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敵ではなかろうな。……、ふむ。
共闘は構わないが、砲は武器としては些か大味でな。
翼を細かに外すのは難い。そこは承知して避けてくれ。
ともあれ、飛び疲れたなら艦で羽を休めるといい。
航路を示してくれるなら、なお助かる。
[さしたる助けは期待せぬ風で、ただ敵に回らぬとの意思ならそれで良いとばかりに、梟へ向け客将へ対する如き言葉と態度を向けた。些か奇妙な絵にはなっただろうが、気にしても仕方ない。元々の舞台が既に奇妙なのだから。]
取り舵。10時方向へ向けろ。
信号を発信、「我に続け」だ。隊列を乱すなよ。
──── 突っ込むぞ!!
[艦がゆっくりと艦隊運動を行い、戦闘の只中へと割っていく。別に血に飢えたというわけではない。その下方、地上部分に空白を見出したが為だ。生き残った人間がいるかも知れない。天と言わず魔と言わず、敵を払えば救援艇が出される。この艦隊、あくまでも目的は”人間たちの救援”だ。
とはいえ、戦闘に悲壮感はない。どこか祭りめいたその最中に、射撃競争>>8が始まったのも自然な流れだったろう。タクマとテオドールの間に始まったそれを、ゲオルグは暫く面白そうに見遣っていたが、]
[再びの珍客を迎えた>>115のは、それからまた暫くの後。
副官の呆れ声は、まさしくゲオルグ自身のものと重なっていた。
ひとまず話聞いてみれば、何となく納得はいくものの。迷う顔を向けられて、僅かに苦笑浮かべて短い息を吐く。]
その繭とやらは安全なんだろうな?…ふむ。
さすがに、艦上で魔物に暴れられちゃかなわんからな。
[それは問題ないとの答えを得れば、一つ頷き。]
タクマ。他艦を退避させろ。
本艦に乗っている民間人も至急移乗させろ。
打ち上げは本艦が行う。
砲術長、目標の位置と角度の算出を急いでくれ。
[矢継ぎ早に指示を出し、再び副官へと視線流し。]
……そうだな。
仕方あるまい、ここはウルケルの流儀で行こう。
どっちも厄介な敵が噛み合ってくれるというなら、
俺たちは、その手伝いをしてやるだけさ。
[弱小勢力が生き延びるにはそれしかない。
かつて過去に何度か遭遇した例を挙げ、男は軽く肩を*竦めた*]
― 天魔対戦 ―
[ロー・シェンに促されて背に乗った異界の勇者の匂いを嗅いで、空から落ちて来たロヴィンとアーデにも視線を投げて、バサリと翼を広げる。]
天宮のアレを破壊したか。
ならば、
もっとも、孤立しようと強い部隊はあるから、魔王も退屈はすまいが。
魔王が勝ち過ぎないよう、策をたてることはできるけれど、せっかく双頭天使竜としてふたたび受肉したのだ、我らゆえにできることをしようじゃないか。
[そして、伝説になろう。*]
― 空往く艦隊の上で ―
[ 手に馴染んだ古いライフルは、正確無比に攻撃してくる異形の者達を墜としていた。
魔物はともかく、見た目は有り難い感じの天使にも、全く躊躇いなく発砲するあたり、男の軍人魂も徹底している ]
カウントは正確にとっとけよ。
[ テオドールのことだ、戦場での戯れ言に聞こえても、必ず本気で勝負の結果を出そうとするだろうからと、傍で撃墜数を記録している下士官には、そう念押しした ]
まあ、負けない理由は他にもある...かな。
[ ダン、と、ライフルが火を噴き、丁度ゲオルグの頭上に迫ろうとしていた天使を撃ち抜いた。
先刻から、魔物より天使がこの艦を、そして直接にゲオルグを狙ってくる数が増えている。
艦隊の指揮官が誰であるかを、悟っての行動だろう。
やはり天使の方が、魔物よりは幾らか頭を使うらしい ]
狙い所は間違ってないが...
[ また一人、撃墜。ライフルの威力は旧式とは思えないほど...むしろ、周囲の狙撃兵に比べて精度だけではなく、破壊力も増しているように見える。
魔力だか加護だかの威力が、武器を操る人間の意志力なり精神力なりに影響されているのかもしれない ]
狙う順を間違ってるな。
[ ゲオルグを落とそうというなら、自分を先に落とさなければ無理だ、と、口にはせずに笑って、男はライフルの弾丸を込め直した* ]
[ やがて、風の魔法使いの要請に対して降されたゲオルグの決断...同時に投げられたコエに男は肩を竦める ]
たしかにそれがウルケル流ですね。
[ 異界からの闖入者であることを悩むまでもない、自分達がここに呼び込まれた意図があるとしたら、まさにそのウルケル流を求められているのではないか、と、初めて気付かされる ]
(やっぱり敵わないな)
[ 感嘆と同時に感じる誇らしさ...想いは、男の胸の内にのみ落ち、そこに刻まれる ]
[ ゲオルグの決断に従い、魔物入りの繭を天に打ち上げるという、突拍子もない作戦のために、旗艦は動き始める ]
全艦に退避命令。
旗艦の主砲射程外まで距離を開け、旗艦に近付く敵影の排除に専念せよ。
テオドール隊長に、こちらに接舷して民間人の移乗をと...ああ?あっちも緊急事態?
[ 何があった?と、思いはしたが、他艦が請け負うとの伝達が成り、ひとまずそれは置いておかれることになった ]
あれは、竜?
[ 風が主砲の周りに結界を作り、天使達の妨害を排除して、打ち上げ準備が進む中、男は離れた場所で、天に駆け上がる双頭の竜と、巨大な魔王の城が空に浮き上がる姿を見る ]
やれやれ...ここまで非常識のオンパレードだと、逆に、こっちの常識が疑わしくなってきますね。
[ 実際問題、今、この世界で一番非常識なのは、この状況下で、指揮官の元、どこまでも通常運行なウルケル艦隊の方だろう。
しかし、その自覚があったとて、行動に変わりがあるわけでもなく。
やがて風の魔法の力を借りて打ち上げられた魔物の繭は、雲を貫き、天の頂きを目指して飛んでいく。
空の彼方で再び始まる非常識の極みの戦を、男達が直接目にする事は、恐らく無いだろう** ]
疾風の子 シュテルンは、壁|・)わふふふふ。
― 共に昇る ―
[嫌いだ、という竜頭に返すは笑みのみ。>>139
所詮は、どこまで行っても交わらない、不倶戴天の間柄だ。
だが、同じ天は戴けなくとも、共にひとつの天を砕くことならできよう。
敵の敵は、別に敵でも構わない。]
愉快だな。
愉快で、楽しみだ。
[天界という新天地に攻め入るのも、かつて刃を交わしあった強者と共に征くのも、いつかはそれらと再び刃を交えるだろうことも。
あるいは、そこに違った結末もあるだろうか。
暫くは面白いことに事欠かないだろう。
滑らかに飛翔するツィーアの上、玉座にある王の眼差しは、ただ先だけを*向いている*]
─ 共に昇る ─
[黒竜の飛翔をもって、天をゆく城]
…
[魔法鉱石を補充した人形は玉座の足元にいた。
空を見上げれば、これからの戦いの予感]
触っても、構わないか
[否は、返らないだろう。
魔王の右手へ躊躇いながら指を重ねた。
この魔物が傷ついて心配するのは、どうやら後にも先にも人形だけだ、馬鹿馬鹿しいことに]
……
[アーデは思う。
この王の背中越しに見る世界は、
この王の横顔とその見つめる
やはり美しい**]
[アーデが何を思うのか、王は知らない。顧みない。
人形が時折見せるしぐさの意味も理解しない。
心配などをする理由もわからない。
けれども、それらを疎んじることはなかった。
己が見出し、愛した"人間"の源流から発する心情であろうから。
かつて人形に名を与えた時、
それが失われるのが惜しいと思い、
それの目が己以外に向くのを喜ばなかった程度には、
己が作り上げた人形に執着していた。
この魔にあっては、極々*珍しいことに*]
― 一時退避の合間 ―
[身体が動くようになってしばらくして。
テオドールは状況把握のために艦橋へと戻る]
あぁ、心配要らん。
話し合いは滞りなく終わった。
[訪問者があったことは船員達の知るところとなっていて、内容が内容だけに案ずる者も多かったらしい。
それには詳細は述べず案ずる必要は無いと告げて、いつも通りに接した。
幸い首に残る痕は襟に隠れている。
ボロを出しさえしなければ、隠し通せるはずだ]
そう言えば迎撃数はいくつになった?
[副官にタクマとの勝負のためにカウントしていた迎撃数を問う]
……何となく、タクマが物凄い張り切ってる気がするんだよな。
ゲオルグの傍だし当然と言えば当然かもしれないが。
[予感めいたものを口にしながら小さく肩を竦めた]
180体……まずまずだな。
さて、あちらはどうなったか。
[旗艦のタクマ宛に伝えておけ、と指示を出し、テオドールは艦橋の窓から外を眺めた**]
― 空往く艦隊の幕間 ―
ん?ああ、カウント出たか。
[ 最終的に魔物打ち上げのばたばたで、撃墜数勝負のことも忘れていたが、律儀にカウントは数えられていたらしい ]
ウルケル軍に遅れをとるな。
軸線上の敵を一掃せよ。
[ウルケル艦隊が空を駆ける――… その後に続くようにして、
モルトガット帝国第三艦隊もまた天を駆る一陣の海風と化していた。
ロー・シェンの指揮のもと、主砲の轟音が天地を震わす。
艦の周囲を飛んでいた
んー、まあ、こんなとこだろうな。
[ ゲオルグが無傷なら結果オーライなのだが、多少は格好がついたろうか?と、小さく笑った。** ]
しかし…いくら傭兵稼業が生業とはいえ、
このような場まで出向くとはな。
[前方の艦隊を見遣り、ロー・シェンは薄く笑って独りごちる。
今度こそは共闘をせんと追ってきたらこの有様だ]
ゲオルグ
タクマ
まったくおまえたちは…
(―――― 最高の
[最後の言葉を口にする代わりに、
前方に迫った敵群に向けて「第二撃、撃て!」との命を発した]
天使?魔物?
――…知るか。
戦争は何も生み出さん。
それが、おれの知る全てだ。
[為すべきは戦の終焉。助け求める命の救助。
此の決戦の先に、平和が、自由が、あると思えばこそ。
己は――――…今、此処にいる]
[やがて戦局は移りゆく。
魔の軍勢と、人の軍勢が、共に天へ攻め込まんとする構図]
…、ふ。
此処に陛下がおられたら、
さぞかし楽しそうな顔をされような。
[
海は繋がっている。
空も、世界も。
平和と自由を望む、この意思*も*]
『ねえ。ところでさ。ボク全然状況理解できてないんだけど』
みんなで天界をやっつけにいく、ってところが
分かっていればいいんじゃない?
『あはっ。そうだね、難しいことはポーイ!が一番だよ』
そうよ、一番よ。
『っと、あの狼?は…ロヴィンかな?』
かしら? …背中が空いてるわね。
『よーーし、じゃあ狙っちゃうぞー!』
ふふっ。いいわね、二人でどっかん☆しちゃいましょうか。
『へへっ。背中に乗るの楽しそうだよね』
[そしてロヴィンの背めがけて双子爆弾?がどーーーん!と、
きた、かもしれない**]
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