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……ヴェルザンディさんと……
ローレルさんも、連れて行かれてしまったのですね。
[小さく呟き、ため息を漏らした]
ー広間ー
[義手を外した解放感で、ほんの僅かではあったが、痛みが和らいでほっと一息漏らしたら、ヴェルザンディがカートとヒヨと共に広間へとやってきて>>3:30。
カートの上には、昆布と鰹節の佃煮、林檎と大根の柚子風味なます、シシトウのゴマ味噌炒めの3品の和食系のおつまみが乗せられていたようだ。
美味しそうなつまみではあるが、今義手を外している所を見られて、調子が悪い事を看破される&黙っていた事に対して、叱られるのではないかと内心ビクビクしていて。]
……、せ、センセ!?
[腕の調子が悪い事を見破られ、つい、動揺の色を見せてしまうのだが、自警団員がヴェルザンディに時間だと告げれば。
広間に置いてある時計をバッとみれば、もう彼女は行ってしまう時間になったことに気付く。]
ちょい、ちょいだけ、時間をおくれやす!
[小さく溜息を漏らし、おつまみが入ったタッパとヒヨを抱えて広間から立ち去ろうとするヴェルザンディと、彼女を病院へ誘おうとする自警団員を呼び止めたら、時間を貰えるのだろうか。
もし、時間を貰えたならば、自警団員には頭を下げ謝罪しつつ、話に付き合ってくれたオズワルドには感謝の言葉を伝え、廊下へと引っ張って行くつもりである。]
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