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[更にもう一つの写し、男女のペアが居る方では、女性の方が写しに近付いて来ていた>>59。
本来であれば近付かれる前に逃げて距離を置くのだが、少し写しに介入して相手の出方を待ってみる。
一言、女性に反応するように写しは「ぴゃー」と鳴いた]
……ありゃ、「虎」まで居るのか。
[ノトカーの意識は写しから得た映像──男性の方>>64へ。
知り合いと言うわけではなく、こちらが一方的に知っているだけなのだが、あちらはどうだったか]
こりゃ早々に1戦始まりそうだね。
[人を探していると色々な人物の噂や話を聞く。
仕事は退屈しのぎだと言い切る虎──タイガのこと、現状すら暇潰しにしかならないだろう。
彼が動かないはずがない、という推測は容易に浮かぶ]
こっちに気付いてるのに他に行くってことは……来なそうだな。
何か獲物でも見つけたかね。
[誰がどこに行こうともノトカーには関係ないことではあるが、どう戦うかには興味があった。
こうして「目」を散らせるようになってからは、貪欲なまでに他者の戦いを見物してきている。
全ては己が糧にするため]
― スラム街 ―
[来た道を引き返す様子は獣の目にも映っているだろうが>>69、相変わらず付かず離れずの距離を保ったままで、特段妨害や警戒する様子はない。
もっともそれらはあくまで写しであろうから、本体の腹の内までは読めなかったが]
こうもはっきり見られてちゃあ、こっちの居場所は誤魔化しようがねぇわな。
[気配を消したり姿を隠すような能力は、生憎と持ち合わせていない。
つまり相手が本気で逃げに徹するなら、既に勝ち目は薄いわけで]
――ま、そん時はそん時か。
[勝負は持てる手札でするしかないし、最悪他の相手を探せばいい。
相手の出方を探るためにも、まずは接近すべく、地を蹴る足を速めた*]
― スラム街・屋根の上 ―
……ん。
[警戒に屋根の上を駆けていた足が幾度目か、止まる。
そう遠くない所に、他者の気配を感じたのだが]
なーんか、やな感じ?
[みょうにざわっとするようなそんな感覚は、大抵は相性のよろしくない相手がいる時のもの]
まーさか、あのおっさんいるんじゃねーだろーなー。
[ぽつ、と零れた呟きは、ちょっとだけ嫌そうな響きを帯びていた]
[クリーチャーハンター、というのは一つのターゲットを複数が追いかける事が良くある。
相手の規模によっては共闘して賞金山分け、などという事もあるが。
撃破実績はランキングにも絡むため、賞金首の奪い合いになる事が多い。
なので、ターゲット近辺で他のハンターと出くわしてやり合う、というのはわりと日常茶飯事だ]
……あのおっさん、強いのは間違いねぇんだよなぁ……。
[最初に出くわした時は、こちらの未熟さもあって、見事に先に獲られた。
次に出くわした時は、意地でこっちが先に獲った。
そんな事を繰り返しているから、相手の動きも目の当たりにしている。
理屈で飾る必要はないと思うくらいに、強い。
それが、素の感想で]
……ま。
どーしてもやんなきゃならねぇってんなら、ちょーどいいっちゃちょーどいい、か。
[実力者と見なす相手となら、遠慮なくやり合える。
こんな状況だからこそ、やるなら全力で、というのは強い。
そういう意味では、いい相手がいる──と言えなくもないのだ]
いっぺんぶん殴る、ってのは、決めてんだし。
そこ、通さねぇとならねぇしな。
[『殴ると決めたら絶対一発決めなさい』とは、これまたありがたいんだか違うんだかよくわからない、母の教えである。
それを通す機会になるなら、と。
ある意味物騒な思考を抱えつつ、とん、と跳んで、建物から建物へと飛び移る。
首からかけた銀の鎖が襟元から跳ねて、銀のロザリオが一瞬、光を弾いた。*]
― スラム街 ―
[散らばせた「目」は見つけた者達の観察をする分だけ残し、残りは影へと戻し行く。
やりあうことになるなら、力を分散させておくのは得策ではない]
鳥君の分も良いかな、こっち来るなら。
[結果、「目」はディークと豹と男女が居る場所に1体ずつ残るに至った。
それぞれ戦いが始まるなら、更に1体減ることになる]
[地を蹴って一跳び。
二歩目、三歩目は何もない所を――正確には、"固めた空気"を足場に蹴り飛ばして、数メートルの高さへ跳び上がる。
相手の頭上より高くを跳んだのは、僅かながらに抱いた対抗心からか。
そのまま同じ屋根の上に着地し、背負っていたスコップに似た武器を、ぐるりと回して切っ先を相手へ突き付ける]
どうせぶっ飛ばすなら、訳知り顔でにやにやしてる奴の方が気が晴れらぁ。
[そう真正面から宣言し、口角を上げた*]
― スラム街 ―
[別に助けたつもりはない、と告げていたタイガが、
何かに気付きそれを言葉にする。
何も訂正するところはなかったからただ、静かに頷く]
……何かおかしいことでも言った?
[直後、気難しげな表情でそう付け加えはしたが]
[尽きせぬ問いを口にはしたが、
明確な答えも慰めの言葉も期待していたわけではない。
ただ、そっけないと映る態度にちょっと首を傾げて、>>63]
あなたには、……幸せを心から願う相手はいないの。
[それからはたと瞬きして困ったように目をそらす。
恩はあるとはいえ――親しいわけではないし獲物認識まで受けてた相手に何を訊いているのかと]
……別に。いようがいまいがどっちでもいいけど。
[ここを――“いつも通り”でないことを強いられる空間を出てしまえば、
二度と会わなくなるかもしれない相手のことだし。
……どうやらこの街での、物騒なこともあるにはあるが、
案外穏やかな日常に思いの外馴染んでしまっているようだと、
気付くのは数秒遅れてのこと]
それにしても─────
君、変わった能力してるね。
名前と何の獣人か聞いていい?
俺はノトカー、見ての通りカラカルの獣人だよ。
[相手の名を問うた後、自分の耳を指し示しながら相手へと名乗った*]
─ スラム街・路地 ─
[建物の陰に移動したのは、潜む為、ではない。
視線の主が追いかけてきたならその姿を視認出来るだろうという思惑もあるが、一番は身動きを取りやすくする為だ。
宅配の品を運んできた大きな鞄の中は、今は受け取り伝票と注文票しか入っていない。
だが、これを持ったまま咄嗟の行動は流石に取り辛いから]
手を空けたい時にも困らない様に、って勧められたのを買っておいて良かったわ。
[一旦鞄の中身を出すと、何重かに折りたたみ裏返す。
出てきたベルトと四隅を伸ばし、ウエストポーチに変形させた鞄に中身を戻して腰に取り付け。
次いで、ふくらはぎに手を伸ばすと留め具を外し、フックに鎖の中間を引っかけ直す。
これで何が起きても咄嗟に反応できそうだと顔を上げると、小さな猫らしき生き物は目に入るだろうか。
入らずとも、>>74変わらず離れる気配の無い視線に眉を顰めたまま建物の陰に沿って路地を進んでいった**]
[その後小さな獣の姿を見止めて近付いてみたわけだが。
獣に逃げる様子はない。>>67
それどころか近付く少女に向けて猫っぽい鳴き声まであげてくる]
……案外友好的、って、言うのはちょっと違うかな。
関心は持たれてる?
あいにくと偵察されて困ることなんて、
わたしにはなんにも、ないけど。
[やはりタイガの呟いていた通り偵察要因なのだろうか。
だとしたら本人が直接出向くとは考えにくい。つまりは能力で造り出した分身と考えるが妥当か。
村で少女と同じような役目についていた者の中にも、
分身を造り出す能力を持つ者がいた。その者は確か煙を媒介にしていた。
この獣もああいう分身に近い系統だというなら、
ここで獣をぶっ潰してしまっても術者本人が傷つくことはなさそうという結論に至り]
丸腰相手にそれはないんじゃない?
[事前の準備など必要ない癖に軽く口を尖らせる]
せっかちだなぁ。
[相手の都合などお構いなし。
早く出たいなら戦えば良いなど言っておきながら、急ぐ必要が無いために性急な相手に非難めいた言葉を投げた]
小カラカルアターック!
[くねりと尾を動かすと、ノトカーの足元から影が盛り上がり、「目」として使っていた小カラカルが2体、ヤコブ目掛けて飛び出した。
攻撃力なんて備えていない、叩けばすぐ消えるような代物だ。
それでも小カラカルは噛み付こうとする仕草を見せる*]
― スラム街 ―
[ 狼の匂いに気を取られる前、どこまでも素直なアイリの物言いと、問いかけに>>80くつりと笑う ]
面白いな、お前は。
[ この世界に新種として産まれ、厄介な連中に追われる性を嘆きながらも、他者の幸福を願うなどと口にする娘。
恐らくあの狐にずっと護られてきたのだろう。
いや、或いは、だからこその従者か ]
生憎と、俺は自分の退屈しのぎを探すのに手一杯だ。他人のことにかまけてる暇はない。
[ 返した言葉は、矛盾だらけに聞こえたろう。けれど、男にとっては、紛れも無い真実だ。
その能力故に、この危険に満ちた世界に在りながら滅多に死ぬ事の無い男を、最後に殺すのは「退屈」だろうから ]
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