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―回想・第二閲覧室―
んーっと…
[逆さになっている本たちは厄介なくらいたくさんあった。もちろんドロシーの仕事を邪魔しているとは知らず、見つけては、戻していった。]
…随分高い場所の本も逆さにしてあるのね…
[女性では背の高い方だと思っていたが、自分では届かない場所の本も逆さになっていた。
梯子を使わなくては…と思っていたところ、近くで古い書物のようなツンとした香りが鼻腔をくすぐった。
すると、にょき、と長い腕が伸びて本を戻していく。]
あら、オズありがとう。
頼りになるわね。…休憩中にまた煙草吸ったの?
香りでわかるわ。
あら…でも今日はいつもとちょっと違う香りね。
煙草変えたの?ほどほどにね?
[オズワルドが手伝ってくれたおかげで、自分の見える範囲での作業は完了したようだ。
オクタヴィアス達を待たせてしまっただろうか、彼の元へと急ぎ、カフェテリアへ移動した。]
―回想終了―
[図書館内で働く者達は、他の世界を「観測」し、ありのままを記録しなければならないという、絶対の掟がある。
それに違反し、事実を捻じ曲げてしまう事は大罪だった。
司書らが本の世界に「干渉」しないよう、感情のコントロールの為に取りつけられているのが、左手の甲にある「制御端末」。
これのお陰で、私情を挟んで干渉しようなどという思考回路は、発生しないはずだったのだが――]
……この閲覧室で働く誰かに、バグが発生してる…?
[怖ろしい可能性に行きついてしまい、手が震える。]
−回想−
奮発っつーか勢いあまり過ぎた。
[渡した煙草を5本返され箱に戻す。やる気さんがどこかに行くという言葉に半目になりつつ苦笑した]
じゃあそれ吸ってまたやる気出せ。飲みには俺の方が落ち着いてからな。ついでにその机の上の資料がせめて半分になってから声かけろ。
[引っ張らる袖はそのままに、釘を刺した。他の翻訳者達に迷惑がかかってはこちらとしても片身が狭くなる。
しかし憎めない奴である]
あ、カーク。
[席についたカークの手元をまじまじと見つめ]
ココアに…チョコケーキに…モンブランに…?
ちょ、ちょっとどれだけ糖分取れば気が済むのよ!
ソマリといい、カークといい…
[ふぅ とため息ひとつ]
ほら。
口元にクリームたっぷりよ?
[テーブル上にあった紙ナプキンを2、3枚手に取り、カークの口元を拭おうと手を伸ばした]
―回想
[カークの少し困った顔は本当に憎めない。彼のように気さくに話せたらなぁといつも思う。
どうやら彼も休憩はまだのようで、ぐぅとお腹をならしていた。]
じゃあ、ぼくは先にカフェテリアへ向かうからまた後で。
[カークにひらりと手を振ってカフェテリアへ向かおうとすると、ちょうど閲覧室を出ようとしているエレオノーレを見つけて声をかけると、彼女のほうからぼくに近寄ってくれた。どうやらオクタヴィアスからぼくがエレオノーレを探していることを聞いていたらしい。
オクタヴィアスの心遣いに感謝しつつ、エレオノーレに回覧板を渡すとカフェテリアへ向かった。]
―回想・終
―カフェテリア―
[カフェテリアへ辿り着くと、既にゾフィヤやソマリ、オクタヴィアスなどが席へついていた。たまごサンドとコーヒーを注文して彼らの席へ向かう。]
ごめん、遅くなった。
[既に談笑をはじめている皆にまざって話に耳を傾ける。どうやらソマリやカークは甘党らしい。
ここのカフェテリアのたまごサンドも、実は甘い卵焼きがサンドされている変わったものだが、ぼくはそれが好きだった。]
おょ?ゾフィおつかれー
昨日あたりから、なんにも食べてなくてさー…あ、茎わかめは食ったかな?
んでさ、お腹空いたし?糖分ほきゅーしなきゃあでしょう
[もごもごと咀嚼しながらぐっと親指を立ててみせる。紙ナプキンを持った手が近づけば、素直にぐぃと彼女の方に顔を寄せる。]
あんがとー
ゾフィはやっぱやさしーね
――回想・第二閲覧室――
[視線に気付いたのか、アプサラスが嬉々として髪型の説明をしてくれるのを微笑ましく聞いていた]
ずいぶん複雑なのねぇ
あなたの探究心には恐れ入るわ
[ふふっと小さく笑い]
えぇ。
今度、私の髪もやってちょうだい?
綺麗にしてよね!
[少し照れくさいながらも、その時を楽しみにしている]
――回想終了――
[書棚の列を通り過ぎる度に、そこの列に彼らしき人物がいないか軽く確認してから進んでいく。
奥の列に進むにつれ、どんどんと人気がなくなっているような気がした。
それに比例してかどうかはわからないが、並べられている本の背表紙も段々と古い感じの物になっていっているような気がする。
大分列を通過したところで、ようやく目的の人物を発見した。
あの髪の色と髪型。間違いない、アデルだ]
よしよし…気付かれないように気付かれないように…!
[忍び足でゆっくりと彼に近づいていく。
彼は一冊の本を手に取っており、どうやら本に夢中のようだ。
こちらの存在には一向に気がつく様子はない。
手を伸ばせば届きそうな距離まで近づくと、わっと脅かそうと手を伸ばした…が、彼の様子がおかしい事に気がついてその手を止める]
アデル…?
どうしたんだ?
[信じられないような物を見た。
そんなような表情を浮かべながら本の中身を凝視している彼の手が、若干小刻みに震えているように見えたのだ]
−回想:本棚−
[アプサラスが見上げているのを見て、視線の先を追えば女性の背丈では届かない場所も本が逆さに置かれている。
随分と手の込んだ愉快犯だと思いながらなんともなしに手を伸ばせば礼を言われた]
……別に。業務のうちだしな。
[高い位置から順に直していると煙草のことを指摘される]
最近修理するもんが多くて飲みにも行けねーからな、煙草でも吸わなきゃやってらんねーって。
[小さく苦笑。そして]
いつもと違う香り?……ああ。
[少し考えて、思い当たったものの訂正するのも面倒だったのでそのままにしておいた]
[アイリがやって来たのは、そんな時だった。
名を呼ぶ声に反応して振り向く。
しゃんとしなければと自分に言い聞かせ、震える手先を、密かにぎゅっと握りしめる。]
アイリか…
起きたばかりの君に理解出来るかどうか分かんないけど、バグの仕業で、本が…
君も確認してもらっていい?
…って、やっぱ無理かっ。古い本の記述を知ってる訳ないしなぁ…。
[おそらく、この場所に来たのは初めてであろうこの子自身が、バグを発症しているとは思えなかった。
手伝ってもらおうにも、本の内容を知る筈が無い事に思い到り、仕方なく自分で確認する事にした。
近くにあった他の本を、手当たり次第に読み漁ってみたが、自身の知る本の内容とは違うものが、いくつもある事に気付いてしまった。
これはいけないと思い、制御装置に内蔵されている、緊急システムにリンクを試みた。]
[ゾフィヤの「新しい子」という言葉に口を挟む]
新任司書ならば、先ほど中庭でお会いしましたよ。
ちょうどアデル司書に挑戦的な挨拶をしておいででした。
わたしとも気兼ねなく話され
活発な人柄とお見受けしました。
将来が期待できる人物です。
[クリームを入れてるわけでもないのに
コーヒーをスプーンでかき回しながら語った。]
[顔を寄せてきたカークの口元を少し雑に拭いながら]
べ、別に優しいとかそんなんじゃないわよ!
あなたの口元があまりにだらしないから、見るに見かねたんでしょ!
もう!
糖分補給もいいけど、野菜も食べなさい!野菜も!
[言い終えると、ぷいっと横を向きつつ、コーヒーこくり]
―カフェテリア―
[そういえば、仮眠を取っただけでまだ何も口にしていない。オクタヴィアスの頼んでいたサンドイッチもおいしそうだが…]
日替わり定食の味噌煮にしようかな。
魚は美容にいいって言うし。
[エキゾチックなメニューに惹かれ、日替わり定食を頼んで席に戻る。
ゾフィヤの近くにテオドールが居たのを見て、笑顔で手を振った。]
あら、テオ!
あなたがコーヒーを飲んでるととても絵になるわね。
とっても渋くてステキよ!
[コーヒーもおいしそうだわ、なんて思っているとソマリの声が聞こえ振り向く。]
バグ…?
バグって確か本の歴史に干渉しちゃうとかそんなん…だよな?
[自信なさげにそう呟くと次がれた言葉に対し]
ううっ…役に立ちたいのは山々なんだが、
アデルの言う通り、その本が元々どういう話だったか知らないから何がどう違うのも分からない…。
すまない。
ていうか…バグって都市伝説的な何かって聞いてたんだが。
え?マジ?本当なのか?リアリィ?
[着任早々まさかのハプニングに遭遇した事により、どうしていいのか分からずに
他の本を次々に確認しているアデルの側をうろちょろうろちょろ忙しなく動く事しか彼女には出来なかった]
─カフェテリア─
[仕事に片がついたのか、続々と同僚たちがカフェにやってくる。
サンドイッチを食べながら、やってきた彼らと談笑を交わす。オクタヴィアスは、こういう時間が大好きだった。
しかしテオドールまでやってきたのには驚いた。どうやらゾフィアが連れてきたらしい。
彼でもかわいい女の子の誘いは断れなかったりするのだろうか。だとしたら少し親近感も湧くというものだが。
そのテオドールから、新人秘書についての情報が入る。]
挑発的な挨拶……って、どんなんだろ。
[アデルは挑発されそうなタイプとも思えないのだがと首を傾げた。]
[アナウンスが流れたのを聞き届けてから、周囲をせわしなくうろうろしているアイリに視線を向けて]
…よし、ボクらも戻ろっか。
大丈夫だよ。きっと…。
[「大丈夫」という言葉は自分自身にも言い聞かせたかったものかもしれない。
無理に作る笑顔が、こんなに苦しいものだと言うのを初めて知った。]
…………は?
[突如鳴り響いたサイレンに顔を上げる。
バグ?どういうことだ?
これまでに無い事例にすぐに飲み込めずにいる。
何が起きた?発見・処置?]
[戻ろうとした際、床に広げられた本達の中に、手紙のようなものが隠されているのを見つけて不審に思い、それを拾い上げる。
内容を読み進めていくと、バグの存在に気付いた誰かが書き残したものらしい事が分かった。
これはバグ発生者を探す手がかりになるはずだ。
大変なものを見つけてしまったと思いながら、それを手に皆の居る所へ駆けだそうとしたその時。
頭部への鈍い痛みを感じた。]
…っ!?
[それは物理的な打撃ではなく、制御端末の回路に混入された、ウィルスによる攻撃だった。
脳内の神経が破壊されてしまう事は、防ぎようが無く。アデルの身体は、糸の切れたマリオネットの様に、閲覧室の床に*沈んだ*]
[カークとゾフィアのやりとりを、微笑ましくも少し羨ましげに眺める。
そういえば、さっき閲覧室で話した時のエレオノーレは、いつになく楽しげにしてくれていた気がする。
マリエッタともなかなか仕事以上のことを話す機会を作れずにいるのだけれど、たまには甘いものでも差し入れてみれば話のきっかけにもなるだろうか。
ウェルシュとの会話も思い出し、サンドイッチを食べ終わると、差し入れのためのスイーツを買おうと席を立った。]
バグ――。
[聞きなれないサイレンの音
アナウンスを聞いてコーヒーカップを放り出し、
椅子から立ち上がる。
勤務暦の長いテオドールも、
話に聞くだけでこの事態は初めてだった]
第二閲覧室に緊急事態。
警戒態勢――。
[そう叫ぶと第二閲覧室に走り出した
テオドールが走る姿を同僚たちは始めて見ただろう]**
[新しい子…と聞いて、そういえばエントランスで大きな音がしていた事を思い出す。]
…あの、第一閲覧室の人の代わりなの?
[テオドールが快活な人だと称するのを聞き]
元気な女の子なの!?
仲良くなりたいわ!
[どんな子なのかと考えていると―…]
えっ、何なのこれ!
[けたたましいサイレンの音にあたりを見回す。]
ど、どういう…ことなの…!?
えぇと、焼き菓子はどうしてもポロポロこぼれやすいしなぁ。プリンとかゼリーも美味しそうだけど、スプーンが要るし……。
何にしようか。
[ショーケースをあれこれと眺めやる。普段はあまり甘いものを嗜まないものだから、何を買っていいやらいまいち見当がつかない。
と、何やらカラフルな個包装の詰まった瓶が目についた。]
キャンディ?
[両手に余るほどのサイズの瓶に、様々なフルーツの味のキャンディが入っているらしい。見た目も可愛らしいし、女の子には喜ばれそうな気がした。]
ふふー、ゾフィかーわいー
気が向いたら食べる、きっと、多分、おそらく、ね?
[照れた様子の見える彼女ににしゃりと笑いかけ再び食事に戻る。]
ん、なぁにー?
休憩終了の音変わったとかあったっけ?
随分とまー…サイレンに似た…
[突如鳴り響いた音にはてと首を傾げるも次いだアナウンスにぱちりと目を見開いて立ち上がる。がたがたと慌ただしく周りを片付ければ一目散に第二閲覧室へと向かう。]
ちょ、バグ?いみわかんねーけど…
ウチらが翻訳した本とか、大丈夫なんだろーね?!
-回想・カフェテリア-
[テオドールの生き生きとした顔は好きであった。
なぜだか、彼といると安らげる。同じ気持ちを味わっている気分になれるのだ。
それと同時にテオドールの感情が欠如していることに同情し、憧れを抱いていた]
そうだな、レンズ豆は確かにいい。
うんうん、ビタミンもそうだな。
[食事に誘われたことに大変うれしくなり、両手でテオドールの手を握った]
あぁ、1ポンドだな!
腹をすかせて楽しみにするよ。
[これが作られた会話だとしても男は大変*うれしかった*]
よし、それにしよう! すいませーん、これください。
[支払いを終えて瓶を抱えた、そのとき。
けたたましいサイレンが響く。]
……………え
……………………バ、グ…?
[聞き慣れないサイレン音。
バグ発生とのアナウンス――]
―――なにが起こったの…?―――
[一瞬動きが止まり、放送に耳を傾ける。
皆の居た方を見れば、それぞれに驚き慌てた様子で、駆け出す者も居た。]
ソマリ、これ、どうなって……?!
[つい、最も信頼する相手の名を呼ぶ。わけのわからぬまま、瓶を抱えて第二閲覧室へ駆け出した。]
[休憩の終了を告げる知らせにやっぱりと少し残るスコーンに目をやる]
まぁ、これくらいいいだろう。
[すると続けて流れる不穏な知らせに目を丸くした]
第二閲覧室?!
カーク、おまえなんかしたのか?
[カークの声を聞いて、つい本人に聞いてしまった]
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