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[垂れた耳を唇で食んでは優しく擽る。
腕の中の小さな身体がそれに呼応するよう震えれば
「かわいい」と、小さく笑った]
うさぎのままで、いたいかな、と思って。
たぶん、あのまま耳を齧ってたら
強制的に、オオカミになってたんじゃないかな、って。
――綺麗なまま、逃がしてあげたいとも、
心のどこかで、思ってたかもしれない。
[実際、彼はオオカミになってしまったし
今更、逃がす気は更々起きないけれど。
左耳は噛まずに、彼の腰を掴んで立ち上がらせ
代わりに唇は頬から首筋、
衣服の上から胸の尖りを探るよう降下を辿り。
快楽に震えるようにも見える小さな身体が愛らしく
次第に、吐息に熱が帯びていく。
彼の下腹部をねろりと舐めながら、
その眸を上目に見上げた]
シェイは、俺を、俺の耳とか食べたいと、思う…?
― 夢と現の狭間…の裏側 ―
[>>117擦れた声で呼ぶ名に振り返れば伸ばされる腕に気付く。
力が抜けて地に落ちる前にその掌を掴まえた。
引き寄せて、その掌に恭しく唇を落とす。
瞼は、憧憬。唇は、愛情。
掌は、……懇願。
眠る彼に何を希ったのかは、自分でも、よく、判って居ない]
…ローさんの耳…?
[尖った耳を見つめる。
父も、ローゼンハイムも同じような、形の良い尖り耳。
しばしの考えた後、首を左右に振った。]
ううん…、だって食べたら痛そうだし…。
[少しだけ囓ってみたいと思ったけど、痛いのは嫌だ。]
でもこっちはいいかも…?
[そう言って、お返しとばかりにロー・シェンの左耳にキスを落とし、
軽く、甘く噛む。]
[口付けを落とした掌はきっちり毛布の中へとしまい込み、素知らぬ顔をして。どれくらい、そこでぼんやり過ごしただろう。
>>119目を覚ましたルートヴィヒに名を呼ばれれば、視線を向けて、小さく笑った]
ロー・シェンにせくはらされそうになってにげてきただけ。
ただの風除けだと思って、気にせず寝てて良いよ。
体調、よくなそうだし…
……転んだ?また、随分と器用な転び方をしたものだね。
[そこに傷口があると知りながら、肩口を指先で意地悪くつつく。
薬の臭いの出所から、何処を怪我して居るかなんて簡単に判る。
眠っている間も無意識だろうが庇っていたから間違いないだろう。
心配を掛けまいとしている?
否、誰かを庇って居る?
自身の身に危害を加えた相手を庇うなんて……
「皆」の中の誰かだと、言って居る様なものなのに…]
[小屋の傍近くまで来た三人は違うと判る。
犯人はその他の、未だ顔を見て居ない誰か…か?
腹の底にふつふつと湧き起こる昏い感情を、張り付けた笑みで誤魔化して居れば、聞こえた声>>120
「夢なら」そう、言われて苦笑いを]
夢の方が良いなら、夢だとおもってくれていいよ。
もう現では、僕になんて―――……ぶふ、!!??
[返された毛布が風に煽られ顔面に直撃したようだ。
なんか、ちょっと、シリアスな雰囲気だったのに、酷いタイミングもあったものだ。
慰める様に伸ばされる手に、身を預ける。
普段と違い怖々としたその手付きに疑問符を浮かべるも、すぐに納得した。
そんな、研ぎ澄まされても居ない、生え変わったばかりの軟な爪でどうにかなる皮膚でもないのに。
生まれ変わったばかりのおおかみの、不器用な気遣いが可笑しくて、笑い出しそうになるのを堪えながら、
くぅん、と甘えた音で鼻を鳴らして、獣の所作で此方から擦り寄ってやった。]
[弓なりに撓る身体を、その腰を強く抱く。
下腹部から露呈された肉塊へ唇で触れ、
せり上がる歪んだ欲望と熱い吐息ごと、言葉を紡いだ]
そう、…そうやって、もっと強く、噛んでみて。
[自己の左耳に伝う濡れた感触、歯列の硬さ。
心地良い痛みが本物の傷みになることを、望んでいる自分がいる]
――食べるんだ、シェイ。
[肉の味を、覚えさせようとしていた。
性欲と、食欲の消化方法を彼に教え込むことで
――消えぬ楔を奥深くへ打ち込んで、
逃さぬようにしている浅ましい自分がいる。
左耳に痛みが走った瞬間、肉茎の先端をねっとりと舐め上げ
より深い性感を与えようとし。
同時に指先は双丘を割り裂いて、
小さな窄まりを刺激していく事だろう]
……――ッ!
["恋人"が望み、覚悟を決めてる以上。
それを拒否することは出来ず、ぎゅっと目を閉じて、薄い皮膚を牙で貫き、噛む。]
[気遣ってくれるような口調>>164の彼に、すまないなと思いながら視線を合わせ。
またローに「一緒に寝よう」と、抱き枕にでもされそうになったのだろうか……それ以上のコトを想像するのは脳髄が拒否した。]
ローかぁ……。
あいつには、ホンマに……一杯食わされたっちゅうか。
まさか皆オオカミになるなんて思いもよらんかったって。
……余計なことしおってからに。
ん、おおきに、もう大丈夫……て、そこは触るな。
[肩口を指でつつかれて、走るひりりとした痛みに苦笑いする。
咄嗟についた嘘は、相手に心配をかけないため……それに自業自得で受けた傷の理由を話さないためだろうか。
こんなでも格好つけたいか、と自分であきれて、暢気なことにリヒャルトの心中の怒りは知らないままだ。]
[さらさらと髪を撫でた手になつくように、身を任せてきた彼を、擦り寄ってくる体温にぎょっとして]
…おい、可愛くはないぞ。
[そういつかのように言って、戸惑った。]
[ただ冗談で甘えてきているだけなのか、多分そうなのだろう。肩を抱きたいと思う手は、まるでルートヴィヒの迷いそのままに、しばし宙をさまよった。
ぽふりと、偶然唇に触れた立ち耳に、もう、我慢なんてできなくて
――……リコ。
[唇を奪って、きゅうと相手を抱きしめた。
彼は驚いただろうか。]
すまんの。ちょっとだけでええから。
…………くそ、我慢してたのに、
[昼間毛布にくるまって眠る彼を、抱きしめようとして、結局背をなでるだけしか出来なかった日々に仕返しするように、きつく抱く。]
[先ほど、風に掻き消えた言葉に返答するように]
…………現実やったら、お前は…いつも「何か」を追ってるから。
俺の傍には来ぉへんやろから。
――だから、これは神が最期に見せてくれる、夢みたいなもんやろ?
[そう、冗談めかして笑った*]
――…っ 、……ん…っ!
[ずきり、尖り耳に集中した神経が貫かれた痛みを享受する。
血を垂れ流した傷口は痛みの脈を打つけれど
同時に、背筋を駆け上るような甘い快楽の波に囚われていた。
遺伝なのだろうか、それとも。
在りし日の親の姿と同じよう、
誰かに求められ、屠られる事に悦びを感じていた]
……悦いよ、…シェイ…、
もう少し、ちゃんと俺の味を、覚えて。
俺と同じ処まで、…堕ちてきて。
[唇で彼の性器を食んで刺激する。
同時に慎ましやかに閉ざされた窄まりを抉じ開け、
緩く刺激していった]
[視線の先、まだ未発達な若いおおかみの眸が
自己の肉を口にしたことで、一層艶めいてゆく。
か弱そうに見えるのに、自分よりもずっとおとなびた
しっかりとした思考を持つ、愛しい存在を。
強く搔き抱き、欲望に彩られた熱い楔で貫いていく]
――…シェイ、…シェイ…、
ひとりにしないで、…俺を、……、
[捨てないで、と。
縋る言葉と共に幾度も、幾度もその身を愛で、
背中へ爪を立て――彼の深いところを、飛沫で穢す。
一度では治まることのない欲望を、堪えることはしなかった。
狂いそうな強い愉楽の奥底で、いつまでも彼の身に溺れていく*]
―愛咬―
[何度達しただろう。
もしかすれば、シェイは気絶していたかもしれない。
じくじくとした痛みを耳へ引きずるまま、腕の拘束を緩め
シェイの肌へ、柔らかく毛布を掛けた。
陽光は既に傾きを帯び、辺りは闇に包まれていた事だろう。
赤い淀みの奥に残った意識の残滓を、思い出す。
酷く不機嫌な様子のリヒャルトだったが、
手を貸してくれるならば、それで問題は無かった]
[彼が追う事になるであろう対象が、
小屋で慣れ親しんだ元うさぎである事を知らず、
彼が、自分にはなかった烏を司る能力を得た事を知らず――
夜が明けたら、マレンマを探しに行こう。
彼にも、シェイと同じように、食と性を覚えさせてしまえばいい。
それは、褐色が望んでいた"家族"や"群れ"とはかけ離れた
ただの傲慢な"支配"でしか無いことに、男はまだ気づいていない。
シェイの頬を優しく撫でながら、窓の向こうを仰ぎ見る。
――暁闇の刻を、静かに待ちながら*]
ロー…さ…
[『同じ所まで、落ちる――』
言葉の意味を理解できないまま、新しく覚えた味を味蕾に染み込ませるように、
己の瞳に宿った色には気づかぬまま、血を舐め、啜る。]
あ…、あああああああああッ!!
[慣らしたとは言え、初めてのそこに受け入れる熱は指とは比べものにならないほど。
めりめりと音が聞こえそうなほど、深くに楔を飲み込んだ。]
[>>171「ローに一杯喰わされた」その言葉に、どきりと心臓が跳ねた。
彼は、自分が皆より一足先におおかみとして目覚めて居た事を、皆を裏切って居た事を知らないのではないだろうか?
そんな、願望めいた都合のいいかんがえが、浮かぶ。
そうだ、誰にも話して居ない、からすさえ、話して居ない。
その事実を知るのは、ロー・シェン、ただ一人の筈だ。
だって、そうでなければ、こんな風に、何も無かったみたいに、自分に話し掛けてくれる筈はないのだから]
[可愛くはない、何度も繰り返し聞いた彼の言葉に、何時も通りのそんな言葉に破顔して、久しぶりに、心から、無邪気に笑った]
ふ、ははっ、知ってるよそんな事。
可愛げなんて、僕、持ってないもーん。えへへ…
…――っ?
[>>172不意に、ほんとうに唐突に、重なる唇。
けれど、ねたふりをしていた一度目と、同じ。
言葉を紡ぐために、只、軽く触れただけですぐに離れていってしまった、
…事を、名残惜しいだなんて思っていると、きっと彼は知らないんだろう]
…――ばかだな、ルートは。
僕に傍に居て欲しいなら、キミが「何か」になればいいだけじゃないか。
[やり方を、知らないのだろうか?ふと、そんな疑問が湧いて、彼の頬に触れて捉え、噛み付く様に口付た。
腰を抱き寄せて頭を掻き抱き、捕らえ、深く、深く、角度を合せ粘膜を絡み合わせて、彼が抵抗したって抑え付けて逃がす慈悲は無い。
彼の零す吐息も唾液も体温も、総て余すところなく味わって、
血肉では無いべつなものに飢えた獣は、腹ではなくひと時の心を満たして――…
やっと満足気に目を細めれば、熱っぽい溜息を零しながら、銀糸を伝わせ長い長い口付けから彼を解放した。
興奮に濡れた双眸は真っ直ぐに獲物を射止めた侭に、昏い赫に染まっていた]
じゃあさ、ルートに選ばせてあげるよ。
どうする?
これで、最期にする?
それとも…
これを、最初にする?
[彼はなんと答えただろうか?何と答えたところで、もう、自身の心は決まっていた。
自ら堕ちてきた獲物を、逃がしてやる気なんて、更々ない。
気に入らない返答を返す口なら、もう一度塞いでやろう。
ごちそうを…――ずっと欲していた自分だけへと向けられる、愛情を、
絶え間なく与えてくれるであろう獲物を、逃がさぬように
腕を背に回してぎゅっと、縋る様に、きつく抱き締め返した*]
[馬鹿だな、その言葉と共に襲った感覚に、頬にも口内にも熱が走る。よせ、とうろたえて、もがいても、それは心底からの願いではない。]
[やっと開放され、見つめ返したリヒャルトの赤い眼は、暗く、乾いた血のような赤黒色をしていて。]
……夢や、ないんやな。
ふふ。
上等や、リコ。
[望まれるなら、叶うなら、そう「染まろう」。
リヒャルトを押し倒して、ルートヴィヒは笑う。
彼をこの腕に閉じ込められるならば、今は全てを忘れて――――。*]
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