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ああ。いや……何というか、その。
うん。弟が話していいそうだから、言ってしまうと。
弟はかなりの術者で…双子の私の体を乗っ取ったりするのがいつものなんだが。
こうやって、無理やり、精神体を引っ張られて弟の体に入れられることもたまにあるというか。
どうも双子だから繋がりやすいから、はっきり言うと便利にされているというか。
多分。イライラすることでもあったのかと…思って。
短気な弟で何か迷惑かけてないだろうか?(苦笑)
これは新年の鏡も期待できそうだね
――うん、まかされました
[そう告げれば彼女の髪を優しく梳く
色んな意味で、任されたよと声音は語る]
アイリと私を母親と間違えた()の…それほど母親に会いたいという事…
それに探し人は絶世の美女で、最愛の人…
総じてマザコンのヴェルナーが母親を探している、という結論にたどり着くのよ…
……僕はなんだろ、ドキドキしてるや凄く
[彼女のぬくもり、重なる鼓動
それらに緊張しっぱなしで照れくさいのだと、頬を染めつつ告げ]
見られていたか。
私の母上はまだ生きているのだろうか・・・
いや、それにしても名推理だったぞ。
名探偵だな。
あ。最後にトーマスさんにだけお礼を。
弟が何か無茶言ったり、無礼なこと言ったり、ちょっと上から目線だったりするかもですけど。
兄として先に謝っておきます、すみませ……!!(そしてヤコブは煙に包まれましたとさ)
そう、なの…
何だか従兄とか言う人も憑依していたから、一族でそんな能力があるのかと思っていたわ…
むしろ…ヤコブの方が迷惑を被っているんじゃないかしら…皆は弄ってるつもりでも、本人嫌そうだったし…
と言ってみたけど…お兄さんには届かないかもね…
バ、バカじゃないの…?
あんなの推理でも何でもないのよ……
お母さん…生死不明なの…生きていると、いいわね…
その前に厨二病を直した方がいいと思うの…世間からお母さんまで変な目で見られるのよ…
ダーイジョーブ!!
弟ちゃんがツンデレなのは知ってるよ☆
そんな謝んなくても気にしてないよぅ!
俺、それなりに気が長いしねぇ!
[見送りながら]
ほんと?
[彼の胸に耳を当ててみる]
ほんとだ!鼓動が早いね。
[恥ずかしいけどこうやって、鼓動を聞くのも心地よいと思ってしまった]
本当だよ
……アイリがひっついてるから、尚速いや
[でもそれが落ち着きもするのだと、頬を染めつつ呟く
紅白も酣になり、過ぎ去る一年を振り返れば色々あったなぁとひとりごち]
う、うん。ほんとだ。
今日は離れたくない気持ちで、いっぱいだよ。
…照れるベネディクト、可愛いね。
[照れながらぽつりと囁いた]
普通は軍人と言ったら正規部隊が出るだろうからね。
ただ、その裏で支える者たちもいるってことさ。
ストレスは……うん、昔はすごい溜まってたけどね。
なんというか、もう慣れたかなぁ。
任務で嫌々やってたようなことも、今じゃ自分の意志でやってる気がしてきてしょうがない。
タチアナこそ、ストレス溜まるんじゃないかい?
アスリートの世界は厳しいし、制約も多いだろう。
この年越しグリード大会の会場にいる間くらいは、いろいろ面倒なこと忘れて楽しめばいいとは思うけどね。お互いに。
[頭を撫でられて]
カツラは被り慣れてるけどね、これは地毛なんだよ。
タチアナの髪もおかえしに引っ張りたくなるよ。
むー。
兄か弟か知らないけど、きみと比べるとずいぶん真っ当な人格のようだったね、ご兄弟。
世の中に「獅子」が必要なことは理解しているよ。
ただね、それはぼくじゃなくていい。
誰か他の人に任せる……ってことさ。
「出る杭は打たれる」って言葉もある。
ぼくの生きている世界では、特にそれが顕著でね。
昨日までの敵同士が手に手を取って、一斉に仲良く出る杭を打ちに来る光景は……まぁなんというか、一度見れば価値観が変わるよ。
見た後に、生きていればだけどね。
ただの好奇心でなく、ぼくの持つ情報が「必要」だというのなら、それはそれでいつでも来るといいよ。
[左腕に装着している腕輪を操作すると、その姿が女性の物に変わる]
でも、こちとら自慢じゃないけどハニートラップは専門でね。
「色仕掛け」で情報引き出せたら褒めてあげよう。
「力ずく」もお勧めしないな。対策は打ってある。
それ以外の手段を考えた方がいいかもね。
ふふっ。
すごいスケーターに…うん、なれたらいいなズラ♪
ベネディクトの夢って何ズラ?
うん、きれいなリンクはもんげー滑りやすいズラ。
あと、リンクによって相性というか、氷の質も違って、そのリンクの性質を見極めるのも大切ズラね。
そうそう、オラ代謝がいいズラ。
若いズラし!
[代謝がいいんだろうね、という言葉に乗っかり、取り繕った。]
視力がハンデにならない…ベネディクトはそんなに視力が悪いズラ?
というか、弓道とかって的を狙うから視力とかも関係あると思っていたズラ。
これも新たな発見ズラよ〜!
経験でカバー…ベネディクトってすごい努力家みたいズラね。
[ウインクされれば、また頬を染めて目をそらした。]
大丈夫、きっとなれるから
僕の夢?そうだなぁ……こうしてみんなでワイワイする平和な時間が続けばいいかな
そのためにお仕事終わらせなきゃねって来年もバリバリしてそうだ
そっか。やっぱり県や国によって違うのかな
同じ氷なのに軟水硬水とかによって違ったりするのだろうか……興味深いね
なるほど!!
[頷いた]
んー、弱視と乱視がね、混ざってて
眼鏡で補助してるから健常者と一緒くらいは見えるよ
あれは風を読んだりするから実は経験でカバーできたりするんだよね
努力家…かなぁ
[ありがとう、と言って彼女の頭を優しく撫でた]
僕は可愛くないから!
[GREEDに紛れて秘話が紛れてたなど…ごめん[震え声]]
さてあと30分か…除夜の鐘ももうすぐだなぁ
[彼女を抱きかかえながら耳をそばだて]
ベネディクト可愛いよ!
照れた顔、凄くいいよ。
[大丈夫だよ、秘話埋もれても気にしないで。見落としよくあるもの]
もうすぐだね。ドキドキしちゃう…
色々――
う、そ、そう言われると照れると言うかなんというか
[はにかんだようになりつつ耳が赤い
アイリ優しい……ありがとう(もふもふ)]
紅白も結果が出るし、除夜の鐘も鳴り始めたし
嗚呼なんだかドキドキするね
なるほど、裏方さんズラね。
フィギュアも、裏方さんなしでは成り立たないズラ。
リンクを整備してくれる人や、靴のメンテナンスをしてくれる人や、運営してくれる人たちにはいつも感謝ズラ。
うん、オラもそれなりにストレス溜まるズラ。
そういう時はおいしくてかわいいケーキを食べるズラよ。
甘いもの食べてる時が一番幸せズラ♪
オ、オラの髪はヅラじゃないズラ![サッと頭を押さえつつ]
え?カツラ被り慣れてるって…なんでズラ?
わあ♪ほんとに呼べたズラ♪ほんとは表で呼ぼうと思ったけど、なんとなくこっちで呼んじゃったズラw
(…って、呼んでみただけズラけど。←)
そうだよね。男性に可愛いは失礼だね。
でもベネディクトの照れ顔、とても好きだよ。
[耳が赤いのは言わずに、そっと触れて]
ほんとだ、鳴り始めたね。
今年も終わりだね。
色々あったけど、一番いいことあったから――
幸せ―
ううう、恥ずかしい
[思いっきり照れている
触れられた部分がまたじんわり熱い]
ね。本当に108も鳴らすのかな
僕も幸せ……アイリ
[好きだよ、と囁いて軽く触れるだけのキスをした]
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