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[大上段から振り下ろされる太刀の一撃。
躱す、も先に攻撃を入れる、も選択肢にはなかった。
刃合わせるように斧刃を立て、
一撃を受け止めながら、反対側の柄をもって相手の胴を打ち据える。
あるいは、引き鉤で太刀を絡め取れればなお良い。
頭の中に動きを描いたところに、刃が落ちてくる。
掲げた斧にまずは高い音とともに衝撃が走った。]
― 塔の正面 ―
にゃろ、もう帰って来たかぃ。
ここで戦線組み直して――って!
おいッこるぁあっ!
シロウ! 戻すとか要らんことするんじゃないの!
――あぁもう!
あんたたちは残った敵を散らせたら離脱しなッ!
あたしはシロウを止めて来る!
[時間そのものはたいして経っていないのだろうけど、激戦を経て再会した男――そのシロウに顔を綻ばせる間もなく行ってしまった。
説得しようとしても立ち止まって聞いてくれそうもなかったので、手下に掃討と離脱を任せ、彼女は砂まみれの姿で追いかけて走りだした]
[傷ついても殺されても止まらぬ殺戮部隊。
味方の流れ矢を受けようと、火矢で鎧を焼かれようとも、立ちはだかるのが数倍もの相手であろうと、
殺戮の手を一切止めぬ一軍を、妖魔達はどう捉えただろうか。
村の中からも増え始める援護の勢いもあれば、状況は優位に傾くか――10(20x1)]
− 緑の神殿 −
戦うだけでは、足りない。
それが問題だ。
「より良くあることを考えないのは、ただの思考停止。
「先なんて知ったことじゃない」と、目を覆ってしゃがみこんでるだけだわ」
そう言ったひとがいた。
我々は立ち上がって、目を開かねばならぬ。
そのために、力を出し合うべく皆がいる。
どうか、 この手をとってくれまいか。
[治療を終えたソマリを立ち上がらせるべく、手を差し伸べた。]
[鎧に喜ぶ様子に、イルマの物かと思いつつ。]
ゴーレム…ああ、さっき誰かと倒したとか言っていた物か。
確かに綺麗な鉱石だな。宝石のようだ。
[何かに使う物だろうかと掲げてみる。
陽光を反射するばかりで、今は何もならなかったが。]
[エーヴァルトの指揮していた迎撃隊がカオスを極めた敵勢を大分減らしたのを確認したが、あと一押しか。
念じれば自分も出せるのかな、とふと思いたち]
…狩りの時間だよ
[低く囁くような声に誘われて出現するのは、軍隊というよりは小隊程度の人数。]
迅速に、確実に仕留めるように。
[例えるなら忍び装束が一番近いだろうか。
その一声を合図に、覆面の一団がカオスとなったケモノたちの中へと紛れ、最小限の動きで数を削っていく。]
右翼方向、集中的に殲滅を
[エーヴァルトたちの方へ妖魔たちが流れぬようにしながら、さてどれくらい効果があったか16(20x1)]
― 赤の宮殿 ―
[構え直しながら向けられる言葉に、風は何も言わない。
ただ、はしばみ色に、微か、揺らぐいろが掠めるだけ]
さぁて、誰かなんて、考えた事もありゃしません。
……そんな必要も、ないでしょし。
[実際、自分はそう思っているから、返す言葉に躊躇いなく。
振るう刃もまた同じ。
斬り下しの閃は予測していた通り、受け止められた。
伝わる衝撃は傷の癒えきらぬ腕に伝わり、太刀の刃が軽く、跳ねる。
その動きに逆らう事無く太刀を跳ね上げ、紫紺の柄から左手を外し。
先とは逆、上から下へと太刀を回して、取るのは右下向きの下段の構え──荒れ狂う太刀の形]
……オレは、ただ。
あん時に届かんかった高見が見れりゃ、それでいいっ……!
[無自覚、抑えていたものを言葉に変えながら、放つ一閃は斬り上げの太刀。
事前動作の大きさ、腕の負傷。
それらが隙というリスクとなる事は、今は意識から抜け落ちていた。
ただ、一撃。
全力込めて振るいたい、と。
亡き師を越えるという、封じ込めた願いとは異なる渇望が、身を突き動かしていた]
[黒狼とエーヴァルトの攻防が続いている一方で、エレオノーレらの対処により、妖魔の軍は数を減らし、士気を落とし、グスグスとしはじめている。
何かきっかけがあれば、雪崩をうって逃げ出すだろう。
14+10+16=目標値クリア]
[馬上にて交差する、一振りの軍刀と六角棒>>614。
受け流すような形で六角棒が動き、シロウもまたそれに逆らわず軍刀を滑らせて地面へと着地した。
バランスを取るために右膝を地につけていたが、すぐさま立ち上がり馬を挟んでクレメンスと相対する>>615。
シロウもまたその場からは動かない。
軍刀を構え直す間に馬の蹄が地面を叩き]
はああああっ!!
[視界が開けた直後に振り下ろされた六角棒を、左上に軍刀を掲げる形で受けた。
そのまま軍刀を逸らせるようにして切先を下げ、自分の右へと六角棒を受け流す。
受け流しきる直前に軍刀を軽く押し上げるように跳ね上げ、その勢いのまま切先で円を描くように軍刀を宙で滑らせて。
相手の右脇腹側から薙ぐべく軍刀を振るった//]
お前は、
[払われた手に、再び掴みかかろうとはしない。
隙のある動作だ…いや。構えてすらいない。
構えることすら忘れた風情で、視線だけを友へと据えた。
それだけが必要だと言わんばかりに、彼を見つめた]
お前の理想を追い、
私が──…それを成すを阻んだ。
私から大切なものたちを奪ったのはお前、
そしてお前の信じた理想を阻んだのは…私だ。違うか?
[お互いさまとまでは言わず、
けれど滲ませるほどの気安さを以って口元にだけ笑みを刷く。
視線は刃の鋭さで、友の上にひたと据えられたまま]
戦に華を求めるタイプじゃないの
[職種柄、声を張って鼓舞をするということはない。
隊の指揮をとるような時、ガチでやる時は殊更静かに仕事をするから、あまり目立たない。
確実に仕事をこなしていく即席の戦士の働きはこの場では十分だったようだ。]
終わったら”掃除”もよろしくー
[あらかた片付けば、鋭い表情はあっさりと消え、出現させた連中を便利使いしようとするのだった。]
けれど──それでも私は未だ諦めていない。
互いに奪い、奪われ壊しあっても。
大切なものは未だ残されているからだ。
────お前も。
お前も残されているからだ、ギィ。
それを奪おうというのなら、たとえお前でも赦さんぞ。
私から
― 黄砂の村 ―
[薙ぎの一閃、返るは確たる手応え。
けれど、それが導いたのは、想定外の硬直で]
……しまっ……!
[刃放して離れる、という所に意識は及ばず。
負傷の治りきらぬ身のこなしの鈍さが、それを助長して。
自ら、迫る牙を阻む術は──なかった]
[ウルフライダーから奪った騎馬を疾駆させ、村内の戦乱地域を駆け抜けながら、二人の下>>630に向かう。
遠投が利くだけの距離を狭められば、小さく腕を後ろに振って自分の頭上を超えさせるように高く大きく、空高々と香辛料の入った布袋をトールに向けて放り投げた]
わんこぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
[それが時間をかけてゆっくりと落ちてくるまでの間に、馬で更に距離を詰めながら、両手に持った短刀をそれぞれエーヴァルトに迫るトールに目掛けて素早く投げる]
…我が生涯の
それくらいは、出来るのだろう…?
[挑発と信頼は表裏一体のものとして置かれてある。
男は最後は薄く笑みすら見せて、
まっすぐに、友へ向けて右の手を差し伸べた*]
だからその必要が要らないって言ってんの!
あぁもう、これで夢叶ってくれりゃいいけど……!
[ちゃんと腹を割って説く必要あるなと。
シロウが敵将と斬り結んだ以上はもうどうしようもなく、離れて行方を見守る。
両方の実力を知る以上、彼女にとって最悪なことにはならないはずだが――]
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