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[強さの中に弱さを持っていた彼女。
全ての人々を平等に愛していた筈の神父は、彼女の涙を見た時強く
――この人に幸せになってほしい、そう思った]
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こんばんは貴女の恋天使アルビンです。
打ちましたが、桃強制ではありませんからご心配はしないで下さいね。
窓の設定は私達なら何か器機を使うのとかは違うかなと思いますが、いかがでしょう
[自分も同じだという彼は、愛を知らないのだろうか。
それはとても悲しく、切なさに胸が締め付けられた。
この痛みは何なのか、よく、分からなくて――。]
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貴方の仮面師フレデリカです。
役職がキューピットに変化して、なぜか神父様との自打ちになっておりました。
どなたかとのお邪魔をしてしまっているでしょうか?
その場合見なかったことにして、表に引きこもるつもりですのでお気になさらず…。
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……えーと
アルビン→フレデリカ
フレデリカ→アルビン
と矢が二重になったと思われます。仮面は天使をコピーした場合天使と絆を結ぶ筈ですので……
つまり二人っきりです。何も気にせずここにいて下さい
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……。
りょ、了解しました!
ええと、こちらの設定ですよね!
うーん、うーん、神の力云々でテレパシーとかでしょうか?
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そうですね、アルビンはそんな風に認識すると思います
説明はつかない現象ですしフレデリカさんのほうは、別の認識をしてもいいかな、と思いますがそこはお任せしますね。
そして現象が起きるのは翌朝からのほうが色々こじれないかなと思いますが、どうでしょう
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了解しました。
何らかの理由で言葉が伝わってくる、という形でいきましょう。
日程についてはそうですね…午後の部になるのでしたら、表のイベントが終わったら。
もしくは、フレデリカも十字架を取り出すなどして、きっかけを作りましょうか?
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そうですね、切っ掛けお願いしてもいいでしょうか。
すみません、今夜はそろそろ落ちます…**
神父様の力になりたかったのに……。
いつも頼ってしまってごめんなさい。
貴方にもどうか、寄りかかれる場所が見つかりますように。
[心の中で目の前の彼に話しかける。
普段よりも声が胸に響く気がした。]
[そんな不思議な暖かさを感じた時だったか、フレデリカが語り掛けてきた
何故だろう、その声の聞こえ方が先程までと違う気がして、彼女に視線を向けて暫く何も答えられず]
――私のことなんて、考えなくていいのに。
……どうして貴女はそう優しいのか。
[自分の心の声も、何だかいつもと違う気がした**]
[ふと、心で思ったことへの答えが聞こえた気がして。
気のせいだろう。だけど、黙っていることなど、出来なかった。]
私なんか、なんて言わないでください。
神父様は私の、大切な人なんですから……。
[家族、子どもたち、友人、神父様。
誰が欠けても駄目だった。
それくらい、掛け替えのない人たちだったから。
想像以上に柔らかい声が零れて、そっと微笑んだ。]
え?
[そして、口には出してないこと答えが返って来たのは気のせいだろうか?
暫くフレデリカを見つめて、戸惑っている。
心労で幻聴を聞いたのだろうか、しかし……]
ありがとう、フレデリカさん
[それで片付けてはいけない内容に思えたから
微笑みを返し、また心の中でそう返しておいた]
心の赴くままに……。
[思わず胸の中でもその言葉を呟いていた。]
神父様、貴女の本当の願いは何ですか……?
[分からない人。
きっと本人ですらも分かっていないのではないか。]
私は知りたいです。
もっともっと、貴女のことが。
[胸にかけたロザリオを握り締める。
気持ちに呼応するように、暖かく点滅したような気がした。]
[ロザリオに触れる
そう自分にあるのはこれだけ、誰かに呼ばれる側であるべきでその逆など許されない。なのに]
……何故。
[どうして彼女の声が聞こえる
たった一瞬でも、名前を紡ぎかけた彼女の声が]
[中庭を見渡せどあの金糸はどこにも見えない
彼女の言葉に答える前に、不可解な現象に関する戸惑いが先行する]
やはりこれは私の幻聴ですか……?
それとも、
……神の導き?
[先程は同じ部屋にいたので、何か違和感を覚えてもそこまでは至らなかったがもう勘違いでは済まされない]
[ふと、声が聞こえた気がして。知りたいと願った人の声が聞こえた気がして。
辺りを見渡しても、その姿はない。
それを残念だと思ってしまうのは、我が儘だろうか。]
神父、様……?
[理由はよく分からないけど、幻聴だとは思いたくなくて。
小さく、そっと呼びかけた。]
[それは神父が疲れから目を閉じる前のこと]
……フレデリカさん。
[柔らかな声はいつもの彼女のもの、神父にはそれが幻聴には思えなくて]
……どこかに隠れて私をからかっている、とかではないですね?
[分かっていながらもう一度そう確認してしまう
それからためらいがちに言葉を続けて]
私達は離れていながら会話が出来るようになったようです、ね。
[説明がつかないその現象に困惑は尽きないが]
……神に感謝しましょう。
こうして貴女とお話が出来ることに。
[悪い気はしなかった。]
[確かに、確かに、彼の声が聞こえる。
知りたくてたまらない、彼の声が。]
び、吃驚しました……こんなことってあるんですね!
[平凡な人生を送ってきた身としては、不思議な事態に目を白黒させるばかりだ。
けれど彼の言葉>>@17を聞けば、不意に胸がきゅう、と締め付けられて。
この甘い痛みは何だっただろうか。よく、分からない。
唯一分かるのは――]
――私も、神父様とこうやってお話出来てすごく嬉しいです。
えへへ、日頃の行いのご褒美でしょうか!
[今分かる気持ちを、彼にまっすぐに伝えて。
照れ隠しのように、からりと笑って見せた。]
そうですね、貴女は子供達に愛され慕われてますし……私と会話出来るのがご褒美でいいのか分かりませんが。
[苦笑するが、伝わるフレデリカの照れ隠しのような笑いがなんともこちらまで気恥ずかしくさせて。
触れているロザリオは、優しい彼女のように暖い]
……すみません、少し仮眠を取らせて下さい
[それはどこか自分を安心させてくれた
その言葉を最後に一旦神父からの声は途絶える]
[休むという彼に頷くも、それでは伝わらないことに気づく。]
おやすみなさい、神父様。
いい夢を……。
[心からそう願って、そっとロザリオを撫でた。]
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