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[運ばれていく間か。
貴方を見た金色の目の中の赤色は何故か広がり。
貴方から視線が外れれば戻っていたが*]
[親戚の中でもほとんどいない、
灰色まなこを細めて。]
大丈夫、 大丈夫。
[言い聞かせるような声色の優しさも、
慈しむ眼差しも、
幼かった彼は、覚えていないかもしれないけども。]*
[幼い時の自分も同じように泣いていたのだろうか。]
―――。
[名前は今は呼ぶなんて出来ないけれど*]
[出会い頭に抱きしめていた腕も、
光を失ってからは、伸ばすことはなくなって。
泣いていたのだったか、 嬉しいことが会った時だったか。
撫でていた掌も、 離してしまい。]
[それでも、甥を想う心は、失ったわけではない。]*
[朔夜は変わってもしまっていても言うのだ。
“大丈夫”“平気”
いつしか本当に平気になってしまった部分もあるけれど*]
[喋り方が変わっても、
役の仮面を被っていても、
大切な子には変わりない。
だからこそ、会えなかった数年間を後悔することもある。
芸能界や舞台にいれば、
他人の感情に敏感になる。
男だって例外ではない。
大丈夫だと、自分に言い聞かせるような声は、
なんとも、痛ましい。]*
[連れ去られる間際、エレオノーレを捉えるロー・シェンの瞳。
微かな違和感を感じたのは、何故だろう。
こういった違和感は、気のせいだと無視すれば重大な過失に繋がるものだ。
彼の顔をしっかりと覚えておこうと、胸の内に刻み付ける]
[一階の時はあまり彼は貴方を見ていなかったが。
今、貴方を見た金色の目の中の赤色は何故か広がり。
視線を外せばすぐに戻った。
それに気づくかはわからないが*]
/* 中身発言にて失礼します。
此方、瘴気はOKなのですが、もしクレステッドが駒になることがあれば、秘話でも表でもフラグがあればうれしいです。占い先にもかかわるので。
この秘話は返信不要です。失礼いたしましたー!*
ごめんなさいね、貴女に力を貸してもらう事に決めたわ。
[低く小さく、謳う様な声が彼女の耳元に響くだろう。
ただ、それだけ。
今は、まだ――]
……ちか ら?
なに……?
『……安心するといい、ドロシー。
キミには恐らく、信じられる相手ができた。
キミを傷つけるものしかないこの世界においては、とても貴重な……ね。』
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