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[ゲルトの無事を祈ったのは、自室に引き取った後だったか]
……え?
[名呼び確認するようなゲルトの響きが、
すぐ傍らから返るようなのに、琥珀を瞠り]
…う、うん。
そっちも、はっきり聴こえる、のか?
[何故こんなことが、と驚きつつ原因に思い巡らせ]
…そう言えば、オズは、手先が器用で、
彫刻やら何やら作っていたけれど……
もしかして、イヤリングのおかげ?
[まさか、本当に天使様の加護とは――…あの大らかなオズが、
こう、可愛らしいイメージのある天使とは、思いもせず。
何かの通信機能入りなのかな? と不思議そうな声で首を傾ぐ**]
[返ってきた声、それは自分の声もカタリナの元へ届いたと示すもの。]
……うん、聞こえてる。
今、私は自分の部屋にいるんだが……。
[隣の部屋とは言え、声が筒抜けになることなどない。
そもそも、聞こえる声は、明瞭で、まるでダイレクトに響いているようで。]
……フリーデルのロザリオみたいなもの?
オズワルドさんってそういうのも得意だったかなぁ?
[宿内に木彫り細工はたくさんあれども。
あちこちに置かれた作品を思い出しながら、皮ひもつまみ、胸元の淡い薄青を目の前に掲げ、*くるくる回し*。]
うーん、ただの綺麗な石にしか見えないんだけど……。
こんな不思議なことがあると、ルゥ兄…あ、先生は、
笑うかもしれないけれど。
オズとレジーナさんが、”天使の“おまじな…いえ、
お護りのようなもの、だと思っていたのなら。
もしかして、本当に、そうなのかも…と少しだけ、思える。
[占い師とか、霊能者とかがいるのなら…天使もいても
不思議ではないのかも、と小さく微笑んだ気配は伝わるだろうか。
そして、自分のような、半獣半人の存在もあるのだから、
と内心で自嘲気味にひとりごちる]
[普段であれば、カタリナの言うとおり、天使なんてと一笑に付していただろうけども]
天使、か…
人に危害を加える存在がいるんだから。
人を助ける存在が居てもおかしくないのかもね?
[楽しげにくすくす笑って。]
っと、そだ……
その、だな……。
……私は昔みたいに呼ばれるのは嫌ではないんだからな。
今更、そんな可愛い呼び名は似合わないかも、だが。
え、ええと…。
その…。
嫌じゃないと、思って貰えるのは、とても……うれしい。
[一人の部屋、微かに頬を染め、はにかみの滲む声で微笑んで。
そう呼べなくなった理由を、ちゃんと話さなければ……と、
意を決して唇を開き掛けた時。
宿内が次第に騒がしくなるのに気づいて、階下に降りた方が
よさそうか、などと云う話に以降したのだったか]
そ……。
[そっけなく肯定を返したのは、なんだか照れくさかったからで。
嬉しいと言われれば、余計に頬が緩む。
表情まで見えなくて良かった、なんて男はこっそりと思ったものの。
すぐさま後悔した。
カタリナの喜ぶ顔が見たかった、と。]
― 現在 ―
何かあったら、呼んでくれる?
最悪、ペーターをダシにしてでもこっちに戻るから。
……カタリナも、気をつけて。
[言葉少なに伝えた。]
―現在―
……うん、ありがとう。そちらも、どうか、気を付けて。
何かあったら、必ず呼ぶし…呼んで。
リーザとアルビンさんのことは、勿論、とても心配だけれど
ペーターも、さっきリーザの部屋で、様子が変だった。
気をつけて、あげてほしい…
[案じつつ、こくんと頷いてから]
―現在―
……あの、ね。
…大切な話が、あるから。
今夜、“ルゥ兄”のお部屋に行っても、いい?
[微かに震える声で、ぽつり、呟くように問いかけた]
―回想・宿を出る前―
うーん…どうだったかな…
[聖霊の出てくるような話を、ペーターが好んだかと
問われれば>>@16思案気に眉を寄せ。ゲルトとは違う箇所
“安心、しろ、て…俺もちゃんと護るから…”>>103という言葉を
想っていた。ペーターにとって、リーザは、心から護りたい、失いたくない相手なのだろうと]
…うん、ありがとう。 わかった、皆には、言わない。
私しか、見ていなかったようだし…。
[こくん、と頷くも。その理由が、ペーター自身が男として
秘密したいことかもと思ったから、などと知ったら。
リーザとの13歳の年齢差を考え、
せ、せめてあと6年は駄目だ!と叫びそうになったかもしれない]
―回想・宿を出る前―
( ペーターもだけれど、
ルゥ兄も、どうか気をつけて…危ない目にあいませんように
リーザとアルビンさんが、無事に見つかりますように)
[そう祈る様に願って、見送った*]
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