理由が確かにあった]
[彼の心中、何を想うかまでは通信にも伝わらない。
だからこそ、竜が告げるのは純粋たる問い]
のぅ、主。
全力で遊んだことはあるか?
[言外に、自身は男が全力を出しても大丈夫だと繋がる声で伝えた]
全力を出すのは、ふざけるためのくだらないことだけか
絶対に譲れない時だけと決めている。
[考え方は違えど、全力という意味ではある。ということを告げ]
アデルにとってこれが遊びなら……まあそれも構わんだろう
[魔力の回路を開いた。
別に...が魔術をつかうわけではない、石を通じて、魔力を現段階で流せるのであれば、好きにもっていくがいい。と相対するものに告げるように]
俺は、この術を広げ、魔術に関われないもののための学び舎を作ろうと思っている。それを願い。この舞台に参加した。
[野望ととるか?無謀ととるか?は知らぬが、自らを明かせぬものには、相手を知ること価値はないと筋を通し、参加動機を伝える]
ああ、それと。
『奥の手』の事は、後で説明するんで。
とりあえず、他の連中には内密にな?
[立ち上がりざまに落とすのは、揶揄うような口調の言の葉、ひとつ。*]
はっ――
ええ、勿論です!
[囁かれた言葉には慌てたような了承を返す。
とはいえ相手の口調は、揶揄うような軽いもの*]
[だから。
魔力から伝わった声、想いにも。
竜もまた、茶化しもはぐらかしも捨てて正面から向き合おう]
…これを遊びと言うたは、主にとっては失礼であったな。
我が主、ディーターよ。
謝罪となるかは分からぬが、この舞台において儂は全てを主に注ごう。
主が更なる力を望む時、儂の名を呼べ。
アデルではなく、雷華とな。
[それは、男のこれまでの研鑽と、抱く願いを讃えた証。
竜の力を引き出す鍵でもある真名を明かした*]
己の生の意味。
求める意志の強さ、確かに受け取った。
[ 光の渦の中、青年の背後に紅と碧...二頭の竜の幻影が浮かんだのは、メルヒオルの目にだけ映ったはずだ。* ]
俺には俺の主張や主義があるように、アデルにはアデルの主義があるだろう。
そんな生き様を否定できるほど偉いわけではない。
いったろ?俺には願いがある。だから手を貸せ。とな。本来ならば竜にとってなんら関係のない願いだ。
[あくまでこっちは貸してもらう立場であり、アデルの願いがなにかを聞いたのもそこにある。]
謝罪は受け取ろう。でもな、俺は、俺とともにあるときが、アデルにとって価値があるものと思えてくれるならば嬉しい。
[小難しいことはいっても、感情を隠す理由もない]
おう。頼んだ。俺には――相棒の力が必要だ。
[名は体を表すというならば、雅なその名を聞いて神妙に頷いた*]
[互いに手が届く程の距離。
眩い光の渦の中で、ツェーザルの背後に二頭の竜を見る。
彼が持つ色彩をそれぞれ持った竜達。
その光景にメルヒオルは目を丸くした]
[向けた謝罪は、男の主義を重んじた故。
男もまた、竜の主義があると理解しているとも分かっているが]
確かに、儂にとって関わりの無い願いではあるが。
少なくとも、主の願いは手を貸しても良いと思えるものじゃからの。
謝りもせずに主の力にとは、流石に調子が良すぎよう。
[翼を胸元に当てて頭を垂れれば、男の目にも謝罪の意は伝わろう。
此度の主は、竜を従える権利があると認めていると]
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