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[シモンの反論>>87を聞いたあとで、叫ぶアルビン>>84を片手で制する。]
待てアルビン。聞いての通りだ。こいつはアルビンが僕を人間だと言っても、決して止めることはないよ。
そして、おそらく。明日僕が人間だという結果を見ても、今朝と同じ態度でオットーは人間だった、もう一人の人狼を探そうと言い出すのだろう。
だからこれだけは言っておく。お前は僕が人間だと主張してくれた。シモンから僕を庇ってくれた。僕の死を、お前は背負う必要なんてない。絶対だ。
[ヨアヒムとパメラの死に胸を痛めている幼馴染に、これ以上負担をかけさせたくなかったから。強い口調で念を押す。]
[だがシモンから言い残すことがあればと言われる>>87と、ふっと表情を緩めた。]
そうだな。じゃあ、最期に自分が作ったパンを食べさせてくれ。
アルビンから交換条件で、僕が食べるならと言われているんだ。
[シモンは何と答えたか。
逃げないからと条件をつけて、一旦眉間から銃を外してもらうよう告げる。
それから厨房で人数分の紅茶とパンを用意すると、テーブルに並べた。]
さて、アルビン。用意できたからどうぞ。
他の人も食べたいなら遠慮しなくていい。人狼と疑っている奴が作ったもんは毒が入っているからいらないと思うなら、それはそれで構わないけど。でも僕はパン屋という仕事に誇りを持っているから、そんな真似はしないよ。
[そう告げると、最期の晩餐と言うべきパンをじっくりと味わった。]
[もさもさごわごわ。]
っっぐ……あ゛っ……!!
[左手に狼の毛並みを感じたのも一瞬の事で、左手を噛み付かれる>>94。
気づけば、視界は反転して星空と月と、赤く光る狼の目が見えた。
ジムゾンは既に自我を失い、このまま食らいつくのかと思えば、牙を離す。]
は、はは…。
アルコール漬けの上に、ヤク漬けで、不味ぃだろ。
[奇妙な行動を腕の痛みに呻きながら見る。
なんか、がうがう言ってて何を言ってるのかわからないが、
ここは俺に任せてお前だけでも逃げろといわれてる気分だ。
だが、男は逃げずに懐から銃を取り出して、撃鉄を起した状態でジムゾンに向けた。]
お前バカだろ……お前よぉ……なんで今頃、そんな。
ああ、今ならこう答えるな。
もっと早く言えよどアホ。
[もっと昔に言ってくれれば、こんな事にはならなかったのではないか。
もっともっと、考える時間があったのではないか。
きっと、クララだってあんな風>>4:97に狂わなかったのではないかと、思わずにはいられない。]
[死にたくないと告げるオットー>>81に心臓をぎゅっと掴まれている。その言葉に嘘は無いのだ思う。ならば軽々しく自分の命を扱って欲しくなかった。]
なあ、オットー。お前は生きたいんだろう。なら、自分の死を軽々しく口にすんなよ。
お前は人間だ、そうだろう?
お前の死を背負わなくて良い?お前が死んだら後悔するに決まってるだろう。
お前、俺との約束はどうした。パンを作ってくれるんじゃないのか。
それにお前が死んだら――、この村に誰に会いに帰ってくれば良い?
俺はお前が死ぬとこなんて見たくなんかない。
俺が!お前と一緒に生きたいんだよ。
[お願いだから。アルビンはもう一度オットーの口から聞きたかった。
もしも肯定してくれるならその手を振り払ってでも自分の身を呈してでも庇いたかったのに、どうして。]
[片付けが終わると、後始末が面倒だから談話室では嫌だと告げて、ヨアヒムがつれていかれた処刑場に向かう。]
後始末は全て任せることになるから、よろしく。
[まるで少しだけ不在にするような気軽な口調で、自らの処刑の執行を促した。**]
[訪れた朝は、奇妙にしんと静まり返ったものだった。
ベッドの上に身を起こし、ごしごしと目をこする。
そうしながら、思い出すのは昨晩の事。
赤い狼へ姿を変えたクララ。
そんな彼女を、撃ち殺したのはリーザだった。
クララの遺体を抱えて去ってゆくオットーの、見た者の胸を刺すような痛々しい後ろ姿が鮮やかに思い起こされる。
そう、それから自らの手でクララを殺した、リーザの思いつめたような様子も]
[そうして命が奪われる寸前、彼は何かを伝えただろうか。
爪と牙がディーターの体に食い込み、やがて引きちぎられる。
体中を食い破られ無惨な姿になった、かつて友人だったものの姿を見て、ようやく人の姿に戻った。
放心した顔でその場に膝をつき、地に手をつく。
ひらり、とポケットに入ったままの写真が落ち、血に濡れた]
……っあ、ぁあ、あぁあ―――――
[そしてただただまるで子供の頃のように、大きな声で泣き叫んだ。その慟哭は宿にいる誰かの耳に届いただろうか]**
あの、なぁ………お前ならバケモンでも、俺は構わねンだよ。
嫌うとでも思ったかこのタコ。
シモンもだけどよ…なんでお前らンな大事なコト、隠しやがるんだ?
…こうなっちまったら、黙って食われる気はねえけどよ。
[戦争から帰って、酒びたりになった男に対して、常と同じく接してくれたように。
男はジムゾンから人狼だと聞いても、何も変わらなかっただろう。
ただ、やんちゃしてた時間の代わりに、古い文献なんかをあさる時間が出来るだけのこと。]
やべぇ、力、入らねぇ…。
[先ほど噛まれた痛みから、銃を持つ左手が震えても
この距離なら外すようなことはしない。
だが、当たってもただの鉛玉では、効かないかもしれない。
徐々に、ジムゾンの声が獣へと変わっていく。]
なあ、銀の弾丸、じゃなくてもいいよな。
……今なら、効くか?
[人の声が残る今なら。
男は躊躇わずに、引き金に指をかけ、ジムゾンの喉元を狙って引き金を引いた]
[引き金を引けば、耳を劈くような音が鳴る代わりに
ハンマーが雷管を叩く音だけが響く。]
あ。
…………悪ぃ、さっき弾送っちまったから出ねぇわ。
[拳銃に装填された弾丸は1つだけ。
先ほどオットーに向けたのを取りやめたときに、
空っぽになってしまったから銃口から弾が飛び出すことはなかった。]
あー……くそ、しくった。
……なあ、人食うのは俺を最後にしとけ。
クソ不味くて、もう食べる気無くすだろうよ。
[言いつつも、まだジムゾンが食事をしない選択を選ぶことを期待している。
そうなれば泣くまで殴りつけてやるつもりだが、無理な話だろう。
ごとりと銃が手から落ちる。]
ジムゾン、俺がいない寂しさで、泣くなよ。
[ここまできたら、諦めの境地とでも言うべきか。
それとも、やっと傷や過去の苦しみから解放されるという気分か。
抗う術をなくした男は、ジムゾンに食われるのを待った。**]
[オットーの願いを聞き入れ、パンを振る舞うのを待つ。
アプフェルなんとかってパンは、あんなにすごく優しい味がしたのに、それを焼いて穏やかに笑っていたオットーはいない。
ここにいるのは、人狼か狂った人間か――]
[最期のパンが振る舞われた後、外へと連れ出す。頭に銃を突きつけたまま。
枝から垂れ下がったロープを見上げる。ここで、ヨアヒムは死んだのだろうか]
……じゃあな。
パン、美味かった。
[躊躇いはない。
眉間に銃口を押し当て、引き金を引く。
鋭い発砲音と共に、
――赤い花が、雪に咲いた**]
[あくまでシモンに反論し続けるアルビンに気付かれないよう申し訳なさそうな視線を送る。シモンが言う>>114ことは間違いない。どうあがいてもひっくり返すことができない事実なのだ。
自分だって幼馴染を庇っているからとの理論で、容疑を晴らそうとしてくれるアルビンに申し訳なかった。だからシモンの拳銃を奪おうとしていることが分かったら、”アルビンの身に危険が及ぶ。やめてくれ。”と懇願しただろう。]
そうだな。ヨアヒムに何故あんなことした、って言った僕が死について口にするなんて。本当にアルビンが言うように間違っている、よな。
[アルビン>>101に向かって正直に頷く。]
だけど、生き物は全ていつか死ぬ。僕はたまたまそれが今日だっただけだ。
ごめんな、アルビン。お前が僕との約束を覚えていてくれたことも、僕に会いたいと言ってくれることも。それから死ぬのを見たくないと言ってくれることも、すごくすごく嬉しい。
――嬉しいけど、僕はお前の「一緒に生きたい。」って願いに、首を縦に振ることができないんだ、どうしても。
[人狼を守ること。アルビンどころか周囲の人間には誰にも言えないけれど、これが自分の選んだ選択肢だ。
生きなさいと命令をしたクララに怒られる、とも思っている。だけど最後の人狼が目の前で命を奪われるくらいなら、自分の命を捧げた方が余程ましだった。
それによって、アルビンを死ぬほど傷つけると分かっていても。]
僕は、アルビンが思っているほど強くない。ましてや良い人でもない。
本当はずるくて醜くて、この村に残された誰よりも一番多くの罪を重ねた存在なんだ。
でも。だからこそ。
にこんな僕を真っ直ぐ見て、大切にしてくれる幼馴染の命が奪われることは絶対にあっちゃいけない。
[アルビンに”生きたい。”と言えば、自分の身を呈してシモンの銃からかばってくれることを正確に見抜いて、微苦笑を浮かべる。それは自分が嫌なのだと、強く強く訴える。]
嗚呼、そういえばお前はさっき死にたくないって教えてくれたな。あのときは上手く答えられなかったけど、今ならようやく言える。
死にたくないって思うのは当然だ。僕はアルビンを自分勝手とか、最低とかなんて全然考えてないよ。
でもそう願うなら。酷なようだけど、この場ではそれを貫け。
ヨアヒムに死んで欲しくないと思ったように、アルビンにだって死んで欲しくない。
せめて最期のお願いだけは、不完全な形ながら実行しよう。お前が僕の死ぬところ見たくないっていうなら、僕は談話室では処刑されないよう、シモンにお願いしてみる。アルビンは来たくないなら来なくていいよ。
[それは処刑は免れるよう抵抗はしない、という意味でもあった。
幼馴染の顔を見るのは怖かったけれど、笑顔を浮かべてみせる。アルビンの記憶に残る自分が情けない表情なのは嫌だったから。
さてアルビンは何と答えただろうか。それを待つべく、一旦口を閉ざす。]
― 処刑場 ―
[自分の真意が伝わらないから、シモンの反論>>113に改めて答える。]
勘違いはよしてくれ。僕はあんたらの正義は聞く気はない。
大切な人を害する輩には、理由を問わず相応の対応をすると言いたいだけだ。
あんたはリーザが大切みたいだけど、リーザが人狼だったらと考えたことないか?それでも庇い信じて護ろうと思わないのか?…それとも。
人狼だからって理由で、僕みたいに問答無用で殺す気か?!
[真っ直ぐにシモンを見つめて問いかける。純粋に疑問だから知りたいと言うように。
だがパンが美味かった>>116と聞くと、シモンへの挑発も揶揄も憎しみも全部解いて表情を緩めた。]
誉めてくれてありがとう。嬉しいよ。
[シモンに向かってはその言葉を最期に、白い景色に対照的な赤を散らして。朽木が倒れるみたいに命を終わらせた。]
[襲撃直後に現場で会ったのだとシモンは言う。>>114
人狼の襲撃は全て証拠の隠滅されていた。襲撃の後にオットーが其処で何をしていたなんかなんて容易に想像出来る。
子供の頃と変わらず、お人好しで何処か抜けてる奴。だけど実際はどうだっただろう。また見たくない現実から目を逸らし続けるつもりなのか
オットーに違和感を感じていたのは何時からだったか。占い師であるヴァルターを疑いパメラを追い詰めた。推理を間違えていた事が問題なのではない。だけどもオットーの今までの発言は誰の為だったのだろう。それだけではなく、シグナルはあった筈なのだ。
お前を人狼だと思えないからと告げた時、どうしてあの時泣きそうな顔をしていたのだろう。]
ああ、確かに生き物は何時か全て死ぬよ。
けどな、この人狼騒動で死んだいった人間の死はそんなんじゃない。そうだろう。
幸せに死んで行った奴は居なかった。お前はそれで良いのか。
それとも、それがお前の選択なのか。
[「自分の選択に付いてどう思うのか。」とオットーは言っていた。其れがお前の選んだ後悔しない選択なのか。]
[オットーが笑っている。瞳に溜まった涙がオットーの輪郭をぼやけさせる。
オットーに情けない姿を見せたくはなかった。けれども溢れる涙を止められなかった。だって、こんなにも辛い。悲しい。淋しい。]
そんな答え聞きたくなかった。お前が何を大切に思っているかなんて知りたくなかった。
死にたくないよ、でもお前にだって死んで欲しくなかったんだよ。
俺だってお前に死んで欲しくないって何で分かってくれないんだ。
馬鹿野郎、お前は酷い奴だよ。お前も俺は置いて行くのか。
俺は、お前が、――こんなに好きなのに。
なあ、オットー。俺はお前が好きだよ。
[触れた頬に涙は降り続ける。]
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