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お互いに、後悔がないように。
私怨に駆られるのではなく、敵意を振りかざすのでもなく。
――後悔を残さぬよう、自らの信念を掛けて戦いましょう。
[言ったきり、グラウンドへと颯爽と登場したカスパル達>>77へと視線を移した*]
―グラウンド―
[真理が降りるのも見届け。
危なっかしければ手を出して支え。
先程、人影>>70が見えた付近まで歩み寄る。]
お待たせしました、 っと。
遅れてごめんな!
[そう言う割には走らず歩いて来ているのだが。
勿論、頭から斬り掛かろうなんて考えはなく。
武器を片手に、準備だけは万端。]
[ひそり、話しておれば、校舎から飛び降りる二つの影。]
ああ……来たね。
[セルウィンの前、一歩進む。
どうせあちらもまず突っ込んでくるのは会澤だろう。
ならば、前を引き受けるのは自分だと。]
ん……僕の、願い?
聞きそびれた白鳥の歌を、ちゃんと聞きたくてね。
[白鳥の歌、それがなにかまでは説明する余裕はないけども。]
後悔がないように、か……。
了解。
―――なら、僕は、僕の願いの為だけに。
……遅いです、カルパス。
待ちくたびれました、カルパス。
[カルパスカルパス連呼するのは、カスパルに対する嫌がらせである。
ただしその底に沈むのは、彼に対する敵意ではなく、奇妙な親しみのようなもの。
一歩前に出たイェンス>>81を見届け、セルウィンもまたヴァイオリンを構えた]
貴方には、ずいぶんと煮え湯を飲まされましたからね。
この際、めいいっぱい恨みを晴らしておくことにいたします。
[先ほどイェンスに伝えた話などなかったかのように、わざとらしくそんな恨みごとを。
少しおいて、口元を綻ばせる]
[かけられる声。
後ろのセルウィンとは対照的に、少年は顔を強ばらせながら、メスを両手で中段に構える。]
いえ。
どうせ授業のチャイムもここでは鳴らない。
時間の概念なんて、あってないようなモノでしょうし。
待たされてはいませんけど、でも……
そろそろ、終わらせましょうか?
そうですね、イェンスの言うとおりです。
泣いても笑っても、これが
後で無様に敗北して泣く覚悟は固めてきましたか?
――でしたら、最後の勝負といたしましょう。
[紡ぐ言葉は、最後の勝負の幕開けの宣告。
ヴァイオリンの弓を振り下ろし、伸びやかな音色を響かせる]
操り人形の
[呼ばれて集った水は、たちまち姿を変えて、水の騎士を象った。
騎士は手にしたレイピアを刺突の形に構えると、ヴァイオリンの旋律に合わせて地面を蹴る。
一直線に向かう先、佇むのはローズマリーだ。
彼女は支援系の魔法の使い手のようだから、連携される前に彼らの体制を崩さんと。
――狙うは左胸。心臓の位置!]
あっはは!!
お前本当カルパス好きだよな?!
本当に中学生なら、遠足のオヤツ、
カルパス以外禁止って言ってるところだぞ。
[もう呼ばれ慣れたドライソーセージ>>83にケラケラと笑う。
わざと言っているのも分かっているから。
自分の安易な行動を少し、恨んだりもする。]
うんうん、ごめんごめん。
本当は井家と戦って、俺が死んでなかったら。
手合わせしようかって言おうと思ってたんだけど。
言いそびれたな。
[セルウィンよりも一歩此方側に居る彼>>81へ視線をやり。]
ありがと。
まぁ、俺もそのつもりだし。
[チェーンソーを地へと突き刺し。
軽く、そして苦く。 笑った。]
お前が地に足付けてないなら、
この試験。 落とすよ。
[俺がこの試験監督な訳じゃないけど。
学校教師としての言葉でもあり、
魔女経験者としての言葉でもある。
地へ刺さる武器と同じ様な刺さる視線を彼>>84へ向け。]
― グラウンド ―
[窓を飛び出した。
腰のオーガンジーのリボンを羽根のようになびかせて飛び降りる。
担任に>>77少し遅れて、ふわりとグラウンドに降り立った。]
スターリーホーリーソング!!
[司教杖の先の鏡を掲げて、ボーイソプラノを響かせた。]
[そして彼>>85へも向け。]
泣く覚悟は決めちゃいないが。
悔いなく戦い切るのは、もう決まってるなぁ。
[ふ、と笑った。]
――影送り。
[武器を突き刺す位置から一歩も動く気配はなく。
もう手慣れた魔法を唱えて。
俺への不満はいくつ残るか?母さん。
影の彼女を呼び出して尚、俺自身が動くつもりはない。]
[突き刺されたチェーンソー、一瞥してから視線は会澤へ。]
……それは、ごめんですね。
ここで落ちたら……なんもかんも無意味ですから。
[ぶつかる視線。呑まれそうだけども。
なんでもないことだと言い聞かせながら呼吸を鎮め。
響くヴァイオリンの音色に合わせ、少年もゆらりゆらりと会澤へと向けた刃先揺らして間合いを図れば。
影が舞う。
とっさに少年は影へと刃先を振るうも。
会澤自身は動かない。]
!!
[>>86攻撃を向けられた。
セルウィンの攻撃は3(4x1)
1.心臓に直撃したが、先ほど唱えた防御魔法の影響でいくらか軽減できた。
2.なんとか避けることができた。
3.心臓に直撃し、けほけほとむせた。
4.攻撃は当たったが、違う所に当たった。]
[彼女の進む先は旋律の音源。
水の騎士を操る奏者>>86。
騎士の隣を掠るかの様に走り。
途中邪魔する彼>>91を俺が視界に入れた瞬間。]
――葬送火。
[火属性魔法。
俺が動かずに静止した理由。
この魔法は床や壁に武器が面していないと、発動出来ないからだ。
影諸共巻き込み。
彼の進行方向、真正面に火柱を上げる。]
[攻撃力の高い影を囮の様に使ったのはどうかと思うが。
炎へと巻き込まれれば影も消える。]
……っぁ、 連続は、
流石に、きっつい、か。
[影を消したことによりセルウィンへの攻撃は。
俺、自ら走らない限りほぼほぼ、不可能になってしまった。
当然奏者へ当たらない攻撃は
彼の魔法を防げる筈もなく、真理へと直撃>>92してしまう。
舌打ちしながら、武器を引き抜いた。]
……くっ。
[準備が整っていなかったからか、セルウィンの攻撃は心臓に直撃してしまった。
胸を押さえて、けほけほとえずいた。
視界の端に担任が魔法を発動させている姿が見えた>>93]
[かち合うチェーンソーとメス。
その瞬間、視界に鮮やかな赤を見た。]
―――!?
[飛び退ろうとするもわずか遅れ、半身、炎に曝された。]
っ……ぅ。
[炎の中、影は踊って消えた。
喉が焼かれたような感覚。
それでも、武器を引き抜くのを見れば即座に刃先を会澤に向ける。]
レーザー、照射《レーザー・ラディエーション》!
[重い身体。
魔力を連続消費したならば仕方のないこと。
走りだそうと顔を挙げれば、目の前にレーザー>>97が見える訳で。]
っは、!?
[捉えたと思っていた俺は油断はしていなくとも、
攻撃と攻撃の間がなさすぎて焦った。
飛び退くも、此方も遅く。
利き手右半身が飲み込まれた。]
……先生の
足手まといになってるわけにはいかないんだっ!!
[叫んで、放つは星の魔法。]
スターライト!!
[星の輝きを解き放った。
攻撃はセルウィンの1(4x1)
1.左目尻に向けられた。
2.武器を持つ手に向けられた。
3.お返しに心臓に向けられた。
4.喉もとに向けられた。]
[唱えた魔法が当たるのを確かめるよりも早く。
少年はメスを頭上でくるり。]
高周波浸透《ハイパー・サーミア》!
[薄れる痛み。
そのまま駆けて、会澤の首元めがけ刃を水平に薙ごうと。]
[水の騎士が放った刺突は、狙い過たずにローズマリーの身を貫く>>95
えずく様子に若干の罪悪感こそ覚えるが、セルウィンはすぐさま騎士に、彼女の身を貫くレイピアを引き抜かせた]
申し訳ないですが、私にも成したい事があります。
手加減はいたしません。
[彼女の血が混じるレイピアは、再び同じ血を求めるよう、ローズマリーへ振り下ろされる。
袈裟がけに、彼女の身体を斬りつける軌道。
視界の端にイェンスが負傷した様子が映り、唇を噛むのはその瞬間の事]
[明らかに聞こえた声は詠唱>>100。
何属性の魔法だかは知らないが、
彼を撃ち落とすのには引き抜いた武器、
それを地に再度刺す必要がある訳で。]
くっ、そ
[上手く動かぬ利き手では、
片手でも振り回せる大型武器を捉えられず、扱えない。]
[さて、どこまでもつか。
一種の賭け。
躱されるなら、反撃されるよりも先に更に刃を振るおうと、幾度も幾度も繰り返す。
先の、会澤宅での戦闘時よりも、その刃は幾分疾く、重い。]
>>101……っ!!
[声なき悲鳴をあげた。
返しに撃った魔法>>99は当たっただろうか。
だが、自分のことよりも>>98担任が攻撃を受けたことが気懸りだった。]
先生っ!!
[防御の聖歌魔法を3(4x1)
1.先生にかけることができた。
2.ダメージを受けたためか、発動に失敗してしまった。
3.必死でやったためか、予想以上にうまくかけられた。
4.発動に失敗し、魔力も消費してしまった。]
[せめてもと、動く左手へ武器を移す。
数度斬り付けられる>>103も、突然に軽くなる痛み>>105。
痺れる半身を耐えながらもう一度、突き刺し。]
――葬送火 ッ。
[なけなしの魔力。
限界、 底をつく寸前の魔力で。
一撃、浴びせようと。 弱々しい炎を必死に、唱えた。]
けほっ。
[口から何か熱いものがあふれ出すのを感じた。]
僕だって……成したいことは、あ、るんだ……。
[ここにいる誰もが自分の願いをかなえられるのなら。
何度そう思ったことかわからない。
けれども、これまで脱落した人たちの想いを背負ってるから。
担任の先生の想いを知ってしまい、その願いをかなえる手伝いができるのなら、そう強く思ったから。
必死で足っていようとするが、眩暈がし始めていた。]
[感じる熱。けども。
脳内麻薬がその痛みを少年にまで届けはしないけども。
手が震える。
動きは落ちる。
それでも、少年は、自分の願いを貫くべく、メスをカスパルめがけて突き出した。]
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