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[三人の勇者に二つの桃。
不意にそんな異国の故事を思い出す。ここでこの林檎をどうしたところでどうもしないだろう。放っておけば誰かが食べるなり、忘れたまま置き去られるなりするだろう。それでいい――とは思ったが、つい手を伸ばしていた]
へーか!
[喧騒の中、その声はどこまで通ったか。ほぼ同時に投擲したその赤い実は、少し離れた場所で賑わいの中心にある赤き主の元へと緩やかに山なりを描いて届いていく]
お土産に、どうです?
金の輪>>635なんぞより、意味がなくて面白いんじゃないですかね。
[笑って手を振ると、コップに残っていた金色の液体を一気に飲み干した]
……あれか。
[友が射手を褒める声に、矢の飛び来た向こうを見遣る。
馬を立てた射手の頭上、蒼穹に鷹が舞う姿が見えた。
その人影を称えるように一度銀の剣を陽に翳して、挨拶を贈る]
ああ、帰ろう。
…────もう、随分と待たせてしまった。
[誰を。とは、その場で口にしなかった。
そのまま友と馬を駆り、黄砂の村へと向かう]
────ウォレン!!!!
[やがて、人々の中にもう一人の友の姿を見出した。
大きな声で名を呼んで真っ先に駆け寄り、笑みを向ける]
無事に遅刻なしだ。
お前のおかげだな。
─── ただいま。
[かの亜神から解き放ってくれた友人へと。
目を細め告げて、ぽんとひとつ肩を*叩いた*]
― 黄砂の村 ―
[夢の終わりをつげ、現世へと誘う光の柱を眺めていた。
>>641 背後からかかる懐かしい声がこうして聴けるのも、後僅か。
同じように軽く片手を挙げて応える。]
そうだね、ちょっと名残惜しい…うん、本当に。
[未だ若い記憶のままのタイガの顔に、少しだけ目を細めて。
>>643 まじまじと覗き込むその琥珀色の双眸に、くしゃりと笑って見せた。]
―――…あったりまえでしょ!
何も違わない。戻ったら当たり前の日常がちゃんと待っててくれてる。
何時ものカフェでおばちゃん特性のミルクたっぷり珈琲でも飲みながら今回のこと根掘り葉掘り聞いてやるから、覚悟してな?
[手枷のついた鎖を返したり、意味ありげな微笑みと共に差し出されたノビルを自棄気味に齧りついたりしながら、改めて場を見回した]
(░▓▒▓█▓░░▓▒░▓▒▓█▓░░▓▒)
[語る相手も、告げる相手もここにはいない。それでも言葉を発していた。**]
― そして目が覚めて ―
[柔らかな敷布の肌触り。
穏やかに部屋を彩る花の香。
光に誘われて瞼を開けば、愛おしい妻の姿がある。
はたして、あれは夢だったのか。
それとも現実だったのか。
今となってはわからない、けれども―――]
ただいま、ゾフィ。
――― 愛しているよ。
[彼女を抱きしめるために戻ってきた。
それが、真実なのだと思えた **]
あー、そうだった。
やーっと宴会の時間だー!
よし、行こう!どっちが先に着くか競争ね!
[少しだけ顔に出そうになったから、そのまま追い抜くように駆け出した。]
もし離れても……また会えるよ、
生きてるんだから。
[追い越し際に、そう囁いた。**]
― とある日のモアネット ―
[主の婦人に対して、ぎこちなく距離を置いて接しているのがばれて、何が嫌なのか。同僚の女性…じゃなくて男性に問われたことがあった。]
別に…嫌う要素はない。性格や人となりも問題はない。
[主はなんのかんのいっても、有名人だ。その名声を得るのに手っ取り早くあり更に未婚というのが手伝って、貴族の娘やら、商人の娘による押しかけメイド愛妾候補やらという婚約者候補がうじゃうじゃといた。端から端まで斬ってすてる副官のライルによりそれは最小限となっていたが、そんな主が突如降ってわいたように連れてきた婦人というのは一つの大きなニュースであった。]
出自が不明だからというやっかみはあったが、そんなものどうだっていいしな。
[それゆえに、どこのだれなのかを問う声はすくなくなかった。まあ、半分以上やっかみだ。]
[飛んできたリンゴ>>674をぱしりと受け取って
にやりと笑う。]
おう、そうだな。
土産は持って帰んないとなぁ。
こいつ、食って蒔いたら芽出るかな。
[リンゴ畑を広げるに余念のない皇帝だった。]
[ソマリとともに村へ戻り、祝いの輪に加わる。
宴の雰囲気はフェリクスの経験の中でいうならば学園祭に近かったが、熱気の近さ、雑多な親密さはそれとは比にならないものであった。
夢のような時間とは、こういうものをいうのだろう。
絆を結んだ相手と語り、語られる望みは世界を異にしても明るく、笑いに満ちていた。]
― その後 ―
失礼します。
私の名はドロシー・V・フォレスト。
元キャスティール王国所属で、今は離反した地方領連合の諸侯盟主を務めています。
[...は執務室で来客として訪れ、形ばかりの挨拶もそこそこに本題に入る]
このたび、ジラルダン帝国皇帝陛下には、こちらが抱える領土の一部割譲を条件に、同盟領を帝国の傘下に収めていただき、保護をお願いしたくまかり越した次第です。
[連合とは言っても実態は婚姻同盟を除けば、全て実力で切り取った他の貴族領を形の上だけで残しているだけに過ぎない。割譲はその中の元王国直轄地で代官の首を飛ばしてからは、実質支配下に置いている土地を用意していた。後生大事に抱えていてもこのままでは王国との火種以外何物でもない。ならば売れるうちに売ってしまえという結論から帝国に売りつけに来ていた]
帝国軍も風土、並びに皇帝陛下の気性は存じ上げているつもりです。
旗下に加えていただけるのならば、微力ながらもその一翼として犬馬の労を厭わぬ事を誓いましょう。
[それはまた、別のお話**]
[ふんだんに振る舞われた食事に飽くことはなかったけれど、それでも、満ち足りてしまう時間がくる。
それは祭りの終焉。]
[イルマの採寸に付き合ったり、
かなりキツイ酒を口にしたり。
スピリタスに咽かけたが、一気に酩酊する事もなく―――]
…名残惜しいが、帰ろうか、リーフ。
そろそろあいつも気を揉んでいるだろう。
[不可思議な場に未練は残るが、
己が居場所はここではなく、ここには鬼も家も無い。
在るべき場所へと、宴の最中にそっと席を外した。]
またいつか、会うこともあるだろう。
[いつか螺旋のその先で。
そう振り返り、鷹一匹を連れ光の道を進んだ。]
どこかの貴族の娘とかいって国際問題になるならば、ちょっと考えものだったが、そういうわけでもなかったわけだしな。
[主による若紫計画だとか。面白げな話題として遊ぶ程度のものたちからすれば、そんなものだった。
その後、主が昔戦場で助けた身寄りを失った貴族の娘という設定の美談な劇なんかを作り、いつのまにかうやむやのうちに定着させるなどという手段を講じたりもしていった。
護衛を置くのも、敵だけではなくやっかみを持つものの嫌がらせを防ぐという意味合いもある。それら自然に、時に率先して行ってきていた。だからという疑問だったのだろうが]
あちらの世界に戻っても健勝で。
…レイピアをお借りしてもいいか。
[ソマリに申し出で、その鋭い刃で暁色の髪を一房、切り取って差し出す。]
君の世界にわたしを連れて行くという、 その約束手形だ。
― 祭りの終わり ―
[戦いの熱狂も、祭りの騒ぎも過ぎ去って、
みながそれぞれの場所へと帰っていく。
久しぶりに会った奴、ここで知り合った奴、
誰もかれも、"強い奴"だったと思う。
彼らと別れるのは寂しくもあるが、
いるべき場所で彼ららしく生きていくだろうことは
疑うまでもないことだった。]
ま、楽しかったっちゃあ楽しかったよな。
[頼もしい仲間たちと共に、強敵を倒す。
なかなかできない、面白い戦いだった。]
― 凪の森 ―
―――。
[ふと気付くと、名を呼ぶ声がした。]
……ぁ。
[どうしたと、呼びかけられると瞬く。
長い白昼夢を見ていたように、
消えた時と同じ場所、同じ格好で立っていた。
着ていたフェリクスの服も、元の服に戻っている。
左肩に痛みも無かった。イルマも輪も消えている。
――――イルマとフェリクスは誰だと首をかしげた。]
[こうして、道は分かれるとしても、
彼らと出会えた絆は、この胸に刻まれている。
元の世界に帰れば忘れてしまうかもしれないけれど、
全て消えてしまうものでもないだろうから。]
――― それじゃ、そろそろ行くとするか。
[感傷を置いて、光の柱を見る。
そこに浮かぶのは、夕日に浮かぶ帝都。
そして、子供たちを抱えた風姫の姿。]
[記憶は朧。曖昧で。
どこかぼんやりとした様子に
心配そうに名を呼ばれ覗き込まれると、
その金の眼をまっすぐ見上げてこう言った。]
……ただいま。
[唐突な帰還の言葉に、やや首を傾げられたが、
おかえりと、告げられれば笑みを浮かべた。
手を握り、そこに在るのを確かめるように絡めながら。]
―戻ってきてから―
[白銀の髪に、そっと指を絡ませて]
…おかえりなさい、ジーク。
[頬を声を寄せて、優しく甘く…囁いた*]
おーし、帰るぞ。おれたちの国に。
[共に行くものたちに声をかけ、光の柱に足を踏み入れる。
たちまち溢れる光に飲み込まれ、意識が白くなっていった**]
ジェフロイ、わたしはもっと強くなりたい。
とりあえず私に一太刀入れろ。
それが治る間平時どおりに動いて痛みに慣れれば、
戦場で怪我をした時にも遜色なく動け――――
……なんだ、その顔は。
[真面目な顔しながら口から出た言葉に、
どんだけ怒られるか呆れられるかしたのはまた別の話**]
……よくわからん。どうもな…初対面だってのに昔馴染みのようにくる。というか。こっちの心を覗きこんでるような。そんな気がしてる。そして…俺を見てるようで…俺を見ていないようなそんな感じがして…な。
[他からそういう話を聞かないということは、自分だけなのだろう。]
ただそれは俺の私見。重要なことじゃない
[好かれなければできないことがあるならば、それ相応に歩み寄らねばならないのかもしれないが、今回の類のものはそういったものではないと。
これからも分別をつけながらもそれ以上のことはなく接していくのだろう*]
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