人狼物語−薔薇の下国


168 グラムワーグ・サーガ

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魔王 テオドール

[ ……ベリアンが何らかのトラブルに巻き込まれているならば、
 向かわせたウェルシュを使って、どうとでもするだろう。

 そうでないのならば、ウェルシュの今夜の餌の手間が省けたというだけの話だ。 ]

(246) 2014/04/07(Mon) 23:37:13

騎士 ヤコブ

[一度騎士公館に戻り、準備を整える。
そこへ、息を切らせて駆けこんでくるものがいた。>>238
見張り塔で幾度も顔を合わせた相手だ。]

「扉が、  扉が、現れました。」

[息を整える間も惜しんで、男が告げる。
待ち望んでいた報告に、強く頷いた。]

 わかった。すぐ行く。
 あんたは悪いけど、シンクレア卿にも伝えといてくれ。

[一礼して、男が再び駆け去っていく。
見送ることはせず、準備を整えれば見張りの塔へと走った。]

(247) 2014/04/07(Mon) 23:45:38

魔王 テオドール

[ ナイトメアは、影のように走った。
 ナイトメアの行く所、穢れを嫌って何もかもが道を譲る。
 動物も木も岩も、光さえも。
 
 穢れを厭わぬ、悪に落ちた人間だけがナイトメアを駆る事が出来る。
 安らかな眠りを代償に得られるのは、
 空を行く王者がごとき、圧倒的な早さだ。

 見る間にモーリスが後方に消え、
 森林を抜け、草原に入った。

 半日が過ぎたが、眠気も空腹もなかった。
 指先は冷たかった。
 テオドールは自分が死へ向かっていることを実感した。
 それでいい。最近は咳の回数も目に見えて減った。 ]

(248) 2014/04/07(Mon) 23:46:40

騎士 シェットラント

[門の影に隠れ、炎に焦がされたベリアンは、
影そのものが動き喋るかのように見えた。

キア、と。大切に呼ばれる名、その響き。
優しく響けば響くほどに今はもう───…遠く]

(249) 2014/04/07(Mon) 23:48:16

騎士 シェットラント

[握り締めた剣先に、肉を貫く手応えがあった。
炎の中、シェットラントはその事実に目を見開く]



   …───は、

[驚き吸い込んだ息は、肺を焼く。
その苦痛に、シェットラントの端正な顔は歪んだ。
炎は文字通り、自身を糧とし双方を滅ぼしつつある]

(250) 2014/04/07(Mon) 23:48:44

騎士 シェットラント


 ……っ、

[黙れ。と、言いたかった>>237
言えない代わりに、彼の喉を掴まんと腕を伸ばす。
キアラを失ってから、どれほど憎んだか。どれほど恨んだか。



どれほどに、  ───…己を責めたか]

(251) 2014/04/07(Mon) 23:49:05

騎士 シェットラント

[剣をベリアンの肉から引き抜こうと、力を篭めた。
再び貫いて、その息の根を止めてやろう。この手で]


  きさま、  だけ は、

[耳に詠唱>>240が響く。
それを防ぐことを、シェットラントは選ばなかった。
代わりに片手では抜けない剣を、捻り、更に突き入れる。
彼の喉に指が掛かった、そう思った…次の瞬間]

(252) 2014/04/07(Mon) 23:49:46

魔王 テオドール

[ 目的の場所が近づいて来て、テオドールは顔に布を巻いた。
 落ち窪んで暗い光を宿した、鋭い目元だけが覗いた。
 黒い衣装に黒い馬。
 ついそこまで遠乗りに行くような軽装だが、
 鞍に付けた剣だけが使いこまれて物々しい。

 疲れを知らぬナイトメアは、ぽっぽっと口元から青い炎を零し、
 汚れた蹄で草原を踏みしめた。
 草花がおぞましげに身を震わせた。 ]

(253) 2014/04/07(Mon) 23:49:57

騎士 シェットラント

[鳴動を感じた。刹那、熱が全身を駆け抜けた。───痛み。
大きく開いた喉から、もう悲鳴は上がることがない。
全身を漆黒の瘴気の槍に貫かれ、]





  …────       !

[悲鳴は、声ならぬ”声”に変わった*]

(254) 2014/04/07(Mon) 23:50:09

騎士 シュテルン

[真っ先に向かったのはラクシュのところだった。
この賢い黒馬を譲り受けた時から、一緒に見届けると決めたのだ。
置いていくなんてことは考えられなかった。

そうして準備を済ませると、見張り塔へと向かった] 

(255) 2014/04/07(Mon) 23:51:21

騎士 ヤコブ

[ヤコブが一緒に連れて行くことを選んだのは、3年前の遠足で共に門を望んだ若い騎士たちだった。

自分とシュテルンを含めて5人。
あの時はもう少し多かった。
その事実を思えば、戦いの痛みに心が飛ぶ。

けれども、これで終わりにする。
いずれも同じものを見て、それぞれに鍛錬を積んだ身。
同じものを守ろうとして、守れなかった身。
次へ掛ける意欲は高い。]

(256) 2014/04/07(Mon) 23:52:18

魔王 テオドール

[ 木漏れ日が明るい代わりに、
 木の陰はどこまでも暗い。

 ここまで来てどうしようと言うのか。
 まさか、ヤコブに会うつもりなのか。
 テオドールは自嘲する。
 
 ……ただ、どうしても斬る直前のイングリッドの顔が、頭から離れなかった。
 テオドールは自分の為に戦っている。自分の約束のため。
 しかし、イングリッドは違う。
 彼女はいつもテオドールの為に戦っていた。 ]

(257) 2014/04/07(Mon) 23:55:14

騎士 ヤコブ

カレン・見張り塔

[駆け上がったそこは、以前とは様変わりしていた。
透明な柱に挟まれた門扉は複雑な意匠に彩られ、不思議な存在感を持ってそこに立っている。>>238]


 これが、ポータルか…。

[感心して見上げたとき、ふいに心の中に響く"声"を聴いた。>>254]

(258) 2014/04/07(Mon) 23:58:16

魔王 テオドール

[ だから、イングリッドに免じて、
 一度だけならチャンスを与えてもいいと考えた。
 
 ヤコブを信じる訳ではない。
 何度も何度も裏切られて、何故今更信じられるというのか。
 
 そもそも、イングリッドがヤコブに会ったかどうかも確証はないのだ。
 だから、ここで出会わないならば、ヤコブはそれまでの男だったということだ。
 
 ……運がなかったのだ。 ]

(259) 2014/04/07(Mon) 23:58:31

魔王 テオドール、メモを貼った。

2014/04/08(Tue) 00:03:07

死霊魔導士 ベリアン

[掴み掛からんと伸ばされたシェットラントの腕。
刃が深く、深く捩じ込まれる。
青白い炎に焦がされて血の色が失われてゆく、浮遊感。


 新しい呪文を完成させて、ベリアンは頽れた。

まるで自分がしたこととも思えない。]

(260) 2014/04/08(Tue) 00:04:08

死霊魔導士 ベリアン

[傾いだ視線の先で、闇の力がシェットラントを貫くのを見た。]


   あ…、

 
[これでは、シェットラントを殺してしまう──と思った。

 それは 望まない のに。]

(261) 2014/04/08(Tue) 00:05:58

死霊魔導士 ベリアン

[自分が解放した力だ。
制御できるか── しなければ、 しなければ、]


   ──っ…うぐ、 


[不意に痛みが身体中を切り刻み、ベリアンを磔にした。
「裁きの遅延」の効果が切れたと知る。
あるいは、別の──]

(262) 2014/04/08(Tue) 00:08:20

騎士 ヤコブ、メモを貼った。

2014/04/08(Tue) 00:08:29

死霊魔導士 ベリアン

[痛みがすべてを凌駕してゆく。
肉体の枷が 重い。]


  ──欲しい。


[ベリアンは手を伸ばした。

知りたい。
”門”の向こうに何があるのか。]

(263) 2014/04/08(Tue) 00:11:53

騎士 シェットラント

[ベリアンが目前に頽れる>>260
支えを失ったように、シェットラントの身体もまた崩れ落ちた。

剣柄は最後まで離さなかったから、
結局、ベリアンの傍らに倒れるような形になった]


 …───、

[間近に、求め続けて来た男の顔がある。
この手で殺してやろうと、追い続けて来た男の顔だ。
瀕死のそれを嘲笑ってやろうとして──…失敗した。
彼の瞳の色を、間近に見てしまった、その為に]

(264) 2014/04/08(Tue) 00:13:04

死霊魔導士 ベリアン

 
  ああ、
  
     …もう、 開いて いるじゃないか。
 

(265) 2014/04/08(Tue) 00:13:38

騎士 シュテルン

― カレン・見張り塔 ―

[何もないはずのところに、その門は確かな存在感を持って存在していた。
薄く透き通っていて、手を伸ばせば反対側に潜り抜けられそうなのに。
同時にとても重厚な造りのようにも見える。

だが見たこともない魔法に驚いてはいられなかった。
それより聞こえてきた"声"のほうが重要だった。

ただ残りの3人は、"声"も聞こえずに、ヤコブの様子に何があったのかと心配そうに見つめていた]

(266) 2014/04/08(Tue) 00:16:13

騎士 ヤコブ

― カレン・見張りの塔 ―

[石をつかえ、と"声"に言われ、懐から石を取り出す。
シェットラントの魔術と繋がる石。>>20
術者の死後も、ポータルの寿命は延びる。
そう言っていた。]


 …………。

[ただの、手順だと信じたい。
今はまだ、信じていたい。
歯を食いしばって、石を門にむけてかざす。]

(267) 2014/04/08(Tue) 00:19:41

騎士 ヤコブ


 開け!

[言葉に反応したものか、別の理由か、
閉ざされていた扉がひとりでに開き始める。

大きな門扉が開き切ってしまえば、その先は光だった。
虹色の光が耐えず蠢き渦を巻いている。

この先にシェットラントがいる。
"門"がある。]

(268) 2014/04/08(Tue) 00:20:09

騎士 シェットラント

…め、だ。

[そのベリアンが、門へ向かって子どものように手を伸ばす。
駄目だ、止めなければ。

声が出ない。伸ばした手の先が揺らめいて定まらない]




      ……、だ。ベリ、ア………

[彼の服の端を、指先が掴んだと思った。それが最後。
シェットラントは大きく息を吐いた。
それを再び、吸うことはなかった*]

(269) 2014/04/08(Tue) 00:20:37

死霊魔導士 ベリアン

[目眩がする。
もう、どちらが”門”でどちらが”門の影”かすら覚束ない。

歌が聞こえる。
それは──眠たくなるから止めろと言いたかったけれど、]



     馬鹿ですね…
 


[《奈落の書》の代わりにシェットラントを抱いてこの時を迎えるなんて。

目を細めて、笑った。]

(270) 2014/04/08(Tue) 00:20:55

騎士 シェットラント

[シェットラントが最後の息を吐いた、その瞬間。

───キン!と、澄んだ音を立てて、
ヤコブに渡してあった透明な水晶の石に罅が入った。

未だ割れはしないが、
良く見ればじわじわとその皹は先へと進むのが分かるだろう。


青白い門の扉が、応じるようにヤコブらの目前に開かれた。

半日か……精々、もってあと一日。
それが術者失われた今の、残された*期限*]

(271) 2014/04/08(Tue) 00:21:34

騎士 シェットラント、メモを貼った。

2014/04/08(Tue) 00:22:39

騎士 シェットラント、メモを貼った。

2014/04/08(Tue) 00:25:36

騎士 シュテルン

[門が開いた]

[この先に魔王が。
そしてシェットラントがいる]

(272) 2014/04/08(Tue) 00:26:46

死霊魔導士 ベリアン

 
     ごめん  な ──


[そして、ベリアンは身体を丸め、闇の深淵に 呑まれた。***]

(273) 2014/04/08(Tue) 00:27:09

騎士 シュテルン

[目の前のヤコブをじっと見つめて]

(274) 2014/04/08(Tue) 00:27:43

死霊魔導士 ベリアン、メモを貼った。

2014/04/08(Tue) 00:29:32

騎士 ヤコブ

[門が開ききると同時、手元で澄んだ音が鳴った。
違和感を感じて視線をやれば、透明な石に罅が入っている。]

  ……っ。


     、の  ばかやろ  …。

[―――こういうときの直観は、よく当たる。]

(275) 2014/04/08(Tue) 00:29:56

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生存者 (3)

2回 残19915pt(8)
書架の隅オフ
ヤコブ
67回 残13471pt(8)
カレンへ帰還オフ
シュテルン
22回 残17705pt(8)
カレンオフ

犠牲者 (6)

ローゼンハイム(2d)
0回 残20000pt(8)
ソマリ(2d)
81回 残8590pt(8)
まどろみオフ
ガートルード(3d)
35回 残17367pt(8)
まどろみオフ
リエヴル(4d)
28回 残15527pt(8)
泡沫ゆらり
ローズマリー(5d)
43回 残13824pt(8)
まどろみのなかオフ
シェットラント(6d)
54回 残14441pt(8)
門の影

処刑者 (5)

ファミル(3d)
19回 残13892pt(8)
まどろみ
ウェルシュ(4d)
0回 残19720pt(8)
まどろむオフ
イングリッド(5d)
20回 残17048pt(8)
ふわふわ揺蕩うオフ
ベリアン(6d)
27回 残17262pt(8)
門の影
テオドール(7d)
40回 残13560pt(8)
門の中

突然死者 (0)

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