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[リエヴルのメモ>>449を見て、表情が強張る。
無言で司令塔の方を指差し、音を立てないよう気をつけながら移動。
今あそこにいるのは誰だ。カサンドラ、シュテラ?ベリアンはいるのだろうか。誰か一緒に来るかなんて考えていない。音が洩れないと思える位置まで来れば、司令塔に向かって走る――]
[>>445二人を呼び止めようとする軍医の反応は下腹部への狙撃は意図してのものではなかったのだという事が窺えた。
――言葉通り、救おうとしたのだろう。
男は彼らに向かって駆け出すが、間に合わなかった。>>431
軍医の悲痛な叫びは男の耳に届いた。]
時間稼ぎは、もうおしまいですよ。
[ プツ>>439と切られる音が、ローレル>>449の耳に届いたでしょう ]
[ シュテラ君>>451の合図を見て、臨戦態勢 ]
[ 部下の声を聴いて力が抜けた様子のカサンドラ>>447に近づき、
首をこきり、回しました ]
もっと、甚振ってから殺して差し上げたかったのに。
残念ですねぇ……
[司令室との通信の様子はリエヴルの表情の変化でわずかに感じ、そうしてメモを見せられて確信する>>449。
そうして3人は司令室へ向かえ>>450とローレルからメモを見せられれば、彼女を一人にすることに気が引けてつい首を横に振ってしまう。
残ることが許されればこの場に留まるつもりだが、彼女が行けと言えばすぐに戻ると小声で告げて司令室へと走るだろう**]
[それからどれくらい経った頃だろうか。
水面を見つめていた男ははたと気付き、軍医の方へと歩み寄る。]
軍医殿、お怪我は…。
[彼が何処を撃たれたかはまだ目にしていない。]
――……、……っ!!
[歯を食い縛り、破れそうな心臓を叱咤して、走る。
これだけ走ったのは、やはり、士官学校の訓練以来か。
他の連中がついてきているかは判らないし、どうでもいい。
どうして走るのかと問われたら、そうすべき時だからとしか、答えようがない。
偽者相手の、嘘ばっかりの作り話だったけど。
本物のあの人が聞いているならと、ちゃんと、本当のことも混ぜたのだ。
まったく、そうなのだ。だから、走るのだ。
ああも度々、からかわれて遊び道具にされているけれど。
なんのかので、自分は。
あの一癖も二癖もある上官のことを、それなりに好ましく思っているようなので]
[遠くなる意識。
あぁ、私は死ぬのでしょう。
やっと死ねる。これで、やっと、ゆっくり眠れる。
そう思えば、むしろ感謝したいくらいなのですけれど。
……彼との約束は、守ってあげられなさそうです。
まぁ、亡骸にでも返してくれれば。良いですかね。
ごめんなさい。ごめんなさいね。
せめて。あなただけでも。生きて。生きて、くださいね。
わたしの……、かわいい、…………。]**
[ シュテラ君と目を見合わせ、頷きます ]
[ 戸が開き、罠……それは前へ転ばせるだけの単純な罠ですが、
それが発動した瞬間を狙って、二人で飛び出しました ]
[ 後から駆け付けた人は見るでしょう。
安らかな表情で出迎える、通信長の亡骸を…… ]
あ、ぁ……。
[被弾した脇腹を押さえながら二人が落ちた船縁へ這いずり近寄る。]
たす、けなくて、は……。
[まだ急げば間に合う。きっと間に合うはず。
出血し過ぎたせいで朦朧としている意識は、ただひたすらに助けることだけを考えていて。]
はや、く……かれら…………を、あげ……く……ては
[呼吸が上がり、段々言葉が紡げなくなる。
そでも体は必死に這いずって船縁へ。]
……副長、ちょっ……待っ……、
[司令塔の状況を説明するために声を出せば、走るための息が乱れる]
司令塔、敵っ……、いま、自分らも……、
[通信機に叫ぶが、掠れ声での警告は届いたろうか。
二度、声を発する余裕はない。ただ只管に走って、司令塔へ――]
[誰も死なせない。
死ぬところを見たくない。だから必死に這いずる。
しかし、段々力が入らなくなってきて。]
は……く………………
[――と、声を掛けて男は息を呑む。
>.460這いずって船縁へと向かおうとする軍医の姿。予想以上に重傷だった。]
…っ…、軍医殿…!
無理です。
二人はもう…。
それよりも貴方の傷を!
[それでも彼は船縁へと行こうとしていただろうか。
男は懸命にその場に留めようとする。
あぁ、すぐに止血をしないと。
患部に当てて圧迫止血を図ろうと、慌てて軍服の上着を脱ぐ。
左手の三角巾は邪魔だったので外してしまった。肩がずきりと痛むのがこれが現実だと知らせていた。
それもついでに脇腹に宛がおうとしたが叶っただろうか。]
[リエヴルから通信が届いた]
やはり司令塔を抑えに来たか。
こっちにまっすぐ来ているのか?
了解、司令塔の出入り口を監視して待つ。
[そう言うと応急セットの中から額帯鏡を取り出し、
物陰から反射で出入り口を監視出来るところに置いた]
[必死で走るけれど、前を走るリエヴルの姿は少しずつ遠くなる。
自分もカサンドラとは気が合ったけれど、直属の部下である彼にはもっとだろう。
――それ以外もあるかもしれないけれど。今はそんなことは、どうでもよくて。
彼女の緩い笑顔が、また見られるように。少しでも追いつこうと、走る]
[ カツリ、カツリ。近づく足音 ]
[ 静まり返った司令塔には、ワタシと荷物の様に担がれたシュテラ君、
そして動きを止めたカサンドラだけ ]
行きますよ!
[ 乱暴なスタートダッシュ。
右肩の上の彼女の悲鳴を気に留めもせずに、走り抜けます ]
[ すれ違いざまに副長の背中を肘で突き飛ばし、駆けて ]
[ 機関部から来た面々に遭遇しようものなら ]
撃つと彼女にも当たりますよ!!
[ 吠え、走り去りました ]
[軍医の動きが鈍くなり、声を出す気力もなくなってきたらしい。
意識が朦朧としてきているのが分かった。]
軍医殿…、っ…軍医殿…!
確りして下さい!
貴方は此処で倒れていい人ではない筈だ。
[圧迫止血を続けながら男は意識を繋ぎ止めようと必死で彼を呼ぶ。
じわりと目の奥が熱くなり、視界が滲む。]
[あと一歩で、司令塔というところ。
司令塔の側から、弾かれたように駆けてきた二人。
司令塔に伝令にいった筈のブルーム曹長と、何故ここにいるのかも判らない主計科の兵。
そして、曹長の手は――なにやら、血が。
その緋色に、視界が赤く染まるほどに感情が昂ぶった。
――ああ、もしかしたなら、これは勘違いかもしれないが。
でも、この状況は――状況証拠というやつに、充分ってものだろう。
――警告? 人質? 今更、そんなもの――]
[――あぁ、どうして。
倒れているのが自分でないのだろう。
撃ち合いになったにも拘らず、自分は一度も被弾せずにこうして無事でいる。]
[こくり、頷くだけの返事。
ここで声を出すのはおかしいため。
ただし、動き出すと思わず]
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
[と悲鳴を上げてしまう。
それはあたかも人質にとられているように見えただろうか]
――…っ!
[>>466知らぬ男の名前で呼ばれて男は目を瞬かせる。
一瞬、母の事が過ったが、不快には感じなかった。]
わか…った。
――助けるから。
だから、お前も生きろ。
[そう紡いだ言葉が彼の呼んだその人に似ているかなんて分からない。
けれどそうしたいと思った。]
――――ッ!!!
[ 弾>>472。
響く音と同時に、無防備なわき腹を、熱風が駆け抜ける。
一瞬、躰を強張らせ、瞬時立ち直り、入り組んだ通路へと
消えていった* ]
[司令塔まではもう少し。今はもう扉近くにいる副長の姿>>465すら見えて。
飛び出してきたベリアンと、その肩にはシュテラ>>468。警告は発せられたが、>>472迷いない発砲]
あぶな…っ
[完全に丸腰なためにどうしようもなく、慌てて立ち止まる――そして、見える>>442。銃を構える姿。狙うのは――]
副長、危ない!
[後ろからリエヴルが階段を駆け上ってきた。
司令塔の出入り口からほんの一瞬目を離した隙に、
ベリアンが飛び出してきた。
迎撃しようとするもわずかに遅れて、
ベリアンの突撃の勢いを殺しきれずに突破を許してしまう。
リエヴルが上ってきた階段の途中で彼らに気がつく。
その反対側の通路に逃げようとするベリアンの背中に、
大きな声を上げながら発砲していた。]
[>>476声は聞こえたのか、それとも察したのか。
軍医が微笑むのを見れば男は顔を歪める。
お願いします、という言葉には大きく頷いてみせ。
けれど軍服の下、患部に直接当たっている三角巾は真っ赤に染まっていて、血は止まる気配を見せない。]
……っ。
[囁かれた言葉に息を呑む。
遅れてその意味を理解し、困惑するが。]
……分かりました…っ。
[今にも消えようとしている命を助ける力は自分にはない。
それならせめて、彼の掛けてくれた言葉に誠意をもって応えよう。
男は震える声で了承の意思を告げた。]
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