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だって聞く耳持つ気無いんでしょ。
なら、それしかない。
[ダンクラードが持つ刃が持ち上がる>>148。
それを目の当たりにし、オクタヴィアスが手にしたのは ─── 盾]
いつでも良いよ。
[握ったものの性質上、相手の出方を窺う]
オクタヴィアス、
おまえが示せるのはそれだけなのか?
おまえの作ろうとしている新しい世界を、語ることもなしに?
違うだろ? おまえの中にも熱いものがあるだろう?
[俺は知りたい。 知らねば、ならない。]
そうして、俺を力づくで黙らせて、
従えと言うつもりか?
これでわかっただろうと、手でも伸ばしてみせるつもりか?
仕方ないから、俺が斬りかかるから戦うのか?
俺がおまえの言うことを素直に聞かないから、
とでも言うつもりか?
……礼儀、なあ。
[聞こえた声>>158に、やれやれ、と息を吐いた]
礼儀どころか。
どっちが死ぬのも、望んでねぇ連中の方が多いんだがなー。
[がじ、と後ろ頭を掻きながら落とした言葉。
声音を抑える事もないそれは、どこまで届くか。*]
[クレステッドの方を見ることはない。
その声に答えることもない。
けれどもほんの少し、
よく見ていなければわからないほど少し、唇の端を上げた。]*
[答えがないのは想定内。
そも、聞くかどうかも任せた言葉]
……ん。
[ほんの僅かな変化>>160は、言葉落とした後に視線を逸らさずにいたからこそ見えたもの。
見えたそれが、何を意味するか。
少し考え、先ほどとはまた、違う意味合いの息を一つ、吐いた]
……ま、頼むから。
俺が怒られるよーな事態は、避けてくれよなー。
[冗談めかした口調で呟く。
左手が『霧雨』の柄頭をややきつく握り締めた。*]
先にも言ったように、私は民の言葉を聞き、
望む生活が出来るように支える
そうすることで外からの技術を得ながらラモーラルの民としての
生活を作り出せると考えている。
父のやり方では恩恵から零れる者が多かった。
その生活を脅かされる者が多かった。
私は、それを無くす。
[先ず口にしたのはやると決めた政策の改革。
全ての民の生活を護るための方法]
[それを口にした後、言いあぐねるように僅かに唇が動いた。
思考の間が空く]
……ダンが目指すものも分からないでもない。
父が選んだ、民を護ると言う選択肢が間違いだったとは
思っていない、けど。
それを為すための方法は間違っていたと思っている。
象徴する者は、やはり必要なんだ。
[どう言葉にするか悩んだ上での言葉。
その言葉ぶりから、己ではない、というのが見て取れよう]
ただ ───── 時機じゃない。
立つべきは今じゃないんだ。
もっと、色々なものを蓄える必要がある。
ラモーラルが
私はそのために動きたいと、そう思っている。
それが、私の
[友にはちらと伝えた、心の裡にあったもの。
それを吐き出しダンクラードを見遣る]
どうしても今、君が独立を為そうとするなら。
私は民の生活を護るために君を止める。
そして、時機が来たなら、ダン。
君に明け渡しても構わないと思っている。
いや ─── 君が居なければ私の描く未来は完成し得ない。
今更だと嘲われても構わない。
それでも私は願う。
私は君と、新しいラモーラルを作りたい。
[最初こそ躊躇っていたが、口に出すにつれて想いがどんどん溢れ出てくる。
表面的な理想しか聞かされていなかった周囲を護る兵が動揺していたかもしれないが、今は気にする余裕もなかった//]
─── おまえの、その、熱が欲しかった。
[ゆる、と山刀が下がる。
刃はそれ以上振るわれることはなく、鞘の裡へ収まる。
指を唇にあてがい強く吹けば、高い音色が広がっていった。++]
[先は軽く触れるに止めた心の裡。
声として綴られるそれに、困惑と戸惑いが兵の間に広がる。>>170]
……おいおい、狼狽えんなっつーの。
何があってもついてく覚悟決めてたんなら、確り見て、受け止めろって。
[それに対して飛ばすのは、軽い口調の突っ込みひとつ]
[訥々と、だが次第に溢れ出すように語られてゆくオクタヴィアスの
その熱は戦場となったラモーラルの大地にも、静かに伝播してゆくかと思われた。]
ありがとう、 受け取った。
[懐かしささえ覚えて、口元を緩める。]
[その頃には、民兵たちは兵らに取り囲まれ、碌な抵抗もできなくなっていた。
響き渡る音を耳にして彼らは盟主を見て、互いに顔を見合わせ、武器を足元に置く。
戦闘をやめよ。
我ら目的を得たり。
指笛は、そんな意を伝えていく。++]
おまえはずっと、周りに流されているだけなんだと思っていた。
15年前は、父親のしたことに巻き込まれ、
今は俺が起こした戦いに引っ張り出され、
人の話を聞いてばっかりで、
おまえ自身の意思じゃなくて戦っているのかと思っていた。
俺と話したいと言うのも、
15年前を悔やんでいた連中が、
手を取れだの協力しあえだのさんざん言ったからだと。
そんな、周りの連中に言われるがまま、
はいはいと頷いているような奴とは、
手を繋ぐことなんかできやしない、とな。
―――けど、やっぱりおまえはおまえだなあ、
オクタヴィアス。
負けず嫌いで頑固者で、
どこまでも一途で一生懸命で、
……あんなにチビだったくせに、おっきくなったよなあ。
今の言葉は、おまえ自身の言葉だ。
俺の心に、ちゃんと届く言葉だった。
だから、俺はおまえを信用する。
共に未来を築くに足る相手だと認める。
互いの意思の相違は明確だ。
けれど、乗り越えていけないものじゃないだろう。
だから、ひとまずはこれで、
―――戦いを、終わりとさせてもらえるか?
[周囲囲む兵の間から進み出て馬を下り、
オクタヴィアスへと右手を差し出した。//]
[矢切れをおこした弓兵には成す術もなく。
>>175緊張の糸は張ったまま、だが命を取り合うような空気は無いまま取り囲まれていた。
それでも盟主の援護をという声がある。
一度離れて様子を見ればという声もあった。
サシャはといえば、語り合う唇を、何とかよもうと目を凝らす。
片目では足りず、両方の目で見るために包帯は外していた。]
[だが一斉に、周りのものが武器を置き始める。
はっとして一人に問うような眼差しを向けると、戦闘を止めろという合図が飛んだらしいと教えられる。
サシャもまた鉈を置き、静かにそれに従った。
終わったことに僅かの安堵と――僅かに胸にあいた穴を感じながら*]
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