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ゾフィヤ、ちょっと拙いことになったかも知れない。
ラヴが、一瞬だけど本体と繋がったって言ってるの。
今は切れてるみたいだけど……何か異変がないか確かめているところよ。
一応報告しておくわね。
……はあ!?
ちま、うさとリンクしたのぉ!?
[なにこの予想外連続、と思ったのは一瞬]
こっちでも、ちょっと異常事態発生してるから、その影響かも……。
ん、うさの管理スタッフにはこっちから伝えとくわあ。
ちまの方はおにーさん、お願いねぇ。
やっぱり何か起きてるのね。
えぇ、こちらは任せて。
何か分かればまた連絡するわ。
了解しました。
……くま君に何かあったんでしょ?
なら、そっち優先しないとヤバいですからね。
帰ってきてたんなら、一言連絡するくらいしなさいよ。
……そりゃあ、今日はいろいろ忙しかったけどさぁ。
[叩くのと同時に、ぽそ、と落としたのはこんな一言。
声音にははっきりそれとわかる不機嫌さが混じっていた。**]
[一方、ハンスからの連絡を受けた上官は文面に書かれた名に軽く目を細め。
通信機を立ち上げると、妹からも聞いたその名の相手に以下を送った]
久し振りだな、ケルナー。
こちらパーヴェル…あぁ、ルカーの方な。
折角の晴れ舞台に水差されちまって拍子抜けして…はねーか、お前だもんな。
と、この辺の話は追々落ち着いた後にするか。
何かうちの部下が世話になるって聞いたんで、よろしく頼むなっつーのが一つ。
それともう一つ、お前うちの妹と知り合いだったんだな。
妹がな、お前と知り合ったときに出来た”怖がりな友達”にナニかあったんじゃないかって心配しててな。
出来ることがあるなら、自分にも手伝わせてくれないかって言ってんだ。
で、うちの部下が世話になるのもその絡みなら、部下だけじゃなく俺らも含め使えるとこは使ってくれや。
用件は以上だ、忙しいとこ邪魔したな。
…無理するん解ってるんに、顔出せる訳無いやろ。
[力の行使が彼女の疲労に繋がることを知っている。
特にこういう人が集まる時、負担が増えるくせにそれを表に出すことも厭うのも。
そんな中自分が顔を見せて万一にも無理させるのは嫌だ、とは言えず。
ぶっきらぼうな短い声に感情を吐き出した**]
…………っ。
[声そのものは、すぐに離れたから届きはしない、けれど。
意識は向いていたから、声に込められたものは拾えてしまう。
それにまた、違う意味で怒鳴りたくなるのはぐっと堪えた]
>Re:
今日も可愛い妹の顔を真っ先に見に行ったみたいだな?このシスコンめ。
ブロデリック軍曹への配慮、感謝する。
サシャにも心配かけちまってすまないな。
今は、とりあえず、その友達を捜してるとこだ。万一見つけたら教えてくれるように伝えてくれ。
俺のアドレスは確か彼女には教えてねえから、伝えてくれると助かる。
アドレス知っても、口説きゃしないから安心しとけ(ーー)v
[一方、ハンスの上官である男は、想定外のトラブルに妹を含めた新卒達がパニックにならぬようにと名目で派遣部隊を新卒たちの補佐に呼びつけていた。
そこに届いた通信を見れば、く、と口端をあげて笑い]
久方振りに妹に会えてんだ、これくらい大目に見ろや。
部下のことなら当然のこったから気にするこっちゃねぇよ。
サシャへの伝言は承った。
お前の話はちゃーんと俺んとこまで届いてっからそっちこそ心配すんなよ。
この騒ぎに片がついたらちゃんとノロケ聞かせろな、色男。
んじゃ、忙しいだろうし後はお互い始末が終わってからにしようぜ。
[楽しげな顔のまま打ち込み送信を済ませると、不思議そうな顔の妹にカークからの言を伝えた**]
ゾフィヤ、くますけのやつ、どうやら本気で何かにびびって逃げ出したらしい。
つまり今は「怯えて、隠れてる」て状態なんだと思う。
...友達のことでも思い出してくれりゃいいんだがな。
……ふぇ?
[色々と、物思いに耽っていたためか、うっかり変な声が出た。
それでも、どうにか気を取り直し]
あー……それで、拒絶モードに入っちゃってんですねぇ……。
何に怯えたか、が問題ですけど。
その辺り、反映させながら探してみますわあ。
……なに、やってんの、くまー!
こわい言うて逃げ回られるだけじゃ、ウチらにはなーんもわからんの!
何かこわいんなら、ちゃんとそれ、言うて!
でないと、ウチらどうする事もしてあげられんの!
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