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………。大切なものなんて、ない。
[そんなものは持っていない。最初から。
額にまっすぐ向けられる銃口を無視して、目の前の青年を睨む]
…。持ってなんか、いなかったんだ。
― 現在の位置関係 ―
←階段 階段→ ------------------------------
ロル ジ
カ ラ ウ
------------出入口------------ コ
主計課倉庫
ジ:ジャン
ラ:ライナー
リ:リエヴル
ロ:ローレル
カ:カーク
ウ:ウェルシュ
コ:コンラート
[>>182副長から3秒後に伏せるよう指示を出されれば、男は屈みつつ小さく頷く。]
――…っ。
[伏せた直後、>>180大尉の勇壮な号令が聞こえ、間髪入れずに複数の銃声。
――味方が来たのはそれで知れた。]
[欲しいと、いうならあげよう。こんな
多分、計画のうちだったんだろうけれど。そんな言葉>>3:413でも、僕には嬉しかったんだ。色んな心を捨ててきて、もう空っぽの
――でもどうせなら
もっと、いいものがあげられるとよかったんだけど]
[号令を受けて銃を構える。自分の手には大きいので、片手でグリップを握り、もう片手で弾倉部分を押さえて少しでも反動を抑える。
そして]
――っ!
[タイミングを合わせて――引き金を引いた。
案の定、反動で後ろに倒れてしまう。
手も痺れているが、拳銃は離さない。
…煙のせいで、どうなっているのかも分からない。]
― 現在の位置関係 その2(水平方向)―
|出|
|入|
|口|
ジ | |
& _____________
ラ /
リ /
ロ /
カ /
[その表情からは、思うところが見て取れて]
…僕の言葉はどれも本心だよ。
信じるか否かは自由だけど、心まで偽れる程、俺は器用じゃない。
[俺、と自分をそう称し。空っぽ、と己を表す彼の表情は寂しげで。だから]
…約束を、果たそうか。
[銃を右から左手に持ち変えて。誘うように右手を伸ばし。]
ーさぁ。君の最期の言葉を。
[ライナーと2人で身を伏せ、射撃をやり過ごしていた時、
2人の間を何かが転がってきて、階段の下へと落ちていこうとする。
手榴弾、と認識した時点で脳裏によぎったのは、
このまま下に落とすと全滅する、というただ一点のみ。
かろうじて出来たのは手を伸ばして手榴弾をキャッチし、
被害を最小限にするためにそれを身体の下に抱え込む事だった。
そしてボン、という音がジャンの腹部のあたりから聞こえ、
身体がビクンと震えた]
[ 階下>>188へ近づき、転がす様に手榴弾を投下>>176。
幾何もないタイミングで銃弾が降り注ぎます>>180。
その内3(3x1)弾が肩を掠めました ]
[ 尤も、射撃直後の硬直で動けない>>187彼らは、
手榴弾で死ぬのだと思えば御釣りが出ても良い位の負傷でしたが ]
……。
[約束を、と。伸ばされた手を見た。
ああ、それでも約束は果たしてくれるんだ。それが優しさなのかは知らないけれど。
――ならば、約束を果たそうか。
隣にいたから聞こえた>>2:341
護る術なんて知らないと。ならばと持ち出した約束>>3:387だったけど。
結果的に、自分が奪わせることになって――]
な…っ!
[>>176何かが伏せた男達の方へと放物線を描いて飛んでくる。
階下へと落ちていくそれが、
煙に乗じて退避。合流しますよ。……例の場所へ。
[ 場所が知れぬよう、通信機に囁くと反転。
……思ったより爆発音が鈍い>>190のには、
やれ、と肩を竦めましたが。
ああ、もう。ワタシ意味なく痛いの嫌いなんですよね ]
[副長が手榴弾に手を伸ばして階下に落ちるのを阻止し、それを身体の下に抱え込むのを呆然と眺めていた。
起爆した手榴弾が爆発する音が聞こえ、副長の身体が震える。]
……ふ、
副長…!
[堪らずに彼に近付く。
足が痛むのも気にならなかった。
彼に触れる事が叶えば、肩を揺すって呼びかける。]
副長…っ!!
[手榴弾を抱え込んだ姿勢のまま、
ライナーに向かって最後の命令を告げた]
大尉の指揮下に入って奴らを追え。
軍人としての責務を全うするんだ、行け…。
[それだけを伝えると力つきた**]
よぉし、前進!!
[命じて、数秒ののち――ころころ、ころりと。悪夢のおにぎり]
――手榴弾!?
[引いた血の気は、しかし――副長が、抱え込んで]
――駆け上がれ!!
振り返るな、いけ、いけ!!
[――背後での。くぐもったような音だけが、全てだった]
[>>198副長から告げられた命令。
それが最後の命令だという事は頭の何処かで理解していたが、目の前でまた人を喪う事を簡単に受け入れる事が出来るはずもなく。]
…っ…、
そん、な…
[顔を歪め、これが現実でない事を願う。]
[――けれど副長の身体から力が抜けたのに気付けば、男は胸の中で猛る激情を左の拳に込めて壁を叩いた。]
――っっ。
[走る痛みがこれが現実だという事を知らせる。]
…っ、了解、しました。
[男は最敬礼をして副長の命令を受諾した。*]
……M░▓▒▓█▓、電球一つ貸して下さい。
[ そう言い、奪い取ると、階下へ飽和石灰水入り瓶を一つ、
次いで電球をぶち当てるように衝突させました。
地の利はこちらに。足を止めねば強アルカリの雨 ]
[名を呼ばれる。差し伸べた右手でいつかのように、抱え込むようにして身体を引き寄せ]
ーさようなら。
[耳元でそう囁いて。左手の銃を持ち上げるとそれをこめかみの位置に添え、ゆっくりと、銃爪をー]
ドン、と鈍い音が響いたーーー
[零距離で発した銃声が、暫し聴覚を奪うけれど]
ーありがとう、ウェル
[決して届きはしない事を解っているからこそ告げた。腕の中の身体は力を無くし、滴る赤も少しずつ勢いを失い。]
「眠れ、緋の花に抱かれて…」
[其れは死出の手向けに添える言葉。]
[副長の遺体を速やかに階下に移動させて寝かし、腕に巻いてあった制服を解いて彼の顔の上に掛けた。
そして大尉は前進を、と号令を掛けていた事に気付く。]
待って下さい。
向こうは皮膚を焼く薬剤を…!!
[我に返って彼らの後姿にそう声を掛けたが、間に合っただろうか。]
[いつか彼が拭ってくれた左頬。
未だうっすらと傷の残るその場所に、今は彼の緋色を湛え。
僅かに温もりの残るそれを拭う気にはならなくて、亡骸を離すとその場を後にした]
……。
[出る前に持ってきた、電球を渡そうとする前に奪われてしまう。
半眼で睨み付けるが、今は文句を言わない。
逃げ出すことが先決である。
ベリアンの仕掛けで、追いかけてくるのをあきらめてくれたからいいが、そうでない場合は……。
どうするか、考えながら走る]
――だからなんだ、中尉!!
薬剤で焼かれようが、死ぬわけじゃないだろう!!
いいか、中尉!
俺は電測員だ、肉眼の優位を示したかったら、今やってみせろ!!
[薬剤は誰かにかかったのだろうか。
せめて特務少佐でなければいい。
>>208怯む事なく進めと号令を掛ける大尉の声が聞こえ、>>210そして自分の声に返ってくる言葉。]
――…っ。
[男は先行した彼らを追って階段を駆け上がる。
後で必ず静かなところへ運びます、と心の中で副長に声を掛けて。]
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