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[クラリッサの反応を楽しみ、会話がフレアとのものに移った頃。
小蜘蛛が吸い上げた妖気を自分の中へと取り込む]
(……へぇ、風だけじゃないんだ)
[風を扱うのは見ていたから分かっていたが、それとは別に封じを為す光の力を感じる。
妖獣と言えども、妖白狼のような神獣に近いような気がした]
土地の番人だって言ってたっけ。
この力を持ってるのも納得だな。
[良いものを貰った、とウェルシュは満足げ。
通常の妖からは天属性や聖属性の妖気を得ることは難しい。
一欠けらとは言え、捜索の対価としては十分すぎるものを得たと思っていた**]
― 帰還後/龍峡の村 ―
[天輪湖での休息の後、一先ず戻ったのは龍峡の村。
妖白狼たちの所には、後から改めて顔出しすればいいか、と軽い挨拶をするに留めておいた。
その辺り、神獣角を用いた後の疲労を見抜かれていたからとか、まあ、色々とあったのはさておいて]
……ん、どーしたの?
なんか、改まっちゃって。
[村に戻った翌日。
呼び止めてきたロヴィンに返す口調は常と変わらぬ軽いもの]
あ、これ、甘味屋さんの……。
[見慣れた包みに、瞬き一つ。
いつかの金平糖のお返し>>142と言われれば、自然と笑みが浮かんだ]
そんなに気にしなくてもよかったのに。
……でも、ありがと。
[甘いものはしあわせで、しあわせはみんなで分け合うもの。
そんな思考があるから遠慮することなく受け取って。
ふと、触れた感触に飴以外の何かあるのかな? とちょっと首を傾げたりしつつ]
あー……もう、帰っちゃうんだ。
[お世話になりました、という言葉>>143に、ほんの少し笑みが陰る。
あちらの内心知る由なく。
けれど、このまま、というのはちょっと寂しい、というのはあったから]
……うん、また、ね。
ボクも、たまにこっちに出てくるから。
次はゆっくりのんびりお茶でもしよう。
ボクの知らない場所の話とかも聞きたいし、ね。
[他意一切なしで言ってしまうのはどうなのか。
そんな突っ込みを入れる者は残念ながら不在の状況で。
向けるのは、再会を望む言の葉たちだった。*]
『?うん、いいよぉ?』
[クラリッサの願い>>132に否やはない。
けれど]
『フレア、りゅーちゃんの小さい頃、知らないよ?
小さい頃は翡翠ヶ淵にいるゲルるんか、ここにいない別の人に聞かないと知らないよ?』
[ウェルシュに教えないの?と視線をやったが、教えてないという事は、ゲルトからつないでもらえという事だろうと判断し。
ドリリリ、と埃を払うように体を震わせ、火の粉が固まったような石が落ちれば、]
『これ持ってゲルるんの先にいる人に見せれば、なんとなくわかってもらえるはずー。』
『で、りゅーちゃんの話だよね?あのねあのね……』
[昔の思い出話をキャッキャと話し出して。
話すたびにかわいい、好き、めちゃくちゃかわいい、すごく大好きというあたり、すごく好きだったんだなと分かるか。*]
― 帰還後/龍峡の村 ―
[こちらの言葉への反応は、常と変わらぬ口調で>>150。
差し出したものを笑みと共に受け取らってもらえた>>151ことで、まずはひとつ安堵する。
短く別れを告げた時、どこか寂しげな様子>>152だったのには一度瞬いて]
……そうか。
[続く言葉>>153に、アイリが調査とは関係なく、この村に幾度も訪れていたことを思い出す。
それ以外にも、彼女はあちこち飛び回っているだろうことは想像がついて]
…………うん。
[再会を望む彼女の言葉に、色々を呑み込んだように頷いた。
この国のどこかで、いつか偶然彼女と出会う可能性がある。
その時はゆっくり言葉を交わせるかもしれない、それだけで十分だった]
――楽しみに、してます。
[最後に、相手へ向けたかった表情を見せて、その場を後にした*]
― 帰還後/龍峡の村 ―
[再会を望む言の葉は受け入れられ。
返されたのは頷きと、楽しみにしています、という言葉。>>156]
うん、ボクも楽しみにしてるから。
[呑み込まれたものは気付いていない。
けれど、向けられた表情は嬉しいものだったから。
見送るこちらの表情は全開の笑顔だった。**]
『ならしかたないねー、なの。』
[ウェルシュが言う>>157なら、しかたないのだ。と頷いて。
過不足はあったら良くないのだ、うん。**]
[色々が一段落した後、改めて見るのは成長した虹竜の方。
以前は、現実を認識したショックやら何やらでまた仔竜に戻ったりしていたのだが]
…………。
『ある?』
[るぅ? と言う鳴き声と共に首を傾ぐ虹竜は、気持ち小さくなったようにも見えるが、長い尾羽が印象的な成体のまま。
どうやら、この状態で安定したらしい、というのは読めるのだが。
前回と今回の違いは何か、と思考はそちらへ流れて]
『楔が抜けたのかも知れないねー』
……楔?
[ぽつり、と鏡の精霊が落とした呟きに瞬きひとつ]
『ま、推測だけど。
今まで、こいつの成長は何かに止められていた。
その楔が抜けたから、あるべき状態に落ち着いてるって事じゃないかな。
……恐らくだけど、アレの。
親龍の思念とか、そういうものの影響があったんじゃない?』
ぁー……。
[実際のところは確かめようもないが。
その推論は一番説得力があるような気がして。
何の話してるの? と言わんばかりにこちらを見つめる虹竜の様子に苦笑しつつ、そ、と頭を撫でた]
……つまりは、本当の意味でこの子のこれからを託されたようなもの……かな。
[親龍の残留思念が虹竜に作用していたというなら。
その影響がなくなったこれからが、自分と虹竜の本番のようなものともいえるのか、と。
たどり着いた結論に、鏡の精霊は『多分ねー』と大雑把な声を返してくる]
ふふ……それじゃあ、これからが本番、という事で。
モーントも、よろしく頼むね。
[虹竜と在り様がどう変わるかは、まだまだ未知数だから。
一緒に絆を築いていこう、と。
言葉にしなかった思いも盟約精霊には確りと伝わるものだから。
返されたのは、『はいはい』という投げやりな、けれど、どことなく嬉しさを感じさせる答えだった。*]
アイリ殿。お世話になりました。
[ それは、調査団が、解散となった後の事。カレルは、アイリに深々と一礼した。
王女、と、今度は呼ばなかったのは、天輪湖での剣の浄化は、許可ではなく、見逃しによって成ったと判断しているからだ。 ]
僕は、あまりひとところに長く居ないのですが、ここには、また必ず来ます。
その時、力になれる事があれば、遠慮なく頼って下さい。
[ それは、もしもユウレンの有事を聞けば、きっと馳せ参じよう、という、遠回しの恩返しの約定。 ]
ただ一緒に、飛ぶだけでも、僕もアークも嬉しいんんですけど。
[ それはそれとして、遊びにも来ます、というのは、笑顔の色で分かってもらえただろう。* ]
ううん、そこはこちらこそ、だよ。
皆の協力があったからこそ、最後まで成し遂げられたんだから。
[調査団の解散後。
礼を向けるカレル>>163に返したのは、例によっての軽い口調の言葉]
……うん、ありがとう。
風に守られし黝簾石の門は、盟友の来訪を拒む事はないよ。
勿論、その心もね。
[続けられた言葉には居住まい正し、約定を受け入れて]
うん、それは勿論!
きみたちとリュウとシエルが飛んでるの、凄く楽しそうだったからね!
今度はボクも一緒に飛びたいし!
[笑顔で告げられた言葉>>164も、拒む理由なんて全くなかったから。
こちらも笑顔でこう返していた。*]
[自分の渡した力>>149がどう使われるのかは分からない。
けれどウェルシュならあとで嫌な思いをすることにもならないだろうと、そう信じられる位は良い対応をしてもらった。してやられた感はまた別として]
そうなんだ。
じゃあやっぱり、もう一度会ってお話させてもらわないとだね。
それに、ここにはいない別の人?
[フレアの話>>154で新たに出てきた存在に首を傾げる。
ウェルシュは笑って何も言わない>>157ので、そこはもっと対価がいるということなのだろう。迂闊に喋ってはいけない部分にも踏み込んでしまいそうなので、更に問いかけるのは躊躇われる]
わっ。ありがとう。
[迷う内に、火の粉のような石を貰って。
大切に懐深く仕舞わせてもらった]
そっか。
フレアとも本当に仲良しだったんだね。
[そこから先の思い出話はとにかく楽しそうなものばかりで、幸せそうな日々が容易に想像できた]
ありがとう。
フレアのお話を聞けて、僕もとっても嬉しかった。
[話が一段落した所で、そう言ってフレアに腕を伸ばす]
これからも人と生きてゆくキミに
良き風が共にありますように
[そして風の祝福を願って言霊を紡ぎ、ギュッと抱き締めたのだった*]
― 数日後・蛇妖の里 ―
[調査隊に加わって、多くの経験をして。
強く感じたのは、国の中をもっと見て回りたいということだった。
自分が思っているよりもずっと妖はこの国の人間に受け入れられていたし、そうでないにしても、それを経験してみるのもいいと思った]
[とはいえ、まず第一は里へ今回の顛末を報告することだった。
本格的に旅に出るなら、それなりの支度も必要となるだろう。
というわけで、森に隠された故郷へ帰還するのだった]
[気配はあれど温度がない、そんな妖の集う里へ一歩を踏み入れる。
音と振動に気付いた縁ある妖たちが入り口に待ち構えていた]
――ただいま。
[一声を受けた大蛇が、シューと驚いた様子で息を吐いた]
『おかえり。――その顔はどうした?』
……? 何か、おかしいか?
『いや……』
[多くの蛇妖は、人と友好的に接したことがない。
故に里の妖が、その表情を見る機会は少ない**]
『――良いお土産をもらったな』
『りゅーちゃんを拾った人ー。
色々あって、今別の国にいるのー。
詳しいことは本人に聞け、なのよ。』
[色々は色々なので端折ってはいるけれど、クラリッサ>>167にそう説明して。]
『これから旅をするあなたに、情熱の火の加護がありますように』
[んふー、と風の祝福>>168のお返しとばかりに、加護を付与して。]
『クラリッサ、ユウレンに来たら、また遊ぼう!』
[ニパッと笑って、次のお約束を口にした**]
[ いくつかの約束と、結んだ縁と、沢山の思い出を心に刻んで、カレルは、再び空へと還る。
半身の他にも、旅の道連れが出来ていたなら、それはまた、新しい思い出と絆を増やすのだろう。 ]
行こうアーク!
[ どこまでも、どこまでも、空の果てまでも翔けていく。
いつか、そこで感じた風の匂いを、主だけではなく、天に煌めく光のような、あの美しい国の王女にも、伝える日が来るだろうか?** ]
[竜と共に空に上がるのも、人間と一緒に風を思い切り感じるのも初めての体験。
そしてそれは、想像したよりずっと気分の良いものであった]
うん、気持ちいいねっ!
ってそんな風に言われたら照れちゃうよ。
でもそうだな、確かに里で感じていたのとはまた別の、懐かしいような心地もしてる。
[笑いかけてくるカレル>>136に満面の笑みを返しながら、思うままを言葉にする。
それはもしかしたら、封印の楔となる前の種の記憶に繋がる何かかもしれなかったが、そうと知ることはなく。ただ心地好さに浸って。
やがて始まる曲芸飛行のごとき空の散歩に、明るくはしゃいだ笑い声が響き渡った]
― 後日談 ―
さて、と。
諸々の根回しのための書類作成および整理、っと。
[ぼやかさなきゃいけない部分もあるだろうから、アイリとアルビンに確認を取りながら書類を作っていく。
そういう作業は、嫌いではない。]
『こーちゃん、海はー?』
今は行ってる場合じゃないだろー?
あっちも大変だったみたいなんだから、落ち着くまでは無理!
それに落ち着いたら西の森……ヴァイスヴァルトに行くんだから。
お前にとっては、久しぶりの帰郷だろ?
そっちがさーき!
[こうやって日常が、過ぎていくのだ──**]
炎狼の双剣士 コンラートは、/*あとで世界観の方にダーフィト君の国書いとかなきゃ忘れそう
アイリさん、アルビンさんも。
お疲れ様でした。
[それは多分、休息の最後辺りで。
今回の責任者側だった二人にも声を掛ける]
僕は便乗組だったけど。
少しはお役にたててたら嬉しいな。
竜が大切なものであるのは言うまでもないし。
この国は、本当に素晴らしい場所だったから。
[今も昔もね、と微笑んで]
どうかこれからも良き風を送り出してね。
僕も、どこかで応援しているから。
[主には国を支えてゆくアイリに向いた言葉となるか。
縁得られたことへの感謝を交えながら伝えたのだった*]
[そして]
じゃあ、またね!
[最後の言葉はさようならではなく。
情熱の加護を得た蒼い後姿は、巡る風らしく去っていった**]
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