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―――― 傷つけるのが、嫌なら、無理をするな。
お前の、弱さも、強さも、ちゃんと、知っ―――
[理解しているからこそ、彼女を迎えたのだ。
理解していたからこそ、彼女に憤怒したのだ。
清濁を飲み込み完成した、
ただ一人の掌中にて、夜より深く輝いていた。]*
ダークエルフ イースは、/*タイガー!御領主ー!かっこいいー!!!
ダークエルフ イースは、/*しかし今はお風呂に行かねば**
[花畑と水の加護、二重の力に護られた内で、人と魔の力がぶつかり合う。
聖魔剣の一閃を、己が身で受けたのは魔王としての矜持。
まるでかつての不覚を返すかのようにそれを受け切って、――しかしその先を、魔王は勇者へ委ねる心算であった。
『想い』が魔王の滅びを選ぶのならば、それもよかろうと。
けれど――]
良い。
ならば我らの想いも――魔族として生まれ、魔族に与し生きる、人ならざる者の想いも受けよ!
[大上段より振り下ろされる、勇者の剣。
魔王もまた回避をとることはなく、勇者の左脇から斜め下へ抜ける軌道で、漆黒の剣を振り下ろす]
[一切の手加減のない、『想い』のままの一撃。
ただし――金色の光に託された願いは、ほんの少しだけやわらかく、闇の刃を包んでいただろうか]
……は、
よくもまあ、我輩の所業を知って、そう言えるものである。
――其方も、初代もな。
[初めは世に破滅を齎す者として、今は人の世を脅かす魔王として。
一面では紛れもなく"悪"である己を――それでも否定しないと、勇者は言うのだ]
我輩の気紛れで、いつその『平穏』が脅かされるとも知れぬのに――
[さて如何なる交渉を始める気かと、勇者を一瞥した魔王に。
彼が口にしたのは、予想もしなかった問い掛け]
は、……なんと?
我輩に、……新たな国を造れと?
人と、魔の……互いが、互いと共にある――
クク、
ハハハハハハッ!!
[魔王は大笑する。
涙すら滲むほどの、腹の底からの笑声]
良いわ、気に入った!
人も魔も、この世全てを我が物に出来るというなら、これほど愉快なことはないわ!
[勇者の言よりややずれた物言いながら、語る声は心底楽しそうなもの]
見ておるがよい、勇者よ――"魔王"を二度も討ち果たした人間よ。
これより再び、世界は変わるのだ。
[紡がれる遠き先祖の名。>>197
そこに込められる想いを悟る余裕は、ちょっと、ない]
……人間にだってあくどいヤツはいる。
いや、下手すっと人間の方が……って事もあるぜ?
[それは、旅の中で触れた幾つかの出来事から得た認識]
だから、さ。
善とか悪とか、言いだすとキリ、ねぇなって。
御先祖はわかんねぇけど、俺はそう思ってる。
[とはいえ、血はなんとやら、というわけで。
多分その辺りは変わっていない]
……いや、さすがに全部あんたに任せる、とまでは言ってねぇけどー。
[届くかどうかはわからないが、そこだけは突っ込みを入れた]
ま、そこらの細かい事は……多分、アルフが……。
[何かやってくれんだろ、なんて思いつつ、は、と大きく息を吐いて]
………………。
[紡がれた言葉>>201に何か言う事はなく。
けれど、その瞬間に浮かんだのは。
どこか嬉しそうな、歳相応と言っても良さそうな、少年の笑み。**]
道化師 ローゼライトは、そんな気はしてたよ!!![クロートの寿命短い]
ダークエルフ イースは、/*ざぶざぶ。**
神樹に相談したらの。
これをくれたのじゃ。
魔王と勇者が作る新しい世界に、ひとつ種を植えておきたいのじゃ。
吾の里の神樹は魔の気に弱い。
だが初めから魔の気に親しいところで芽生えれば、人も魔も集えるような大樹に成長するのではないかとな。
その種を蒔くのに、イースほど相応しいものはいないと思うのじゃ。
吾からのお願いなのじゃ。
[頼み事をしてから、にこり笑う。]
それにしても、イースが無事でよかったのじゃ。
天での最後の戦いは、ひやひやしたぞ。
ちゃんとおまもりが役に立ってよかったのじゃ。
またあの時のように遊びたいの。
いつでも来てくれてよいぞ。
吾は、いつだって歓迎するのじゃ。
[途中にある困難など全く目に入っていない顔で、とても気軽に誘うのだった。*]
[魔王と勇者の決着。
どちらも倒れず、互いを認めての終結。
道化師はそれを見届け、静かに眼を閉じた]
─── 新たな時代が始まりますねぇ。
[彼らが選び取った未来は容易な道程では無いだろう。
それでも道化師は異を唱えない。
目指す先は、いつだって
[剣に宿る意識がゆっくりと王の一笑により溶けていく。
最早、自立して彼に付き従わずとも、道を誤ることはない。
最早、己の爪を揮わずとも、彼には百官の臣が従うだろう。
それは己の見定めた王が、真の王になる幸福な瞬間だった。
――――― 獣は剣に、王の剣に。]
[漆黒の剣は、王の近傍に常在りて。
大敵見えし折には、彼の刃となり。
孤高に眩みし折には、彼の杖となり。
新生した魔王国の建国以来、
* 永く、永く、
バカだバカだとは思ってたが、大真面目にバカだな、お前...いや、お前らは。
[ 魔王の手に現れたもうひとつの想いの剣とも呼ぶべき漆黒の刃と聖魔剣が激しく交差する。
どちらも相手の刃を身に受けることを厭わぬ魔王と勇者の姿に、苦笑した ]
カヤの矢が届いてなきゃ、もっと大怪我してたぞあいつ。
カヤ、後で、拳骨二発入れてやれ。
[ 視線の先、交わされるのは刃と想い...やがてその交錯がひとつの結論を得たのを見てとると、王子は足を踏み出した ]
[全てをタイガに明け渡した私は、その場にへたり込んだまま全てを見守った。
タイガの身体が漆黒抱く剣に変じる様も
カヤが放った金色の力すらも受け入れる器となって
領主たる魔王が振るう剣として相応しき混沌の闇となったのも]
あぁ。
同じだ。
[魔王の剣が多様な力を抱く”混沌”であるならば。
勇者の剣は、多様な想いを抱えた”混沌”。
同じものを抱き、抱える双方がぶつかり合うその全てを、私は見守った]
[そして、魔王と勇者が共に導き出した答えは]
……これも、一つの秩序の形、でしょうか。
[混沌の中から秩序が生まれることもあるのだ、と。
天に鎮座するものへと示す証となっているのではないか。
そんなことを思いながら、ぱたりと身体を床に倒した**]
魔王国の王ヴァートル殿。
聖王国国王の名代として、貴殿に停戦を申し出る。
[ 剣を収め、差し出すのは、リュートと聖魔剣をモデルとした剣を組み合わせた、聖王国の紋章を銀糸で縫い取った黒いペナント。
この紋章は、もともと、聖と魔が共に在ることを真実の平穏とするという聖王国の建国の意を示している...とは、これを次兄に託された時、初めて聞かされた。それが現実のこととなるかは、まだ確かではない、と、アルフレッド自身は思っていたが...
しかし、クロートと...そして、ヴァートルならば、成し遂げるのではないかと、予感してもいた。
そして、他に大きな力のない第三王子の予感は、今まで、外れたことがないのだ** ]
― 戦い見届けて ―
見事なのじゃ。
[ぽつり、と独り言零すように言う。
世界が変わるその瞬間に立ち会えたのが嬉しい。]
これから忙しくなるのじゃ。
のんびりしている場合ではないのじゃ。
[それからひょいと立ちあがってクロートに近づいていく。]
クロート!まずはげんこつなのじゃ。
おなごを心配させた罰をおとなしく受けるのじゃー
[なんて、振り回す拳を本当に落とすつもりはないけれど、たぶん苦い薬は王子から出て来るんだろう。
こんなことを言えるのも、今と未来があるからこそ**]
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